誰か Somebody

評判

誰か Somebodyの評価:

3.45/5点 レビュー 170件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全235件 201〜220 11/12ページ
No.35
(5pt)

劇的な展開ではないが

事件の発端は、自転車に轢かれて死んだ、という地味なもの。劇的な展開があるわけでもない。大どんでん返しがあるわけでもない。結末はある程度予測がついてしまう。しかし、さすがに宮部みゆき。小さな事件の裏に潜む人間模様の絶妙な描写は見度の一言に尽きる。文章も上手い。
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4408534498
No.34
(4pt)

さすが宮部みゆき、上手い!しかし・・・

宮部みゆき、待望の長編書き下ろし。半年以上の図書館の予約待ちを乗り越え(?)やっと手にすることができた。わくわくしながらページをめくっていったが、正直いって大どんでん返しは、ない。この私でも、ある程度の結末の予測はかなり早い段階でついてしまった。しかし、さすが宮部みゆき!というべきか、人生の哀しみ、人間の愛しさ、残酷さが読後にじわじわとしみてきて、息苦しくなるほどだった。ただ、もう少しページ数を減らすことも可能だったのではないだろうか。やや文章の饒舌さが気になった部分もあった。
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4408534498
No.33
(3pt)

期待していたよりは・・・。

登場人物も物語全体も平凡そのもので(それを狙ったかもしれませんが)、個人的にあまり気に入りませんでした。結末もあまり・・・。着メロのあたりから何となく予想できたし、いつもの「え~~!そうだったの?!」という結末ではなかったあたりがすごく残念!次回作に期待。
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4408534498
No.32
(3pt)

誰か

この作品を見て思ったことは、あそこまで、長く書かなくてももう少し簡潔にできたのではないだろうか。と思うこと。 姉妹を書くのにあれだけのことが関係している姉妹がいるのだろうか。と考える。聡美の気の弱い所を利用していただけの梨子は最低と思う。しかし、あれだけ長くなくても、話の内容は分かる、長編2年ぶりと聞いて楽しく読もうとはしたが、飽きる。結末もいまいち。
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4408534498
No.31
(3pt)

大切な人への祈りをしたくなる

暗い秘密は人生を蝕み、どんなに努力してもその人に影を落とすそんな影が大切な人の未来につきまとわぬように願う気持ち人として品位を失わない相手が言われたくないことを言わない人全てを語らないあなたの誰かを、幸福な気持ちにさせる人になる人として大切なことが登場人物たちを通してじんわり感じる
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4408534498
No.30
(3pt)

悪くはないのだけれど

決して愉快でない人物が登場して、救われない事件が起きながらそれでもなおなぜか読後感がさわやかなのが宮部作品の特徴。けれどこの作品に関してはそれがない。いや もちろんこれだけの作家だからそれでもちゃんとささやかなさわやかさは残る。だからあくまでも相対比なのだが ちょっとやだな が残ってしまうのだ。これは著者の作品には珍しいこと。主人公の母親の口を借りて劇中語られる名言とかそれだけでも充分価値はあるけれど。
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4408534498
No.29
(5pt)

「自転車ひき逃げ事件」をめぐる謎

■真夏の東京。大型マンション前の歩道で、65歳の男が自転車にはねられ転倒、頭を激しく打って死んだ。自 転車は逃亡。ひき逃げだった。死んだ男性は今多コン ツェルン会長の個人運転手だった。遺族である2人の 娘は、犯人をつきとめたいと願っている。妹は父の思 い出を本にして、犯人を追及したいと考えた。■コ ンツェルンの広報室編集者・杉村三郎は会長の特命で 、本作りに協力することになった。だが10歳年上の姉は 、その出版計画に反対だった。姉によると、死んだ父 親は個人運転手として雇われる前、職を転々としてい た時期があり、危うい仕事に手を染めていた節もある らしい。また、自分が4歳の頃誘拐された記憶があり 、それは父に恨みを持つ者の犯行だったのではないか 、という。今回の自転車によるひき逃げ事故も、単な る事故ではなく、殺人事件ではないかと疑っているの だ。結婚を間近に控えた姉は、延期も考えていると語 る。信じがたい思いで調査をすすめる杉村。やがて物 語は、意外な事実を浮上させ、展開してゆく――。■宮部みゆき2年ぶりの現代ミステリーは、小説の面 白さをたっぷり味わわせてくれた。
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4408534498
No.28
(3pt)

