黒革の手帖

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評判

黒革の手帖の評価:

4.25/5点 レビュー 124件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全188件 21〜40 2/10ページ
No.168
(4pt)

超ホラーで終わりましたわ。

うわっ ラストどうなる、とハラハラして読んでいたら超ホラーで終わりましたわ。
元子には色気が欠けているという設定なので、こうなるということなんでしょうね。しょせん世の中は色と金、色気のない元子ちゃんには無理でした。ちゃんちゃん。
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.167
(5pt)

人の栄枯盛衰の怖さを感じ取れる社会派ミステリの最高峰

社会派ミステリと言えば松本清張先生。その中でも黒革の手帖はやはり面白い。
何度も映像化されていますが小説はグッと引き込まれていく感覚と最後の絶望感に酔えます。
強い女性ながら立身のために人を騙すことも蹴落とすことも辞さない態度。その生き様の強靭な精神を感じながらも、やはり悪意は最後にこうなるのかと目を覆う展開。
見事なまでのカタルシスを楽しめる。最終ページの数行に何を思うのか。これによって自分がどこに投影させて読んでいたかも分かってきます。
夜の世界の毛虫から死にものぐるいで這い上がり蝶となった先、太陽に焼かれる姿という上下変動のミステリ。一読の価値アリです。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.166
(2pt)

ドラマと全然違った最後にガッカリ

米倉涼子のドラマを観て原作を読みたいと思いました。でも、下巻を読み終えてガッカリしました。なんて、クライマックス!ドラマと全然違う!ドラマにあった元子の反撃勝利とはならなかったです。そこが気に入って、原作でもっとその詳細をみてみたいと思ったのに。読んで、嫌な気持ちになりました。結局は、作者の松本清張も元子のような女が嫌いだったのだろうか?こんな男に歯向かうブスな女は、悲惨な最後を遂げると言いたかったのか? てっきり、松本清張が好きな女を描いた作品だと思いましたが、残念。
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.165
(2pt)

ドラマと全然違った最後にガッカリ

米倉涼子のドラマを観て原作を読みたいと思いました。でも、下巻を読み終えてガッカリしました。なんて、クライマックス!ドラマと全然違う!ドラマにあった元子の反撃勝利とはならなかったです。そこが気に入って、原作でもっとその詳細をみてみたいと思ったのに。読んで、嫌な気持ちになりました。結局は、作者の松本清張も元子のような女が嫌いだったのだろうか?こんな男に歯向かうブスな女は、悲惨な最後を遂げると言いたかったのか? てっきり、松本清張が好きな女を描いた作品だと思いましたが、残念。
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.164
(5pt)

カルネは一見客O.K.なのかどうか?

初出は週刊新潮1978-1980に連載、
著者全盛期の代表作であり、すでに口述筆記時代のはずだが、文章と物語の流れの良さは見事な仕上がりだ、
長編第五作という初期の代表作黒い樹海(1958-1960連載)を再読後、勢いで本書を手に取って先ずそこに感心した、
黒い樹海は娯楽性はいまでもあるが、語り口がゆったりしており、とても古い時代の小説に感じたが、本作のスピード感はそれが二十年後の充実なのだと思われる、
口述筆記時代の清張作品は著者の記憶確認のため煩わしい同内容の繰り返しが多々あるが、ここでは代表作にするという意気込みだろうか、必要十分に刈り込みこなれた文章であり娯楽小説としてとにかくよくまとまっていると思う、

連載時期に記憶のある人なら思い出せるだろうが、当時は石油危機後の不景気をまだ引きずっていた時代であり、景気全般は回復基調だったが昭和最後に湧き上がるバブル景気はまだ先のことである、
それでも本書が指摘した通り、医師には優遇税制があり、かつ自由診療で荒稼ぎする医者も沢山存在した、
世代人口として最大の団塊世代の子女たちが受験期を迎えつつあった当時、予備校の増加は必然でもあった、
医学問題を本作とは別方向から描いた映画「ヒポクラテスたち」が公開されたのも1980年だった、

