暗幕のゲルニカ

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評判

暗幕のゲルニカの評価:

4.19/5点 レビュー 199件。 B ランク

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平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全397件 221〜240 12/20ページ
No.177
(2pt)

他の2作品が良かったので期待外れ

「カフィーに待ちわびて」「楽園のカンブァス」に続いて3冊目のマハ作品でした。
最初に読んだ2作品は構成力が素晴らしく面白かったので期待したのですが少々残念。

「楽園のカンブァス」をまだ読んでない方はそちらを先に読む事をお勧めしたいです。
どちらも過去と現在が交互に進む構成が似ています。
その手法が成功していてより感動的なのは「楽園のカンブァス」の方だったから無垢な状態で読んだ方がいいと思います。
「楽園のカンバァス」を後に読んで重複を感じるとしたらもったいないです。

過去、現在の行き来がうんざりしてきたのと設定に違和感があって読むスピードが失速しました。

ゲルニカと反戦に対する著者の思い入れが強すぎるように感じました。
似た様なフレーズが何度も出てくるのは連載物だったから説明的になったためでしょうか。

実在するアメリカ大統領を偽名にする必要があったのかなと疑問を感じて冷めてしまったのと後半から異質な作品になってしまったように感じました。
マスコミに囲まれたりテロリストの標的になるあたりのキュレーターの社会的地位が誇大に描かれていたように感じました。
現実はアート関連の番組の解説者としてお見掛けする程度ですから。
ゲルニカがテロリストの標的になるのも現実離れしていて、作品世界に没頭できなかった理由です。
唐突に終わった感じで、前回の2作品の様な後読感もありませんでした。

ゲルニカ誕生の経緯やピカソとドラマールの関係性は興味深かったです。
期待はずれで少し残念でしたが、次回は刺激や壮大さよりも、奇をてらわない純粋なアートにかかわる作品があればそこに期待して別のものを読んでみたいです。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.176
(2pt)

他の2作品が良かったので期待外れ

「カフィーに待ちわびて」「楽園のカンブァス」に続いて3冊目のマハ作品でした。
最初に読んだ2作品は構成力が素晴らしく面白かったので期待したのですが少々残念。

「楽園のカンブァス」をまだ読んでない方はそちらを先に読む事をお勧めしたいです。
どちらも過去と現在が交互に進む構成が似ています。
その手法が成功していてより感動的なのは「楽園のカンブァス」の方だったから無垢な状態で読んだ方がいいと思います。
「楽園のカンバァス」を後に読んで重複を感じるとしたらもったいないです。

過去、現在の行き来がうんざりしてきたのと設定に違和感があって読むスピードが失速しました。

ゲルニカと反戦に対する著者の思い入れが強すぎるように感じました。
似た様なフレーズが何度も出てくるのは連載物だったから説明的になったためでしょうか。

実在するアメリカ大統領を偽名にする必要があったのかなと疑問を感じて冷めてしまったのと後半から異質な作品になってしまったように感じました。
マスコミに囲まれたりテロリストの標的になるあたりのキュレーターの社会的地位が誇大に描かれていたように感じました。
現実はアート関連の番組の解説者としてお見掛けする程度ですから。
ゲルニカがテロリストの標的になるのも現実離れしていて、作品世界に没頭できなかった理由です。
唐突に終わった感じで、前回の2作品の様な後読感もありませんでした。

ゲルニカ誕生の経緯やピカソとドラマールの関係性は興味深かったです。
期待はずれで少し残念でしたが、次回は刺激や壮大さよりも、奇をてらわない純粋なアートにかかわる作品があればそこに期待して別のものを読んでみたいです。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.175
(5pt)

【ネタバレ無し】第9回 R・40 本屋さん大賞 小説部門1位 (2016)

著名な「楽園のカンヴァス」の姉妹編が文庫で読めるようになったということで早速購入。20世紀のドラ・マール視点と21世紀の八神瑤子視点のエピソードが交互に紡がれて、大きなひとつの物語に仕上がっていました。

読み始めた当初は、著者の熱量についていけない自分がいました。テロや争いを商売にしているひとがいる限り理想だけでは解決しないのでは?とか、登場人物が基本的に上流階級・成功者のひとばかりでこのひとたちの平和が本当に人類の普遍的な平和と同義に語れるのだろうか?とか、ちょっと表現や捉え方が独りよがりでオーバーでは?とか・・・。