焦がれて読んだものの…

図書館で驚異の9人待ちを耐えてやっと手にし、「久々の宮部さんだ」とわくわくしながら読みましたが…。この結末はいただけません。丁寧な人物描写といささかの矛盾もないのですけれど、宮部作品の人を見る目の悲しさ、温かさのようなものが感じられなかった。残念だったのであえて星三つにしました。模倣犯のようなすごい作品をもう一度読ませてほしい。切に願っているのは私だけではないでしょう。
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4408534498
No.27
(4pt)

人の心って・・・?

自転車に轢かれてなくなった老人の過去に何があったか、自転車ひき逃げ犯は誰かといった一応は謎解きの要素もありますが、私は登場人物たちの心の動きとその描写によりいっそう惹かれました。被害者の老人の過去の出会いと事件、老人の残された家族の感情と行動、主人公をとりまく複雑な婚姻・家族関係などに、作者の人間に対する失望と希望が入り混じった感情をみることができます。読み終えると、やりきれない気持ちになるかもしれませんが、一方で少し優しい気持ちになれる不思議な話でした。
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4408534498
No.26
(4pt)

特に感動はなかったが、よく出来た作品だと感じました

今多コンツェルンの会長今多嘉親の個人的運転手梶田が自転車にはねられて死亡した、犯人を捕まえるために娘達は、彼の人生について書き綴った本を出そうとする、その相談を受けた今多を義理の父に持つ杉村は彼女達に会う。本を出すことに積極的な妹梨子、本を出すことにより父の暗い過去が明らかになることを恐れる姉聡美、彼女には幼い時に起きた恐ろしい体験があった、杉村はその本の出版に携わることになり今回の事件と梶田家の過去を調べ始める。宮部みゆきらしい非常に読みやすい作品、彼女のうまさは文章が流れるように入ってきて、決して前の頁に戻させないところだということを再認識させられた。東野圭吾的エンディングは特に感動はなかったが、よく出来た作品だと感じました
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4408534498
No.25
(4pt)

さすがです。。。

読む者を物語の世界にひきこませる文章力は、さすが宮部みゆき!という感じがしました。情景が頭の中に浮かんできて気持ちよく読むことが出来ました。たまに、「えっ?どういう事なの?」と状況がよくわからないまま読み進めなければならない本もある中で宮部みゆきさんはそういう所が無く、納得しながら読み進める事が出来ます。でも、妹が姉に対してつんけんしているように感じたのはやっぱりそういう理由かぁ・・・と思いました。
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4408534498
No.24
(2pt)

一気に読むことはできますが・・・

一気に読み通すことはできます。6~7時間くらい?登場人物のバックグラウンドの紹介が長い。主人公クラスの人物ならばわかるのですが、ちょい役まで説明しすぎなのでは?大財閥「今多コンツェルン」会長の今多嘉親が何か起こすのでは?という期待も裏切られた感じです。つるつると読んでいけますが、残らない作品でした。
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4408534498
No.23
(3pt)

ぼやけた印象です

宮部みゆき、大好きなので本になったものはすべて読んでいるのですが、どうもこのところパッとしないような気がします。ミステリーの種明かしの部分は二つとも凡打で、とてもプロの作品とは思えません。ではこの作品の核となるものはミステリーではないのかというと、それ以外の部分がまた凡庸な印象なのです。文章がずば抜けてうまいので読ませますが、書きたい芯のところがはっきりしません。いろいろ深読みすれば発見があるのかなあ。ファンタジーにうんざりして、久々にミステリーが読めると思ったのに残念です。もっとも私は時代物の方が好きですが。どなたかも書かれていましたが、ほんとにゲームのやり過ぎなんじゃ…と思います。ファンタジー書いたのもゲーム好きが嵩じてという気がするし。書き下ろしというのもダレてしまった原因なのかな。これが連載ものなら読者の反応がダイレクトに返ってきて、もうちょっと違ったかも。宮部さん、次回はどうか深く心に迫るものを書いて下さい。
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4408534498
No.22
(2pt)

