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海から何かがやってくる: 薬師寺涼子の怪奇事件簿
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海から何かがやってくる: 薬師寺涼子の怪奇事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点1.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 21~40 2/4ページ
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ずっと買っていた作品なので新作が出てるーと思い中身も確認せずに購入。 結果皆さんが書いていらっしゃる通りです。 何の作品読んでるんだっけ・・・。と読みながら????連発。 相変わらず、涼子と泉田の関係も何も進展しない。 田中先生が思っていることをただ二人に言わせているだけ。 これなら、別にこのシリーズでやらなくてもよかったと思います。残念すぎる。 そして作中、泉田(=先生)がずっとイライラしっぱなしの印象をうけました。 読んでる側としては、イライラしてる人の心中を読ませられても何の面白みもありません。 政治批判は結構ですが、それを持ち込みすぎです。これをOKした編集側にも驚きです。 とても好きなキャラだっただけに残念。もうその言葉のみです。 | ||||
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うっかり焚き火に放り込もうかと思ったほど。 もともと遅筆なのはさておき、だんだんひどい出来栄え。今回は特に最悪。 作者はブラックユーモアのつもりで書いたようだが、フィクションの中に現実世界の人物・事件・問題を出してくるのは、いささか「不謹慎」「不愉快」「不適切」としか言いようがないです。たとえ「少しもじっている」とはいえ、です。 ストーリー構成はワンパターン。そのくせ今回は作者の現実の不満を垂れ流しするか長ったらしい嫌味の会話文。思想本にしたいのかファンタジーを書きたいのかどっちかにしてください。 また、少しネタバレになりますが… 「田園調布一家殺害事件」は明らかに「世田谷区一家殺害事件」のパロディ化ですよね。 それを「南の島のリゾートに連れてってやりたくて?」薬師寺涼子が告発書を『偽造』して刑事部長に匿名で送りつけた…と。 遺族バカにしてるのか!? フィクションです名称や年齢変えてますっていうつもりか? 家族構成は発見者を被害者に加えるとまったく同じ、遺留品を遺しているのも同じ、事件が起こった時期もほぼ同じ! 凄惨な事件でも、自分の作品の引き立て役になるなら、ぞんざいな扱いをしてもいいと思ってるのか? 以上のような感想しか出てきませんでした。 このような本は読む価値ありません。不適切な部分に付箋とメモを貼って、白ポストに入れてきます。 | ||||
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これまで立ち読みしかしていなかったので、レビューはしなかったが、このたび定価で購入した気の毒な知人からタダで譲ってもらえたため、改めて読み直し、レビューする次第。 (とても自分で著者のために金を払う気にはなれない) 再読して思ったが……いや実に酷い。ストーリーはあってないがごとし。日本の現状への苦言というよりは、思い切り左へ偏ったイデオロギーに端を発する、愚痴だか誹謗だかわからない戯言で、ページの大半が埋め尽くされているからだ。 それでもあえて説明するならば、文字通り『何か』わからないバケモノを、ただのバカモノへと成り果ててしまった涼子たち一行が、無茶苦茶な方法で始末する話である。それ以上の説明は不要だ。何より著者自身が、ストーリーを重視しているとは、ちっとも思えない。 著者の作品は、以前から風刺であふれていた。では以前と同じかと言うと、まったく違う。以前の風刺は機知に富んでおり、その配分も絶妙だった。そして常に物語が「主」であり、風刺は「従」だったからだ。 ところが近年は、続編すべてのストーリーが粗雑なものになり、風刺というよりは単なる妄言が多数を占めるようになってきた。主と従が逆転してしまったのである。その弊害が特に顕著なのが、この薬師寺涼子シリーズである。 口が悪く、圧倒的な強さを持つ主人公たちが、巨悪と言いながら実にチープな敵を風刺混じりになぎ倒してゆく、という点では創竜伝とまったく同じなのだが、創竜伝は続きが書かれず、ドラよけお涼ばかりが大量生産されている。 