黒革の手帖

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評判

黒革の手帖の評価:

4.25/5点 レビュー 124件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全188件 141〜160 8/10ページ
No.48
(4pt)

お勧めの一冊

やっぱり、しっぺ返しが来ました。下巻の途中は中弛みな感じでしたが、最後のほうが急展開!結局、元子自身が騙されて、波子が裏で復讐していたし、妊娠・流産し、最後は・・・・。以前、恐喝した産婦人科の先生と看護婦に・・・。怖っ!自業自得なダメな女性を主人公にしてますが、まったく共感できない女性でした。よい子のみんなは、絶対にマネにしないように。
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.47
(4pt)

お勧めの一冊

銀座のクラブを舞台にした知的な女性を主人公にした物語。出だしは好調。どんどん先が読みたくなるストーリー。男の弱さや不正につけこみ、大金を獲得していく様は、爽快。ドラマになったのも納得。下巻が楽しみ。しっぺ返しが来るのでしょうか・・・。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.46
(4pt)

松本清張がわらしべ長者を書いたら!

松本清張の作品の中でも、面白い上位に入る小説だ。
何が面白いのかというと、わらしべ長者なのだ。
原口元子は、さえない女子銀行員。それが3年前に自分でのし上がっていくことを決意したときから、彼女は変わる。
銀行の不正取引を元に、横領した金額をチャラにしてもらって、バーを始める。
では終わらず、次の恐喝を始める。
どうして、1軒目のバーの運営に専念しなかったのか、どうして、予定よりお金がかかったからといって、次の恐喝を思い立つのか?
思い立たなかったら、わらしべ長者的ストーリーにつながらず、「面白い小説」はなり得ず、そんなくだらない小説を松本清張が書くはずもなく、ということだろうけれど。
また似たような話が次から次へと発展していくことは週刊誌の連載小説ならではだ。
最後の急展開は、性急すぎるが、それも週刊誌の予定掲載期間が迫ったためだろうか? 確かにそれまでが面白く、予定より枚数をいってしまったのだろう。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.45
(5pt)

野心のある女性は是非。。。

 私はこの作品を何百回と観ています!それでも飽きません。政治、企業、男性社会、、、金、権力、富が渦巻く世界にこうした一枚も二枚も上手な賢い女性がいても面白いとおもいます。「黒革の手帳」=悪女という印象がありますが、たった一人で汚い世界に立ち向かう勇敢な女性とも思えます。
 気丈な元子の「世間の片隅で忘れられてる方がよほど、、、」という台詞には寂しさや孤独も感じられ心打たれます。。。
 是非、御覧あれっ!!!
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.44
(4pt)

著者の深い洞察力に感心

 銀行員であった元子は、不正なお金7500万円余りを横領する。不正なお金の横領につき内部の銀行員たちは表ざたになっては大変と見逃す。そして元子は銀座で「カルネ」というバーを経営する。銀座で欲望丸だしの男と、その男をだまそうとする元子とのやりとりには作家の深い洞察がある。  
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.43
(4pt)

著者の深い洞察力に感心

 銀行員であった元子は、不正なお金7500万円余りを横領する。不正なお金の横領につき内部の銀行員たちは表ざたになっては大変と見逃す。そして元子は銀座で「カルネ」というバーを経営する。銀座で欲望丸だしの男と、その男をだまそうとする元子とのやりとりには作家の深い洞察がある。  
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.42
(4pt)

著者の深い洞察力に感心

銀行員であった元子は、不正なお金7500万円余りを横領する。不正なお金の横領につき内部の銀行員たちは表ざたになっては大変と見逃す。そして元子は銀座で「カルネ」というバーを経営する。銀座で欲望丸だしの男と、その男をだまそうとする元子とのやりとりには作家の深い洞察がある。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.41
(3pt)

緊張感が途切れない

 最近の作家には本筋と関係のない無駄な記述が目立つが、清張氏の作品はそれがなく、緊張状態を持続させながら読み進むことが出来ます。ストーリーの語り口が古臭いのは、仕様がないでしょう、時代が違うのだから。ただ、ラストはいかがでしょうかね。はぐらかされたという感じですね。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.40
(5pt)

最高作

お金に絡んだどろどろしたサスペンス。
人が殺されたりしないところがいい。
間違いなく傑作だ。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.39
(3pt)

