発狂した宇宙

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評判

発狂した宇宙の評価:

4.35/5点 レビュー 17件。 C ランク

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平均点4.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全42件 21〜40 2/3ページ
No.22
(5pt)

求む映画化

第二次大戦後(アメリカは戦勝国だが)程なくして描かれた話とは思えぬ、圧倒的なファンタジー要素を含んだSF作品。
多元宇宙を存分に、分かり易い理論とユーモアでエンディングまで一気に、この<発狂した宇宙>界に(飛行)させてくれました。
研究者が予期せず発見したミシンを応用したロケットなどで、ユニークな設定もさることながら、主人公の憧れの人への切ない想い、身に迫る数々の危機など、一文字一文字に抜かり無く、決して飽きさせません。
平行宇宙に興味が無いという方でも、簡単に頭の中に(映像)が浮かんでくると思います。
かの「トータルリコール」などのフィリップKディックからも絶賛された(本作に対してではありませんが)ブラウンの一作。
皆さんも手に取ってみられては?
発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222)) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))より
4150102228
No.21
(5pt)

SFの最高傑作

これはSF小説の最高傑作と言っても過言ではない。これまでたくさん読んできたSF小説の中でロバート・A・ハインラインの「夏への扉」と並ぶ傑作。
フレドリック・ブラウンの小説の中でも群を抜いて面白い内容になっている。面白くて一気に読めてしまう。
新刊では手に入らないなんて信じられない。中古でもあるうちに絶対に入手して読んだ方がいい。夢いっぱいの面白い小説だよ。
発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA9NTU
No.20
(5pt)

SFの最高傑作

これはSF小説の最高傑作と言っても過言ではない。これまでたくさん読んできたSF小説の中でロバート・A・ハインラインの「夏への扉」と並ぶ傑作。
フレドリック・ブラウンの小説の中でも群を抜いて面白い内容になっている。面白くて一気に読めてしまう。
新刊では手に入らないなんて信じられない。中古でもあるうちに絶対に入手して読んだ方がいい。夢いっぱいの面白い小説だよ。
発狂した宇宙 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U27O
No.19
(5pt)

SFの最高傑作

これはSF小説の最高傑作と言っても過言ではない。 これまでたくさん読んできたSF小説の中でロバート・A・ハインラインの「夏への扉」と並ぶ傑作。 フレドリック・ブラウンの小説の中でも群を抜いて面白い内容になっている。 面白くて一気に読めてしまう。 新刊では手に入らないなんて信じられない。 中古でもあるうちに絶対に入手して読んだ方がいい。 夢いっぱいの面白い小説だよ。
発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222)) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))より
4150102228
No.18
(4pt)

パラレルワールド好きには、必読の書

筒井康隆さんは、フレドリック・ブラウン『発狂した宇宙』を、その解説において「多元宇宙SFの決定版である」と明言している(多元宇宙=パラレルワールドね)。なるほど、パラレルワールドに宇宙冒険風味を加え、フレドリック・ブラウンならではのヒネリを効かせた本作品は、以降、このテーマを扱った作品の原型になっているのかもしれない。なにより、本作品が、有人宇宙飛行がまだまだ先の1949年に刊行されたというのだから驚きである。

月へ向かったロケットが、地球へ舞い戻ってきて、SF雑誌編集者キース・ウィントンのもとに墜落してしまった。直撃を受けた途端、閃光に包まれ気を失うウィントン。ウィントンが気がつくと、そこは異星人が闊歩する、似て非なる世界だった。

徐々に明らかになっていくパラレルワールドの姿。先の読めない展開に、ワクワクがつのっていく。

ウィントンは、地球と交戦状態のアクトゥールス人を間違えられ、警察から追われるようになる。指令は「発見しだい射殺せよ」。

さすがミステリ作家でもあるフレドリック・ブラウンだ。ここから、ウィントンを待ち受けるピンチの連続を、適度な緊張感を持たせつつ描いていく。

ウィントンは、命からがら、自宅のあるニューヨークへ。そこは、アクトゥールス人からの攻撃から都市を守るため、夜間は濃霧管制がしかれた街に変貌していた。しかも、この世界には、別なウィントンが存在してたのだ。