過大評価されている

最近ファンタジーばっかりでうんざりしていたミステリーファン待望の現代ミステリーということで否応なく期待が高まりましたが物足りなさ抜群でしたね。「模倣犯」を読んだことのある方は例外なくがっかりすると思いますよ。
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4408534498
No.21
(3pt)

なぜ「誰か」?

多分、この小説のテーマは「心の中に誰にも言えない隠し事を持っていると、とても苦しい」とか、そんな事なんだと思う。半分以上読んでから、やっとこのテーマに気が付いた。今までの宮部さんらしくなく、淡々と内容が進んでいかない。主人公の三郎の性格が、そのままこの小説の流れになってしまったのかも知れない。そうは言っても、なぜタイトルが「誰か・・」なのか、未だにわかっていない私がいる。人間はみんな心の内を聞いてくれる「誰か」を探している・・という事なのか?
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4408534498
No.20
(1pt)

宮部フリークだからあえて星ひとつ

どうも「模倣犯」からこっちスランプが続いているようで悲しいです。この作家には時代物というもう一つの(より強い)強みがあります。RPG、ドリームバスターと続くともう彼女は時代物一本で行った方がいいのではないかと思いました。そしてこの「誰か・・・」ですけれど、これは「宮部フリーク」であるから読みました。最後まで。この本を他の作家が書いているのなら星を4個はつけたでしょう。文章も構成も表現力も他作家に比べれば上級です。しかもむやみにセクシャルなシーンを入れない。これは名人芸の域です。しかし、宮部フリークとしてはいつも高い基準の期待をしてしまってこのごろでは現代物ミステリではがっかりさせられ通しです。このごろあえてそうしているのかこの作品でも宮部さんの独壇場であるシンパシーをもてる「少年」が出てこないのはやはり失点の一部ですね。宮部さんのスタミナがつきないように祈ります。よい時代物を描いて欲しいです。
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4408534498
No.19
(2pt)

ん~いまいちかな…

率直に申し上げて、宮部さんらしくないかな。物語全体が、間延びしてしまっている印象を受けました。所々に「おっ」という仕掛けはあるものの、だらだらとした流れはいただけませんでした。それでもいい、ゆったりと読み進めますよという方は、どうぞご購入を。
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4408534498
No.18
(2pt)

面倒です

宮部さんはストーリーの組み立て方がうまく。小さな世界を扱っていても、そこそこ楽しめました。でも、いつものだらだらした文章が続いて、時々投げ出したくなります。もっと、とんとんと話を進めてほしい。そう思っているファンは確実に居るのだ。
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4408534498
No.17
(4pt)

ひねりなしでまたまた新境地

 長編の割には、小品と呼びたいような堅実な作品。謎解きよりも、登場人物の心の揺れをしっかり書いている。敏腕刑事も怪盗も異常性格者も登場しない。人も死ぬが、社会的影響の大きな事件ではない。 宮部らしくないといえば実にこれまでの宮部らしくはない。宮部作品はいつも、何か読者を驚かせる仕掛けがあった。宮部作品のアッと驚く展開や、これでもかと畳み掛けるツイストは、ない。だが、いつもの宮部作品だと思って読むと、そういう意味では裏切られることになる。全くこの作家はどこまでも一筋縄ではいかない。 やや地味な作品にしてはよく売れた。宮部作品はもうブランド化しているってことか。
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4408534498
No.16
(3pt)

ニュースを見る目が変わるかも?

他の方も何人か述べておられるように、確かに事件の規模は小さいし、ミステリーとしても先が読めて、物足りなさを感じるかもしれない。だが、どんな小さな事件の陰でも、悩み苦しみ、様々な人間模様が繰り広げられていることに、改めて気づかされる作品。個人的には好きな作品だが、酷評もされるだろうと思う。
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4408534498