本書は語っていないが、忘れてはいけないのが、当時は実に高金利だったのである、
最も高金利だった割引金融債を五年持てば四割以上の配当が付いた時代である(ワリシン100万円は五年後の満期には140万円以上になった)、
後の金丸信スキャンダルで話題となる商品名ワリシンやワリトーという無記名割引金融債を知る人は便利に使っていたのだった、

物語が語る通り、当時の金融機関では架空名義の口座をいくつでも開設可能だった、
昭和末の映画マルサの女はそんないいかげんさに警鐘を鳴らしたことになるが、さて、架空口座の開設が難しくなったのはじつは最近のことである、

原作でカルネが一見客O.K.の店かどうかは語られない、
並木通りにそれなりの支度のホステスを並べる店が一見客O.K.のはずがないが、店が一見客をどう扱うのかについて本作もその他の映画やテレビドラマでもなぜか語られない、
私的に長い間疑問なのが、銀座に一見客を断る店ができたのはいつごろかである、
戦前、永井荷風が盛んに遊んだ銀座のカフェ・タイガやアラスカは一見客O.K.であった、
戦後のある時期に他店との差別化のために入店には紹介が必要になったと推測するが、銀座のクリスマスの人出が50万人-60万人になったという1960年頃か?

本作は悪い奴らばかりが登場する悪漢小説であるが、主人公原口元子が彼女を虐げた男たちに復讐を繰り返す女による復讐譚にも読める、
記述から明らかだが、元子には男性憎悪の感情がある、
現在のわれわれ読者は、女性憎悪の男たちに果敢に立ち向かい勝利するリスベット・サランデルというキャラクタを知っている、
多くの読者は元子の勝利を期待しながら読み進むことになるが、リスベットほどには元子に同情できない自分がいることにも気付くに違いない、
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.163
(5pt)

カルネは一見客O.K.なのかどうか?

初出は週刊新潮1978-1980に連載、
著者全盛期の代表作であり、すでに口述筆記時代のはずだが、文章と物語の流れの良さは見事な仕上がりだ、
長編第五作という初期の代表作黒い樹海(1958-1960連載)を再読後、勢いで本書を手に取って先ずそこに感心した、
黒い樹海は娯楽性はいまでもあるが、語り口がゆったりしており、とても古い時代の小説に感じたが、本作のスピード感はそれが二十年後の充実なのだと思われる、
口述筆記時代の清張作品は著者の記憶確認のため煩わしい同内容の繰り返しが多々あるが、ここでは代表作にするという意気込みだろうか、必要十分に刈り込みこなれた文章であり娯楽小説としてとにかくよくまとまっていると思う、

連載時期に記憶のある人なら思い出せるだろうが、当時は石油危機後の不景気をまだ引きずっていた時代であり、景気全般は回復基調だったが昭和最後に湧き上がるバブル景気はまだ先のことである、
それでも本書が指摘した通り、医師には優遇税制があり、かつ自由診療で荒稼ぎする医者も沢山存在した、
世代人口として最大の団塊世代の子女たちが受験期を迎えつつあった当時、予備校の増加は必然でもあった、
医学問題を本作とは別方向から描いた映画「ヒポクラテスたち」が公開されたのも1980年だった、

本書は語っていないが、忘れてはいけないのが、当時は実に高金利だったのである、
最も高金利だった割引金融債を五年持てば四割以上の配当が付いた時代である(ワリシン100万円は五年後の満期には140万円以上になった)、
後の金丸信スキャンダルで話題となる商品名ワリシンやワリトーという無記名割引金融債を知る人は便利に使っていたのだった、

物語が語る通り、当時の金融機関では架空名義の口座をいくつでも開設可能だった、
昭和末の映画マルサの女はそんないいかげんさに警鐘を鳴らしたことになるが、さて、架空口座の開設が難しくなったのはじつは最近のことである、