濃霧管制は、異星人からの探索を不能とする暗黒のフィールドだ。人々は、夜を畏怖するようになっている。このライフスタイルの全く変わってしまった世界観は面白い。

逃げ場のなくなったウィントンは、人工知性体メッキーの助力を得るため宇宙に向けて旅立つことを決意する ・・・ とつづく。

クライマックスは、伝統的なスペースオペラの様相を呈してくる。地球の指導者ドペルとは何ものか。そして、このウィントンが感じるこの世界の違和感の正体とは何か。ここが、明らかになるに従って、本作品がSFのパロディであるという由縁がわかるのだ。

本作品は、パラレルワールド好きには、必読の書と言えるのだろうな。
発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA9NTU
No.17
(4pt)

パラレルワールド好きには、必読の書

筒井康隆さんは、フレドリック・ブラウン『発狂した宇宙』を、その解説において「多元宇宙SFの決定版である」と明言している(多元宇宙=パラレルワールドね)。なるほど、パラレルワールドに宇宙冒険風味を加え、フレドリック・ブラウンならではのヒネリを効かせた本作品は、以降、このテーマを扱った作品の原型になっているのかもしれない。なにより、本作品が、有人宇宙飛行がまだまだ先の1949年に刊行されたというのだから驚きである。

月へ向かったロケットが、地球へ舞い戻ってきて、SF雑誌編集者キース・ウィントンのもとに墜落してしまった。直撃を受けた途端、閃光に包まれ気を失うウィントン。ウィントンが気がつくと、そこは異星人が闊歩する、似て非なる世界だった。

徐々に明らかになっていくパラレルワールドの姿。先の読めない展開に、ワクワクがつのっていく。

ウィントンは、地球と交戦状態のアクトゥールス人を間違えられ、警察から追われるようになる。指令は「発見しだい射殺せよ」。

さすがミステリ作家でもあるフレドリック・ブラウンだ。ここから、ウィントンを待ち受けるピンチの連続を、適度な緊張感を持たせつつ描いていく。

ウィントンは、命からがら、自宅のあるニューヨークへ。そこは、アクトゥールス人からの攻撃から都市を守るため、夜間は濃霧管制がしかれた街に変貌していた。しかも、この世界には、別なウィントンが存在してたのだ。

濃霧管制は、異星人からの探索を不能とする暗黒のフィールドだ。人々は、夜を畏怖するようになっている。このライフスタイルの全く変わってしまった世界観は面白い。

逃げ場のなくなったウィントンは、人工知性体メッキーの助力を得るため宇宙に向けて旅立つことを決意する ・・・ とつづく。

クライマックスは、伝統的なスペースオペラの様相を呈してくる。地球の指導者ドペルとは何ものか。そして、このウィントンが感じるこの世界の違和感の正体とは何か。ここが、明らかになるに従って、本作品がSFのパロディであるという由縁がわかるのだ。

本作品は、パラレルワールド好きには、必読の書と言えるのだろうな。
発狂した宇宙 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U27O
No.16
(4pt)

パラレルワールド好きには、必読の書

筒井康隆さんは、フレドリック・ブラウン『発狂した宇宙』を、その解説において「多元宇宙SFの決定版である」と明言している(多元宇宙=パラレルワールドね)。なるほど、パラレルワールドに宇宙冒険風味を加え、フレドリック・ブラウンならではのヒネリを効かせた本作品は、以降、このテーマを扱った作品の原型になっているのかもしれない。なにより、本作品が、有人宇宙飛行がまだまだ先の1949年に刊行されたというのだから驚きである。

月へ向かったロケットが、地球へ舞い戻ってきて、SF雑誌編集者キース・ウィントンのもとに墜落してしまった。直撃を受けた途端、閃光に包まれ気を失うウィントン。ウィントンが気がつくと、そこは異星人が闊歩する、似て非なる世界だった。

