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ルナ・ゲートの彼方
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ルナ・ゲートの彼方の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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読みなさい! | ||||
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楽しい本です。展開は予想できますが、それを読ませる力はさすが。習作レベルを承知して楽しむ本かな。 | ||||
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題名に魅かれて購入。 面白くて一気に読んでしまいました。 書かれた時代がそんな時代だったのか、女性の扱いが今と違うなと。 辞任に追い込まれた男性みたいな父親と、影が薄い母親。 今ならヒロインになれそうなお姉さん。 主役の年齢はよく分からないけど高校生らしい。 帰りたくないという主役への説得より早くTV局がやって来て、あれこれ嘘ばかり撮影して帰るなんてブラックジョーク。作者はよくこんな未来を予測したと変なところで感心。 猛獣より怖いのは人間でした。 最後はそうなるだろうと思える結末でした。 ジュブナイルと書いてあるから何かと調べたら、少年少女向けというような意味があるらしい。 それで主役が子供なのかと納得です。 | ||||
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手に入れたかったので助かりました。 | ||||
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ネイチャー・カンパニー様より購入。 1989年 初版 帯付。今回も本の状態はとても良好で綺麗でした。感謝です。 ロバート・A・ハインラインの1955年に発行された作品の日本語版(文庫版)です。 いまでは死語となってしまったジュブナイル長篇ですw ラノベにちょっと近いのかな? とは言え、ちょっと鬱な青春叩きつぶし系な内容です。 一読の価値ある一冊ですね | ||||
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最初から最後まで面白くてどんどん読み進めることができました。 ただ、オチが独特で、 世界観的に必至の展開ではあるのですがあまりにも容赦ないその結末はしばし唖然です。 でも私は嫌いじゃありません。 巷にあふれるご都合主義の正反対を行くこの結末は切なさとともに何か教訓めいたものを残してくれるような気がします。 作中の言葉を引用するならまさに「小さな水たまりの中の大きなカエルであることは楽しいのだ」(うろ覚え)ということです。 オチ以外は正統派サバイバルなので一般受けも悪くないと思います。 最後の最後はハッピーエンドですしね。 映画化してほしいです。 | ||||
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授業の一環だったはずのサバイバルが、事故で戻れなくなって、本当のサバイバルに・・・というお話。 「無人島」じゃなくて「無人惑星」で、危険な生物がたくさんいる環境で、仲間たちをまとめ、危機を乗り越える主人公とその仲間たち。 ハインラインのを初めとする、少年の成長物語は、 どれも大好きで、このお話も8割方夢中になって読みました。 でも、ラストの方は、好みではなかったです(`・ω・') | ||||
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現代版SF15少年漂流記とはよく言ったものだけど、これを少年時代に読んでなかったのが悔やまれる。スター・ファイターと並ぶ、ハインラインのジュブナイルの傑作。ノーベル賞作家、ウィリアム・ゴールディングの蝿の王にも通うところがあると感じたのは私だけだろうか?未知の世界に放りだされた少年達が、自らの社会を構築していく課程で、まさに人間社会の縮図である、政治や法制度の問題に直面していくこの作品は確かに他のSFジュブナイルとは変わっている。ハインラインの作品にはル・グインのような叙情性や哲学性はないかもしれないけれど、グイグイと惹きつけるストーリーテリングの妙は、今でも色褪せてないと思う。 | ||||
