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(短編集)
復讐の女神
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復讐の女神の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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新幹線の友などに最適では。第一話「復讐の女神」第二話「毛むくじゃらの犬」と 初めからなかなかオチが利いていて楽しい。「生命保険と火災保険」「姿なき殺人者」に 出てくる鼻眼鏡の保険外交員ヘンリー・スミス氏の探偵ぶりもなかなか。(オチはなーん だってかんじだけど)。ちょっとばかばかしい「猛犬にご注意」も、苦くも鮮やかでもあ る「名優」も。どれも語り方と着地が巧い。 お気に入りは「不良少年」。「まっ白な嘘」的なたたみ方。こっちの方がヒネリがあるかな。 そして最後の「踊るサンドイッチ」わくわくする。(「幻の女」的わくわく)。 | ||||
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『まっ白な嘘 (創元推理文庫)』につづくフレドリック・ブラウン 推理小説短編集第2弾。 『まっ白な嘘』が傑作だっただけに期待しすぎてしまったか、ちょっと平凡な感じ。といっても、これは!とうい傑出した作品がないだけで、十分に楽しめると思う。読後感の悪い短篇はないんだけれど、意外な結末を期待するとはずしてしまう。 面白かったのは『不良少年』、『踊るサンドイッチ』(次点は、『名優』かなぁ)。 ■不良少年 17歳のエディ・マードックは、過去の想いでに生きる祖母と、母の三人暮らし。ある夜、エディは悪友に誘われ強盗を実行することに。暫くして、心配する母親のもとに警官が訪ねてくる。銃撃戦となった強盗犯の行方を追っているという。 ・・・ この作品、ラストは、ちょっとサプライズ! ■踊るサンドイッチ カール・ディクソンは、知り合いになったばかりのビックとドロシー兄妹と飲み歩くうち、泥酔し、正体をなくしてしまう。翌日、目が覚めるとそばに射殺死体が。警察に逮捕され終身刑を言い渡されるカール。彼の婚約者スーザンは、ピーター刑事の力をかり、カールの無実を証明しようとするのだが、状況は圧倒的に不利であった。 ・・・ ほぼ100ページのロマンチックな中編。タイトルが秀逸。 | ||||
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