■スポンサードリンク
ブレイブ・ストーリー
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ブレイブ・ストーリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全197件 41~60 3/10ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的な動機だったからこそ主人公達の必死さが伝わり、彼らが道を間違えてしまったときでさえ、同情できました。 未回収の伏線や一見すると矛盾に見える設定のおかげで、複数の結末が想定できました。 読了後は、しばらくブレイブストーリーのことで頭がいっぱいになり、他の本を読む気になれませんでした本当に素晴らしい作品だったと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宮部さんの作品にははずれが少なくて、たくさん読みましたが、これもかなり面白い内容でした。 日常から非日常への移り変わりなど、やはり描写がうまく、児童書としてのファンタジーではなく、 大人も楽しめる物語だと思います。 少年の心の動きなども、よく描かれていると思いました。 宮部さんの作品は文章も読みやすく、どれもスラスラ読めますね。 でも、この作品は去年読んだのですが、内容は覚えているのに、心にはあまり残っていません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単なるファンタジー作品と思って読みましたが 少年の心や考えが非常によく描かれています。 子供向けと考えていましたが 決してファンタジーのみではなく 大切なことを思い出させてくれる作品です。 未読の方にはぜひお勧めしたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単なるファンタジー作品と思って読みましたが 少年の心や考えが非常によく描かれています。 子供向けと考えていましたが 決してファンタジーのみではなく 大切なことを思い出させてくれる作品です。 未読の方にはぜひお勧めしたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宮部みゆきは、やっぱり読みやすい。そして、面白い。これまで読んだのは、現実に起こりえる事件を扱った作品が多かった。「模倣犯」だったり、「理由」だったり、「火車」だったり。また、現実と紙一重に重なる非日常を描いた作品もあった。たとえば、「クロスファイア」だったり、「龍は眠る」だったり。今回の作品は、これまで読んだ作品とは違い、現実から非日常へ、さらにファンタジーの世界までひろがっている。 序盤は、日常。三谷少年がすごす日々の生活が描かれる。そこに突然、両親の離婚という、亘にとっての非日常になっていく。そして、その運命を変えるべく、ワタルはファンタジーの世界「幻界(ヴィジョン)」へ。序盤から中盤にかけては、現実世界なので、かなりドロドロな昼メロな展開である。ファンタジー世界「幻界」に入ると、ストーリーは、RPGの定石ともいえる展開に。しかし、世界観がしっかり作られているので読んでいて飽きない。キャラクターもそれぞれ個性を持っており、それでいて、その辺にいそうなヤツらばかり。この辺は宮部みゆきの力量を発揮か。 これこそ、愛と勇気の冒険ファンタジー。ブレイブって「勇敢な」「恐れない」という意味。なるほど、プロセスもそうだけど、最後の結論もある意味、ブレイブなんだね。そこまでで、ブレイブ・ストーリーなんだと気づいた、夏の夜。 としめつつ、まだ言うことがいくつか。 この作品は、亘と同じ年くらいの子が読むと大変よい作品だと思った。ファンタジー世界「幻界」は、現実世界「現世(うつせよ)」の縮図。「幻界」で暮らしている人々の悩みは「現世」と重なる部分が多くある。ヒトラーも知らないような子は、この辺から見るといいだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