しかし、終盤に差しかかる頃になると、展開に徐々に迫力が出てきて、まったく詳しくないピカソについても、核心を見抜きそれをカンヴァスに投影する能力がすごいな・・・と感じ始めるようになっていました(笑) 表紙のゲルニカも私にはあまりよくわからないのですが、たしかにコレを巨大な絵画としてみたら感銘を受けるのかもしれません。
そして、ストーリー最後の盛り上がりは素晴らしかった・・・痺れさせられました。
ちなみに、著者さんいわく「ピカソは決して反戦主義者、平和主義者ではありませんでした。」だそうです。

小説はフィクション性とノンフィクション性のバランスがどちらに傾き過ぎても興ざめしてしまうものです。本小説はそのバランスがとても良かった。著者さんの卓越した実力はもちろん、巻末の参考文献の圧倒的な数の多さをみて、本小説の持つ臨場感と説得力に納得しました。読んで損のない大作だと感じました。

なお、コチラの解説はあの池上彰さんにより書かれています。事実を織り込みつつ小説をサポートする池上さんらしい見事な解説だと感じました。「空襲」と「空爆」にはハッとさせられました。「楽園のカンヴァス」のネタバレをさせないような配慮もさすがです。
解説も商品の一部です。よい解説はストーリーとの相乗効果を生み、理解と満足度を高めてくれます。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.174
(5pt)

【ネタバレ無し】第9回 R・40 本屋さん大賞 小説部門1位 (2016)

著名な「楽園のカンヴァス」の姉妹編が文庫で読めるようになったということで早速購入。20世紀のドラ・マール視点と21世紀の八神瑤子視点のエピソードが交互に紡がれて、大きなひとつの物語に仕上がっていました。

読み始めた当初は、著者の熱量についていけない自分がいました。テロや争いを商売にしているひとがいる限り理想だけでは解決しないのでは?とか、登場人物が基本的に上流階級・成功者のひとばかりでこのひとたちの平和が本当に人類の普遍的な平和と同義に語れるのだろうか?とか、ちょっと表現や捉え方が独りよがりでオーバーでは?とか・・・。

しかし、終盤に差しかかる頃になると、展開に徐々に迫力が出てきて、まったく詳しくないピカソについても、核心を見抜きそれをカンヴァスに投影する能力がすごいな・・・と感じ始めるようになっていました(笑) 表紙のゲルニカも私にはあまりよくわからないのですが、たしかにコレを巨大な絵画としてみたら感銘を受けるのかもしれません。
そして、ストーリー最後の盛り上がりは素晴らしかった・・・痺れさせられました。
ちなみに、著者さんいわく「ピカソは決して反戦主義者、平和主義者ではありませんでした。」だそうです。

小説はフィクション性とノンフィクション性のバランスがどちらに傾き過ぎても興ざめしてしまうものです。本小説はそのバランスがとても良かった。著者さんの卓越した実力はもちろん、巻末の参考文献の圧倒的な数の多さをみて、本小説の持つ臨場感と説得力に納得しました。読んで損のない大作だと感じました。

なお、コチラの解説はあの池上彰さんにより書かれています。事実を織り込みつつ小説をサポートする池上さんらしい見事な解説だと感じました。「空襲」と「空爆」にはハッとさせられました。「楽園のカンヴァス」のネタバレをさせないような配慮もさすがです。
解説も商品の一部です。よい解説はストーリーとの相乗効果を生み、理解と満足度を高めてくれます。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.173
(5pt)

ピカソと戦争

初めてこの絵を見た時、ピカソらしい絵だとは思ったのですが、その絵の意味を良く理解できませんでした。その後、その絵が「ゲルニカ」と言うタイトルで、空襲による虐殺劇を描いた絵だということを知り、以降はピカソと言えば、この作品を思い出す様になりました。
この小説のきっかけとなった「テロとの戦い」を標榜してイラクが化学兵器や生物兵器を開発・保有しているイラクを糾弾したパウエル国務長官の国連での演説については、良く覚えていません。しかし、ブッシュ政権がその後イラクを攻撃したのは衝撃的な記憶として残っています。
この小説の中で語られるのは、ピカソがその筆1本で「戦争」に戦いを挑んだことです。その象徴としての絵が「ゲルニカ」です。その後、数多くの「鳩の絵」が描かれていることは知りませんでした。
ピカソが、これほどまでに「戦争反対」を唱えていたとは・・・。
この小説の魅力は、第二次世界大戦前夜の「ゲルニカ」成立とその後の「ゲルニカ」の行方やそれを守っていた人たちの話が、9・11以降のアメリカの動きに連動して語られ、小説全体で「戦争反対」を感じさせてくれるからです。「ゲルニカ」に暗幕をかけるという象徴的な事件が、タイトルだけでなく小説全体に見事に映し出されているからです。
解説の中で現トランプ政権のボルトン大統領補佐官が、このイラクへのキャンペーンに主要な役割を果たした人物だと書かれています。「歴史は繰り返される」ことがないといいのですが・・・。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.172
(5pt)

