眼の壁

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評判

眼の壁の評価:

3.84/5点 レビュー 31件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.84pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全105件 61〜80 4/6ページ
No.45
(5pt)

清張らしい考察

清張作品はほとんど読んでいるが、この本はその中でも記憶に残っている著書。長編だが隅々まで伏線が張られ、飽きさせない。
眼の壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (新潮文庫)より
4101109176
No.44
(5pt)

清張らしい考察

清張作品はほとんど読んでいるが、この本はその中でも記憶に残っている著書。長編だが隅々まで伏線が張られ、飽きさせない。
眼の壁 (カッパ・ノベルス 11-2) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (カッパ・ノベルス 11-2)より
4334030025
No.43
(4pt)

妙にスピィーディー

開幕早々に詐欺事件が起こり上司が自殺、その後次々にあれこれと事件が起こると
妙に展開がスピィーディーで読んでいて飽きさせない
ただ所々妙なトリックが使われており首を傾げることもしばしば
誘拐した相手に使うネタではないだろう
その辺を割り切って読めば、比較的読める作品だろう
眼の壁―長編推理小説 (1958年) Amazon書評・レビュー: 眼の壁―長編推理小説 (1958年)より
B000JAVYN8
No.42
(4pt)

妙にスピィーディー

開幕早々に詐欺事件が起こり上司が自殺、その後次々にあれこれと事件が起こると
妙に展開がスピィーディーで読んでいて飽きさせない
ただ所々妙なトリックが使われており首を傾げることもしばしば
誘拐した相手に使うネタではないだろう
その辺を割り切って読めば、比較的読める作品だろう
眼の壁―長編推理小説 (1960年) (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 眼の壁―長編推理小説 (1960年) (カッパノベルス)より
B000JAPTMK
No.41
(4pt)

妙にスピィーディー

開幕早々に詐欺事件が起こり上司が自殺、その後次々にあれこれと事件が起こると
妙に展開がスピィーディーで読んでいて飽きさせない
ただ所々妙なトリックが使われており首を傾げることもしばしば
誘拐した相手に使うネタではないだろう
その辺を割り切って読めば、比較的読める作品だろう
眼の壁 (カッパ・ノベルス 11-2) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (カッパ・ノベルス 11-2)より
4334030025
No.40
(4pt)

妙にスピィーディー

開幕早々に詐欺事件が起こり上司が自殺、その後次々にあれこれと事件が起こると
妙に展開がスピィーディーで読んでいて飽きさせない
ただ所々妙なトリックが使われており首を傾げることもしばしば
誘拐した相手に使うネタではないだろう
その辺を割り切って読めば、比較的読める作品だろう
眼の壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (新潮文庫)より
4101109176
No.39
(3pt)

前半はよいのだが…

給料日を前にして資金ショートに陥った中堅企業が、ヤミ金融に手を出してパクリ(詐欺)に引っかかる、という単純な出だしは結構読み応えがある。

もちろん最初の数十頁を読んだだけで、ツッコミどころを探せばいくらでも見つかる。
・3000万円(21世紀初頭の貨幣価値で10倍ぐらいか?)もの資金繰りを世話してもらう初対面の怪しげな金融ブローカーと待ち合わせに向かう前に、飲み屋で飲酒してから行くか?
・その月の10日が給料日?普通は月末だろう?
・代議士の名刺を見せられたぐらいで、銀行が正体不明の人物ら(パクリ屋たち)に立会いもなしに結果的に詐欺の舞台となる会議室を貸すか?

