誰か Somebody

評判

誰か Somebodyの評価:

3.45/5点 レビュー 170件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全126件 1〜20 1/7ページ
No.126
(4pt)

小説にミステリ要素のある作品

ミステリと思って読むと、展開は遅く感じるかもしれないが、作者は人間の細かな心情の動きも描きたかったのだろう。ミステリになれた自分には伏線が次々とわかる感じであったが、小説にミステリが入ってると思えばスピード感はちょうどいいのではないか。
誰か―Somebody (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 誰か―Somebody (文春文庫)より
4167549069
No.125
(4pt)

小説にミステリ要素のある作品

ミステリと思って読むと、展開は遅く感じるかもしれないが、作者は人間の細かな心情の動きも描きたかったのだろう。ミステリになれた自分には伏線が次々とわかる感じであったが、小説にミステリが入ってると思えばスピード感はちょうどいいのではないか。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.124
(5pt)

裏のテーマが深い。

「持たざるもの」からの激しい嫉妬、理解されない自分の立場、一番安らげる家族の中においても「本音が出せない苦しさ」。

これらが杉村三郎の心に「毒」として少しずつ残っていく。

人の心を踏みにじってまで、感情を優先させてしまう人間の愚かさを描きたかったのだろう。

その愚かさを暴いた杉村自身も(深層心理では)深い傷を負ってしまう。

それらを踏まえたラスト、杉村の母親の言葉が印象的で考えさせられた。
誰か ----Somebody Amazon書評・レビュー: 誰か ----Somebodyより
4408534498
No.123
(4pt)

丁寧に細かく書き込まれた人間模様で読ませる作品。

宮部みゆきさんらしい、丁寧に細かく書き込まれた人間模様で読ませる作品。きっかけとなった現代の事件は、小学生による自転車轢き逃げ事件で、特にひねりもなく、アッサリ解決するのだが、この事件の犯人捜しによって、被害者の過去に起こった事件がクローズアップされ、どんどん謎が深まる描き方。残された被害者の2人の姉妹が、対照的なキャラをしており、それが過去の事件に起因しているらしい事が判明すると、なるほど、と混迷に光が差した感じ。展開が遅く長い話を、じっくりと読ませるのは、さすがの筆力である。スリリングで飽かずに読まされ、この姉妹を含めた人間模様を深く考えさせられた。又、探偵役の杉村三郎は、大富豪の娘と結婚した、逆玉キャラで、愛妻家で子煩悩と言う、平凡な男。彼の妻や娘のエピソードは、事件と関係はないが、緊張感をほぐす、恰好のスパイスとして、利いている。

  ただ、事件が解決した後の、最終盤、この姉妹と婚約者を巡るトラブルは、味が悪かった。作者なりに必然性はあるのだろうが、個人的には波風立てずに終わって欲しかった。
誰か―Somebody (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 誰か―Somebody (文春文庫)より
4167549069
No.122
(4pt)

丁寧に細かく書き込まれた人間模様で読ませる作品。

宮部みゆきさんらしい、丁寧に細かく書き込まれた人間模様で読ませる作品。きっかけとなった現代の事件は、小学生による自転車轢き逃げ事件で、特にひねりもなく、アッサリ解決するのだが、この事件の犯人捜しによって、被害者の過去に起こった事件がクローズアップされ、どんどん謎が深まる描き方。残された被害者の2人の姉妹が、対照的なキャラをしており、それが過去の事件に起因しているらしい事が判明すると、なるほど、と混迷に光が差した感じ。展開が遅く長い話を、じっくりと読ませるのは、さすがの筆力である。スリリングで飽かずに読まされ、この姉妹を含めた人間模様を深く考えさせられた。又、探偵役の杉村三郎は、大富豪の娘と結婚した、逆玉キャラで、愛妻家で子煩悩と言う、平凡な男。彼の妻や娘のエピソードは、事件と関係はないが、緊張感をほぐす、恰好のスパイスとして、利いている。

  ただ、事件が解決した後の、最終盤、この姉妹と婚約者を巡るトラブルは、味が悪かった。作者なりに必然性はあるのだろうが、個人的には波風立てずに終わって欲しかった。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.121
(5pt)

思っていたより本の状態良し

早く着いたし梱包も完璧
良い買い物しました
誰か―Somebody (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 誰か―Somebody (文春文庫)より
4167549069
No.120
(5pt)

思っていたより本の状態良し

早く着いたし梱包も完璧
良い買い物しました
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.119
(5pt)