徐々に明らかになっていくパラレルワールドの姿。先の読めない展開に、ワクワクがつのっていく。

ウィントンは、地球と交戦状態のアクトゥールス人を間違えられ、警察から追われるようになる。指令は「発見しだい射殺せよ」。

さすがミステリ作家でもあるフレドリック・ブラウンだ。ここから、ウィントンを待ち受けるピンチの連続を、適度な緊張感を持たせつつ描いていく。

ウィントンは、命からがら、自宅のあるニューヨークへ。そこは、アクトゥールス人からの攻撃から都市を守るため、夜間は濃霧管制がしかれた街に変貌していた。しかも、この世界には、別なウィントンが存在してたのだ。

濃霧管制は、異星人からの探索を不能とする暗黒のフィールドだ。人々は、夜を畏怖するようになっている。このライフスタイルの全く変わってしまった世界観は面白い。

逃げ場のなくなったウィントンは、人工知性体メッキーの助力を得るため宇宙に向けて旅立つことを決意する ・・・ とつづく。

クライマックスは、伝統的なスペースオペラの様相を呈してくる。地球の指導者ドペルとは何ものか。そして、このウィントンが感じるこの世界の違和感の正体とは何か。ここが、明らかになるに従って、本作品がSFのパロディであるという由縁がわかるのだ。

本作品は、パラレルワールド好きには、必読の書と言えるのだろうな。
発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222)) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))より
4150102228
No.15
(5pt)

何度も読みたくなる金字塔。夢一杯、ナゾ一杯で魅力キャラ満載

この本はなんと1949年に公刊された。つまりまだ人類が月にいくなんてことが完全にSFだった頃につくられた。映画ではオリジナルの宇宙戦争が公開される前である。

だからすごい夢一杯。月人、火星人、金星人がいるという設定になっているし、タイムマシンがなんとミシンをいじってるのをきっかけとして開発されてしまうなんて魔法使いの世界。

とは言え、黒い霧につつまれ、闇世界が支配する夜のニューヨークはなかなかの緊迫感を与えてくれるし、スパイとして狙われながら、「発狂した」世界と自分自身を探す謎解きは、それなりのミステリー小説の感がある。

キャラクターもなかなか光ってる。なぜかビキニみたいな服をきている宇宙女性の美人ベティ、ヒーローそのもののドペル、心を読み取るコンピューターロボット、メッキー。

何度も読みたくなる元祖SFの金字塔である。
発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA9NTU
No.14
(5pt)

何度も読みたくなる金字塔。夢一杯、ナゾ一杯で魅力キャラ満載

この本はなんと1949年に公刊された。つまりまだ人類が月にいくなんてことが完全にSFだった頃につくられた。映画ではオリジナルの宇宙戦争が公開される前である。

だからすごい夢一杯。月人、火星人、金星人がいるという設定になっているし、タイムマシンがなんとミシンをいじってるのをきっかけとして開発されてしまうなんて魔法使いの世界。

とは言え、黒い霧につつまれ、闇世界が支配する夜のニューヨークはなかなかの緊迫感を与えてくれるし、スパイとして狙われながら、「発狂した」世界と自分自身を探す謎解きは、それなりのミステリー小説の感がある。

キャラクターもなかなか光ってる。なぜかビキニみたいな服をきている宇宙女性の美人ベティ、ヒーローそのもののドペル、心を読み取るコンピューターロボット、メッキー。

何度も読みたくなる元祖SFの金字塔である。
発狂した宇宙 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U27O
No.13
(5pt)

何度も読みたくなる金字塔。夢一杯、ナゾ一杯で魅力キャラ満載

この本はなんと1949年に公刊された。つまりまだ人類が月にいくなんてことが完全にSFだった頃につくられた。映画ではオリジナルの宇宙戦争が公開される前である。

だからすごい夢一杯。月人、火星人、金星人がいるという設定になっているし、タイムマシンがなんとミシンをいじってるのをきっかけとして開発されてしまうなんて魔法使いの世界。

とは言え、黒い霧につつまれ、闇世界が支配する夜のニューヨークはなかなかの緊迫感を与えてくれるし、スパイとして狙われながら、「発狂した」世界と自分自身を探す謎解きは、それなりのミステリー小説の感がある。

