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君が電話をかけていた場所/僕が電話をかけていた場所
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君が電話をかけていた場所/僕が電話をかけていた場所の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 1~20 1/3ページ
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社会不適合者としての側面を持つ主人公と、謎を抱えた薄幸のヒロインによる悲恋を描くことの多い著者の作品の中で、明らかな異彩を放つ結末を持っている作品です。(厳密に言えば、全員が幸せなラストにたどりついていないので、いつもの雰囲気も漂いますが) 物語のモチーフは、簡単に言えば『人魚姫』ですね。 主人公の初恋が叶えば勝ち。初恋が成就しなければ、主人公は負けて泡となって消えてしまう。そんな状況下で、ストーリーは進んでいきます。 上下巻構成なのでかなりの長編作品ですが、展開は何度も大きく動きを見せ、「そうくるか!」という驚きが幾度となく押し寄せます。気がつけば、二冊読了してしまう。そんな力を秘めた作品です。 また、所々に差し込まれる主人公とヒロインの過去エピソードが暖かく、また、ああその感じ、人魚姫っぽい、と思わせる展開が随所に入ってくるのが印象的でした。結末はちょっと三秋さんっぽくない部分こそありますが、読み応えは十分です。 唯一気になった点は、サブヒロインが助かった部分の描写。ネタバレになるので書きませんが、一点だけ矛盾点を感じてしまいました。 | ||||
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三秋縋の作品は何度も読んだがやはり裏切らない。個人的に今回は若干明るい感じがするが言葉選びがすごくよい。そして最後の最後まで退屈させず、そのまま終わるのかと思わせて、しっかりと最後にふさわしい演出を持ってきている。偉そうに言っているが言いたいのは三秋縋大好きの一言 | ||||
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上下巻構成となっていて、その文章量は三秋先生の出されている小説の中でもとても多いです。 と、言うことはその分より細かい心理描写や展開があるということです。読み応えがありました! 伏線回収や余韻は下巻にお預けです、、、すぐにでも下巻を読んできます | ||||
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この書き方はおかしい気もするけれど、物語のラストで誰の命も犠牲にならずにいわゆる”ハッピーエンド”で三秋先生がおわらせたことにとても驚いています。そして、エピローグがあることにもとても驚きました。 ”救いはないけどどこか儚くてそこはかとなく美しい物語”を今まで描かれていたので、てっきり今回もそうであることとばかり思っていました。たまにはこういう救いのある物語もありっちゃあり、、、なのか、、な? あとがきでのサマーコンプレックスのお話はとても興味深く感じました。凄まじい余韻は相変わらずでさすがだなぁと感じます。 | ||||
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スターティング・オーヴァー、三日間の幸福、いたいのいたいのとんでいけ。後に出版された恋する寄生虫や君の話。これら全てに共通する未来のないハッピーエンドとは異なり、結末には未来がある物語です。 これまでの三秋さんの作品を読んだことがある人たちなら以外に感じるかもしれません。しかしある人物に焦点を当てると、三秋さん十八番のあまり救いのないハッピーエンドと考えることもできます。これを非とするか是とするかは読者次第になると思います。 個人的には三秋さんの作品の中で傑作とは言えないが、良作だと感じました。 | ||||
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これは面白い!!! 自分もきゅんきゅんするし、 見応えしかない! 止まりませんでした | ||||
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儚さと初々しいくも一途な想いとが混ざり合う内容。ハッピーエンドなので良かった。 | ||||
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僕が電話をかけていた場所とセットで読まないとというより、こちらが上巻で向こうが下巻ですね。 物語はあんまりパッとしない始まり方だけど、途中から続きが気になるようになります。 下巻を読んだ後にもう一度読むと面白いかもしれないですね。 セットで買って一気に読むのをお勧めします。 | ||||
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君が電話をかけていた場所が上巻でこちらが下巻です。 最初に言っておくと、ハッピーエンドです。 最後に種明かしがあるのでドンドン読み進めていいと思います。 この作者の場合、途中でちょっと切なくなりますが、最後は安心して読めます。 わかる人なら途中で種に気がつくと思います。 上下巻セットで買って一気に読むと、スッキリですし、もう一度最初から読もうかと思います。 | ||||
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初めて電子書籍を購入しましたが、予想以上に見やすくよかった。 | ||||
