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(短編集)

ゆんでめて



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【この小説が収録されている参考書籍】
ゆんでめて
ゆんでめて (新潮文庫)

ゆんでめての評価: 4.20/5点 レビュー 40件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 21~40 2/2ページ
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No.20:
(5pt)

楽しい本

鬼と遊べる、他の人に身見えない物が見える、そんな若旦那だが体が極端に弱い。 そんなギャップが良いのかな。
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No.19:
(4pt)

いつも通りの面白さ

筆者の本はほとんど購入していますが、いつもながらのストーリーで楽しくよまさせていただきました。
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No.18:
(5pt)

期待通り♪

このシリーズ、最初からずっと引き込まれてます。 今回は、いつもの若旦那の事件とは違って、右か左かの選択で全く異なった人生を歩むことになったりと、誰にでも起こりえる日常の岐路があって、面白くあっという間に読めました。 アニメ化されたらいいのになぁ。
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No.17:
(5pt)

シリーズのどの本もいいけれど!

若旦那のちょっとした選択が大きな運命の分かれ目に。 今回は時間軸をさかのぼって書かれている上に、その話の謎解き+全編を通すお話と二重に進んでいくので、ちょっとややこしかった。 けれど、若旦那たちの軽妙なやりとりや家鳴のかわいさに笑ったり、ちょっと切ない気持ちにさせられたりしているうとに、あれよあれよという間に引きこまれます。 今回の桜の花見や大水の様子もだし、毎回、ビジュアルがわーっと浮かんできて、楽しいです。 これからも楽しみにしています。
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No.16:
(5pt)

この変わらない世界がしゃばけ

あら、1巻飛ばしたかしらと思うような感覚で冒頭始まり、突然の喪失感を共有し、二章三章と時を遡り、と言う事は最後、やはりかもしやかどちらに転ぶかと思いながら読みました。 誰に気付いてもらうことなく神が神らしいことをしてくれた。 誰もがそれなりに力を持っていながら互いを尊重して 小さな世界を守るために慎ましい望みだけ持って楽しく生きてる。 この救いのある世界が畠中さんの世界。 ずっとずっと続いてほしい世界です。
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No.15:
(2pt)

構成が分かったとたんオチもわかった。

その通りの結末だったのであくびが出ました。 実際読みながら2回落ちました。 はじめはいきなり物語背景が飛んでるので、???でしたが読み進めて行くうちに事件に迫っていくことが分かり、意外とすぐに謎が解けました。 個人的にはですけど、こういうなんでもあり設定になると面白みが薄れるかと思います。 若旦那が進むべくして選んだ道の先が今後のシリーズになるならちょっと楽しみですが、それでも惰性気味。 畠中さんより私が先に卒業しそう。
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No.14:
(2pt)

マンネリ感がいなめない。

「しゃばけ」シリーズが好きで同じ作家ということで購入したのですが、この作家は「しゃばげ」「ぬしさまへ」の頃が一番頂点で面白く、その後は失速しているように感じる。 そろそろ若旦那一太郎に対する執着を解いて、全然違う別の作品を書いてはどうだろうか?
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No.13:
(3pt)

読みにくい…

最近のしゃばけシリーズを読むと、どうもストーリーに集中できず途中で投げ出してしまう、何故だろう。 浅田次郎氏による畠中氏の直木賞選考時の評を見て、少し分かった。 シリーズが進むほどキャラクターが増え、それがいっぺんに出過ぎるのだ。 1ページの中で大勢が入り乱れて違うことをしているので本筋がわかりにくい。 家鳴の「きょんげ」「ぎょぴー」などと言うセリフ(?)も幼稚でいい加減飽きた。 屏風のぞきがいつ元通りになったのかもあやふやで、 長編仕立てになっているわりに何が芯になっているのかわからなかった。 高校の文芸部みたいな文章もいただけない。 しゃばけは好きなシリーズだけに残念。
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No.12:
(5pt)

不思議な感覚

こんな不思議な感覚な本は初めて読みました。 タイムマシンの世界のようです。 しゃばけシリーズで一番印象に残りました。 素晴らしい。 星3つの方のレビューは物語の内容を勘違いされています。 ネタバレしますが、 これは 読んで章を進める度に時間がさかのぼるのです。
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No.11:
(4pt)

これは若旦那のゆんでめて? 畠中恵の分岐点?