キャラクターもなかなか光ってる。なぜかビキニみたいな服をきている宇宙女性の美人ベティ、ヒーローそのもののドペル、心を読み取るコンピューターロボット、メッキー。

何度も読みたくなる元祖SFの金字塔である。
発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222)) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))より
4150102228
No.12
(5pt)

多次元宇宙ものの傑作

一言で言えば「多次元宇宙」ものの傑作。月ロケットの爆発でSF雑誌の編集者が別の宇宙へ吹き飛ばされてしまう。その世界では何故か地球は激しく異星と戦っている。ここまでは普通のスペース・オペラ物のようである。

しかし、ここからが作者の本領発揮である。主人公が出会う人物が元の世界にいた人物ながら、微妙に立場が異なっているのだ。例えば、SFマニアの少年がSF的ヒーローになっていたりする。「これはどうなっているんだ、何と言う世界だ!」と主人公が叫ぶのが題名の由来である。このSFマニアの例に代表されるのが多次元宇宙なのである。全体の構成は本物のスペース・オペラのパロディにもなっていて、面白おかしく楽しめる。書かれた時代を感じさせない先進性と風刺性に溢れた傑作。
発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA9NTU
No.11
(5pt)

多次元宇宙ものの傑作

一言で言えば「多次元宇宙」ものの傑作。月ロケットの爆発でSF雑誌の編集者が別の宇宙へ吹き飛ばされてしまう。その世界では何故か地球は激しく異星と戦っている。ここまでは普通のスペース・オペラ物のようである。

しかし、ここからが作者の本領発揮である。主人公が出会う人物が元の世界にいた人物ながら、微妙に立場が異なっているのだ。例えば、SFマニアの少年がSF的ヒーローになっていたりする。「これはどうなっているんだ、何と言う世界だ!」と主人公が叫ぶのが題名の由来である。このSFマニアの例に代表されるのが多次元宇宙なのである。全体の構成は本物のスペース・オペラのパロディにもなっていて、面白おかしく楽しめる。書かれた時代を感じさせない先進性と風刺性に溢れた傑作。
発狂した宇宙 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U27O
No.10
(5pt)

多次元宇宙ものの傑作

一言で言えば「多次元宇宙」ものの傑作。月ロケットの爆発でSF雑誌の編集者が別の宇宙へ吹き飛ばされてしまう。その世界では何故か地球は激しく異星と戦っている。ここまでは普通のスペース・オペラ物のようである。

しかし、ここからが作者の本領発揮である。主人公が出会う人物が元の世界にいた人物ながら、微妙に立場が異なっているのだ。例えば、SFマニアの少年がSF的ヒーローになっていたりする。「これはどうなっているんだ、何と言う世界だ!」と主人公が叫ぶのが題名の由来である。このSFマニアの例に代表されるのが多次元宇宙なのである。全体の構成は本物のスペース・オペラのパロディにもなっていて、面白おかしく楽しめる。書かれた時代を感じさせない先進性と風刺性に溢れた傑作。
発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222)) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))より
4150102228
No.9
(4pt)

誰にでもオススメできます

これは、おもしろかった。

まだSFにも超未熟な時期に読んだにもかかわらず、大変楽しんで読了したおぼえがある。本書はパラレル・ワールド(多元宇宙)物の傑作なのだ。

書かれた時代が古いから、いまの時代からみれば理論なんか子どもの屁理屈くらいにしか感じないかもしれないが、そこはブラウンのこと巧みなストーリーテリングで引っぱりまわし、読者を翻弄するさまは、いま読んでもまったく見劣りしない。

主人公であるキース・ウィントンは、月ロケットの爆発によりもうひとつの世界に飛ばされてしまう。同じ世界のように見えるが、その世界では科学の発展が歴然と違っていた。人類は宇宙への進出を成功させ、あろうことか異星人と戦争までしてるのである。

