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白墨の男



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【この小説が収録されている参考書籍】
白墨の男 (創元推理文庫 (140‐19))

白墨の男の評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

シニカル・ラヴ・ストーリー

中年の女性作家イリスは人生に疲れて死を思い、ヒッチハイカーの医学生ドゥドゥーは人生に何も期待していない。二人は偶然出会い、そして三日後に死ぬことを計画し、アウディに乗って3日間だけの「人生のずる休み」に出発する。・・・ カトリーヌ・アルレーのロード・ノヴェルといった趣。 80年代初頭に読んだ時には、少々シニカル過ぎという印象でしたが、今、読み返してみると、このくらいの方がかえってリアルで、しかも、爽やかとさえ感じてしまう。時代状況が変わったのか、自分自身が変わったのか。 アルレーの中で一番の傑作を挙げろと云われれば、やはり、『わらの女』になると思います。でも、一番好きな作品はと問われれば、この『白墨の男』になってしまいます。
白墨の男 (創元推理文庫 (140‐19))Amazon書評・レビュー:白墨の男 (創元推理文庫 (140‐19))より
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