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鳴風荘事件
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鳴風荘事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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登場人物みんな魅力的で作品の中で生き生きとしてます。 ストーリーもテンポよく一晩で読み切れました。 殺人方程式シリーズはもうださないのかな? | ||||
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タイトル通り、ヒロインがウザすぎて、「はやくコイツ殺されねーかなー」と、思いながら読んでいました。 トリックも噴飯ものです。 ……っていうか、口と鼻を布で押さえて通過すればイイんじゃね? | ||||
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これも読んでおきましょうと購入したわけですが、これはいま一つでした。 友人の姉を殺した真犯人のことや、恩師が実は同性愛者だったとか、 深雪にとっては残念なことばかり判明してしまうだけで何とやら。 犯人と探偵役の知恵比べと言うよりは、”考え過ぎる者”同士の考え過ぎ対決みたいな事になってるしなぁ。 ”髪の長さの分”足りなかったとしても、問題なくない?? | ||||
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前作「殺人方程式-切断された死体の問題-」からの続きということで購入。 前作は私にとって綾辻作品を読むに駆り立てた作品であり、早くからこの「続編」の存在は知っていましたが読むのを先延ばしにしていました。 期待半分、不安半分ですね。前作が面白かった分、続編にはそういった思いをしてしまうのは自然ではないでしょうか。 そういうわけでこの小説は前作を読んでからかなり経った後に読むことになった訳ですが、前作の知識はさほど必要なく「知っているとにやりとさせられる」程度の物だったので記憶が曖昧になっていた私としては助かりました。 ストーリーについてですが、前作のような宗教がらみの話が無い分とっかかりもなく楽しんで読めました。 ただ前作はその宗教がらみの一面が怪しい雰囲気を醸し出していたのと比べると今回の作品はいわゆる「山荘もの」なので派手さに欠けるかもしれません。またトリックの部分も地味さが目立ちます。 前作は「ちょっとあり得ないけど、小説ならではだなぁ」という感じの感想でしたが今回は「ああなるほど」という感じ。 「方程式」の名前が付くにはちょっと弱かったかもしれません。 反対にストーリーの軸ははっきりしていて、明日井兄弟の活躍と妻深雪の過去の話が読めるのでその点はすごく楽しく読めました。 このことから考えると、2→1の順番で読んでも差し支えないかもしれません。 | ||||
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殺人方程式の2作目だが、1作目が新興宗教のビルという綾辻氏にしては珍しい舞台設定かつ強引な物理トリックがちぐはぐでいまいち小説としての面白さが微妙だったが、2作目の本作は定番の孤立した館に集まる若者が連続殺人に巻き込まれていくという綾辻氏定番の展開で安心して読めるため、ストーリー的にはかなり引き付けるものがある。 読者への挑戦状付きということで、どうしてもチマチマしたスケールの小さい事件設定にならざるを得ないが、切断された髪の毛の問題などやや強引とも言える物理トリックもあり、リアリティは度外視して楽しませてくれる。 論理的に推理できると銘打ってあるが、別に普通に読んでも標準的に読ませる作品。 | ||||
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時折、強風が吹き下ろす設定であるのに、それが殺人に生かされていない。 これでは、鳴風荘という舞台が台無しである。 また、本当に綾辻さんが書いたの?と思いたくなるほど、ストーリーに引き込まれない。(笑) 綾辻さんのは、館シリーズだけ読んでおけば良いと思いました。 | ||||
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途中に読者への挑戦文がある、フェアなミステリということで気になっていた。 通勤電車の中だけで、だらだらと月始めから読んで先週やっと読み終わった。 なんでそんなにかかったかというと、 全然話に引き込まれなくて、つまりは面白くなくて、すぐ眠ってしまうからだ。 綾辻さん、いくら90年代に書いたとはいえ、これは文章下手すぎではないか… 長い髪に霊感の宿る女が殺され、髪を切られて持ち去られる。 この設定は悪くないし、むしろ魅かれるのに、あまりに情景描写が淡泊で雰囲気に欠けるのだ。 それでも書き方によってはもっとスリルを味わえていいはずなのに、テンポの悪い事実の羅列が続くだけで、人物にも事件にも興味がもてない。 だから、後半で読者へ挑戦文があったところで、さかのぼってデータを読み返す気にもならず、犯人が誰であろうとどうでもいいくらいのテンションになってしまった。 最近は、推理部分より小説としての文学的価値にも重きをおいたミステリが多いから、読者の目も厳しくなっているはず…この「鳴風壮事件」は、90年代にはそれなりに受けたのかもしれない。 | ||||
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十年ぶりに旧友が再開。異質ともいえる趣の「鳴風荘」で殺人事件が巻き起こる。この事件の発端となった六年前に起きた事件の真実とは・・・犯人に繋がる手掛かりが作中に散りばめられているのですが、それが、実は綾辻さんの罠だったり、そうでなかったりで。もう惑わされっぱなしでしたよ。この作品の犯人も、指摘されるまで分かりませんでした。悔しいな。生真面目で堅実な刑事の弟、気ままな人生をおくる哲学科専攻の大学6回生の兄。しかも性格が正反対。そんな双子が入れ替わり、無類の自信家である兄が探偵役となって、殺人事件を解き明かしていく。この双子の人物像も好きですし、ストーリも面白くて、私は純粋に楽しめましたね! | ||||