下巻の最後まで読めば…

松本清張は、淡々と当時の新聞記事は〜〜、雑誌は〜〜と書いているという
調子の引用っぽい文章を多用して書く様なので(点と線もそうだった)、
もっとドロドロとした物を想像していたのだけど、違った。
映像化されたほうがドロドロ感をます感じがする。
下巻の最後まで読んで初めて、イメージしていた物に繋がった。
それまではあっさりとした雰囲気が多々あった。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.38
(5pt)

サスペンスの面白さに満ちた佳作

 銀座を舞台にした“逆・細うで繁盛記”。「銀座」「立身出世」「男たちの欲望」「女同士の確執」等々、大衆受けしそうなアイテムを駆使しつつも、そこは松本清張のこと、当り前のサクセス・ストーリーになるはずがありません。「悪女小説」的な前半から、後半の意外性に満ちた物語展開(僕はカトリーヌ・アルレーの『わらの女』を連想しました)で読ませます。リーダビリティの高さは、著者の数ある長編の中でも上位にランクできるのではないでしょうか。
 尾崎秀樹は本書の解説の中で「ミステリーではない」と明言しています。確かに謎に満ちた殺人事件が起きる訳ではないのですが、ヒロイン元子がのし上がっていく過程はスリリングですし、後半、彼女に対して張り巡らされた罠の巧妙さ、大胆さは、ミステリならではの面白さが満喫できます。それにしても、著者のヒロインを追い詰めていくやり方は、半端じゃないですね。ラストの落ちも、ここまでくると怪談です。
 著者の後期作品の中で、特に人気が高いのも頷ける出来栄え。サスペンス小説の面白さに満ちた佳作です。
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.37
(5pt)

サスペンスの面白さに満ちた佳作

 銀座を舞台にした“逆・細うで繁盛記”。「銀座」「立身出世」「男たちの欲望」「女同士の確執」等々、大衆受けしそうなアイテムを駆使しつつも、そこは松本清張のこと、当り前のサクセス・ストーリーになるはずがありません。「悪女小説」的な前半から、後半の意外性に満ちた物語展開(僕はカトリーヌ・アルレーの『わらの女』を連想しました)で読ませます。リーダビリティの高さは、著者の数ある長編の中でも上位にランクできるのではないでしょうか。
 尾崎秀樹は本書の解説の中で「ミステリーではない」と明言しています。確かに謎に満ちた殺人事件が起きる訳ではないのですが、ヒロイン元子がのし上がっていく過程はスリリングですし、後半、彼女に対して張り巡らされた罠の巧妙さ、大胆さは、ミステリならではの面白さが満喫できます。それにしても、著者のヒロインを追い詰めていくやり方は、半端じゃないですね。ラストの落ちも、ここまでくると怪談です。
 著者の後期作品の中で、特に人気が高いのも頷ける出来栄え。サスペンス小説の面白さに満ちた佳作です。
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.36
(4pt)

サスペンスの面白さに満ちた佳作

 銀座を舞台にした“逆・細うで繁盛記”。「銀座」「立身出世」「男たちの欲望」「女同士の確執」等々、大衆受けしそうなアイテムを駆使しつつも、そこは松本清張のこと、当り前のサクセス・ストーリーになるはずがありません。「悪女小説」的な前半から、後半の意外性に満ちた物語展開(僕はカトリーヌ・アルレーの『わらの女』を連想しました)で読ませます。リーダビリティの高さは、著者の数ある長編の中でも上位にランクできるのではないでしょうか。
 尾崎秀樹は本書の解説の中で「ミステリーではない」と明言しています。確かに謎に満ちた殺人事件が起きる訳ではないのですが、ヒロイン元子がのし上がっていく過程はスリリングですし、後半、彼女に対して張り巡らされた罠の巧妙さ、大胆さは、ミステリならではの面白さが満喫できます。それにしても、著者のヒロインを追い詰めていくやり方は、半端じゃないですね。ラストの落ちも、ここまでくると怪談です。
 著者の後期作品の中で、特に人気が高いのも頷ける出来栄え。サスペンス小説の面白さに満ちた佳作です。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.35
(4pt)

古さを感じさせないピカレスクロマン

最初にテレビドラマを見て読み出しました。米倉涼子のはまり役。
カッコよかったです。原作本はかなり前に書かれた作品であるのに関わらず、時代背景も、人の欲望も、何ら変わりなく古さを感じさせません。読み応えあり、面白いです。
しかし、結末はドラマに比べ、ヒロインが結局はただの愚か者で終わってるのが残念かな。
ゾンビみたいに窮地に追い込まれても、またよみがえるドラマのようなタフな女性を描かなかったのが、唯一☆減点の理由です。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.34
(4pt)