イヤ、相変わらず宮部作品は面白い!子供の視点からの作品ですが、年齢に関係なく読み応えがあると思います。 夫婦は元は他人ですから別れるのもある意味勝手なのかも知れませんが、犠牲になるのはやはり子供ですよね。私は亘の父親の身勝手な理屈にはかなり腹が立ちます。そもそも結婚当初から問題があるのでは?何か二股かけたみたいですが?何か冷たさのみしか感じませんでした。理論じゃなくて彼の言っていることは、単なるみっともない自己弁護。だから最後に亘が出した答えは正解だと思います。一度壊れてしまった家族は二度とは元と同じようには戻れないと思うので。より素敵な義父に巡り会えるかも知れませんし、ね。 ワタルとミツルの対比はなかなか興味深かった。 正直、人生は不平等で残酷なものです。でも人間は所詮自分に与えられた人生を、精一杯一生懸命に生きていかざるを得ないんですよね…。タイトルのように一歩一歩勇気を持って。もし間違えることがあっても、またそこからやり直していけば良いんです。艱難辛苦汝を玉にす…という言葉もありますしね。ミツルのようにその艱難辛苦の闇に呑まれてしまわないように…。 素敵なお話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
イヤ、相変わらず宮部作品は面白い!子供の視点からの作品ですが、年齢に関係なく読み応えがあると思います。夫婦は元は他人ですから別れるのもある意味勝手なのかも知れませんが、犠牲になるのはやはり子供ですよね。私は亘の父親の身勝手な理屈にはかなり腹が立ちます。そもそも結婚当初から問題があるのでは?何か二股かけたみたいですが?何か冷たさのみしか感じませんでした。理論じゃなくて彼の言っていることは、単なるみっともない自己弁護。だから最後に亘が出した答えは正解だと思います。一度壊れてしまった家族は二度とは元と同じようには戻れないと思うので。より素敵な義父に巡り会えるかも知れませんし、ね。ワタルとミツルの対比はなかなか興味深かった。正直、人生は不平等で残酷なものです。でも人間は所詮自分に与えられた人生を、精一杯一生懸命に生きていかざるを得ないんですよね…。タイトルのように一歩一歩勇気を持って。もし間違えることがあっても、またそこからやり直していけば良いんです。艱難辛苦汝を玉にす…という言葉もありますしね。ミツルのようにその艱難辛苦の闇に呑まれてしまわないように…。素敵なお話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校生の頃映画化をきっかけに読みました。 映画は子供向けな感じでしたし色々と削られまくりであまり好きではありませんが(まぁ原作のある映画はどれもそんなものですが)この小説は奥が深く読み応えあります。 結論から言うとありすぎてちょっとラストまでごたごたしすぎて(宮部さんはゲーム好きらしいのでそれを思うと納得ですが…)評価は4にしてますけど、でも本当に最後には読んだ人それぞれに感じるものがあると思います。私は特に中学生ぐらいの子に読んでほしいです、って言うか、自分が中学生の時に読んでおきたかった。と思いました。 落ち込んだり不安になったり、ミツルの存在に色んな意味でドキドキさせられたり、もはや1つの経験ですねコレ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公は小学生の少年ですが、大人が読んでも楽しい物語になっています。 人生において大切なことを教えてくれますよ。 私はビジネスウーマンですが、この物語と『今』の自分を照らし合わせるよい機会を頂きました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公は小学生の少年ですが、大人が読んでも楽しい物語になっています。 人生において大切なことを教えてくれますよ。 私はビジネスウーマンですが、この物語と『今』の自分を照らし合わせるよい機会を頂きました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「あなたの身におきたことは、 すべてあなたの人生に必要になるからおきたこと。 どんなに当初の目的から外れ、 回り道をしているように見えても、 それが自分の欲のためじゃなく、 誰かが喜んでくれるなら、 大丈夫、 道、それてないよ♪ 失敗もあったけど、 結局、乗り越えて、 成長してきてるじゃない。 全てのことは必然、 全てのことには価値がある。 だから、 あなたにも価値がある。 だから色んな出来事を楽しみ、喜ぼう。 ときには悲しみ落ち込むけど、 あなたには友達がいる! 頼られて、また頼っていれば、 やっていけそうじゃない。」 私は、この本を通してそんなメッセージをもらいました。 きっとあなたにも、主人公ワタルとの旅のなかで、 あなたに必要なメッセージと勇気が見つかると思いますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単行本では長すぎてダレルと思いこちらを購入しました 全四巻で最初のページだけ設定イラストが載ってます ゾフィ皇女だけは映画版と設定が同じですが原作ではミツルの義理の母親に似ていると言う設定です(たしかミツルの母の妹) この巻では4つ目の玉や北の国に向かう話 ジョゾの故郷の話 ミツルの凶行の理由 ワタルの決断 幻界の別れ等が書かれています この巻でミツルがなぜこのような凶行をとるに到ったのか その理由を知る事になるでしょう 実に悲しい話です 実に感動的な物語です お薦めです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
