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(短編集)
おまけのこ
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おまけのこの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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今、しゃばけシリーズ少しずつ読んでいます。 本自体は、カバーが一冊端が剥けていたのと、閉じたものを横から見るとうっすら赤いインクのようなものがついたものとあったさけど、内容的には買ってよかったです。 全巻欲しいです。 | ||||
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心情に訴えかけるエピソードが多めです。おすすめは、「こわい」です。これを表題作としても良かったと思います。もうひとつは、「ありんすこく」です。ゆかいな雰囲気で進みながら最後にじわっと人間の心の影が吐露されます。楽しめますよ。 | ||||
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面白い‼️ファンです | ||||
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綺麗な商品でした、なんの問題も有りませんでした。 | ||||
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妖に個性や意志をもたせたところがこのシリーズの面白いところだが、本作ではその妖たちが独自に行動して物語が進むところが面白い。 作家や漫画家が作品作りを説明するのに、登場人物が勝手に歩き出すので楽だった、というような表現を使うことがあるが、本作品集はそういう感じだろうか? また、一太郎が幼少の頃のエピソードもあったりして楽しめました。 このシリーズを読むとなんか、ホッとする。 | ||||
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もう何冊も著者の本を購入しています。 本当に毎回面白い本を出版されています。 安定の星5です。 | ||||
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しゃばけシリーズ第4弾。 今回は殺人事件はありません。いつも身近な誰かが疑われて若旦那が必死に推理しますが、殺人事件ではない推理が際立ちます。さいごにほろりときたり切なくなったりし、話に深みが出てきたと思います。 【こわい】 狐者異が自分の望むものをくれた者に一流の職人になれる薬をやるといい、栄吉の菓子のまずさに喧嘩してしまった一太郎が欲しがるが…。栄吉の大人の発言ににやり。 【畳紙】 塗り壁のように白粉を塗っているお雛の元に夜な夜な屏風覗きが現れて悩みを聞く。なぜ白粉を塗るようになったのか。さいごはほろりときます。 【動く影】 一太郎が5つの時に影女が町に現れ、子供達で謎をおう。並行して、大人たちの間では飛縁魔の噂があり…。兄や達も妖達もまだいない時の話。 【ありんすこく】 一太郎が吉原の禿を足抜けさせると言い出す。いつもは離れが舞台だけど、吉原が舞台になり、いつもとは違った雰囲気があります。 【おまけのこ】 天城屋が娘の嫁入りに大きな真珠をたくさんつけた櫛を持たせるといい、櫛職人が長崎屋の中庭で襲われて真珠が無くなる。真珠をお月様だと思った鳴家は皆に見せようとして… 個人的にお雛ちゃんの話が好き。 狐者異の話は、なんともやるせない気持ちになります。 | ||||
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読みやすく、やさしい文章が気に入ってるとのこと。 畠中さんを見つけて良かった。 動けない人間にとって本とテレビは心のオアシスなんだ。 | ||||
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今頃知ってガッカリの様な一揆に読めて楽しさ十倍ですが、 でも次が有るのかないのか出ないと寂しいと心配です。 皆さんにもよんで欲しい、寝る前に読むとホットして安らいで 良い夢と心地よい眠りにつけます。 「しゃばけい」グッツも出ていて使って楽しい作りもチャトしてて 使い心地もバツグンです。 | ||||
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しゃばけシリーズが気に入り、順番に読んでいますが、この本の最後のおまけのこ、最高に心にしみました。 若旦那も妖たちも本当に愛すべきキャラですね。 特に今回は小鬼が愛しくてたまりませんでした。 | ||||
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文庫、単行本含めてこの商品の作者ファンです。 たまたま探していた商品だったのでラッキーでした。 | ||||
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「しゃばけ」シリーズ第4弾。「こわい」狐者異、妖としてこの世に生まれながら、妖からも受け入れられず、関わると周りの者にまで被害にあう?受け入れられない長い生活は、若だんなの優しさも素直には受け入れられなかった単に妖だからかもしれないけど、「畳紙」紅白粉問屋、一色屋の孫娘お雛の塗り壁化粧、解決編?「動く影」若だんなが五つ、菓子司三春屋の栄吉が六つの春、二人が親友なったきっかけの妖の話。「ありんすこく」吉原の禿、かえでの足抜けの話。仁吉や佐助、猫又も活躍はしますが、人間関係のもつれの方が問題を大きくしてる様な「おまけのこ」鳴家の大冒険、大活躍?迷子?最後は優しい若だんなの袖の中、よかったねとホックリホクホク、今回も優しい読後感に◎ | ||||
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しゃばけシリーズ第4弾。 若旦那のはじめての推理を描いた「動く影」や、鳴家の視点が楽しい「おまけのこ」、屏風覗きが主人公の「畳紙」など、 題材がうまく周辺に移動していて、人気シリーズものならではの展開が楽しいなと思いました。 短編として印象に残るのは「こわい」。 せつないラストはこのラストしかないなと思えます。 | ||||
