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(短編集)
ゆんでめて
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ゆんでめての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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4年後、不幸のどん底にある一太郎が時系列を遡って問題解決を行っていきます。よくある手法ですが、少しモヤモヤしたものが残りました。というのは、”1つの時間線のなかでループを解消して前に進む”というハッピーエンドではなく、”時間線が2本あるいはそれ以上に分岐”した結末に読めることです。つまり、最初の時間線の一太郎は不幸なままなんですよね。トリッキーな工夫を加えずに、時系列順に仕立ててくれたほうが読了感が良かったですね。 | ||||
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文庫版がなかなかでないので、購入しました、文庫並みの値段でしたので購入に踏み切りました | ||||
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想像した通りとてもよかった。 また次の商品も購入したいと考えている。 | ||||
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最近のしゃばけシリーズを読むと、どうもストーリーに集中できず途中で投げ出してしまう、何故だろう。 浅田次郎氏による畠中氏の直木賞選考時の評を見て、少し分かった。 シリーズが進むほどキャラクターが増え、それがいっぺんに出過ぎるのだ。 1ページの中で大勢が入り乱れて違うことをしているので本筋がわかりにくい。 家鳴の「きょんげ」「ぎょぴー」などと言うセリフ(?)も幼稚でいい加減飽きた。 屏風のぞきがいつ元通りになったのかもあやふやで、 長編仕立てになっているわりに何が芯になっているのかわからなかった。 高校の文芸部みたいな文章もいただけない。 しゃばけは好きなシリーズだけに残念。 | ||||
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ファンのほとんどが異論を唱えるであろうが、畠中恵はしゃばけシリーズをそろそろ卒業するべきかもしれない。 しゃばけシリーズは、数々の妖(あやかし)が彩る庶民派時代劇だが、何よりも若旦那(一太郎)の成長譚である。 病弱な一太郎少年が、妖という個性的で少し変わった友達の力を借り、一人前の大人を目指して成長していくというメインテーマがある。 【ゆんでめて】の連作の中では、兄の松之助に子ができて叔父となり、縁談話に可愛い娘さんを意識する年頃にもなった。 いくら体が弱いからと言っても、いくら佐助が豪傑だからと言っても、危機に瀕して良い青年が幼女のように脇にひっかかえられて助けられては、あまりに気の毒というものである。 しかし、シリーズを続けるためには、若旦那はいつまでも病弱な青年でいなくてはならない。 それはちょっと可哀想すぎるというものではないのか? ファンは好意的に読むのだろうが、私はこの連作短編に作者の迷いを感じた。 例えば、一話めの『ゆんでめて』では、行方不明のままだった屏風のぞきの屏風が、二話めの『こいやこい』ではうやむやのままに解決している。 SFには夢オチという禁じ手があるのだが、この連作のまとめ方はそれに近いものがあると思う。 神様だからと言って、何をしても許されるわけじゃない。 私には作者が、少し大人の作風にシフトしていきたい気持ちがあるように思える。 | ||||
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