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ブレイブ・ストーリー
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【この小説が収録されている参考書籍】
ブレイブ・ストーリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 21~38 2/2ページ
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子供用の小説かと思いきや,主人公の父親に愛人ができ 離婚の危機に陥るなどと話は子供向けではない。両親の 仲を良くしようと違う世界へ行くが,そこへ行く理由も 現実的で,暗い気がする。幻界でのシーンが上巻では少 ない。何度も言うが,家庭内での暗く現実的な話が上巻 の8割を占めている。 | ||||
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主人公は小学五年生の十一歳です。そのわりには内容が複雑でした。 (十一歳のわりには、と言うのは失礼かも知れませんが…。) そんなに頭の回転がはやいのか…、と思うほど、冒険の最中、主人公が子供らしくないです。冷静な子供なのでしょうか(笑)…。 それと、どんどん本題から離れていってる気がします。何をするために何が必要、それを探してどこへ持って行き、何を手に入れてどうする…という感じです…。 私は読んでて気が遠くなりました…。 今、中を読んでいるのですが、複雑です。 上・中・下それぞれ少しずつ読んでも物語がわかりそうです(笑)。細かいので…。 ちなみに、上で冒険出発するのは最後から数えた方がはやいページからです。 一つ一つが細かすぎてピントがずれています… 細かく書いて読者を引き付けている、…とは思うのですが(人気な本ですから)…向かない人には向かないと思います。しかし、上は家庭的な雰囲気や会話もありまぁまぁ良かったです(…ということでとりあえず☆3つにしました)。 | ||||
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主人公は小学五年生の十一歳です。そのわりには内容が複雑でした。(十一歳のわりには、と言うのは失礼かも知れませんが…。)そんなに頭の回転がはやいのか…、と思うほど、冒険の最中、主人公が子供らしくないです。冷静な子供なのでしょうか(笑)…。それと、どんどん本題から離れていってる気がします。何をするために何が必要、それを探してどこへ持って行き、何を手に入れてどうする…という感じです…。私は読んでて気が遠くなりました…。今、中を読んでいるのですが、複雑です。上・中・下それぞれ少しずつ読んでも物語がわかりそうです(笑)。細かいので…。ちなみに、上で冒険出発するのは最後から数えた方がはやいページからです。一つ一つが細かすぎてピントがずれています…細かく書いて読者を引き付けている、…とは思うのですが(人気な本ですから)…向かない人には向かないと思います。しかし、上は家庭的な雰囲気や会話もありまぁまぁ良かったです(…ということでとりあえず☆3つにしました)。 | ||||
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私は今のところ『ブレイブ・ストーリー〈上〉』しか手をつけていませんが、上巻を読むだけでも、映画から受けた印象よりもだいぶ違っていて驚きました。映画と原作はまるで別物だといいますがそれ然り、映画は随分とライトにいかにも『ファンタスティック』に描かれていたことに気がつきました。(とは言うものの、上巻の後半からは物語りも始動し始めファンタジーらしくなっていたので、中・下になるとまた印象が変るのかもしれませんが) 上巻では、主人公亘(ワタル)が親友のカッちゃんに幽霊ビルにおばけがでるという噂を聞かされるところから始まります。見えぬ少女の声、不思議な転校生、魔法使いのおじいさん、幽霊ビルで見た白く輝く扉――そして、両親の離婚話。次々と起こるできごとに亘は戸惑いながらも、やがて家族を取り戻すべく、ヴィジョン(幻界)の世界へと足を踏み入れる。 この上巻では、ファンタジーというよりは、人間関係というか、亘の背景を丁寧にじっくりと深く描かれています。 両親の離婚に戸惑い、突きつけられる現実に絶望する亘の姿には、さすがに私も涙腺を緩ませられました。 子供の読み物かと思いきや、ちょっと子供には重たいかもしれません。けれど主人公が子供で、読み手も子供だからこそ、見えてくる大事なものがあるのかもしれないと思いました。 上巻で物語を深く掘った分、中・下では更なる飛躍とファンタジーがあることを楽しみにしながら、中・下を買う日を楽しみにしようと思います^^ 年齢関係なく、子供や大人や老人に読んで欲しい一品です。 | ||||
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全てを読み終えての感想です。分厚くても読みやすく、物語に引き込んでいく宮部さんの文章は流石だと思いました。あと小中学生で習ったけど滅多に使わないため記憶の底に沈んでいた漢字や言葉の数々を思い出させてくれたりもします。しかし、ファンタジー要素までに到るパートが長く、その過程が痛々しすぎます。そして、なぜこんなに分厚いのかといえば、自分のイメージを事細かに読者へ説明しようとしているからなのですが、それが裏目にでて半ばぐらいになると、流し読みをしたくなる程です。他のファンタジー小説を読んでも分かりますが、ある程度は読者が想像を楽しむ隙も与えて欲しいものです。何より、このページ数に対して、あの結論なのはお約束として、他の人たちのその後の方がすごく気になりました。先ほども書きましたが、説明部分を簡潔にして他の人物たちのフォローに回して欲しかったです。結局、この物語を読ませたい年齢層や伝えたかったことは何だったんだろう?あれこれ詰め込みすぎて焦点がぼやけてしまった気がします。 | ||||