事態を把握したウィントンは、元の世界に戻るべくさまざまな試みに挑戦するが、やがて彼自身も異星人のスパイの容疑をかけられ追われる羽目になる。

ストーリーの語り口は一級品。展開もよどみなく構成も巧み。話自体もハッピーエンドで気持ちいい。ユーモアもあり、サスペンスもある。

う〜ん、なかなかのオススメ品ですよ本書は。
発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA9NTU
No.8
(4pt)

誰にでもオススメできます

これは、おもしろかった。

まだSFにも超未熟な時期に読んだにもかかわらず、大変楽しんで読了したおぼえがある。本書はパラレル・ワールド(多元宇宙)物の傑作なのだ。

書かれた時代が古いから、いまの時代からみれば理論なんか子どもの屁理屈くらいにしか感じないかもしれないが、そこはブラウンのこと巧みなストーリーテリングで引っぱりまわし、読者を翻弄するさまは、いま読んでもまったく見劣りしない。

主人公であるキース・ウィントンは、月ロケットの爆発によりもうひとつの世界に飛ばされてしまう。同じ世界のように見えるが、その世界では科学の発展が歴然と違っていた。人類は宇宙への進出を成功させ、あろうことか異星人と戦争までしてるのである。

事態を把握したウィントンは、元の世界に戻るべくさまざまな試みに挑戦するが、やがて彼自身も異星人のスパイの容疑をかけられ追われる羽目になる。

ストーリーの語り口は一級品。展開もよどみなく構成も巧み。話自体もハッピーエンドで気持ちいい。ユーモアもあり、サスペンスもある。

う〜ん、なかなかのオススメ品ですよ本書は。
発狂した宇宙 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U27O
No.7
(4pt)

誰にでもオススメできます

これは、おもしろかった。

まだSFにも超未熟な時期に読んだにもかかわらず、大変楽しんで読了したおぼえがある。本書はパラレル・ワールド(多元宇宙)物の傑作なのだ。

書かれた時代が古いから、いまの時代からみれば理論なんか子どもの屁理屈くらいにしか感じないかもしれないが、そこはブラウンのこと巧みなストーリーテリングで引っぱりまわし、読者を翻弄するさまは、いま読んでもまったく見劣りしない。

主人公であるキース・ウィントンは、月ロケットの爆発によりもうひとつの世界に飛ばされてしまう。同じ世界のように見えるが、その世界では科学の発展が歴然と違っていた。人類は宇宙への進出を成功させ、あろうことか異星人と戦争までしてるのである。

事態を把握したウィントンは、元の世界に戻るべくさまざまな試みに挑戦するが、やがて彼自身も異星人のスパイの容疑をかけられ追われる羽目になる。

ストーリーの語り口は一級品。展開もよどみなく構成も巧み。話自体もハッピーエンドで気持ちいい。ユーモアもあり、サスペンスもある。

う〜ん、なかなかのオススメ品ですよ本書は。
発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222)) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))より
4150102228
No.6
(4pt)

空飛ぶミシン

パラレルワールドものSFです。
月ロケットが近くに墜落したところから、元の世界とほとんど同じなのに、宇宙旅行が実現し(ちなみに本作は1940年代の話です)、異星人と戦争をしている、とうい世界に来てしまった主人公キース・ウィントン。
そこで異星人のスパイと間違われて追われながらも、元の宇宙に帰る方法を探す、というストーリー。
タイプ分けとしては“逃亡もの”という感じで、迷い込んだ宇宙の世界観を描写しつつ、どこから危機が迫ってくるか分からないスリルで読ませます。
特にひっかかりもなくどんどん進む、このあたりのバランスはなかなかだと思います。
最後に明かされる宇宙の秘密。それがまた、SF的というよりスペースオペラ的な宇宙論で、何の科学的根拠もないのですが、量子論の多世界解釈や並行宇宙論もぶっ飛ぶ強引さはなかなか楽しいです。何よりもこれがメタSF的に機能している、というのが本作のキモ!
解説で筒井康隆はこのあたりの趣向がSFにしかできない、と書いてますが、そんなのはミステリに目を転じればいくらでもあるのに…。昭和52年(1977年)にはまだメタ・ミステリはほとんどなかったのか……?
どちらにしても、こういう(ある意味)笑えるSFというのはちょっと読んだことがないです。なにしろ宇宙旅行の推進機関がミシンから生まれたのだから……!?
パロディ的な作品だからこそ、最後も御都合主義的にすら思えるほどハッピーエンドなので読後感もいいです。
発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA9NTU
No.5
(4pt)