これは私見だが、おそらく薬師寺シリーズのほうが書いていて楽なのだろう。涼子の職業柄、政官財を皮肉る構成にするのは実に簡単だし、創竜伝みたいに著者が偏愛する中国史を絡めた結果、某検証サイトで歴史と文化における無知を指摘されて、笑われ者になる恐れもない。 しかし、そのドラよけお涼さえも、レビューでは罵倒の嵐が吹き荒れるに至った。おそらくここから再び質が上がることはないだろう。だから前述のごときレビュータイトルにさせていただいた。 風刺や批判は、中立の立場で描いてこそ生きる。右に偏りすぎれば左から、左に偏りすぎれば右から、あくまで「良識を保ちながら」振り子を真ん中へと戻そうとする。それが理想的なあり方だと思う。 「日本やアメリカを罵倒することは構わないが、中国を一文でも批判するなんて、私の価値観が許さない!」と著者が考えているならば、そこには良識も何もない。ただの偏向思想があるだけだ。 そういえばヤン・ウェンリーが「信念なんてろくなもんじゃない」と言っていたが、あれは生みの親の、未来の姿を言い当てた言葉だったのだろうか。 それでも著者に曲げられないものがあるというのなら、フィクション作家が作品内やあとがきでという曖昧な立場をおやめになって、そっち方面の機関誌に寄稿することや、大江健三郎のようにデモの主催者となって汗水を流されることをお勧めする。エアコンの効いた部屋で、ネットにヘイトをまき散らす輩を憎まれるお方が、その輩と同じことをやっていては、盲信者以外の称讃は得られないだろうから。 現在の著者を、AAAことアルマリック・アスヴァールが知れば、きっとこう言うに違いない。 「田中芳樹さん、田中芳樹さん、君はなぜ新作をものしてもだめなのか……」 | ||||
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かれこれ25年程この作者さんとはお付き合いさせて頂いていましたが、これほどまでに読むのが辛い、買ったんだから読まないと勿体無いと 自分に言い聞かせないと最後まで読めなかった作品は初めてでした。 元々政府等の権力側に対しては批判的な事を書いてはいましたが、今回はしつこい、くどい、と感じてしまい不快でした。 「海外で戦争をしないって決めた憲法・・・」と涼子が言う行がありますが、これなんかはどっかの反日左翼が言い出しそうなセリフで、しかも 他人から価値観を押し付けられるとか最も嫌うだろう、あの薬師寺涼子がアメリカから押し付けられた今の憲法を守らないといけないみたいなこと 言うわけないだろうと、この人自分で作ったキャラ設定自分の思想の為に壊すのかよとガッカリしました。 あと、今回の怪物は何だったんでしょうね?最後までわからないままで溶岩にポイ捨てで終了なんですねぇ・・・ 私がこの作者さんの作品を読むきっかけになった某アルスラーンも漫画化、アニメ化、ゲーム化と色々と動き始めていますが、この程度の作品 書いてる状態で続き大丈夫なんでしょうか?とても心配です・・・ | ||||
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話の内容は、海から出てくる怪生物と戦ってそれを主人公達 の活躍で撃退する簡単なもの。 登場人物は、政治家は間抜け、自衛隊は無能、海上保安庁は 主人公の引き立て役で、何故出てきたのかわからないアメリカ兵は 子供や民間人を平気で殺す卑怯者、という単純なもの。 この本を読んで感じたのは、これは創竜伝の続きかということだった。 それなら唐突に出てくる政権批判も、登場人物が語るストーリーとは ほとんど関係のない政治主張や文明論も納得ができるということだ。 まあ現政権に対する作者の怒りもわからないでもないが、もう少し ましな作品を書かないと読者はパーだからその心に響かないと思うし、 もう少し多く作品を出してから気分転換の作品を出して欲しい。 | ||||
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皆さん政治的風刺がやりすぎ、もう読まないという方が多いみたいですが。元々田中先生の作品はそういった部分があるものですし、それが魅力の1つとも思ってます。 シリーズでずっと読んでますがいつものお涼さまの活躍が爽快なので好きです。 少し気になったのはお涼さまが活躍する場所としては狭い?と思いましたが、お涼さまや泉んが変わらないのでいいと思います。 | ||||
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田中先生も困ったものだなあ。 いつからこんなに頑固に、偏屈になってしまったのか。 小説を書いているのか、自分の政治的な主張をしたいだけなのか。 1ページごとに本人主観の政治家批判や、右よりな立場の人への皮肉ばかりです。 昔はいい小説家だったのに、年とともにだんだんレベルが低下してしまった。 かっての活躍を思うと、悲しい気持ちになります。 | ||||
