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流れ星の冬
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流れ星の冬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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「新宿鮫」シリーズに期待して、それを同レベルの作品を求め過ぎるのでしょうか?戦後の元強盗団の面パーが改心し、高齢をなった時期に、過去にからんだ事件が発生し物語が展開します。例によって確かにストーリの進め方は上手いのですし、若い女性と登場させ情事の場面を盛り込んだり、銀座の高級酒場を登場させ、あちらこちらで様々な人間関係を描いたりと、サービス満点なのですが、どうにも無駄が多いと感じるのは自分だけでしょうか?古い仲間の娘でもある情事の若い女性の設定は、単にそれだけで、後半果たしてボスの所に連れて行く必要があったのか?ゲイの甥の存在も、果たして必要あったのか? 中盤から昔の仲間との会話を始め、様々な設定を作り上げますが、それにしては終盤が不自然です。第一横浜の社長なる人物との対決の場面は、総べてその社長が過去を「説明すること」で済ませています。 これでは、描写でなく展開でもありません。(松本清張も、時折大慌てでこの方法と使い、決まってその作品類は愚作です。)おまけに最後の倉庫での決闘(?)は、決闘をすること自体が誠に不自然で、加えて、最後にダイヤが偽物と判明しても、悪の権化の様な横浜の社長さんが、えらく物分かりの良い人物となり、何もなく終わる・・・どうみても不自然な一作でした。 | ||||
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