シリーズのスタート

杉村三郎さんはここからスタートします。実は出た当時に一度読んで、正直「まあそこそこの出来」と思って本棚に。
最近コロナで家にいる時間があるから、5冊の杉村三郎シリーズの単行本を読んで、原点に戻って再読。
意外と緻密な構成で、新しいジャンルを開拓しようとされていたことが分かってくる。警察とかはほとんど出てこないし、日常生活の中の市井の事件を取り扱う方針(とはいえこれは殺人事件ですけど)なんでしょうね。
そういう意味では4冊目、5冊目のほうがその路線がはっきり出ていて、この1作目はまだまだ当時の大作の片鱗が窺えます。それは本人の思惑とはかけ離れているだと思いますけど。
着メロね、懐かしい。最近はマナーモードが常識で聞くことがなくなったですね。
作品自体の出来はいいですよ。
誰か ----Somebody Amazon書評・レビュー: 誰か ----Somebodyより
4408534498
No.118
(5pt)

とても面白い

杉村三郎シリーズはやはり面白い。人間の感情が良く書かれていて共感できると思う。
誰か―Somebody (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 誰か―Somebody (文春文庫)より
4167549069
No.117
(5pt)

とても面白い

杉村三郎シリーズはやはり面白い。人間の感情が良く書かれていて共感できると思う。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.116
(4pt)

1作目としては素晴らしい作品であり、今後の方向性を如何に紡いでいくのか?が楽しみです(^-^*)/

有名な『杉村三郎シリーズ』一作目です(^-^*)/
存在は知ってましたが今まで未読でした。
読んでみると、主人公の杉村さんのキャラクター性が素晴らしく、まずは心優しく真っ当な一般人でありながら、大企業社長の娘=奥さんの義父の会社に勤めているマスオさん状態であり、
奥さんや娘とは仲良しで、義父との関係も良いものの、育ちの違いや立場上に於いて、少しだけ居心地の悪さを伺わせる箇所があり、
それらの要素が、読者が共感しやすかったり、同情しやすかったり、心温めて読めたりというプラスに作用する点が、非常に素晴らしく感じました(^-^*)/

事件の真相に関しては後味悪い部分もありますが、 人の優しさや良さも弱さも醜さも備えた多面性を備えているという点で、見事だなと思います。
1作目としては素晴らしい作品であり、今後の方向性を如何に紡いでいくのか?が楽しみですし、シリーズを続けて読んでいきたいと思います(^^)
誰か―Somebody (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 誰か―Somebody (文春文庫)より
4167549069
No.115
(4pt)

1作目としては素晴らしい作品であり、今後の方向性を如何に紡いでいくのか?が楽しみです(^-^*)/

有名な『杉村三郎シリーズ』一作目です(^-^*)/
存在は知ってましたが今まで未読でした。
読んでみると、主人公の杉村さんのキャラクター性が素晴らしく、まずは心優しく真っ当な一般人でありながら、大企業社長の娘=奥さんの義父の会社に勤めているマスオさん状態であり、
奥さんや娘とは仲良しで、義父との関係も良いものの、育ちの違いや立場上に於いて、少しだけ居心地の悪さを伺わせる箇所があり、
それらの要素が、読者が共感しやすかったり、同情しやすかったり、心温めて読めたりというプラスに作用する点が、非常に素晴らしく感じました(^-^*)/

事件の真相に関しては後味悪い部分もありますが、 人の優しさや良さも弱さも醜さも備えた多面性を備えているという点で、見事だなと思います。
1作目としては素晴らしい作品であり、今後の方向性を如何に紡いでいくのか?が楽しみですし、シリーズを続けて読んでいきたいと思います(^^)
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.114
(5pt)

単調な話と思いきや本格ミステリー

宮部さんの作品は火車と模倣犯だけ読んだことがあって、この作品はその2作と違って物語の後半まで単調に進んでいき、今までとテイストが違うな、という印象でした。心理描写が細かいですし表現がすてきなんですがこのまま単調に終わるのだろうか、、と不安でした。ところが後半、想像を超える展開で、めちゃくちゃ面白くなって、どんどん読み進めちゃいました。
途中の話は物語を深くするための重要なお話だったんですね。特に感心したのが、主人公の心の声とか、周囲の情景で人となり、悩みなどがわかってしまうことです。さすが有名作家さんです。久しぶりに小説を読んだのですが、本当に読みやすかったです。次の作品もぜひ読んでみようと思います。
誰か ----Somebody Amazon書評・レビュー: 誰か ----Somebodyより
4408534498
No.113
(5pt)