原作でカルネが一見客O.K.の店かどうかは語られない、
並木通りにそれなりの支度のホステスを並べる店が一見客O.K.のはずがないが、店が一見客をどう扱うのかについて本作もその他の映画やテレビドラマでもなぜか語られない、
私的に長い間疑問なのが、銀座に一見客を断る店ができたのはいつごろかである、
戦前、永井荷風が盛んに遊んだ銀座のカフェ・タイガやアラスカは一見客O.K.であった、
戦後のある時期に他店との差別化のために入店には紹介が必要になったと推測するが、銀座のクリスマスの人出が50万人-60万人になったという1960年頃か?

本作は悪い奴らばかりが登場する悪漢小説であるが、主人公原口元子が彼女を虐げた男たちに復讐を繰り返す女による復讐譚にも読める、
記述から明らかだが、元子には男性憎悪の感情がある、
現在のわれわれ読者は、女性憎悪の男たちに果敢に立ち向かい勝利するリスベット・サランデルというキャラクタを知っている、
多くの読者は元子の勝利を期待しながら読み進むことになるが、リスベットほどには元子に同情できない自分がいることにも気付くに違いない、
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.162
(5pt)

個人的にドラマよりも良かったです

胸糞な結末で、最高でした。
ドラマには救いがあったように感じます。
とてもおもしろかったです。
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.161
(5pt)

個人的にドラマよりも良かったです

胸糞な結末で、最高でした。
ドラマには救いがあったように感じます。
とてもおもしろかったです。
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.160
(5pt)

繊細な心理描写

松本清張ファンだけど、ずっとこの作品を読む気がしなかった。銀座のクラブが舞台で通俗的作品だとばかり思い込んでいた。しかし、実際よんでみると、どうしてこんなに女の心理がわかるの!といったきめ細かく鋭い心理描写かあるかと思えば、正反対に大胆にも銀座という夜の世界の断面をみせてくれる社会派的側面もある。また、主人公が男を脅してお金をとる時のスリルと間の緊張感は、推理小説の手法であり、この小説は、松本清張の色んな手法や素材が見事に混ぜ合わさった作品ではないかと思う。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.159
(5pt)

ネタバレ注意

すごいどんでん返しが後半にくる。
読み終わったあと、どこで作者が伏線を敷いているのか確認するためもう一回読みたくなった。さすが松本清張さん。
人間、何かにしくじった後、振り返れば気づくチャンスは何回もあったなと思う時がある。私の場合、結婚相手しかり、人間関係で失敗したときもそういう経験がある。おかしいな、とふと思ってもそれ以上考えず、根拠のない話に乗ったりしてしまうのはなぜか。それは、自分の欲だったり、思惑だったりがあり、信じたいもの、都合のいいほうにハマってしまうところがあるからだと思う。
何も気づかずにきて、最後自分のバカさ加減に気づいたときの狼狽感、やっとあのときの違和感がすべて理解できた時には、もう遅いという、絶望あるいはお手上げ状態の感じがよく共感できた。
小説だから多少オーバーな面はあるけれど、銀座という華やかな外装の下で人間のむき出しの欲望と悪行が渦巻く世界があるということ、またその現実を突きつけられる瞬間があるというのも事実である。おそろしくも面白い。
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.158
(5pt)

ネタバレ注意

すごいどんでん返しが後半にくる。
読み終わったあと、どこで作者が伏線を敷いているのか確認するためもう一回読みたくなった。さすが松本清張さん。
人間、何かにしくじった後、振り返れば気づくチャンスは何回もあったなと思う時がある。私の場合、結婚相手しかり、人間関係で失敗したときもそういう経験がある。おかしいな、とふと思ってもそれ以上考えず、根拠のない話に乗ったりしてしまうのはなぜか。それは、自分の欲だったり、思惑だったりがあり、信じたいもの、都合のいいほうにハマってしまうところがあるからだと思う。
何も気づかずにきて、最後自分のバカさ加減に気づいたときの狼狽感、やっとあのときの違和感がすべて理解できた時には、もう遅いという、絶望あるいはお手上げ状態の感じがよく共感できた。
小説だから多少オーバーな面はあるけれど、銀座という華やかな外装の下で人間のむき出しの欲望と悪行が渦巻く世界があるということ、またその現実を突きつけられる瞬間があるというのも事実である。おそろしくも面白い。
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.157
(5pt)