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この巻は第一部と第二部の最初のちょこっとが載ってます。 第一部の主な内容はワタルの両親の「離婚騒動」です。 お父さんがお母さんとの結婚の前から好きだったAさん(仮)と結婚するため お母さんと離婚したい(!)でもお母さんはお父さんと別れるつもりがない。 ワタルはお父さんとお母さんと元のように生活したい・・・。 (ジャバジャジャーン←効果音)このシーンを読んだとき「買って損はなかった!」 と、心の底から思いました。 | ||||
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何かと理由をつけて、ワタルの事を色々助けてくれる姿がとても印象的でした。スーパーマンなんかになれなくても、彼のような人(?)になれればいいなと読んだ人は感じたんではないでしょうか? もしかしたら、未来のワタルの姿かもしれませんねw 自分の正義を貫く心強いキャラクター達、それがどうしても出来ないキャラクター達、正しい大人を演じようとするどこにでもいる大人達、すれ違う思い、様様な思いが交錯して楽しいストーリだと思います。 ☆3と中途半端な評価ですのでここからは悪態つけます。 ファンタジー編の説明やほったらかしにちかい複線や、少しキャラクターにつける関連性がどうしても薄い気がしました。現実世界編が、とてもよく描写されているだけにどうしても引っかかってしまいました。なので☆3つ。 「自分から変わらなくちゃ。」そうやって、大人になろうとみんなもがきながら成長していくんですね。ちょっと年齢高め向きかもしれませんが、おすすめできる本です。 | ||||
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長いお話を読むのが好きな人には満足できるだろうけど、 本を読むのが習慣になく、長い本を読むのが苦手という方には オススメは出来ません。 まず、前置きがかなり長いです。 本題に入るまでの前置きがものすっっごく長いです。 この本はかなり分厚いのですが、半分読み終わってもまだ本題に 入らないというほど前置きが長いです。 それから主人公のワタルの思考がとても小学5年生とは思えません。 計算力が高すぎてついていけません。 つまりお話がリアルじゃないんです。 はっきり言って、☆3つで十分という感じです・・: | ||||
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宮部みゆきさんの描く一人の男の子の成長ストーリーです この上巻はひたすら主人公、ワタルの現状説明(と謎の世界、ヴィジョンの説明) 子供向けの印象の強い作品ではありますが、ワタルの家庭環境について 描いた部分に、宮部さん特有の甘くない描写が見られて ちょっと嬉しかったです でも、そもそもの話の本筋はというと・・・・・ 「RPGみたいな世界で冒険し、現実を生き抜く強さを得る一人の少年のストーリー」 というのがこの話の大まかな筋なのかな?と思ったんですけど 宮部さんの思い描くRPG感と、僕のそれとに大きな隔たりがあって 冒険の舞台である【ヴィジョン】に初めから最後まで 違和感感じまくりでした なんだか、読んでいて 母親にゲームの話をしているときのような 「そうじゃないんだよ、お母さん!!」 って感じのやきもき感でいっぱいになった作品でした | ||||
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宮部さんのファンのつもりなのですが、なぜかこの作品は読むのが苦痛な部分が多かったです。どうでもいい部分の描写がやたら饒舌なのがその理由かも。必要最低限の描写だけにしてキビキビと話を進めてくれた方がよかったのにと思いました。 幻界の設定がご都合主義のような気がしてリアリティに乏しく、キ・キーマやミーナといった幻界の登場人物にどうしても感情移入ができませんでした。 主人公のワタルには感情移入できるのですが、彼よりもミツルの方が魅力的に思えます。ミツルが早く出てこないか、読んでいてそればかりが気になりました。 それにしてもワタルもミツルも小5って……あり得ない。自分の子どもと比較してみても、彼らの使っている言葉は11歳の子どもの使う言葉じゃないだろとか、この洞察力はどう見たって高校生以上だろと感じることがしばしば。そういう点でも無理が目立ちました。 テーマはいいし文章はうまいのですが、ゲーム好きの作者の趣味の延長というか、同人誌みたいなノリで書かれたような気がしてしょうがないです。 | ||||
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社会派作家 宮部みゆきが描くファンタジーはどんな物語だろう? と大なる興味のもとに読み進めたのですが、正直、ぶっ飛びました。 なんと、そのまんま社会派ファンタジー(笑)。 今まで、だれも読んだことのないファンタジー-宮部式ファンタジー-が 長大な分量で展開されているのが本書です。 ファンタジーは「子供向けで読みやすく」、「夢のある展開が必要」など という世間一般の縛りにはまったくとらわれていません。 「小説は現実からの逃避ではなく、現実を見つめる力を読者に与えるもの」 というような、宮部さんらしい高邁な主張がファンタジーでも炸裂しています。 (ファンタジーという形式であるため、逆に強化されている) こんな風に世間や読者に迎合することなく、独自の主張を貫く姿勢は作家として立派でしょう。 昨今巷で大ヒットを飛ばす○カチュー(ピじゃないよ)のような -むしろこちらの方が子供向けファンタジー-小説の作家たちと 宮部さんが大きく違うのは、こういう一本筋の通った姿勢にあるのでしょう。 ただ、小説としての完成度はどうだと考えると、 子供にはかなりヘビーな展開、大人にはRPG的ストリーがつらいと、 「いったいどんな読者を想定しているの?」という編集者のような疑問が、 一読者の私ですらも浮かびます。 (この点、角川書店もブレイブ!なんでしょう) ファンタジー的なファンタジーを期待する読者には×かも知れないが、 小説好きな方には一読の価値あり、かと。 | ||||