ピカソと戦争

初めてこの絵を見た時、ピカソらしい絵だとは思ったのですが、その絵の意味を良く理解できませんでした。その後、その絵が「ゲルニカ」と言うタイトルで、空襲による虐殺劇を描いた絵だということを知り、以降はピカソと言えば、この作品を思い出す様になりました。
この小説のきっかけとなった「テロとの戦い」を標榜してイラクが化学兵器や生物兵器を開発・保有しているイラクを糾弾したパウエル国務長官の国連での演説については、良く覚えていません。しかし、ブッシュ政権がその後イラクを攻撃したのは衝撃的な記憶として残っています。
この小説の中で語られるのは、ピカソがその筆1本で「戦争」に戦いを挑んだことです。その象徴としての絵が「ゲルニカ」です。その後、数多くの「鳩の絵」が描かれていることは知りませんでした。
ピカソが、これほどまでに「戦争反対」を唱えていたとは・・・。
この小説の魅力は、第二次世界大戦前夜の「ゲルニカ」成立とその後の「ゲルニカ」の行方やそれを守っていた人たちの話が、9・11以降のアメリカの動きに連動して語られ、小説全体で「戦争反対」を感じさせてくれるからです。「ゲルニカ」に暗幕をかけるという象徴的な事件が、タイトルだけでなく小説全体に見事に映し出されているからです。
解説の中で現トランプ政権のボルトン大統領補佐官が、このイラクへのキャンペーンに主要な役割を果たした人物だと書かれています。「歴史は繰り返される」ことがないといいのですが・・・。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.171
(4pt)

おもしろかった

ゲルニカが制作されたころのピカソやドラ・マールのこと、
現代の美術業界に携わる人々の、様子などが想像されて、
引きこむ力が強く面白く読みました!
先日ヨーロッパを旅行し美術館も見学しましたが、
ヨーロッパの美術や建築や歴史と言った文化の度合いは
すごいものなんだなーと改めて気づかされ、
アメリカも新しい国でもそれに追随する意気込みで
美術の分野を大切にし、お金もつぎ込まれ、文化的にも豊かであろうとしてるんだなー、と理解。
やはり大きな財力がないと、美術品をどうこうすることはコネクションとか、なかなか難しいな、と。
ピカソはやはり色や形やインパクトのセンスがスーパーすごくて、
たとえ悲惨なはずなゲルニカでも、ある種の美があるような気がします。
ところで以前日本のどこかで日本人の画家が描いた
汚い迷彩色のたくさんの日本兵が地獄のようにのた打ち回っている絵を見ました。
それは、地味で苦しくて何のすくいもなく、美しさはなく、湿度の高い不快感の
絶望的な、多数の自由なんてもともとない、地獄の様子でしたが、
ちょっと見ただけなのに、今でも時々思い出すインパクトですが、
ゲルニカみたいに脚光も浴びない、だけど、反戦を結果的に主張している絵だったなー、
と思います。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.170
(4pt)

おもしろかった

ゲルニカが制作されたころのピカソやドラ・マールのこと、
現代の美術業界に携わる人々の、様子などが想像されて、
引きこむ力が強く面白く読みました!
先日ヨーロッパを旅行し美術館も見学しましたが、
ヨーロッパの美術や建築や歴史と言った文化の度合いは
すごいものなんだなーと改めて気づかされ、
アメリカも新しい国でもそれに追随する意気込みで
美術の分野を大切にし、お金もつぎ込まれ、文化的にも豊かであろうとしてるんだなー、と理解。
やはり大きな財力がないと、美術品をどうこうすることはコネクションとか、なかなか難しいな、と。
ピカソはやはり色や形やインパクトのセンスがスーパーすごくて、
たとえ悲惨なはずなゲルニカでも、ある種の美があるような気がします。
ところで以前日本のどこかで日本人の画家が描いた
汚い迷彩色のたくさんの日本兵が地獄のようにのた打ち回っている絵を見ました。
それは、地味で苦しくて何のすくいもなく、美しさはなく、湿度の高い不快感の
絶望的な、多数の自由なんてもともとない、地獄の様子でしたが、
ちょっと見ただけなのに、今でも時々思い出すインパクトですが、
ゲルニカみたいに脚光も浴びない、だけど、反戦を結果的に主張している絵だったなー、
と思います。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.169
(5pt)