空飛ぶミシン

パラレルワールドものSFです。
月ロケットが近くに墜落したところから、元の世界とほとんど同じなのに、宇宙旅行が実現し(ちなみに本作は1940年代の話です)、異星人と戦争をしている、とうい世界に来てしまった主人公キース・ウィントン。
そこで異星人のスパイと間違われて追われながらも、元の宇宙に帰る方法を探す、というストーリー。
タイプ分けとしては“逃亡もの”という感じで、迷い込んだ宇宙の世界観を描写しつつ、どこから危機が迫ってくるか分からないスリルで読ませます。
特にひっかかりもなくどんどん進む、このあたりのバランスはなかなかだと思います。
最後に明かされる宇宙の秘密。それがまた、SF的というよりスペースオペラ的な宇宙論で、何の科学的根拠もないのですが、量子論の多世界解釈や並行宇宙論もぶっ飛ぶ強引さはなかなか楽しいです。何よりもこれがメタSF的に機能している、というのが本作のキモ!
解説で筒井康隆はこのあたりの趣向がSFにしかできない、と書いてますが、そんなのはミステリに目を転じればいくらでもあるのに…。昭和52年(1977年)にはまだメタ・ミステリはほとんどなかったのか……?
どちらにしても、こういう(ある意味)笑えるSFというのはちょっと読んだことがないです。なにしろ宇宙旅行の推進機関がミシンから生まれたのだから……!?
パロディ的な作品だからこそ、最後も御都合主義的にすら思えるほどハッピーエンドなので読後感もいいです。
発狂した宇宙 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U27O
No.4
(4pt)

空飛ぶミシン

パラレルワールドものSFです。
月ロケットが近くに墜落したところから、元の世界とほとんど同じなのに、宇宙旅行が実現し(ちなみに本作は1940年代の話です)、異星人と戦争をしている、とうい世界に来てしまった主人公キース・ウィントン。
そこで異星人のスパイと間違われて追われながらも、元の宇宙に帰る方法を探す、というストーリー。
タイプ分けとしては“逃亡もの”という感じで、迷い込んだ宇宙の世界観を描写しつつ、どこから危機が迫ってくるか分からないスリルで読ませます。
特にひっかかりもなくどんどん進む、このあたりのバランスはなかなかだと思います。
最後に明かされる宇宙の秘密。それがまた、SF的というよりスペースオペラ的な宇宙論で、何の科学的根拠もないのですが、量子論の多世界解釈や並行宇宙論もぶっ飛ぶ強引さはなかなか楽しいです。何よりもこれがメタSF的に機能している、というのが本作のキモ!
解説で筒井康隆はこのあたりの趣向がSFにしかできない、と書いてますが、そんなのはミステリに目を転じればいくらでもあるのに。昭和52年(1977年)にはまだメタ・ミステリはほとんどなかったのか?
どちらにしても、こういう(ある意味)笑えるSFというのはちょっと読んだことがないです。なにしろ宇宙旅行の推進機関がミシンから生まれたのだから!?
パロディ的な作品だからこそ、最後も御都合主義的にすら思えるほどハッピーエンドなので読後感もいいです。
発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222)) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (ハヤカワ文庫 SF (222))より
4150102228
No.3
(5pt)

絶対読んどくれ。損はないぞー。

このSFの古典・名作に最初にレビューが書けるのことに驚いた。不思議に思って最新のハヤカワ文庫解説目録(2003年7月)をみてまたびっくり。現在フレドリック・ブラウンの本は「火星人ゴーホーム」1冊しか出ていないではないか。ということは、この本を手に入れるのに世間の皆さんは苦労されるということか?「多元宇宙もの」の名作なんですぞ。
発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 発狂した宇宙 (1966年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA9NTU