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イヴの七人の娘たち
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イヴの七人の娘たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 41~43 3/3ページ
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ヨーロッパ人の起源の7人の女性が生きていたころの時代、そしてアフリカに端を発した人類の世界に散らばってゆくドラマについて述べられている。前半は、DNA解析について書かれているが、読み物としてはちょっとものたりない。一方で突然変異やクラスターについての説明が不十分なため、これらについての事前の知識がないと難解かもしれない。しかし、従来の言語学や民俗学によるアプローチと違い「いつ、だれが」というレベルで民族や人種のルーツを明らかにしてゆくテクニックと熾烈な研究競争に関する記述には、自ら研究する者にしか描けないリアリティが存在する。 後半は、一転して5万年前から1万年前の人類史がイヴの7人の娘の話として 語られる。読者はこのギャップに戸惑うかもしれない。しかし、著者は考古学や遺伝学が無味乾燥の科学ではなく、人類進化の歴史は我々現代人の親子関係の延長線の個人個人の上に存在するのだということを主張したかったのだろう。 本書を読んで、過去現在未来と続く人類の進化をまさに今ここに生きているじぶんが担っているということを強く感じた。 | ||||
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して大きな疑問を、とことん追求して明らかにした本です。専門書というより、最新のDNA研究の成果を、普通の言葉で分かりやすく解説した本。後半では、明らかになった事実をもとにしてヨーロッパ人のルーツである7人の女性「イヴの七人の娘たち」が生きた当時の生活の様子を想像して描いている。 専門知識ゼロの自分が、最新の人類学にふれることが出来たことにまず感動してしまった。専門的な記述もあるにはあるが、全体に分かりやすくて抵抗なく最後まで読むことができた。人類は、さかのぼればアフリカにいたたった一人のイヴにたどり着くという。自分の先祖の先祖であるイヴは、何千年、何万年前の「母」は、誰とも知れない遠い昔の死者ではなく・・・今の現代にいる自分と、確かに繋 | ||||
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母親からうけつぐミトコンドリアDNAの配列が混雑されることなく、子供に引き継がれていくという着眼点から、ヨーロッパのルーツを探し出した本書にのめりこみました。 ルーツ探しだけでなく、普段しることのできない、科学研究者達の裏側を垣間見ることができ、おもしろかったです。 | ||||
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