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(短編集)

おまけのこ



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おまけのこの評価: 4.30/5点 レビュー 40件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.30pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

疲れている時読んでます。

福祉の職員をしています。 毎日忙し、く有休もなかなかとれません。 最近は休日なのに外出もする元気が無く、以前「しゃばけ」を読んで、このシリーズのほとんどを読んでいます。 軽く読めるし、疲れないし、主人公の若旦那や和菓子屋の栄吉の成長がほほえましいです。
おまけのこ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:おまけのこ (新潮文庫)より
4101461244
No.6:
(3pt)

シリーズ未読の方も安心

しゃばけシリーズ第4弾。 相変わらずの安定感・安心感で読める5話の短編集。 最低限の情報は都度提供されるので、 1作目から読んでいなくても安心して物語の世界に入っていける。 屏風のぞきが単身活躍する「畳紙」はファンにとって面白いのでは。
おまけのこAmazon書評・レビュー:おまけのこより
4104507040
No.5:
(3pt)

おまけのこ

2005年に出た単行本の文庫化。 「しゃばけ」シリーズの第4弾。  5本の短篇が収められている。  だいぶ書き慣れてきた感じだ。 物語としての魅力が増してきている。  気に入ったのは表題作でもある「おまけのこ」。 鳴家の可愛らしさがいい。  一方で「こわい」は小説としての魅力がある。 ラストが秀逸。  ただ、全体としては物語として破綻しかけているようなものが多く、このあたりは改善されないのかなと思った。
おまけのこ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:おまけのこ (新潮文庫)より
4101461244
No.4:
(3pt)

鳴家かわいい

「しゃばけ」シリーズ四冊目です。 「こわい」「畳紙」「動く影」「ありんすこく」「おまけのこ」の五話。 屏風のぞきがメインの「畳紙」、若旦那の子供の頃のお話になる「動く影」、鳴家が主役の「おまけのこ」と、番外編のようなお話がが多い一冊だった気がします。 中でも表題作になる「おまけのこ」はとってもかわいらしかったです。 一巻目にはそれほどパーソナリティのなかった鳴家の目線では若旦那はこう見えてるんだ、と思うと、なんとも言えずいじらしい気がしました。 そのほかのお話も、いつものとおりキャラクターが立っていて楽しめました。
おまけのこ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:おまけのこ (新潮文庫)より
4101461244
No.3:
(3pt)

一読の価値あり

御仏でさえ嫌うという狐者異(こわい)と若だんなが関わると...「こわい」、お雛と屏風のぞきのやりとり「畳神」、幼い頃の若だんなの冒険「動く影」、若だんなが吉原の禿(かむろ)と逃げる!?「ありんすこく」、鳴家(やなり)の大冒険「おまけのこ」

若だんなと妖怪たちのほのぼの推理帖。第四弾。

表題作「おまけのこ」は、普通に読んで楽しめる作品。いつもはぱっとしないその他大勢の鳴家の一匹が事件に巻き込まれて、大活躍。小さいからだでよく頑張ったね、とほめてやりたくなる。気になるのは、「ありんすこく」。吉原の女郎の足抜けを巡る騒動だが、主人は、その女郎をわが子のように思い、「娘」として「助けてやりたい」と思うと同時に、彼女が「商品」であるから、特別扱いはできないと身動きがとれない。彼女の生命に係るので、逃がしてやりたい、と気をもむのだが、健康であれば、使い捨てたのだろう。そして、彼女の朋輩の気持ちが私にはよくわかる。「どうしてあの子だけ...」運命とは常に不公平、などとふっと考えさせられたりもしました。妖怪ものの短編ですが、なかなか、それだけじゃないです。次も楽しみです。
おまけのこAmazon書評・レビュー:おまけのこより
4104507040
No.2:
(3pt)

第五話が感動的です。

うーむ。シリーズ4弾目にして、著者の筆致にいささかの陰りも見られないと言ったら、それは嘘になってしまう。もともとこの著者に時代考証的なことは期待していないが、ストーリーにしても、これが時代物でなくて妖(あやかし)の登場がなかったとしてもさして差し障りのないテーマで、時代と妖をとりのぞけば、あまりに凡庸すぎる展開が気になった。
しかーし!!!本書中5作のうち最後に収められた「おまけのこ」は、すごく良かった。病弱でいつも人様のお荷物的な一太郎なのだが、流石、大妖の孫、やはり彼は只者ではなかった!!!これぞしゃばけの本領といいたい。最後まで読んで良かったと思えたので、極めて星4つに近い星3つにした。それと冒頭の「こわい」にでてくる普段3枚目の栄吉も男前の一面を見せる。
でも、時間がないからと言って、本書の5番目の話だけ読んでも感動は出来ません。シリーズの3作と本書を全部読んだ上で本書の最後の「おまけのこ」を読むと、感動します。
おまけのこAmazon書評・レビュー:おまけのこより
4104507040
No.1:
(3pt)

マンネリ?でも面白い♪

天城屋が真珠を預けた櫛職人の八介が何者かに襲われた。襲ったのは
誰なのか?そして真珠も行方不明。おまけに鳴屋も迷子になって、
長崎屋は大騒ぎ。若だんなの一太郎が事件解決に乗り出すが・・・。
表題作を含む5編を収録した「しゃばけシリーズ」4作目♪
一太郎は体が弱く、佐助や仁吉はそんな一太郎を大げさなほど心配
する。栄吉は菓子作りが下手だ。みんないつもの通りなので、読んでいて
ほっとする。起こる事件は何だか不思議な事件ばかりだが、一太郎は
持ち前の鋭さで見事に解決していく。5編の中では「こわい」の話が
よかった。人の心の隙にすっと入り込んでくる「こわい」は、その名の
通り怖かった。だが、シリーズ4作目となるとちょっとマンネリ化の
ような気がしないでもない。でも、それでもこれからも読み続けたいと
思う魅力がこの作品にはある。このシリーズがこれからもずっと続く
ことを願っている。
おまけのこAmazon書評・レビュー:おまけのこより
4104507040

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