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肝心の犯行動機にセクシャリティを持ち出す必要があったのか甚だ疑問です。 90年代から現在に至るまで、この手の作品は綾辻氏に限らず見られるものですが、意外性を求めるためだけにセクシャリティの問題を使うのは、(厳しいかと思いますが)作者の創造性の欠如としてしか私には感じられませんでした。 年代のせいとして百歩譲ったとしても、男性作家にこの手の作品が多いのは、綾辻氏が単なる親父である証拠のような気がします。 彼の作品をほとんど読んでいて、この人は天才だと思う作品が多かっただけに残念です。 | ||||
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いかにも怪しげな人たちが洋館に集まり、殺人事件が起きる。 館ものの定番パターンです。殺人方程式の第二作。 前作と比べると、仕掛け自体はそれほど凝ったものではないし、 わざとらしい設定も少なくなっています。 その分純粋に推理が楽しめます。 ただ、事件の重要な前提となっている部分に関しては、少し 疑問が残りました。 「読者へ挑戦」に応えるも良し、軽い読み物として、さらっと 読むのも良しだと思います。 | ||||
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ライトなタッチの館モノ、といったところでしょうか。館シリーズにくらべてキャラが明るく ややコメディタッチで書かれているので、サクサク読めます。 「読者への挑戦」つきだけあって、犯人を指摘するロジックは結構良く出来ています。正統派のフーダニットとしてなかなかの完成度だと思いますが、提出されるデータが多すぎるので、推理しながら読むのは疲れるかも? | ||||
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前作は未読。ここでは本格ミステリーの大定番の双子の入れ替えがメインになってます。しかしそれは事件のトリックで入れ替わるのではなくて、兄の刑事が盲腸になってぶっ倒れたので、放浪人の弟が刑事の振りをして鳴風荘にやってくるというやつ。事件はけっこう地味だったですかね・・・・・・・・。館シリーズのほうと比べると軽めのミステリーですね。まあ、読みやすいのだけど、あまり唸らされなかった。それに零れたペンキに対する犯人の”アレ”に関しても、なーんかはぐらかされたような印象を受けた。伏線はたしかにあったので、挑戦状もフェアではあると思うけど、フェアなだけで驚きは無い。 あと、姉貴に憧れて霊能者になってた妹がいたけど、あの人は結局、ほんとに霊感があったのでしょうかね?どっちにしろこういった精神のおかしい人間は、あまり出して欲しくないです。囁くシリーズとか、霧越低でも、なんか狂ったようなのが出てるけど、綾辻の書くその手のキャラって、狙いすぎててアホっぽく感じる。とくいの幻想的なキャラを目指してるのかもしれないけど、なんか浮いてるし、雰囲気がむだに暗くなるので遠慮して欲しいです | ||||
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綾辻行人の新作?・・ではなく、講談社の文庫化。 探偵と刑事の双子が主人公の謎解き。 双子といえども、性格は正反対。 これが上手く入れ替わったために、面倒なことが・・・ 『鳴風荘事件』と言うだけあって、館物番外編。 奇妙な建築物、何かにとりつかれた怪しげな登場人物などの、凝った仕掛けはないが、読者への挑戦状付きで、読書意欲が向上する。 時代設定は80年代。心なしかおっとりした雰囲気が漂う。 | ||||
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前作に続いて読んでみました。 推理小説で稀に「そんな設定ありえねー」っていう謎解きがありますが これは「このトリックって使えそうかも・・・」(実際使う機会ないけど) と思える所が面白かったです。 | ||||
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最初の「殺人方程式」は、なんやら計算ばっかりで 正直面白くなかったんだけど、 本書は、1作目に描かれていなかった、人間関係を重視し、 綾辻さんらしく、 そういうこと!っていう謎解きでした。 本格に近い作品です。1作目の「殺人方程式」を読んでなくても、 この作品からでもOKな作品になってます。 お勧めしますよ。 | ||||
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シリーズ前作での”首を切った理由”に続く”髪の毛を切り取った理由”とは。「迷路館の殺人」など、綾辻持ち前の”理由”を考えさせる挑戦的な作品。綾辻作品の欠点ともいえる部分が露骨に見えてしまった感じや、犯人の分かりやすさなどは確かに存在するが、本格として、理由追及物として良く出来ているので、お勧めします。 | ||||
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館シリーズは特殊な設定のせいか、全体が陰のイメージというか重い感じがし、登場人物もちょっとくせのある人もいたりで、まるで舞台や映画を見ているような印象でしたが(もちろん推理は本格的でおもしろい)、これは主人公の双子のキャラクターが正反対でおもしろい。片方はごくごく普通の優しい刑事さん、もう片方がひょうひょうとしたちょっと世間離れした変わり者。二人の掛け合いが面白い。これまでのものとは違うどこかあかるい感じがします。きちんと筋のとおった殺人トリックもこれまで同様楽しめます。しかし、この小説が2時間ドラマになっているのを見てがっかりしました。せっかくのおもしろい小説が陳腐な推理ものになっていて。。。。 | ||||
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論理につぐ論理で読者に挑戦する綾辻ミステリーの快作。登場するキャラクターはとぼけた味わいで、そういう意味では綾辻作品としては異色なのですが、謎解きはガチガチの本格タイプです。どちらにしても、当時「館シリーズの綾辻」と言われ、そうしたイメージからの脱却を図るために綾辻氏が書いた作品のように思われます。パズル感覚で楽しめる作品です。 | ||||
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