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(短編集)

復讐の女神



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復讐の女神の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

今読んでもひねりが利き洒落た話の数々

新幹線の友などに最適では。第一話「復讐の女神」第二話「毛むくじゃらの犬」と
初めからなかなかオチが利いていて楽しい。「生命保険と火災保険」「姿なき殺人者」に
出てくる鼻眼鏡の保険外交員ヘンリー・スミス氏の探偵ぶりもなかなか。(オチはなーん
だってかんじだけど)。ちょっとばかばかしい「猛犬にご注意」も、苦くも鮮やかでもあ
る「名優」も。どれも語り方と着地が巧い。
 お気に入りは「不良少年」。「まっ白な嘘」的なたたみ方。こっちの方がヒネリがあるかな。
そして最後の「踊るサンドイッチ」わくわくする。(「幻の女」的わくわく)。
復讐の女神 (創元推理文庫 (146-14))Amazon書評・レビュー:復讐の女神 (創元推理文庫 (146-14))より
4488146147
No.1:
(3pt)

ちょっと平凡な感じ

『まっ白な嘘 (創元推理文庫)』につづくフレドリック・ブラウン 推理小説短編集第2弾。

『まっ白な嘘』が傑作だっただけに期待しすぎてしまったか、ちょっと平凡な感じ。といっても、これは!とうい傑出した作品がないだけで、十分に楽しめると思う。読後感の悪い短篇はないんだけれど、意外な結末を期待するとはずしてしまう。

面白かったのは『不良少年』、『踊るサンドイッチ』(次点は、『名優』かなぁ)。

■不良少年
17歳のエディ・マードックは、過去の想いでに生きる祖母と、母の三人暮らし。ある夜、エディは悪友に誘われ強盗を実行することに。暫くして、心配する母親のもとに警官が訪ねてくる。銃撃戦となった強盗犯の行方を追っているという。 ・・・ この作品、ラストは、ちょっとサプライズ!

■踊るサンドイッチ
カール・ディクソンは、知り合いになったばかりのビックとドロシー兄妹と飲み歩くうち、泥酔し、正体をなくしてしまう。翌日、目が覚めるとそばに射殺死体が。警察に逮捕され終身刑を言い渡されるカール。彼の婚約者スーザンは、ピーター刑事の力をかり、カールの無実を証明しようとするのだが、状況は圧倒的に不利であった。 ・・・ ほぼ100ページのロマンチックな中編。タイトルが秀逸。
復讐の女神 (創元推理文庫 (146-14))Amazon書評・レビュー:復讐の女神 (創元推理文庫 (146-14))より
4488146147

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