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最後から二番目の真実



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最後から二番目の真実の評価: 3.83/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

読みにくい

2025年。長引く第三次世界大戦の核攻撃での影響で人類の大多数は地下
タンクでの共同生活を余儀なくされた。
 地上は放射能で汚染されてロボット戦士同士の戦争が続いている。
 地下タンクの人々は、そのロボット戦士<レディ>の製造で皆働きづめであった。
 生産台数の過酷なノルマがあるからだ。
 地下タンクの住人たちは時より地上からのニュース映像により戦況を確認する
ことが出来る。軍事的指導者ヤンシーの演説を人々は聞く。
 地下タンクの住人であるニコラスは、病魔に倒れた友人の為に地上へ出る事を
 決意する。
 地上で人工臓器を貰い受けて友人の命を救いたい。ニコラスは地上へと向かった
が、そこで想像だにしなかった真実を知ることになる。

 文庫本のあらすじにすでにネタばらしが出ているので言ってしまうが、
地上ではすでに世界大戦は終了しており普通の市民生活が行われている。地下の人々
を欺く為に指導者ヤンシーのスピーチ原稿を作る職業があったりする。
 映画ターミネーターを想起してしまうような戦闘用ロボットが皆女性型アンドロイド
という設定もユニーク。
 戦争が終わった今では金持ちの家のメイド的役割ロボットに、さらには権力者同士
の利権争いにさえ利用されている。
 虚構に満ちた世界を描き続けるいつものディック節炸裂だが、この作品はユーモア
皆無でかなり単調なストーリー展開。
 サンリオ文庫版は邦訳に問題有りなのか、ちょっと読みにくさを感じた。
最後から二番目の真実 (1984年) (サンリオSF文庫)Amazon書評・レビュー:最後から二番目の真実 (1984年) (サンリオSF文庫)より
B000J75XN8

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