ピカソの「鳩」を見てから一気読みがおすすめ

初めて読んだ原田マハさんの小説。好きな作家さんが新たに加わりました。
1937年にピカソが描いた畢昇の傑作「ゲルニカ」。本書は「ピカソの戦争」という特別展を企画した日本女性キュレーターが「ゲルニカ」を追う姿を中心に描きます。小説の構成、小説に仕掛けられた多くの伏線、仕掛けが素晴らしく、結局、寝るのも惜しんで読んでしまいました。
本書は1937年と2001年に始まるふたつの物語が交互にゆっくりと展開します。もちろん、ふたつの物語は収斂に向って行くと、読者は経験則から信じていると思いますが、これ以上は書けません(笑)。
何度も読み返した箇所があったので、引用します。
幾百もの眠れない夜 、白い鳩はいつも傍らで瑤子を見守ってくれた 。元気を出して 、負けないで 、などと絵の中の鳩が語ってくれるはずもない 。それでも 、鳩は 、ただ羽ばたいて 、静かに主張していた 。 ─ ─私は飛ぶのだ 、と 。
終盤、ちょっと個人的には合わない展開もありますが、それでも★★★★★。ピカソの描いた「鳩」を眺めた後、一気に読まれることをお勧めします。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.168
(5pt)

ピカソの「鳩」を見てから一気読みがおすすめ

初めて読んだ原田マハさんの小説。好きな作家さんが新たに加わりました。
1937年にピカソが描いた畢昇の傑作「ゲルニカ」。本書は「ピカソの戦争」という特別展を企画した日本女性キュレーターが「ゲルニカ」を追う姿を中心に描きます。小説の構成、小説に仕掛けられた多くの伏線、仕掛けが素晴らしく、結局、寝るのも惜しんで読んでしまいました。
本書は1937年と2001年に始まるふたつの物語が交互にゆっくりと展開します。もちろん、ふたつの物語は収斂に向って行くと、読者は経験則から信じていると思いますが、これ以上は書けません(笑)。
何度も読み返した箇所があったので、引用します。
幾百もの眠れない夜 、白い鳩はいつも傍らで瑤子を見守ってくれた 。元気を出して 、負けないで 、などと絵の中の鳩が語ってくれるはずもない 。それでも 、鳩は 、ただ羽ばたいて 、静かに主張していた 。 ─ ─私は飛ぶのだ 、と 。
終盤、ちょっと個人的には合わない展開もありますが、それでも★★★★★。ピカソの描いた「鳩」を眺めた後、一気に読まれることをお勧めします。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.167
(5pt)

強い意志を持って事を成し遂げた人たちの物語。

何の事前知識もなく、単にタイトルが面白そうだったというだけで読んでみました。最初は1930年代のパリと2000年代のニューヨークの日常が淡々と描かれており、一体話がどう展開していくのか全く読めませんでした。読むのを止めようかと思ったほどです。ところが次第に話が見えてくると、抜群に面白くなってきました。後になってみれば、巻末にある池上彰氏の解説を先に読んでおけばよかったと思います。

本書は、強い意志を持って事を成し遂げた人たちの物語だと思いました。反戦への強烈な思いをゲルニカという絵に込めたピカソ、そのピカソをミューズとして支えながら自らもアーティストとしてナチスと戦ったドラ、イラク戦争に向かおうとするアメリカに対してピカソ展の開催という形で反戦を訴えたヨーコ。各々が強い意志をいかに貫徹させたかを読むことで、大変な勇気をもらいました。アート展を企画するキュレーターの仕事の裏側も克明に描いており、勉強になります。「芸術は飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ」という、本書でも度々登場するピカソの言葉の通り、アートの力に気付かされます。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.166
(5pt)

強い意志を持って事を成し遂げた人たちの物語。

何の事前知識もなく、単にタイトルが面白そうだったというだけで読んでみました。最初は1930年代のパリと2000年代のニューヨークの日常が淡々と描かれており、一体話がどう展開していくのか全く読めませんでした。読むのを止めようかと思ったほどです。ところが次第に話が見えてくると、抜群に面白くなってきました。後になってみれば、巻末にある池上彰氏の解説を先に読んでおけばよかったと思います。

本書は、強い意志を持って事を成し遂げた人たちの物語だと思いました。反戦への強烈な思いをゲルニカという絵に込めたピカソ、そのピカソをミューズとして支えながら自らもアーティストとしてナチスと戦ったドラ、イラク戦争に向かおうとするアメリカに対してピカソ展の開催という形で反戦を訴えたヨーコ。各々が強い意志をいかに貫徹させたかを読むことで、大変な勇気をもらいました。アート展を企画するキュレーターの仕事の裏側も克明に描いており、勉強になります。「芸術は飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ」という、本書でも度々登場するピカソの言葉の通り、アートの力に気付かされます。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.165
(4pt)

同じ構成だけど、、、面白い!!

