レディ・エミリーの事件帖 盗まれた王妃の宝石
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大好きないヴィクトリア朝のような感じが味わえて、とてもいい。 | ||||
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1巻目の「折れたアポロの像の鼻」は、むやみやたらにハラハラドキドキさせられたり、たくさん人が死んだり、しないところが気に入ったのですが、2巻目の本作は、だいぶ軌道修正(?)されてしまった感じでした。 ヒロインがやたらに襲われる。 自分が狙われていることを自覚しているのにお供もつけずに外出したり、警備が強化されているのにあっさり何度も部屋に侵入されたり。 無理やり、盛り上がりシーンを挿入した、って感じ。 やっぱり営業的にこうなってしまうのですかねえ。 ハラハラものは食傷気味なので、3巻目は買わないかな。 | ||||
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時は19世紀後半。前作から数か月後のロンドンの夏。 亡き夫の喪が明けて、エミリーは社交シーズンを自分なりに楽しむようになります。 そんなとき、友人のイヤリングが盗まれたことを発端に、大きな事件にどっぷり浸かってしまいます。 マリー・アントワネットゆかりの品があちこちで盗まれた上、殺人事件が起きたり、ルイ16世の子孫を名乗る男が現れたり…。 エミリー自身にも、謎の手紙が届くようになったり、社交界から誤解されたりと気の休まる暇がありません。 たくさんの出来事が並行して起きるのですが、エミリーはどれも何とかして解明しようと奮闘します。 起きる事件は前作よりスケールが大きくなり、フランスの歴史に直接関わるものに。 社交にうつつを抜かす人々の裏に、はるか昔からの使命を果たし続ける人々がいることにはドキっとしました。 前作で引きこもりから脱却したエミリーが大活躍し、警察よりも先を行き、危険な目にも遭います。 今回も、誰が信用できるのか、この人物はどういう人か、というのが最後までわからずにハラハラ。 良く知っているつもりだった親友や母親との関係にも微妙に変化が。 その中でゆるぎないのが、エミリーに求愛し続けるコリンの頼もしさ。 コリンもエミリーも互いの気持ちはよくわかっているのに、エミリーがじらしているようでちょっとかわいそうですが、 エミリーには時間や自分が納得できる条件が必要だったのがよくわかります。 こういった、沢山の人の中で相手を動かし、動かされる面白さが今回の話にはありました。 テンポよく話が進んでいくので、ちょっと油断すると置いていかれそうですが、 コリンとのかけひきが素敵でいい気分で読めました。 そのコリンといえば、たくさん登場する割に素性がよくわかりません。 貴族ではないが紳士階級で財産はあるし、ハンサムだし、マナーは完璧で教養もユーモアもあり、 ヴィクトリア女王に依頼された秘密の仕事をしていてスパイか外交官のようですが、 これからのエミリーとのコンビで、どんな姿が見えてくるのか楽しみです。 | ||||
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