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シリーズで好きだったので本屋さんの店頭でみて即購入しました。今までは怪奇事件を扱うエンターテインメント小説だと思ったのですが、違ったようです。 | ||||
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作品内容については皆さんが触れているので省略しますが、気になったのは良子さんが自衛隊をナチス呼ばわりしている箇所です。チンピラの三文察作家ならともかく、田中先生のような有名作家がこういう事言うのは・・・まあ警察をゲシュタポ扱いにもしていますが、それは涼子さんも警察官だから許される事です。自衛隊員の田中先生のファンが読んだら傷つくだろうと思わせる箇所でした。 あと毎度のメイド戦士と一緒に米軍兵士が大型ヘリ(チヌーク)で登場しますが、自衛隊以上に役立たずで涼子さんにオチョクラレます。この米軍兵士は何の為に出したんでしょうか? 涼子さんは『ドベノミクス』で2千億(税抜き)稼いだと言っていましたが、チヌークの価格は作中で触れている通り約50億、米国でパイロット付きで楽に購入できます。どう考えても米国兵士を笑いものにする為に無理に登場させたようにしか思えません。 いつもの話だと涼子さんが過激な発言や行動すれば泉田さんが諫めたり反論するのですが、そういうシーンがほとんど無かったのも併せて、ひょっとすると今回の小説はプロットとキャラクターに話させる台詞だけ田中先生が決めて、後はゴーストライターが書いたような感じがするのですが・・・。 | ||||
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小学生の頃からずっとファンでした。創竜伝にはまってました。ませたガキでしたが、周りにも勧めていました。 でも、創竜伝10から読むのが苦痛になり、20代後半で出会ったこのシリーズに関しては、完全にイラスト買いです。 それでも、途中までは普通に読んでたんですけど・・・・・・。 水妖日で本当に苦しくなり、今作ではもう・・・・・・。創竜伝も売れないので廃棄しました。 これもそうなりそうです。そして、もう買わないと思います。値段も内容のわりに高いし。半額でも買わないけど。 職業作家とは思えぬほどの遅筆っぷりもそうですが、ファンの求めるものと作者の書きたいものが乖離しまくってるんじゃないでしょうか? 本当に残念です。同じくファンだった友人もひとり残らず「もう買わない」と言っています。 面白くなくなったそうです。私も同感です。 | ||||
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元々体制批判が目につく作者ではあったけど、もはや拗らせすぎ。 今時中学生でもこんな稚拙なアジビラみたいな話は作りません。 出版社を転々としているあたり、このシリーズに対する社側の評価も推して知るべし | ||||
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政権批判自体は否定しないが、内容がひどすぎる。 SEALDsレベルの不勉強からくる思い込みや暴言。 米軍などを批判しているのに米兵に金つかませて やりたい放題の涼子もカッコ悪すぎる。 昔は政権批判も涼子の暴れっぷりもそれなりに爽快だったのに ここ最近のこのシリーズは残念。 | ||||
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政治評論は論文雑誌にでもして欲しい。 ちっとも怪奇事件簿になってません。 どなたかも言ってますが小説家になろうで覆面投稿したらまずPVが増えないレベルです。 ストーリーは、主人公の周囲以外は皆馬鹿で浅慮な欲の皮の突っ張った役立たずでお涼さんマンセーな内容。 肝心の怪奇は、皮が厚くてヌルヌルしてて形の定まらないっ化け物は政権に対する生理的嫌悪を現したつもりなのでしょうか。ガムテープでぐるぐる巻きにして火口にぽい。過程も推理もなくて直感で正解にたどり着きました。さすがはドラ避けお涼!(苦笑)米軍も欲まみれの蝙蝠野郎扱いで中露に文句いうなよって内容。 プロパガンダを目的としたとしても世相から浮きまくっていて最初から最後まで稚拙だったと思います。 そうそう、運動活動してるNGOなんてもはや特定勢力の代弁者って世間の常識だと思いますよ? | ||||