責任を感じて自殺した上司に代わって、主人公が旧友の新聞記者と一緒に素人探偵として犯人探しに走り回る、という「黒い樹海」や「蒼ざめた礼服」と同じパターンだが、登場人物たちに他の作品ほどの超人的な情報収集能力が与えられていないことはよしとする。

しかし中盤になると、いくらプライバシー意識の希薄な大らかな時代とは言え、犯人の足跡を追いかけて素人探偵がたどり着いた日ペリ(今の全日空、フライトコードの「NH」は「日本ヘリコプター」の名残り)のカウンターで容易く氏名・住所・電話番号・年齢の載った乗客名簿を書写させ、さらには当該フライトのフライトアテンダントの住所まで教えられるあたりから興ざめしてくる。もっとも、後の場面では「法律違反だが」と言いながら郵便局員が見せてくれた他人の為替支払い伝票と、村役場で40円払えば誰でも他人の戸籍を閲覧できた(当時の法律では「不当な理由でない限り」誰でも閲覧可能だったらしい)ことが犯人特定に結びついているが。

失望してくるのは、拉致した弁護士の東京から名古屋までの移送に、車を使えば簡単かつ秘密に済むところを、犯人側の20人あまりの手下を使って寺信徒の団体と担架に乗せた急病患者を装って、わざわざ東京駅に担架に乗せた弁護士の搬入経路の特別扱いまで要請して人目につく行動を取らせているあたりから。日本ペリの飛行機に登場した殺人犯も、逃避行なのだから普通はできるだけ大人しくしていそうなところを、執拗に乗り継ぐ列車の発車に間に合うかどうか周囲に尋ねて目撃者を作り出している。著者の大好きな鉄道時刻表を登場させたいがためだろうが、不自然さは否めない。犯人側が捜査攪乱のいろいろな小細工芝居を仕掛けてくるところも、「砂の器」ほど洗練されたところは見えず、ワザとらしい。

最高にがっくり来るのは結末部分。テッポウダマの殺人犯の抹殺はよいとしても、たかが3000万円ぐらいの金のことを理由にしたすべての黒幕である「大物」が劇的ではあるが呆気ない最後を迎えるところががお粗末。神出鬼没の謎の女の結末も、意外な人間関係が明らかにされるとは言え、それ以上の見せ所はない。大物右翼とそれに結びつく政治家という「社会派」の雰囲気を出したかったようだが、名刺を出した代議士に詐欺の金が渡ったのかどうかや、「けものみち」でみせた黒い裏の権力の影とその力の描写は何もなく期待外れ。

ところで、手形をパクられた主人公の勤め先の会社は、どうやってその日の給料の支払いをして、なおかつパクられた手形の決済をしたのだろう?

まぁ、つまらなくはない。タイトルの「眼の壁」は、内容とは無関係な著者特有のワケノワカラン言葉。
眼の壁―長編推理小説 (1958年) Amazon書評・レビュー: 眼の壁―長編推理小説 (1958年)より
B000JAVYN8
No.38
(3pt)

前半はよいのだが…

給料日を前にして資金ショートに陥った中堅企業が、ヤミ金融に手を出してパクリ(詐欺)に引っかかる、という単純な出だしは結構読み応えがある。

もちろん最初の数十頁を読んだだけで、ツッコミどころを探せばいくらでも見つかる。
・3000万円(21世紀初頭の貨幣価値で10倍ぐらいか?)もの資金繰りを世話してもらう初対面の怪しげな金融ブローカーと待ち合わせに向かう前に、飲み屋で飲酒してから行くか?
・その月の10日が給料日?普通は月末だろう?
・代議士の名刺を見せられたぐらいで、銀行が正体不明の人物ら(パクリ屋たち)に立会いもなしに結果的に詐欺の舞台となる会議室を貸すか?