●この話で一番すごいモンスターは主人公のオヤジでしょう。理屈ぽくかっこつけていつも家族を論破しひざまづかせてたくせに最期は自分の下半身の欲望で暴走するダッセー人間です。なんというか教育というのはこういう人物になるのを防ぐためにあるのだと思いました。こういう場合もし子供に刺されてもたぶん情状酌量で無罪になりますね、その子は。あるいは親だったら告訴取り下げるでしょう。だって自分の欲望達成したんだからちょっとやそっと血がブシュブシュ出るくらい我慢すべきでしょう。トカゲのあんちゃんや猫娘がこのオヤジの描写を読んだあとだとなんと気高く良き心か。騎士団の団長然り竜やトカゲの親方然りみんな化け物あるいはそれに順ずる存在なのに現世での人間より遥かに礼儀正しい、包容力がある、気安くやさしい。これはかなりどぎつい作者の皮肉受け止めました。見た目は理知的でも心は薄汚い化け物だった主人公のオヤジ、主人公は、たぶん死ぬまで自分の父よりトカゲの方に暖かい思いを抱き続けるんでしょうね。そっちのほうが正しいと思います。●やっぱり宮部さんはああいういやらしい人間を描くのがうまいですね。デフォルメされた悪よりも身近な悪。●ブレイブストーリー現世偏が好きな方は「戦場のサレ妻」という本もお勧めします。こっちにもどうしようもない下半身モンスターの亭主が出てきます。同性でもさすがに呆れます。なんでそんなに感情に弱いくせに結婚しちゃったの?って。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宮部みゆき作RPGのノベライズ、というのがもっとも適切な紹介になるだろう。アニメ化もされ、一躍彼女のもっとも有名な作品になったが、お話は万事が古めのテレビゲームさながら、善悪ははっきりと分かれ、危険はいつもぎりぎりで回避され、万事好都合にまっすぐ進んでいく。一見複雑にみえても、地名と何人かの人名を覚えれば作品世界の理解は容易。今時のRPGなら、この程度の世界構築は平凡であるとさえいえるだろう。 文庫版は3冊に分かれているが、中巻まではリアリティも希薄。いかにもフィクションらしい手触りである。だから私は最初、これは「お子様向けRPG」だと思い、期待して読み始めたことを後悔した。しかし、下巻では描写に力が加わり、俄然物語に熱を帯びる。あたかもそれまでの全てが、北の帝国潜入以後のクライマックスへの伏線であったかのようである。主人公・ワタルの最後の決断は予想どおりであったが、読後感はよく、私はこの異界の物語を堪能して読了した。この上なく健全、昔の子どもなら小学校低学年でも読めたと思われる明快・平易な文章であり、エンターテインメントとして肩肘張らずに楽しめる点では、とくに日頃読書に親しんでいない青少年にはありがたい作品だろうと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
朝日が昇るまで読んでしまった。で、眠れなくなった。 10歳の男の子の勇気(ブレイブ)の物語。 簡単に言えばファンタジー。 幻界(ビジョン)とよばれるロールプレイングゲームのような世界にわけあって入り込み、 目標に向かって旅をしていくなかで、成長して大人になっていくお話。 そこは差別や貧富の差、南北分断、宗教戦争…どこか現実の世界と似通った世界で、やさしさも憎しみも充満している。 そんなファンタジー、子どもが読むもんでしょ、ってかたずけてしまえばかたずけてしまえるんだけど。 かたずけられないから朝まで寝ずに読んでしまったわけで。 昔の童話のように、王子さまがやってきて、お姫さまを助け、めでたしめでたしとはいかないのだ。 主人公の男の子が、自分の弱さや、人を恨んだり妬んだりする心とも向き合っていかなくては物語が進まない。 仲間が傷ついたり、死んでしまったり、つらいことがどんどん起こる。 RPGのように教会で復活させてはくれない。 現世での自分の運命を変えるため、命をかけた旅をしながら、自分とも他人とも目をそらさず向き合っていかなくてはいけない。 なんと過酷な旅なんだろう。 大人なら、自分なら無理だ。 読んでいて、心が痛くなった。 お話の結末は予想どおり、少年が旅を経て成長して…というお決まりなのは読む前からなんとなくわかっていた。 なんたって「勇気の物語」なんだから。 ただ、後半ぐいぐいとこのお話にひっぱられたのは、「勇気の物語」はこどもだけではなく、 大人にだって、今だって必要なんだとわかったから。 RPGのように、ゲーマー(読者)によって、結末は同じでも違う物語になるのかもしれない。 この本を主人公と同じ小学生のころに読み、大人になってから読み返してみたかった、とかなわぬ思いを馳せてみる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