2度目

途中まで読んで投げたした過去がある。このたび、本を読みたくなって、再読しました。そして、読了。我々は、杉村三郎になってこの物語を歩いていく。杉村と同じように、読んでいるうちに多少訳がわからなくなりつつ、謎のようなものを探索する。名もなき毒もそうだが、たいした驚きもない展開なのに、読んでいるのは杉村三郎になって読んでいるからなのだろう。だよねーだよねーと、流行語大賞のように、杉村に同調してしまうので、ページをめくる手が早くなる。この手の本は、早く読了するに限る。今回も二日で読み終わった。
 本を読むと、頭の回転が良くなる気がしている。最近は、資格試験の本ばかり読んでいるので、本に心がこもっていない。もう、小説は読むこともないのかと思っていた。私の興味がある本に出合えたので、感謝。
誰か―Somebody (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 誰か―Somebody (文春文庫)より
4167549069
No.112
(5pt)

2度目

途中まで読んで投げたした過去がある。このたび、本を読みたくなって、再読しました。そして、読了。我々は、杉村三郎になってこの物語を歩いていく。杉村と同じように、読んでいるうちに多少訳がわからなくなりつつ、謎のようなものを探索する。名もなき毒もそうだが、たいした驚きもない展開なのに、読んでいるのは杉村三郎になって読んでいるからなのだろう。だよねーだよねーと、流行語大賞のように、杉村に同調してしまうので、ページをめくる手が早くなる。この手の本は、早く読了するに限る。今回も二日で読み終わった。
 本を読むと、頭の回転が良くなる気がしている。最近は、資格試験の本ばかり読んでいるので、本に心がこもっていない。もう、小説は読むこともないのかと思っていた。私の興味がある本に出合えたので、感謝。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.111
(4pt)

3重にも4重にも仕掛けが

犯人にたどり着くまでに張られた伏線が最後まで面白いように回収されて行く。

ほぼほぼ事件が解決しているのに、ページ数が大量に残っているのは、その後の

小説の中の人物が息づいているようで、読んでいてとても楽しい。

それがハッピーエンドで終わらなくとも、構わない。

いつまでも終わらないでほしいと読みながら願ってしまった。

ところで

「名もなき毒」を先に読んでしまった。この後は「ペテロ葬列」に行くしかない。
誰か―Somebody (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 誰か―Somebody (文春文庫)より
4167549069
No.110
(4pt)

3重にも4重にも仕掛けが

犯人にたどり着くまでに張られた伏線が最後まで面白いように回収されて行く。

ほぼほぼ事件が解決しているのに、ページ数が大量に残っているのは、その後の

小説の中の人物が息づいているようで、読んでいてとても楽しい。

それがハッピーエンドで終わらなくとも、構わない。

いつまでも終わらないでほしいと読みながら願ってしまった。

ところで

「名もなき毒」を先に読んでしまった。この後は「ペテロ葬列」に行くしかない。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.109
(5pt)

派手さはないがそれぞれの人物の本質をついている

派手な設定や残酷な出来事は起こらないけれど、人間は心の中に誰もが影を持っていて、それがとても恐ろしいのだという話。結局この世を生きていく上で、一番怖いのはそういう外から見えない心の中の闇だということ。追い詰められてそれを吐き出す時、思いがけない「誰か」が目の前に現れるシーンがそれぞれの登場人物にあり、それが圧巻でした。
誰か―Somebody (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 誰か―Somebody (文春文庫)より
4167549069
No.108
(5pt)

派手さはないがそれぞれの人物の本質をついている

派手な設定や残酷な出来事は起こらないけれど、人間は心の中に誰もが影を持っていて、それがとても恐ろしいのだという話。結局この世を生きていく上で、一番怖いのはそういう外から見えない心の中の闇だということ。追い詰められてそれを吐き出す時、思いがけない「誰か」が目の前に現れるシーンがそれぞれの登場人物にあり、それが圧巻でした。
誰か Somebody (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 誰か Somebody (カッパノベルス)より
4334076173
No.107
(5pt)

あれ、この場面記憶にあるぞ?

このシリーズを読んだことが無かったと思い込んでいて、半分過ぎたあたりでデジャブ。大昔に読んだから杉村三郎シリーズって知っていたと思い出す。
再読にもかかわらず、読者をひきつける描写は素晴らしいと思う。著者の作品は心底善い人が多く描かれ、好印象を持つ反面、相乗効果で悪意が際立ち、悪意そのものの印象を際立たせていると感じる。本作も、3/4くらいまでは杉村三郎の善良さ、周りの人の良さに救われるが、読了に向け悪意にさらされてしまう。
本当、3/4までの流れでスッキリなら、それはそれで良かったのかもしれない。しかし、悪意にさらされて終わる流れであっても、後味が悪いと捉えることなく、深く考えて読み終える事ができたのは、著者の描写のうまさが際立つからではないだろうか。
誰か―Somebody (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 誰か―Somebody (文春文庫)より
4167549069