楽園キャンバスも暗幕のゲルニカも同じような展開ですが、、、やはり楽しめます!!僕のような芸術の素人に、分かりやすく伝えてくれる原田マハさん。素敵な作家さんです!ありがとうございます
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.164
(4pt)

同じ構成だけど、、、面白い!!

楽園キャンバスも暗幕のゲルニカも同じような展開ですが、、、やはり楽しめます!!僕のような芸術の素人に、分かりやすく伝えてくれる原田マハさん。素敵な作家さんです!ありがとうございます
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.163
(5pt)

キュレーター

美術界の見識をベースに見事な仕上がりです。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.162
(5pt)

キュレーター

美術界の見識をベースに見事な仕上がりです。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.161
(4pt)

アートのメッセージ力を見くびってるよ。

ピカソがゲルニカに込めたメッセージ。ピカソやドラ、、またもやアートの世界に、第二次世界大戦の世界に引き込まれました。アートの持つチカラ。画家の想い。それを支える人々。なんて凄まじい人生なんだろう。いま平和に暮らせているのはこういった人たちがいたおかげなんだなあと思いました。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623
No.160
(4pt)

アートのメッセージ力を見くびってるよ。

ピカソがゲルニカに込めたメッセージ。ピカソやドラ、、またもやアートの世界に、第二次世界大戦の世界に引き込まれました。アートの持つチカラ。画家の想い。それを支える人々。なんて凄まじい人生なんだろう。いま平和に暮らせているのはこういった人たちがいたおかげなんだなあと思いました。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.159
(5pt)

時空を越えた2つのストーリーが交わる時・・・ピカソ渾身の名画をテーマに平和を希求した渾身の力作

平和と反戦――全人類の切なる願いを,ピカソの「ゲルニカ」を通して描く渾身の力作。以前,『楽園のカンヴァス』を読んだ時も同じことを感じたのですが,文字だけの小説の世界なのに,まるで映画を観ているかのような,彩り豊かで躍動感あふれる文体。鳥肌が立つような衝撃的なストーリー。そして,読み終えた後は何とも言えないカタルシス。ただただ圧倒されるばかりでした。
 ピカソの愛人ドラの目を通して描かれる第二次世界大戦中のパリ,ピカソ,そして「ゲルニカ」。他方,9.11によって人生を大きく狂わされたMoMAのキュレーター 八神 瑤子を主人公に展開する2003年の現代。2つの時間軸が交互に動き出します。「ゲルニカ」以外は接点がないように思われた2つのストーリーが思わぬところから絡み合い,衝撃の終盤へ。
 史実と実在の人物に実在の名画。そして,架空のキャラクターにフィクション。それらが絶妙のバランスで交錯し,実にスリリングで臨場感あふれる展開となっています。これは素晴らしい! 傑作です。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4103317523
No.158
(5pt)

時空を越えた2つのストーリーが交わる時・・・ピカソ渾身の名画をテーマに平和を希求した渾身の力作

平和と反戦――全人類の切なる願いを,ピカソの「ゲルニカ」を通して描く渾身の力作。以前,『楽園のカンヴァス』を読んだ時も同じことを感じたのですが,文字だけの小説の世界なのに,まるで映画を観ているかのような,彩り豊かで躍動感あふれる文体。鳥肌が立つような衝撃的なストーリー。そして,読み終えた後は何とも言えないカタルシス。ただただ圧倒されるばかりでした。
 ピカソの愛人ドラの目を通して描かれる第二次世界大戦中のパリ,ピカソ,そして「ゲルニカ」。他方,9.11によって人生を大きく狂わされたMoMAのキュレーター 八神 瑤子を主人公に展開する2003年の現代。2つの時間軸が交互に動き出します。「ゲルニカ」以外は接点がないように思われた2つのストーリーが思わぬところから絡み合い,衝撃の終盤へ。
 史実と実在の人物に実在の名画。そして,架空のキャラクターにフィクション。それらが絶妙のバランスで交錯し,実にスリリングで臨場感あふれる展開となっています。これは素晴らしい! 傑作です。
暗幕のゲルニカ Amazon書評・レビュー: 暗幕のゲルニカより
4101259623