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物語のテーマがやや現実的すぎるためか、 ファンタジーになりきれないファンタジーという印象を受けました。 特に前半だけを読んでいると、ライトノベルのファンタジーにどっぷりとつかっている方は少し違和感を感じるかもしれません。 ライトノベルとは一味違う大人向けのファンタジーです。 個人的には宮部みゆきさんはミステリーのほうが好きだなぁ……。 | ||||
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全巻一気に読めるとは思います。非常に感情が揺さぶれるというか勇者の気持ちに馴れるという感じです。今までの宮部ファンとしてはちょっとひねりがないなというのが残念です。映画で原作の魅力が出せるか疑問です。 | ||||
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全巻一気に読めるとは思います。非常に感情が揺さぶれるというか勇者の気持ちに馴れるという感じです。今までの宮部ファンとしてはちょっとひねりがないなというのが残念です。映画で原作の魅力が出せるか疑問です。 | ||||
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幻界(異世界)に行くまでの過程がまどろっこしく、多少イラつくが、主人公ワタルが両親に振り回される様は読んでいるこちらもたまらなく、涙が出てしまった。 自分だったらどうするか?親しくなった人たちの幸せを守る為、自分の目的は諦めるのか。自分の目的を果たすためなら、二度と会う事のない者たちのことなど考えないほうがいいのか。どちらも正しいだろうし、否定はできない。最後はどちらが勝利するのか。それが気になって読破した。 ただ、自分がRPGをあまりやらないからなのか、景色を頭にイメージする作業に苦心し、途中読み飛ばした箇所も結構ある。説明的な台詞も多く、全部の文章を理解するのはおそらく骨が折れる作業だ。ご存じな方が多いだろうが、ファンタジーは、ミヒャエルエンデの「はてしない物語」、小野不由美の「十二国記」の方が読みやすいと思う | ||||
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上巻だけの読後感想です。 イメージとしては国民的RPGであるドラクエシリーズや ファイナルファンタジーなどよりも幻想水滸伝やICOの世界観に近いです。 主人公の現実世界で直面する壁や状況はファンタジーというより 夜10時くらいの枠のドラマのよう。(父親が不倫のすえ家出・・・そして家庭崩壊) 小さな子供が読んで理解できるのでしょうか??? ストーリー展開や構成のすばらしさ、スピード感は秀逸です。ぐいぐいひきこまれます。 ただ2部からのファンタジー世界はゲーム世代でないとやっぱり理解しにくいかも しれないです。 映画はおそらく2〜3時間。それにはたぶんおさまりきらないくらいの 詳細で精密な描写。児童文学とはいえないけれど 中編から本格スタートする幻界の冒険に期待はふくらみます。 主人公は11歳の少年。 これからどんなふうに成長していくかドキドキしながら見守りたいです。 | ||||
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宮部みゆきのファンタジーというので、他の人と同じく「え~日本人にファンタジーなんか書けるのかよ」といった感じだったが、上下巻セットで買ってみたら、夢中になってしまった。ありがちなストーリーと説明的な文章が鼻につくが、ワタルの運命を変えたい想いなどが強く伝わってくる心理描写は、さすが宮部みゆきといった感じだ。徹夜して読んでしまった。だが、やはりありがちなストーリーはもうひとひねり展開が欲しかったし、それに途中のワタルの分身が分離して父さんそっくりの人を愛人ともども殺してしまうシーンなどは、「???」だった。しかも飽きやすいので、一回読んだだけで終わってしまった。何回も読みかえすような本じゃない。買って損はしないが、これより面白いファンタジーはもっと沢山あるぞ、といった感じだ。 | ||||
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上下巻を読破しての感想はもちろん面白い。現実世界の話は興味深く引き込まれる、だがもうひとつの世界のイベントや登場人物ともに表層的なものであり、行動の納得性が著しく低く感じられた。特に登場人物のステレオタイプさには首を傾げたくなるものばかり。(人間が作った世界という設定だから、意図的にステレオタイプなのかと勘繰るほどに。。。)---この本は面白い。でも宮部みゆきの本にはそれ以上のものを期待してしまう人がいるのではないだろうか。 | ||||
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