朝日が昇るまで読んでしまった。で、眠れなくなった。 10歳の男の子の勇気(ブレイブ)の物語。 簡単に言えばファンタジー。 幻界(ビジョン)とよばれるロールプレイングゲームのような世界にわけあって入り込み、 目標に向かって旅をしていくなかで、成長して大人になっていくお話。 そこは差別や貧富の差、南北分断、宗教戦争…どこか現実の世界と似通った世界で、やさしさも憎しみも充満している。 そんなファンタジー、子どもが読むもんでしょ、ってかたずけてしまえばかたずけてしまえるんだけど。 かたずけられないから朝まで寝ずに読んでしまったわけで。 昔の童話のように、王子さまがやってきて、お姫さまを助け、めでたしめでたしとはいかないのだ。 主人公の男の子が、自分の弱さや、人を恨んだり妬んだりする心とも向き合っていかなくては物語が進まない。 仲間が傷ついたり、死んでしまったり、つらいことがどんどん起こる。 RPGのように教会で復活させてはくれない。 現世での自分の運命を変えるため、命をかけた旅をしながら、自分とも他人とも目をそらさず向き合っていかなくてはいけない。 なんと過酷な旅なんだろう。 大人なら、自分なら無理だ。 読んでいて、心が痛くなった。 お話の結末は予想どおり、少年が旅を経て成長して…というお決まりなのは読む前からなんとなくわかっていた。 なんたって「勇気の物語」なんだから。 ただ、後半ぐいぐいとこのお話にひっぱられたのは、「勇気の物語」はこどもだけではなく、 大人にだって、今だって必要なんだとわかったから。 RPGのように、ゲーマー(読者)によって、結末は同じでも違う物語になるのかもしれない。 この本を主人公と同じ小学生のころに読み、大人になってから読み返してみたかった、とかなわぬ思いを馳せてみる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アニメの映画を見てから、原作を読もうとしました。 アニメに比べると、内容が濃いので、なかなか読み進みませんでした。 原作が何が言いたいかを消化しようとすると、アニメだけの理解では難しいものがあるかもしれません。 登場人物の立場や、社会構造などを、少しずつ、読み解いていくとよいかもしれません。 文庫は、いつまでに読まなくてはいけないというものではないので、時間をかけて読んでみてはいかがでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私が知ったのはアニメ映画のCMです。 さすがにアニメ映画は見に行けないなと考えつつ見ていると 原作者が宮部みゆきさんということなので驚きました。 子供向けの小説も書かれるんだろうかと… しかもファンタジーですか???と 悩みながらもついに全三巻まとめ買いをし読み始めると、 全然子供向けじゃありませんでした。 大きなテーマは勇気と正義とは?というファンタジーの王道が題材です。 でもその中に、人の弱さ(これは普段目を避けがちな自分の弱さ、大人の醜さ)が 誠実に書かれてあったように思います。 一気に読み上げ、久しぶりに満足できたように感じます。 ただ、絶対悪と絶対の正義に分類できない。 人は迷い、後悔をし、それを打破し成長するものだと感じられる小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中間を終えてからさっそく下巻にはいりました。すると、 なんと1日で中間まで来てしまいました。こんなに早く 読めてしまうおもしろい小説はいいとおもいました。 ラストも感動しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
僕は最初映画から観ました。映画は結構おもしろかった けど、小説も読みたくなったので読みました。すると、物語の 中におもいっきり入り込んでしまいました。1日で中ぐらいまで きちゃいました。長いと思いますけれど、それなりにおもしろいです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!