意味深である。「ゆんでめて」、神の左手悪魔の右手。
いやいや、若旦那の左手、右手は一体どうなっていくのか。
誰にでも訪れる、人生の分かれ道。
いつまでも布団の中で、にいや達に守られているわけにはいかない。

あの時こうすれば、これがなかったならば。
東北関東の大震災前後に読んだだけに、心にずっしり来る。
神が何を望んでいるのか、未来に何が待っているのか、
ほんの一寸先のことも分からない人間の私達。

このシリーズの始まった時のような明るい爽快感が無くなり、
ある意味気だるく、不安感に満ちた、
苦みばしった通奏低音が流れているのは、
主人公の成長と切っては切れぬ、
「会うは別れの始めなり」の大原則のせいだろうか、
それとも、運命を選び取ることのできない人間の
脆さはかなさが前面に出ているからだろうか。

今までと同じ、緩やかな止まった時間の中の謎解きだけでは
物語を終わらせるわけにはいかない。
作家十年目の正念場はこれからか、畠中恵。
そんな迷いや思いを滲ませて、過去に遡る主人公、そして作者。
明日は、どっちだ?
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No.10:
(5pt)

良いです

突拍子も無い、でも実はちゃんと理にかなっていて、 そして楽しくて、少し寂しい。 ーーー こらえ性がない自分は、1話目を詠んだ後、2話目を読もうとして、 ???と思って、一番最後から遡って読みました。 気になった方はぜひ手にとって見てください。 いつもタイムスリップした気持ちにさせてくれるこのシリーズ。 大好きです。
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No.9:
(4pt)

再読必至!

「しゃばけ」シリーズの9作目です。

短編仕立ては前作までと同様ですが,今回は構成に大きな特徴があります。詳しくは述べませんが,題名の「ゆんでめて」に的確に表れています。
つまり,「ゆんで(弓手)=左」に行くか「めて(馬手)=右」に行くかで,その後の運命は変わりうるものということですね。
構成としてはおもしろいのですが,反面,わかりにくさも感じます。というか,読みながら「もやもや」した感じが払拭しきれないのです。
最後まで読めば解決はつくのですが,僕は再読して初めてすっきりわかりました。
これを,わかりにくいと捉えるか,逆に作者の作戦勝ちと捉えるかは,評価が分かれるところでしょう。
また,新登場のキャラクターである女神を描き切れていない印象がありますが,これは次作への布石かとも思われます。

とにかく,再読したくなることはまちがいなしです。
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No.8:
(5pt)

かなりネタバレです

すこし混乱してしまう今回のしゃばけシリーズ新作ゆんでめて。 前にレビューされた方が一話目の「ゆんでめて」では行方不明だった屏風覗きが二話目でうやむやに解決されてるとかほざいてますが二話目の「こいやこい」は「ゆんでめて」より時間軸が前の物語です。 「こいやこい」の話の中でおざなりに直され具合が悪くなり、高名な屏風職人に預け行方不明になり「ゆんでめて」の話で若だんなが探し回り屏風覗きはこの世にはいないと分かる。 という構成になっています。
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No.7:
(5pt)

しゃばけ大好き

しゃばけシリーズはこのままでいいんではないかと思います、私てきには特に成長する必要もなく、このままの状態で色々な事件を手代、妖と一緒に解決していく超虚弱な若旦那の連載で充分満足しております 特に年頃になる必要もなく、妖、手代もこのままで娯楽の読み物として存在していてくれれば満足です。 読んだ後にほっこりしたり、ちょっとさみしかったり、そんなしゃばけシリーズをこのままずっと続けていってほしいと思います。
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No.6:
(4pt)

弓手、馬手

早いものでもう9作目。今回も短編のお話ですが、今回は4年後から始まり、3年後、2年後・・・と時間を遡っていきます。だから最初は誰々と出会ったのは〜と書かれていても、誰それ?って感じでした。短編を読んでいけば正体はわかります。しかし、最初の衝撃から立ち直れないでいると、遡ったお話に多少の違和感を感じます。最終的には「しゃばけ」らしさがありますが、好みは分かれる作品だと思います。私自身、複雑な気持ちです。「しゃばけ」らしさを損なって欲しくない気持ちと、そういう展開も成長にはありかなと思いました。
最近のお話は一太郎が少しずつ大人になっていくのを感じずにはいられません。大人になっていく事に少し寂しさを感じますが、永遠の少年ではないのです。次回作も「しゃばけ」らしさ満載でいてほしいです。
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No.5:
(4pt)

期待を裏切らない面白さ♪

「もしあの時、進む方向を変えなければ・・・。」
一瞬の判断がその後の一太郎の運命を変えた。屏風のぞきが行方不明になった原因は自分に
あると思った一太郎は、屏風のぞきを見つけ出すために評判の事触れに会いに行くとこにした。
そこで起こった出来事とは・・・。表題作を含む5編を収録。しゃばけシリーズ9。

「もしもあの時・・・。」そう思うことは誰にでもある。それが、取り返しのつかないことにつながると
したら・・・。「進むべき道は右か左か?」一太郎にとってこの差はあまりにも大きかった。大切な
友である屏風のぞきの行方がつかめない。悔やんでも悔やみきれない。
「あの屏風のぞきが!?」読んでいる方も、どうなってしまったのだろうと心配しながらページを
めくっていく。しゃばけシリーズに必ず登場していた屏風のぞきが、このシリーズで姿を消して
しまうのか!?だが、ラストに待っていたのは意外な結末だった。この作品の巧みな構成はこの
結末を導き出すためだったのかと、読み終えてから納得した。得るものがあれば失うものがある。
この当たり前のことが、この作品では強く生きている。期待を裏切らない、楽しめる作品だった。
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No.4:
(5pt)