欲望

舞台は、欲望と愛憎が渦巻く夜の銀座。
主人公は、平凡なOLから銀座のママへと華麗なる転身を遂げた原口元子。彼女は、銀行の架空口座リストが載った一冊の“黒革の手帖”を武器に、次々と裏口座を持つ大物たちを獲物に銀座の頂点へとのし上がって行く。しかし、そこには罠が。。。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.33
(5pt)

途中まで、元子と一緒にいい気になってたのが・・・

後半の、どんでん返しであっという間に元子が転落していくところは、テンポ良く書かれていることもあって、元子が転がり落ちていく様を疑似体験しているようだった。
どうせみんな汚い金を作っていて、狡賢く金儲けしている人がいっぱいいる。今まで、(特に女性で昔の銀行だと)まじめに働いてもあまりいいことがなかったんだから、その汚い金でいい思いくらいしたって、別にいいんじゃないか、そう思い始めた頃、元子と一緒に転落を味わうことになる。
半ばまで、理不尽な世だし、悪知恵でやりあうのも当然か、と思ってしまっていたが、やっぱり最後は悪いことはしないに越したことないと思ってしまうくらい怖い。
怖いのは、怖い人がたくさん出てくるからと言うだけじゃなくて、ふとしたことから、その怖い人や悪い人に自分もなる可能性がないとは言えないからかもしれない。
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.32
(5pt)

途中まで、元子と一緒にいい気になってたのが・・・

後半の、どんでん返しであっという間に元子が転落していくところは、テンポ良く書かれていることもあって、元子が転がり落ちていく様を疑似体験しているようだった。
どうせみんな汚い金を作っていて、狡賢く金儲けしている人がいっぱいいる。今まで、(特に女性で昔の銀行だと)まじめに働いてもあまりいいことがなかったんだから、その汚い金でいい思いくらいしたって、別にいいんじゃないか、そう思い始めた頃、元子と一緒に転落を味わうことになる。
半ばまで、理不尽な世だし、悪知恵でやりあうのも当然か、と思ってしまっていたが、やっぱり最後は悪いことはしないに越したことないと思ってしまうくらい怖い。
怖いのは、怖い人がたくさん出てくるからと言うだけじゃなくて、ふとしたことから、その怖い人や悪い人に自分もなる可能性がないとは言えないからかもしれない。
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.31
(3pt)

サスペンスとしては面白い(ネタバレあり)

社会の底辺にうごめく人間がのし上がっていくストーリーや、悪党が本物の悪を相手に己の力だけを武器に対決するようなストーリーが大好きです。
読み始めた時は、そうしたピカレスクロマンを感じてワクワクしました。
その期待感が裏切られたのは、後半、主人公が罠にはめられてからです。
反撃するには残りのページ数が少ないな〜と思っていたら、結局反撃できないまま終わってしまいました。
結局作者が書きたかったのは、最後のシーンなんでしょうね。
最高に怖い結末。
ただし、僕のようにピカレスクロマンを期待した人には不充分な内容かな(作者は別にそれを狙っていないだろうけど)
ちなみにピカレスクロマンの最高傑作は、大藪春彦氏の(蘇える金狼)と思っています。
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.30
(3pt)

サスペンスとしては面白い(ネタバレあり)

社会の底辺にうごめく人間がのし上がっていくストーリーや、悪党が本物の悪を相手に己の力だけを武器に対決するようなストーリーが大好きです。
読み始めた時は、そうしたピカレスクロマンを感じてワクワクしました。
その期待感が裏切られたのは、後半、主人公が罠にはめられてからです。
反撃するには残りのページ数が少ないな〜と思っていたら、結局反撃できないまま終わってしまいました。
結局作者が書きたかったのは、最後のシーンなんでしょうね。
最高に怖い結末。
ただし、僕のようにピカレスクロマンを期待した人には不充分な内容かな(作者は別にそれを狙っていないだろうけど)
ちなみにピカレスクロマンの最高傑作は、大藪春彦氏の(蘇える金狼)と思っています。
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.29
(4pt)

おもしろいけど後味わるいです

昔、母が松本清張の小説を好んで読んでいたのを思い出し、先日購入しました。
銀行員による預金の横領はつい先日もニュースになったばかりで、20年前も今もあんまり変わらないなぁ、なんて。
横領した金を元に銀座で成功していこうとあれこれ悪事をはたらくストーリーが面白く、ぐいぐい引き込まれましたが、最後の結末は
(悪事をはたらいた天罰だといえばそうなのかもしれませんが)
同じ女性としては、なんとも後味悪かったです…。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532