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ハインラインの新刊?というわけで無条件にレジへ持参した私でしたが結果は失敗です。 十五少年漂流記がモチーフなのですが、SFならではのセンスオブワンダーが、かけらも感じられませんでした。 人間の成長ドラマだけならハインラインの筆力は一流とは言えないです。 すいません。 私の読む力が足らないのてこのように感じたのかもしれないです | ||||
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未知の世界への憧れというのは、誰しも持っているものと思います。 そして、同時にそこへの恐怖も。 まさに、そこをしっかりと押さえた内容です。 最後まで一喜一憂させてくれて、主人公たちと共に達成感と感動を与えてくれます。 | ||||
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ハインラインは確かに優れたジュブないる作家でもあると感じさせられた一冊。 よく言われるようにSF版15少年漂流記であるが、終わり方はやはりハインライン流でひねりが聞いていると思う。 ただ異星を舞台にしたサバイバルのお話であるが、いまひとつ地球と違う世界という印象に欠ける気がする。 | ||||
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30年前に「夏への扉」を読んだときの、思春期の自分に一気に引き戻されて、読み終えるのが惜しいほどだった。いろいろな小道具の設定や科学考証などは、さすがに時代がたってしまうと、多少の古臭さはやむをえない。 しかし、そういう時代の移り変わりには関わらない、誰もが経験する、「成長記」としての「ハインライン節」は、健在!というか、今、このトシになってこそわかる感動かと。 見知らぬ惑星の暗黒の一夜をおびえて過ごす、少年の心細さから始まり、少年が大人に変わっていく、心の揺れ動きが、みごと。 初めは、ひ弱な「甘ちゃん」だった主人公が、手に汗握る、幾多のサバイバルを潜り抜け、集団内の「権力抗争」まで、徹底して、リアルな「十五少年漂流記」というレビューに同感!今、いい大人になった自分の視点でこそ、「いるいる、こんな奴!」と共感できること、しきりだった。 たくさんの冒険を乗り越え、ようやくハッピーエンド?というときに「ぶち壊し」のラストの展開。 でも、最後のエピローグに、思わずニンマリの、大満足の一冊でした。 こんなに、大人の視点で、物語り全体を鳥瞰しつつも、デリケートな少年の心の機微がここまで見事に描かれていることに、脱帽。 改めて、ハインライン節のすごさを再発見して、このあと、しばらく、ハインラインが、マイブームに。続けて、「月は無慈悲な夜の女王」「異星の客」と読んでしまった。まったく違うテイストに、またびっくりだったが、私には「ルナゲート」を超えるヒットには巡り会えず。 「夏への扉」の感動に、一番近い感じがしたのは、私はこの一冊。「夏への扉」が面白い人には是非オススメ。でも、全く違う「ハッピーエンド」に、ニヤリとできるかな?この苦さが、大人の味。若い人には、わっかるかな?わっかんねえだろうな〜? | ||||
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最後とても後味が悪い。 読後はむなしさだけが残る。 途中までは凄くおもしろいのだが・・ | ||||
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巨匠ハインラインによるジュヴナイルSF小説。帯紙にはSF版十五少年漂流記、などとある。 んー、なんといいますか、これは読み始めると最後まで一気に読めてしまう作品であることは確かですね。 内容としては、十五少年漂流記というより、物理的な状況はロビンソンに近い気がしますね。まあ、食べ物には余り困らなかったり、意外に資源が手に入ったりする都合のよい展開はヴェルヌ的。 一方で、妙に開拓者ぽい話とか、男の決闘的な状況があったりとか、そのあたりはやっぱりアメリカーンな香りがします。 それと、物語の途中で、えーっ、と思う箇所(ジャックとジムに出会った直後あたりとか)がいくつかありますが、ちゃんとその前に伏線がたくさん張ってあります。このあたりの細工はさすが。 さて結末ですが、かなりの大どんでん返しなので、面食らうことこの上ないです。もともとジュヴィナイルなんだけどこれを子供に読ませるのはどうかなあ。まあ広い意味でとらえて十五少年漂流記と同じという考え方もありますがね。まあでも名作だし、大人が読んでも面白いのは確か。読んでみるべきでしょう。 | ||||