人生は選択の連続。

なのかもしれない。今回の物語は若だんなが予定とは違う行動を
とってしまった為に起こってしまったのかもしれない(そうじゃないかもしれない)
後悔からはじまり、最後は上手く収まってるという不思議な感じのする
ストーリー設定で、時間を面白く巧みに使った、今までにはない作品になっています。
最後の方だけを読むと長崎屋に特に変わったことはなく、何事もなかったという事に
なるのです。若だんなは予定通り弓手(左)に進んだ事になるのだから。
では、馬手(右)に進んだ時のお話はどうなるのでしょう?
無かった事になるのでしょうか?若だんなが心惹かれた、かなめさんとの出会いは?
かなめさんにちょっとジェラシーを感じつつも、若だんながお嫁さんをもらう時が
とうとうきたのか、などと思っていたのに。このまま、馬手(右)に進んだ時のお話が無かった事
になるのは惜しい気もしますが、それが、選んだ道が違えば、出会う人、出会わない人、起こる事も
違う、そう言う事なのでしょうね。常に人は自ら些細なことでも選択し生きている。
それが今後の人生とどう関わるのかも知らずに。そう考えると少し怖い気がしますね。
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No.3:
(3pt)

しゃばけシリーズも曲がり角か?(ネタバレあり)

ファンのほとんどが異論を唱えるであろうが、畠中恵はしゃばけシリーズをそろそろ卒業するべきかもしれない。
しゃばけシリーズは、数々の妖(あやかし)が彩る庶民派時代劇だが、何よりも若旦那(一太郎)の成長譚である。
病弱な一太郎少年が、妖という個性的で少し変わった友達の力を借り、一人前の大人を目指して成長していくというメインテーマがある。
【ゆんでめて】の連作の中では、兄の松之助に子ができて叔父となり、縁談話に可愛い娘さんを意識する年頃にもなった。

いくら体が弱いからと言っても、いくら佐助が豪傑だからと言っても、危機に瀕して良い青年が幼女のように脇にひっかかえられて助けられては、あまりに気の毒というものである。
しかし、シリーズを続けるためには、若旦那はいつまでも病弱な青年でいなくてはならない。
それはちょっと可哀想すぎるというものではないのか?

ファンは好意的に読むのだろうが、私はこの連作短編に作者の迷いを感じた。
例えば、一話めの『ゆんでめて』では、行方不明のままだった屏風のぞきの屏風が、二話めの『こいやこい』ではうやむやのままに解決している。
SFには夢オチという禁じ手があるのだが、この連作のまとめ方はそれに近いものがあると思う。
神様だからと言って、何をしても許されるわけじゃない。
私には作者が、少し大人の作風にシフトしていきたい気持ちがあるように思える。
ゆんでめて (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゆんでめて (新潮文庫)より
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No.2:
(5pt)

ゆんで(弓手)か、めて(馬手)か

しゃばけシリーズ第九作。
本作も前作と同様に複数の短編を通して一つの大きな物語になっています。

どこにでもある普通の選択肢。しかし、そんな些細な選択が人の運命を大きく変化させるとしたら。
そして、若だんなも�る一つの岐路の選択の結果、大変な後悔をすることになります。

普通、選択の結果は変える事はできず、人はその後悔を抱いたまま、生きていきます。その人生の中では苦しい事もあれば、楽しいこともあります。その全ては無数の可能性から選び取った、たった一つの未来なのです。

物語の面白さを損なう事になるので詳しくは語りませんが、本作はそのような選択の結果、若だんなが歩むことになった人生が非常に巧みな構成で描かれています。おそらく多くの方は読んでいて非常に大きな違和感を得ることになるでしょう。そしてその違和感の正体に気づいたときに大きな驚きに包まれる事は間違いありません。

作風に良い意味で更なる深みが出てきたシリーズ。是非お手に取ってみてはいかがでしょうか。
ゆんでめて (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゆんでめて (新潮文庫)より
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No.1:
(5pt)

シリーズ9弾目!

しゃばけシリーズも9冊目となりましたが、
面白さは衰えていません。

今回もいつもの面々が活躍します。
若だんな、兄や達、家鳴などの妖たち。
でも屏風のぞきが居なくなってしまいました。
火事さわぎに巻き込まれ、段々弱ってしまい・・・・
これがこの第9冊目の主軸となっています。

シリーズの最初から若だんなのすぐ傍にいた屏風のぞき。
兄や達や家鳴への憎まれ口が聞けなく(読めなく)なってしまい
寂しかったのですが、
でもそこは若だんなの人徳のいたすところ、
最後には「よかった」と思えるお話に。

また、若だんなのお兄さん松之助に子供が生まれたり、
さすがシリーズ9冊目となると皆成長しています。
読んでいて今回も和みました。
面白くて和めるところ、
これがこのシリーズのいいところだと実感します。
ゆんでめて (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゆんでめて (新潮文庫)より
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