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レディ・エミリーの事件帖 折れたアポロ像の鼻
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レディ・エミリーの事件帖 折れたアポロ像の鼻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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時代に合ったマナーとかあると思いますが 他の同じ時代のものに比べて 下調べが雑というか一般庶民でないことが主人公の売りなのに 意外としきたりやマナーについて表現が少ないと思います。型破りをする主人公ですが その割には食後の一部のことだけ書かれていて もっとこの時代の女性は行動や考え方が制限されていたのがあまり前に出てこなく不自由さを感じられないと思います。ストーリーも他で読んだことがあるものに似ているように感じます。前置きが長い割には大したことない内容だっとちょっとがっかりしました。馬車で移動する時代なのに 御者を「運転手」と訳していたり 文章のつなぎが直訳風な感じで訳者の力量もあるのかもしれませんね。 | ||||
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夫が亡くなってから、夫の考えていたことを初めて知り、いろいろなことに興味を持って変わっていくエミリーです。別人かと思う程で、納得いかず、楽しめませんでした。ヒーロー、悪役も途中から見え見えで、エミリーの行動に共感できずでした。 | ||||
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評価も良いし、試し読みの感じも良かったので購入しましたが全然ダメでした。 合わなかった。 ご都合主義過ぎるというか、中盤くらいから序盤の主人公のキャラクターが違いすぎないか⁈とずっとイライラしてました(汗) あまりにイライラし過ぎてエミリー実は病んでるんじゃない⁈精神を病んでこのテンションか⁈って思ったくらいです(笑) 昔の、まだ若い女の子だからこんなものと言われればそうかもしれないんですけど自由と自立を目指す女性というより事件に首を突っ込んで掻き回してるだけに感じられました。よくこれで事件が解決したね⁈⁈って(笑) ただヒーローのコリンはかっこいいし、セシルは好きです。美術館や街並みの描写とかは良かったのでこの評価にしました。 | ||||
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エミリーを取り巻く社交界の生活と人々。 この本を読んだ時から、名香 智子先生の絵で読んでみたいと思いました。 きっと、素敵なドレスや個性的なキャストが登場する事と思います。 | ||||
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読書が好きで 今は亡きご主人の影響をうけてホメロスを読みギリシャの彫刻や作品に魅せられギリシャ語を勉強したりするヒロインがとても魅力的です。作者は意図的にヒロインを未亡人に設定したそうなのでかっこいい恋人との間柄はなかなか発展しないだろうけど次作もほんとに楽しみです。 | ||||
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むやみやたらにハラハラドキドキさせられたり、たくさん人が死んだりしないところがいいです。 もちろん、それなりに重大な謎はでてきますが、それよりも、19世紀のロンドンとパリ、そしてちょっぴりギリシャの、街の風景や人々の暮らしぶりなどが丁寧に描かれているのが面白いです。 主人公のエミリーも、探偵力はちょっと危なっかしいですが、それよりも、いろんなことを知り、内面が少しずつ成長していくところがとても細やかに書かれていて、人間らしくてとても良いです。 実在の人物や事件も登場して、お話に深みを与えているように思います。 すでに10冊以上が出版されている人気シリーズものということなので、続編が刊行されるのが楽しみです。 | ||||
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舞台は19世紀後半のロンドン。ヒロインは、結婚して間もなく夫を亡くした貴族の女性エミリー。 エミリーは社交界のしきたりや束縛される生活を嫌っていたものの、結婚を迫る母親から逃げるためだけに適当な人と結婚し、夫の死後は自由を満喫している女性。 夫のこともよく知ろうともせず、結婚しても趣味の読書(ロマンス小説)に走って現実逃避していました。 ここまでくると、なんていうヒロインだ!と思ってしまいますが、夫の死後、周りの人が夫を称賛する話を聞いて、夫が素晴らしい人物だったことや自分を大切に思っていたことにと気づき、夫を知ろうとするようになります。 また夫が興味を持っていた古典美術やギリシャ文学に自分も興味を持ち始めるのです。 この辺りからエミリーのもやもやしていた人生が次第にクリアに変わっていくのですが、夫のことを知るうちに何か大きな秘密があったことがわかり、怪しい事件も起こり、周りの人の誰を信じたらよいかわからない状態に。 そんな中、エミリーは真相を暴こうと危険な賭けに出ます。 自分の世界に閉じこもっていたヒロインが現実世界に目覚め、色々な人と関わり悩みながら成長していく姿が素敵です。 全く先が読めない展開で、ヒロインと一緒に驚いたり期待したりして心揺さぶられ、事の真相がわかるまでは何も手に着かないくらいでした。 今まで読んだコージーミステリーやロマンス小説とはとは一味違う作品ですが、ロマンスの点でも楽しませてくれました。 また当時の有名人や実際にいた人物も出てくるし、古代美術や文学のウンチクも語られ、パリやギリシアにも場所が移って旅行気分、色々な要素が盛りだくさんで、読み応えたっぷりです。 日本初紹介の作品、作家だそうですが、すでに同じヒロインを使ったレディ・エミリーシリーズが10冊も出ているそうで、 この先もどんどん訳が出ることを期待しています。 | ||||
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