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帯の「傑作、いやもう面白いのなんの」「ひどいよ、ハインライン・・・。 こんなのあり?」の文句にほだされて読みましたが、まさしく「青春叩き潰し系成長小説」「軽く鬱だが、それがいい!」。 正直、おじさんに成り果てた私には「もう面白いのなんの」とはいかなかった。 あのままで終るとは思わなかったし、単なるハッピーエンドで終るんでもないと予想していたので。 しかしカップルがどんどん結婚してしまうのはちょっとびっくりで、あの年代の若者をああいう状況に置いたらなるようになったということかと。 ある意味読者に少年の心がどれだけ残っているかをためすようなところがある。 | ||||
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高校生や大学生ぐらいの年の男女が見知らぬ星でサバイバルをする中で、社会を作り上げていく姿を描いた物語で、十五少年漂流記を思い出す人も多いでしょう。 サバイバルの舞台となる惑星の姿はあまりに地球的で異世界の魅力に欠けますが、代わりにハイラインの巧みな語り口を堪能することが出来ます。 400ページ弱の短めの物語ですが、ゲートシステムや未来世界に関する説明は、エセ理論っぽいのりながら、もっともらしく、かつコンパクトにまとめられ、読者を巧みに物語世界に誘います。 ラストも読者の多数派が創造するだろう予定調和に敢えて背を向けて、それでもうまくオチをつける物語作りには舌を巻きます。 また、細かいところですが、ところどころ時間軸を一気に前に進めて冗長さを避ける展開も、今の作家の描く長大な物語と比べて、うまさが光ります。 | ||||
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ハインラインの作品のなかでも、えらくマイナーですね。ところがどっこい、かなりおもしろいですよ。 近年、日本では”バトルロワイヤル”という学校の1クラスが生き残りをかけて殺しあう作品が話題になりましたが、 アイデアとしてはハインラインの方が先です。案外この作品からヒントを得たのかもしれません。 物語は人類が地球をはなれて、多くの未知の惑星に殖民する時代です。先遣隊となる開拓者たちは、 後に続く人たちのためにも、あらゆる環境で生き残るための力が求められます。 身体的にも精神的にも、あらゆる点で高い能力を求められるこの職業、就くためには厳しい選抜試験をくぐりぬけ、最後に実地試験をクリアーしなければなりません。 その実地試験の内容が、表題にもなっている”ルナゲート”とよばれる転移装置を使った、未知の惑星で行われるサバイバルなのです。 同じ教室で共に勉強した仲間達が同時に試験を行います。期間内に生き残るという条件を満たすためなら、 仲間を殺して装備を奪うことも容認されるという設定です。”バトルロワイヤル”が生徒の殺し合いという暴力主体で(というかほとんどのページが殺し合い) 読者の興味を引き付けるのに対して、この作品での暴力は、あくまでも未知の環境の中で生き残るために必要な一要素として描かれています。 他の作品でも言えることですが、きれいごとは言わないハインラインの主張は、暴力を肯定しながらも、とても誠実な印象があります。 また、物語はサバイバル試験を前半の見せ場として、途中から驚くような展開を見せます。この後半部分が特に良いですね。 ハインラインの他作品が”なんか小難しくていやだ”と毛嫌いしている方は、ぜひ読んでみてもらいたいです。 ハインライン入門の一冊目としてもいいかもしれません。 | ||||
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近未来、宇宙に進出しはじめた人類。 この社会では高校卒業時に、キャリアを積む事を希望する人間は とある「試験」を受けなければならない。 その「試験」とはテレポーテーション装置である「ルナ・ゲート」を 通って、試験官の選んだ未開の惑星で数週間サバイバルを しなければならないのだ!というお話。 ヴェルヌの「15少年漂流記」のSF版です。 未開の惑星に初めて降り立った、少年の目線で描かれた サバイバルの様子はなかなか面白いです。 寝床を探したり、他の試験生と合流して派閥をつくったり。 物語のオチというか最期にびっくり! ちょっと他にはない終わり方です。 隠れた名作・・とまではいかないかな? 佳作以上名作未満といった感じ。 個人的には好きです。 | ||||
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