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表題のことについて、はっきりわかる作品になってしまいました。 与党が一定の党である場合において、その支持率が低下する局面があった際に書かれた田中芳樹作品はつまらない。 なんと言っても、作者自身がヒロイン薬師寺涼子の魅力を損なっているのが残念です。 体制側に属しているのに体制に内部から反し、正義(結果として)を実現する、という、ある意味ラインハルトと同じ志向を持ったキャラクターだったのに、ただの愚痴屋になってしまった。 私も他に漏れず、銀河英雄伝説以来の譜代のファンだったはずなのですが、もしかしたら過去形で語らなくてはならなくなるのかと思うと残念でなりません。 作者は反省して、銀河英雄伝説異伝とでも銘打って、民主的に独裁権力を握った自由惑星同盟元首リョーコ・ヤクシージと銀河帝国皇帝ラインハルト・フォン・ローエングラムとの英雄伝説でも書いてみたらどうですか? | ||||
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数年ぶりに筆者の作品を読んだのですが・・・ 相変わらずだなぁ・・・と思った。 ただ今回はひどすぎると思いますね。風刺程度に皮肉るならまだしも、安保法制が気に入らないという意見が前面に出過ぎて、キャラクターたちが著者の代弁者にしかなっていない。 ストーリーを楽しむ前に白けてしまった。 著者の作品とはいえ、そこまでこの作品でやる必要があったのだろうか? ちゃんとした意見があるのなら批判を恐れず、ちゃんとした雑誌等に寄稿して世論に問うてみればよいと思う。 出版社関係いくらでもコネはあると思ういますが・・・ こういうやり方は、卑怯だと思うし、読者に対する裏切りだと思う。 | ||||
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話の締めがひどすぎる。 ゾウより大きかったはずでは? 水みたいな相手をガムテープで? ガムテープを1m出して投げたって飛ばないよ! 政権批判を言いたいだけの本。 もうガッカリ。 | ||||
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娯楽作品のはずなのに全く楽しめない。 筆者が「ドベ」さんとやら嫌いなことしか伝わってきません。 この手の作品で不快な気分になったのは初めてです。 前作もかなり違和感を感じましたが、旧来から読み続けているので買いました あまりお勧めできません。 | ||||
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薬師寺涼子シリーズは全部読みましたが今回はあまりに残念です。本人がストレス発散のために作ったシリーズということですけど、面白い娯楽作品だと思って毎回楽しみにしていました。政府批判がバンバン出てくる創竜伝も好きでウイットに富んだ政府批判自体は構わないのですが、今回は現政府へのあからさまな批判が主で娯楽が従になったのが内容にも影響していて「海からきた何か」も残念です。こんな「何か」を出したら次回困るでしょうね。 | ||||
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単純にストーリーが冗長かつ単調です。 盛り上がりに欠け、新鮮味がゼロ。 例え内容が不快であったとしても、最後まで読ませる力があれば 作品としては立派なものだと考えますが、 とにかくだらだらと見たような展開が続いていくだけなので、 読み終えるまで忍耐が持ちません。 どういうつもりで書いているシリーズなのか、本当に素朴な疑問として伺いたいです。 よく最後まで書き終えることができたな、とある意味で感心しています。 | ||||
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もともと作者は政治批判を織り交ぜながら物語を長年書いてますので 今回も描きまくってます それが嫌な人は初めから読まない方が良いですね 内容的には最後まで「何か」は「何か」で正体不明 今まではそれなりに怪異の正体は書いていたので残念です 痛快なアクションと主人公達のやり取りは今まで通り速さで展開していきますが 今回は政治批判の方が主だったので、そこが少し物語自体の内容を薄くした感があります 政治批判自体は核心付いて良い感じでした | ||||
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