責任を感じて自殺した上司に代わって、主人公が旧友の新聞記者と一緒に素人探偵として犯人探しに走り回る、という「黒い樹海」や「蒼ざめた礼服」と同じパターンだが、登場人物たちに他の作品ほどの超人的な情報収集能力が与えられていないことはよしとする。

しかし中盤になると、いくらプライバシー意識の希薄な大らかな時代とは言え、犯人の足跡を追いかけて素人探偵がたどり着いた日ペリ(今の全日空、フライトコードの「NH」は「日本ヘリコプター」の名残り)のカウンターで容易く氏名・住所・電話番号・年齢の載った乗客名簿を書写させ、さらには当該フライトのフライトアテンダントの住所まで教えられるあたりから興ざめしてくる。もっとも、後の場面では「法律違反だが」と言いながら郵便局員が見せてくれた他人の為替支払い伝票と、村役場で40円払えば誰でも他人の戸籍を閲覧できた(当時の法律では「不当な理由でない限り」誰でも閲覧可能だったらしい)ことが犯人特定に結びついているが。

失望してくるのは、拉致した弁護士の東京から名古屋までの移送に、車を使えば簡単かつ秘密に済むところを、犯人側の20人あまりの手下を使って寺信徒の団体と担架に乗せた急病患者を装って、わざわざ東京駅に担架に乗せた弁護士の搬入経路の特別扱いまで要請して人目につく行動を取らせているあたりから。日本ペリの飛行機に登場した殺人犯も、逃避行なのだから普通はできるだけ大人しくしていそうなところを、執拗に乗り継ぐ列車の発車に間に合うかどうか周囲に尋ねて目撃者を作り出している。著者の大好きな鉄道時刻表を登場させたいがためだろうが、不自然さは否めない。犯人側が捜査攪乱のいろいろな小細工芝居を仕掛けてくるところも、「砂の器」ほど洗練されたところは見えず、ワザとらしい。

最高にがっくり来るのは結末部分。テッポウダマの殺人犯の抹殺はよいとしても、たかが3000万円ぐらいの金のことを理由にしたすべての黒幕である「大物」が劇的ではあるが呆気ない最後を迎えるところががお粗末。神出鬼没の謎の女の結末も、意外な人間関係が明らかにされるとは言え、それ以上の見せ所はない。大物右翼とそれに結びつく政治家という「社会派」の雰囲気を出したかったようだが、名刺を出した代議士に詐欺の金が渡ったのかどうかや、「けものみち」でみせた黒い裏の権力の影とその力の描写は何もなく期待外れ。

ところで、手形をパクられた主人公の勤め先の会社は、どうやってその日の給料の支払いをして、なおかつパクられた手形の決済をしたのだろう?

まぁ、つまらなくはない。タイトルの「眼の壁」は、内容とは無関係な著者特有のワケノワカラン言葉。
眼の壁―長編推理小説 (1960年) (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 眼の壁―長編推理小説 (1960年) (カッパノベルス)より
B000JAPTMK
No.37
(3pt)

前半はよいのだが…

給料日を前にして資金ショートに陥った中堅企業が、ヤミ金融に手を出してパクリ(詐欺)に引っかかる、という単純な出だしは結構読み応えがある。

もちろん最初の数十頁を読んだだけで、ツッコミどころを探せばいくらでも見つかる。
・3000万円(21世紀初頭の貨幣価値で10倍ぐらいか?)もの資金繰りを世話してもらう初対面の怪しげな金融ブローカーと待ち合わせに向かう前に、飲み屋で飲酒してから行くか?
・その月の10日が給料日?普通は月末だろう?
・代議士の名刺を見せられたぐらいで、銀行が正体不明の人物ら(パクリ屋たち)に立会いもなしに結果的に詐欺の舞台となる会議室を貸すか?

