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(短編集)
おまけのこ
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おまけのこの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
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いつも通りのお約束の展開。 マンネリとも言えるが、安心して読める。 | ||||
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本シリーズも4冊目の文庫化です。 シリーズも4作目にもなると、 読者も多少の飽きがくることはよくあることです。 本作はその点、畠中氏よく考えてくれてます。 栄吉や鳴家のエピソードが登場します。 ひとひねりが効いています。 「ああ、そういう手があったね」と頷いてしまいました。 飽きずに楽しく読み切れます。 可愛い話が多いんです。 一番のお勧めは、栄吉をストーリーの中心に据えた「こわい」。 栄吉に焦点が当たる話って、今までなかなかなかったですが、 ここでは「ええ!」と思わず感嘆します。 栄吉、いい味出してます。 「おまけのこ」は、 作風は変わってません。 でも登場人物の活躍ぶりが、多様になってます。 今まで読み続けてきた読者にとっては、面白い作品です。 そういう点で、ファンサービスが感じられます。 新しい読者は、「しゃばけ」からお読みになる方がいいなあと・・・。 | ||||
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今回は、若旦那が少し「成長」したなと、思う1冊でした。 妖も、それぞれの個性がはっきりと。 手代ファンにはものたりないかな? 「こわい」の悲しさや、どうにもならない人間の心の葛藤など、おとなっぽくなったかな? 鳴家ファンが増えますね。 かわいらしい。 我が家にもいてほしいな。 | ||||
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江戸の大店の病弱な跡取り息子、一太郎と 彼を過保護なまでに守る、妖怪の手代・仁吉と佐助たちが 活躍する、時代ファンタジー。 今回も引き続き、短編集。 五本入りです。 人にも妖怪にも嫌われる妖・狐者異が登場するほろにがいお話「こわい」、 以前登場した厚塗りの少女お雛さんと屏風のぞきがメインの「畳紙」 二人の手代が現れる前の、幼い一太郎と栄吉の冒険話「動く影」、 吉原の禿の足抜けを一太郎が手伝う「ありんすこく」、 大粒真珠の盗難と一人の鳴家のかわいい冒険の「おまけのこ」です。 「こわい」のお話の中で、佐助たちが栄吉を褒め、 一太郎がうらやましがる場面など、 一太郎が成長したがっている様がリアルに感じられました。 「ありんすこく」での活躍ぶりといい、とても甘やかされていても 自分の力で算段をつけられる一太郎が、すごくいいです。 小さいころの一太郎たちの冒険話や 屏風のぞきが活躍する話などの、イレギュラーなお話も あたたかく、どこかリアルで切なく、しみじみ楽しめました。 | ||||
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「しゃばけ」シリーズの第4弾です。 おおむね,このシリーズの骨格は固まってきた印象を受けますが,毎回異なる趣向は盛り込まれています。 本作では,「ありんすこく」において,主人公の「一太郎」の行動範囲が吉原にまで広がるのですが,表題作の「おまけのこ」より,小説としては面白いと感じました。人の‘慈しみ’‘嫉妬’‘葛藤’といった相矛盾する心情が表現されていると思うからです。もっともその分,あやかしの活躍が霞んでしまった感は否めませんが。 表題作の「おまけのこ」は,いつもは脇役であった「鳴家」に焦点をあてた作風であり,「一太郎」と「鳴家」との交流に,ほのぼのとした思いを抱かせます。 また「動く影」は,「一太郎」の少年時代を舞台にしており,江戸川乱歩の「少年探偵団」を彷彿とさせるわくわく感はあるのですが,「影女」の掘り下げが不十分な点が,個人的には残念でした。 とはいえ,多くの方が親しめる作品であることには変わりません。 | ||||
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しゃばけシリーズ第4弾。 今回も病弱一太郎は周りの妖に助けられながら元気に過ごす。 今作が一番バラエティに富んでたかな、と思う。 幼い一太郎の大冒険。 屏風覗きの人生相談。 一太郎が駆け落ち? 栄吉との大喧嘩。 そして、おまけのこ。 最後のおまけのこが一番良かったな。 鳴家の大冒険と一太郎の鳴家を思う気持ち。 こんな一太郎だから 周りの妖たちも手を貸したくなるんだろうな、と 感じさせられる一編でした。 | ||||
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このシリーズ、妖の世界だけに何でもありで、矛盾も何もかもすっ飛ばして、 ただただ娯楽のためだけに読んでいたのだけれど、その場限りを楽しむだけ で後にも先にも何も残らなかった。 でも、今回の第4弾はなかなか印象に残る作品に仕上がっている。こんな奇 想天外な物語、ネタ探しだけで大変だと思うけれど、作者の創作の苦労など 感じさせないくらい読者を存分に楽しませてくれる。 長崎屋以外の人物が再登場して屏風のぞきとやり取りする「畳紙」は痛快。複 雑な女心や、家庭環境での悩みなど、現代にも通じるものがある。 なかなか、屏風のぞきも男気があってカッコいい。ちょっとファンになった。 表題作の「おまけのこ」も、鳴家にスポットを当てて、キュートなこのキャラ を大冒険させてくれる。ファンタジックな1作だ。 ネタ切れしないで、ずっと続けて欲しいシリーズ。 | ||||
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鳴家が自分の存在を大切に思ってくれる、若旦那に対しての気持ちの描写に感動しました。 この若旦那の頼み事ならなんでも叶えてあげたいと思う、妖達の気持ちが分かります。 とても優しい気持ちになれます。 未読の皆様、ぜひ一巻からお読み下さい! | ||||
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このシリーズは肩の凝らない、ほのぼの作品です。 ふとんの中で就寝前に読むのが、丁度いい感じで、私のお気に入りの睡眠導入剤代わりです。 著者の畠中さんも、ほのぼのした方なのでしょうか?登場人物の性格も単純明快で、安心して読めます。 ストーリー的には、富商の病弱な若旦那とその若旦那を守る妖たちが江戸の事件を解決する話です。 著者の着目が優れているところは、妖怪たちを登場させることで、個性豊かな物語を作る事ができることです。 偉大なるマンネリと評されるまで、これからも続編を次々出してください。 | ||||
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しゃばけ、若旦那シリーズ第四弾。 若旦那と周りで若旦那を守る数多の妖たちが繰り為す物語。 この第四弾は、今までよりも切ない事象に若旦那が遭遇する。 嫌われ者の「弧者異」、塗り壁のように化粧の濃いお「雛ちゃん」の悩み、若旦那が幼いころに出会った「影女」、若旦那がついに大人に??吉原の女子と手に手をとっての逃亡作戦!?、長崎屋の「鳴家」の大冒険。 と、ばたばたと妖たちは今日も元気に若旦那を守り抜く。 長生きしてくださいね、若旦那! | ||||
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前作同様、若旦那と妖たちのやり取りが面白く、あっと言う間に読んでしまいました。 今回は鳴家が活躍(?)する話があり、これがちょっとキュンとする話でした。 鳴家、可愛いです。 早く次回作が出て欲しい限りです。 | ||||
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今回も若旦那と妖たちのやり取りが面白かったです!あっと言う間に読んでしまいました。 本作では鳴家が活躍(?)する話があり、ちょっとキュンとさせられました。 鳴家、可愛いです! 早く次回作が出ないかと待ち遠しいです。 | ||||
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おなじみの登場人物が短い話の中に出てくるので、楽しんで読めましたよ(^^)。 今回は鳴家も主人公に! | ||||
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