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憔悴感をいつも味わせてくる 感傷を味わい時に三秋はいつもぼくを手伝ってくれる | ||||
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「僕が電話をかけていた場所」と続けて読了。興味惹かれるタイトルから、一つの話の裏表とかかなとか、色々想像して読み始めたのですが、普通の前後編でした。設定や展開がなかなかおもしろく、前編途中くらいからぐいぐい続きが読みたくなる感じでした。後編途中くらいからちょっと雰囲気が予想していたのと違い、最後はある意味予想外の展開だったのですが、結果的にはなかなかおもしろかったです。 これ、ダブルヒロインで実写映画化とかしたらウケたりするんじゃないですかね。 | ||||
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とても素晴らしい作品でした 嫉妬や幸福、焦りの感情描写が自然で読みやすい 何度読んでも、この物語に浸った後の満足感があります 登場人物それぞれの性格も自分は好きです 自分も一度こんな夏を体験してみたいものです | ||||
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三秋縋さんの中で1番好きです。上下巻なので主人公らの心理描写が凄く細かくて書かれています。三秋縋さんの作品の中では1番明るい話?なので暗い話は嫌だーという方にも安心して読めると思います。あとこの話は上巻なので一緒に下巻の「僕が電話をかけていた場所」も買うことを勧めます。 | ||||
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三秋縋さんの中で1番好きです。千草が可愛いすぎる。彼の作品の中では珍しくずば抜けてハッピーエンドなのでどうか安心して最後までお読み下さい。もっと話の続きを見守りたい、そう切に感じた作品でした。 | ||||
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主人公が相手に向けるお思い、もしくは向けられた思いに対して素直に慣れなかったりするところは、共感を持ってしまいました。 思い通りにならない事などが自然に書かれていて、心がじわりとしました。 | ||||
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こちら「君が電話をかけていた場所」が上巻 「僕が電話をかけていた場所」が下巻ですね。 推理、サスペンス、心霊、メルヘン・・・青春ストーリーが全部入りで、この二冊「すーっと」一気に 読み切ってしまいました。読み始めと読み終わりとでは、随分と心象の異なる物語です。 個人的に荻上さんに惹かれましたし、文字にはされていないけど重大な隠れたストーリーが潜んでいますね。 もう読まれた方は、お気づきですね。(^^ b ♪ | ||||
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最後の展開は少し予想できたがハラハラできる展開で上下巻どちらも飽きずに読めました! 胸キュン展開最高でした | ||||
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最新作である君の話が発売したこともあり、久しぶりに三秋さんの本をすべて読み直しました。 三日間の幸福や、いたいのいたいの、とんでゆけと違い自分はこちらをまだ一回しか通しで読んでいなかった為、 最初とラストしかほとんど記憶に残っていませんでした。 ですが話のラストが分かってる上で読み進めていると、ラストシーンを読み終わったときに「これは本当にハッピーエンドだったのだろうか」という考えが自分の答えとして出ました。 一度読んだだけの方でも、千草の方が好きだった、という人もいると思います。 その理由は恐らく前編である君が電話をかけていた場所では主に千草とのふれあいを描かれた所が多かったからだと思います。 自分も正直一回目に読んだときは千草の方が好きでしたし、ですが主人公の気持ちに立った時にこの結果は仕方ない。と思っていました。 ですが今こうして読み直したときに感じたのはただただ、「荻上千草を演じていた彼女」に幸せになってもらいたかった。 ある意味で幸せにはなれたのだとは思います。ですがそれは今までの作品のような主人公とヒロインがどんな形であれ幸せを得るという形ではなく、 相対的、物語としてみたうえで幸せな思いが出来て良かったね。で終わってしまうんです。 ですがこればっかりはどうしようもありません。主人公にとってのヒロインは初鹿野一人で、千草として頑張っていた彼女ではやはり彼を射止める事は難しかったのでしょう。 というより射止めることはできたけどそうしなかったともある意味とれると思います。 恋する寄生虫を読み直した時にも思いましたが、この頃から今まで以上に考えさせられる物語になっている気がします。 なんにせよ、またいずれ出るであろう次の作品が楽しみで仕方がないです。 | ||||
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じれじれな恋に心が震えた。 主人公が痣を気にしてるのが、とてもよくわかる。リアリティがない話のはずなのに、リアリティがあるというか…。妙に説得力がありました。 1巻目はミステリーっぽくて、続きがどうなるのか本当に気になって一気読みしちゃいました。 2巻目で伏線回収されるんですけど、読み飛ばしたのか、どうして彼女の顔にあざができてしまったのかはわからなかったです(>人<;) ぜひ読んでもらいたい作品です! | ||||
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