テレビより、ヤッパリ。単行本‼️

テレビより、ヤッパリ。単行本‼️
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.156
(5pt)

テレビより、ヤッパリ。単行本‼️

テレビより、ヤッパリ。単行本‼️
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.155
(2pt)

本の状態がよくありません。

本の状態が非常によいと書いてありますが、
実はよくありません。普通か普通以下ですよ。
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.154
(2pt)

本の状態がよくありません。

本の状態が非常によいと書いてありますが、
実はよくありません。普通か普通以下ですよ。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.153
(2pt)

本の状態がよくありません。

本の状態が非常によいと書いてありますが、
実はよくありません。普通か普通以下ですよ。
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.152
(4pt)

畳みかけるような終盤の展開に目が離せない

政治家秘書の安島を通して手に入れた裏口入学のリストを医大予備校の理事長の橋田に突きつけ、さらなる野望をたぎらせる元子は恐喝したカネを元手に銀座の名門クラブの買収へ。仮契約を済ませ現金を橋田から受け取る段になって、関係者のよそよそしい接し方に不信感を抱いた元子は自分を取り巻く壮大な罠が仕掛けられていることに気づきます。結末は予想できるものでしたが、元子が過去に踏み台にした相手から倍返しさながらの報復を受ける様はあまりに痛々しく、まるでホラー映画を見ているよう。終盤の畳みかける展開が忘れがたい作品でした。
黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)より
4101109540
No.151
(4pt)

畳みかけるような終盤の展開に目が離せない

政治家秘書の安島を通して手に入れた裏口入学のリストを医大予備校の理事長の橋田に突きつけ、さらなる野望をたぎらせる元子は恐喝したカネを元手に銀座の名門クラブの買収へ。仮契約を済ませ現金を橋田から受け取る段になって、関係者のよそよそしい接し方に不信感を抱いた元子は自分を取り巻く壮大な罠が仕掛けられていることに気づきます。結末は予想できるものでしたが、元子が過去に踏み台にした相手から倍返しさながらの報復を受ける様はあまりに痛々しく、まるでホラー映画を見ているよう。終盤の畳みかける展開が忘れがたい作品でした。
黒革の手帖 下 Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖 下より
4103204117
No.150
(4pt)

元子の底意地の悪さが際立つ上巻

1980年刊。松本清張の主要な作品の一つで、これまでに何度かドラマ化されているもの。
銀行員で平板な日常を送っていた元子は、横領した7500万円を合法的に自らの懐に入れて銀座のママに転身。持ち前の周到さと人を揺すって有利な条件を引き出すことを特技に、開業医の楢林から5000万円を引き出し、楢林の愛人だった商売敵の波子の独立を頓挫させます。女同士火花を散らして元子が勝ち誇る場面はまさに底意地の悪い「悪女」そのもの。上巻では元子の野望通りにことが進みますが、一度は縁を切るも愛憎きわまって楢林から離れられない看護師の市子、元子の心を巧妙にとらえる政治家秘書の安島、カネの亡者ともいえる医大予備校の理事長の橋田といった人物が後半どのように動くかに注目です。
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532
No.149
(4pt)

ドラマと原作の違いが

何度もドラマ化されてるので原作はきっと素晴らしいのだろうと思い期待して読んでみました。あまりにも主人公が下品すぎてドン引きしました。ちょっとドラマのイメージと違う... しかし、人間の汚い部分を抉りだすという点では面白かったです。しかし、こうもドラマと原作が違うというのもどうなんでしょうか?
黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)より
4101109532