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「しゃばけ」シリーズ第4弾。 第1弾から読んでいますが、引き続きおもしろいです。 誰からも仲間にしてもらえず、ずっと孤独だった妖の話「こわい」では哀しさに包まれたり、 小さな小鬼である鳴家のどきどきの大冒険を描いた表題作「おまけのこ」では鳴家のかわいさにきゅんとします。 この2編を含めた全5編、今回は妖たちが動くことが多いですね。 もちろん寝込んでばかりの若だんなの謎解きも冴え渡り、優しさが随所に表れ、ほっこりさせられました。 ただ個人的に仁吉と佐助が大好きで(笑) その2人との絡みが少なかったかなーということで★4つです。 | ||||
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買ったものの、なんだか読むのがもったいなくて温めていた本。読み始めると一気に読んでしまうことが分かっているので、楽しみを先延ばしにしていましたが、ついに表紙を開きました。思った通り、どれもおもしろくて、すぐ読み終わってしまったので、今回は続けて3回読んでしまいました。 今回の短編集は、屏風のぞきや鳴家が主人公になっているものや、一太郎の子どもの頃のエピソードもあり、今までの作品よりももりだくさんなお得感がありました。また、「こわい」では、これを飲めば腕のいい職人になれるという薬を、栄吉のために欲しがった一太郎に対し、薬に頼ることはせず、自分の力でなんとかがんばりたいと言う栄吉を佐助が「いい男になった」と褒めますが、べたべたに甘やかされている自分ですらそんな風に褒めてもらったことはないとちょっとうらやましがる一太郎が、だんだん大人になりつつあるんだな、と微笑ましかったです。 今回は、随所に一太郎の成長ぶりがうかがえる作品になっていて、今後がますます楽しみです。からだの弱い若旦那が、大店の主人に無事おさまる日はやってくるのでしょうか。 | ||||
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この巻までくるともう超病弱な一太郎や超甘やかしの佐助と仁助達、そして妖達にも慣れた頃ではないでしょうか? そういう所で今回は皆から嫌われている「こわい」がやって来たり、お化粧が厚い固い娘の心をほぐしたり、家鳴が冒険したりと相変わらずです。最初のこわいはどうかしてあげたいけどどうしようもしてあげられない悲しさと一太郎が最後に「こわい」に優しく接したとき彼がなぜ疎まれているのかがわかるような気がします。人間にも「こわい」のような傲慢な部分があるからです。また恵まれたものとそうでないものがあるやりきれない気持ちにもなる「ありんすこく」など妖達より人間の暗部をついた作品がこの巻は多いです。 滅入ってしまいがちでも幼い一太郎の冒険や家鳴の冒険もあるので充分楽しめると思います。 | ||||
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文庫化まで待って買いました。 日本の妖怪をこんな形で文章にしてほんわか柔らかい空気のただよう 世界観が大好きな「しゃばけ」シリーズ。 身体が弱いくせに生い立ち、境遇などのすさまじさ。 なんか、現代人の求める、古き良き日本の心らしきモノが、 読後感に暖かく感じられる一冊。 こんなちっこくて、可愛い妖怪やったら、 一人くらい、毎日膝の上に置いておきたくも、なります。 | ||||
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しゃばけシリーズ第4弾。 前作同様、一太郎の周りで起きる様々な出来事を妖(あやかし)の力を借りて解決していく。 本書の中に狐者異(こわい)という妖が登場する。 狐者異に関わった人や妖には、不幸がおとずれる...というなんとも恐ろしい妖である。 しかし、現世の人間社会でも関わった人を不幸にする(騙す)人間が多くいるのではないかと思う。 彼らは妖なのだろうか.... | ||||
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しゃばけシリーズの中で一番好きなお話です。 今まで一番若だんなのそばにいながら、一番日陰の身であった鳴家が主役の話もあります。 この鳴家の冒険のお話が一番ほんわかして好きです。 このシリーズはほのぼのしている所がよかったのですが、だんだんとダークになりつつあり、これから少し心配になっています。 ただ、このシリーズを読み始めてから、時代小説が抵抗なく読めるようになりました。 ほのぼの、ほんわかしたいときにおすすめの本です。 | ||||
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「しゃばけ」シリーズ第四作。「気合の入った病人ぶり」と評される若旦那やレギュラー陣の"妖"達は相変わらず健在だが、四作目とあって、"屏風のぞき"や"鳴家"に主役級の活躍をさせたりと読者を飽きさせない工夫を凝らしている。二、三作目で見せた短編ミステリ集の趣きは薄れている。 「こわい」は孤者異(こわい)という"妖"を通して、「人の不幸は自らの欲望が招く」と言う教訓と、誰にも相手にされずに一人で生きて行く事のどうしようもない寂寞感を描いた印象的な作品。「畳神」は"塗り壁の孫"と陰口を叩かれるお雛の見舞いシーンから始まり、お雛が持ち帰った印籠を取り戻しに行った"屏風のぞき"とお雛の掛け合いが抱腹絶倒。"屏風のぞき"のズケズケとした物言いと若旦那の知恵で、お雛の心と化粧が溶けていく展開が爽快。「動く影」は若旦那と栄吉が友達になるキッカケとなった昔話。"影女"がそのキッカケなのだが、京極夏彦氏の作品にも出て来る"飛縁魔"、"雲外鏡"を登場させているのは大サービス。少年探偵団風の展開が微笑ましい。「ありんすこく」は若旦那が吉原の女(禿)の足抜けを計画していると言う突飛な出だしから始まり、若旦那の女形話で笑わせ、すったもんだの騒動の末、人の心の不可思議さを説く話。タイトル作「おまけのこ」は"月の玉"に魅せられた"鳴家"が大冒険をする痛快談。本作では珍しく若旦那の推理が冴える。 若旦那の幼少の頃の話や"妖"を主人公にした話を入れるなど一作々々に工夫の跡が見られて、作者の懐の広さを感じる。これからも先の楽しみなシリーズ。 | ||||
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