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(短編集)
夫以外
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夫以外の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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送付いただいた時間、品質ともに満足です。 | ||||
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心理描写は面白いが、物語の構成は手詰まりな感じがします。 「寿命」の結末は酷すぎると思いました。 この作者には、女性の心理描写が上手いので奇を衒わず常識的な範囲で 構わないので丁寧で余韻有る構成で物語を綴って欲しいと思います。 | ||||
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それぞれに、どんでん返し、えっ? など。面白いこと間違いなし! | ||||
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ミステリー要素を期待すると若干の期待外れ感が否めない。ここに納められている6編の、夫婦をめぐる物語は読み人が100人居ればそれこそ100通りの解釈や感じ方があるだろうなと思わせられる。 「夫以外」というとみんな不倫の話みたいに思えるがそうでもない。共感のポイントや深さは読者の置かれた立場や環境によって違うという点では幅の広い小説ともいえるかもしれない。 私が一番共感したのは、事実婚と夫婦の姓を描いた「紙上の真実」。定年退職後の夫に心底嫌気がさし、結局夫を夫と認識できなくなってしまう妻を描いた「元凶」ミステリー要素があるといえばこの小説の結末はミステリー感がある。他のレビューにもあったが、夫婦間の腎臓移植をめぐる「セカンドパートナー」もある意味きわめて静かなホラー的要素を秘めているといえるかもしれない。戸籍上夫婦でなくなった関係では簡単に腎臓の提供ができないことも初めて知った。感じ方はさまざまでもきっとどこかに自分と重なる部分や「うん、うん、そうなのよね」と言いたくなる部分がきっとある作品。 | ||||
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本の題名からは想像出来ないテーマですが、全部に渡って楽しめます。 | ||||
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読む本がない時のために、キンドルに入れておくので、まだ、読んでいません。お安い時に、買えて有難い。感謝。 | ||||
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本書には6編の物語が綴られていました。タイトルの「夫以外」から想像すると、もっとどろどろした物語かと思いましたが、女性の立場から死別や離婚などによる運命的な「夫以外」のとらえ方を知らされた感がします。 | ||||
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夫婦とは何か、をつくづく考えさせられる。専業主婦で家政婦のような扱いだと感じたり、共働きで対等過ぎると損得感情が生まれたり。ぜひドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」とあわせて読んでほしい。もう少し歳を取ったらまた読もうと思う。(現在41歳、既婚) | ||||
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何故「夫以外」なんだろうか?この本のストーリーは妻でないと成り立たない。 | ||||
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最初に頁を開いて驚くほどの行間の広さとフォントの大きさ。 どれも、淡々とした話。作品紹介の驚きの結末なんてことはありません。たとえば、移動の最中に軽く読むにはいいかな。でも、すごく夢中になって面白いものをお探しなら、値段の価値はありません。せいぜい、中古品で¥100なら許せるかな。 決して、メチャつまらないことはなくごくごく普通の・・・という意味で星3っ。 | ||||
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新津きよみさんの最新短編集 「夢の中」 「元凶」 「寿命」 「ベターハーフ」 「セカンドパートナー」 「紙上の真実」 これら6編が収録されています。 人生で1度として何かに「ハマる」事がなかった主人公 聖子 亡き夫に対しても夢中になれませんでしたが、夫の甥である桜井一樹に初めてハマってしまいます そしてその結末は… ~「夢の中」~ 定年後の夫婦の在り方を描いた~「元凶」~ 「夫以外」をモチーフに様々な夫婦の形が描かれています。 夫婦別姓や腎臓移植問題など、興味を惹かれる内容もあり色々考えさせられる面もありました。 どの短編も派手さはありませんが、新津さんお得意の日常が中心となり 女性であれば「あるある」と共感出来る内容に仕上がった短編集です。 | ||||
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この本には6つの短編が納められています。 「夢の中」は、今まで何かに夢中になることの無かった、子供のいない主婦が夫を亡くし、それまで会った事が無い甥と相続の為会うことになり、生まれて初めて夢中になるのだが・・・最後に大事な事に気がつく。それは何だったのか? 「元凶」夫が定年退職後の生活に限界を感じる訓子(のりこ) ある事をきっかけに次男の嫁と利害が一致してうまくまとまるのですが、夫以外に不満は無い生活の、言い換えれば夫への不満、生活上のちょっとした事への苛立ちなどの描写がリアルだと思いました。 「寿命」最初に出てくる照子が謎めいていましたが、略奪婚未遂の話。母は子供に(特に娘に?)自分の生き方を否定されたくない気持ちが湧いてくるというようなところが印象強かったですね。 「ベターハーフ」自分が必要とするもう一人の存在。天国で一つだった魂はこの世に生まれるときに男性と女性に分けられて別々になり、だからこの世で天国にいた時のもう片方の自分と出会うと身も心もぴったりと合うという。腎臓移植をめぐり、夫婦と法律について考えさせられました。 もっと言えば事実婚と正式に入籍した結婚の違い、さらに離婚後の元夫婦関係のことかな。 「セカンドパートナー」57歳の母親から「再婚を考えている」と切り出された美砂。しかし相手の男性にも二人子供がいて一人は夫以外の彼=セカンドパートナーの存在があった為に子連れ離婚して実家に身を寄せている。相続問題も美砂の結婚問題もあって・・・。 相手に「二股をかけられた」と思われれば傷つけてしまうセカンドパートナー。 「紙上の真実」これは夫婦別姓を選択した夫婦が登場するんですが、家庭問題の手記をまとめるのに出てくる話に、リアルで同居の長男の嫁として姻戚づいあいや認知症老人介護問題にも直面してきた私は感情移入しました。 そして著者はよくその「思い」を、まるで実際に体験したかのように書けるなぁ~と感心しました。 以上、中高年女性にはお勧めの読み応えのある本でした。 | ||||
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