責任を感じて自殺した上司に代わって、主人公が旧友の新聞記者と一緒に素人探偵として犯人探しに走り回る、という「黒い樹海」や「蒼ざめた礼服」と同じパターンだが、登場人物たちに他の作品ほどの超人的な情報収集能力が与えられていないことはよしとする。

しかし中盤になると、いくらプライバシー意識の希薄な大らかな時代とは言え、犯人の足跡を追いかけて素人探偵がたどり着いた日ペリ(今の全日空、フライトコードの「NH」は「日本ヘリコプター」の名残り)のカウンターで容易く氏名・住所・電話番号・年齢の載った乗客名簿を書写させ、さらには当該フライトのフライトアテンダントの住所まで教えられるあたりから興ざめしてくる。もっとも、後の場面では「法律違反だが」と言いながら郵便局員が見せてくれた他人の為替支払い伝票と、村役場で40円払えば誰でも他人の戸籍を閲覧できた(当時の法律では「不当な理由でない限り」誰でも閲覧可能だったらしい)ことが犯人特定に結びついているが。

失望してくるのは、拉致した弁護士の東京から名古屋までの移送に、車を使えば簡単かつ秘密に済むところを、犯人側の20人あまりの手下を使って寺信徒の団体と担架に乗せた急病患者を装って、わざわざ東京駅に担架に乗せた弁護士の搬入経路の特別扱いまで要請して人目につく行動を取らせているあたりから。日本ペリの飛行機に登場した殺人犯も、逃避行なのだから普通はできるだけ大人しくしていそうなところを、執拗に乗り継ぐ列車の発車に間に合うかどうか周囲に尋ねて目撃者を作り出している。著者の大好きな鉄道時刻表を登場させたいがためだろうが、不自然さは否めない。犯人側が捜査攪乱のいろいろな小細工芝居を仕掛けてくるところも、「砂の器」ほど洗練されたところは見えず、ワザとらしい。

最高にがっくり来るのは結末部分。テッポウダマの殺人犯の抹殺はよいとしても、たかが3000万円ぐらいの金のことを理由にしたすべての黒幕である「大物」が劇的ではあるが呆気ない最後がお粗末。神出鬼没の謎の女の結末も、意外な人間関係が明らかにされるとは言え、それ以上の見せ所はない。大物右翼とそれに結びつく政治家という「社会派」の雰囲気を出したかったようだが、名刺を出した代議士に詐欺の金が渡ったのかどうかや、「けものみち」でみせた黒い裏の権力の影とその力の描写は何もなく期待外れ。

ところで、手形をパクられた主人公の勤め先の会社は、どうやってその日の給料の支払いをして、なおかつパクられた手形の決済をしたのだろう?

まぁ、つまらなくはない。タイトルの「眼の壁」は、内容とは無関係な著者特有のワケノワカラン言葉。
眼の壁 (カッパ・ノベルス 11-2) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (カッパ・ノベルス 11-2)より
4334030025
No.36
(3pt)

前半はよいのだが…

給料日を前にして資金ショートに陥った中堅企業が、ヤミ金融に手を出してパクリ(詐欺)に引っかかる、という単純な出だしは結構読み応えがある。

もちろん最初の数十頁を読んだだけで、ツッコミどころを探せばいくらでも見つかる。
・3000万円(21世紀初頭の貨幣価値で10倍ぐらいか?)もの資金繰りを世話してもらう初対面の怪しげな金融ブローカーと待ち合わせに向かう前に、飲み屋で飲酒してから行くか?
・その月の10日が給料日?普通は月末だろう?
・代議士の名刺を見せられたぐらいで、銀行が正体不明の人物ら(パクリ屋たち)に立会いもなしに結果的に詐欺の舞台となる会議室を貸すか?

責任を感じて自殺した上司に代わって、主人公が旧友の新聞記者と一緒に素人探偵として犯人探しに走り回る、という「黒い樹海」や「蒼ざめた礼服」と同じパターンだが、登場人物たちに他の作品ほどの超人的な情報収集能力が与えられていないことはよしとする。

しかし中盤になると、いくらプライバシー意識の希薄な大らかな時代とは言え、犯人の足跡を追いかけて素人探偵がたどり着いた日ペリ(今の全日空、フライトコードの「NH」は「日本ヘリコプター」の名残り)のカウンターで容易く氏名・住所・電話番号・年齢の載った乗客名簿を書写させ、さらには当該フライトのフライトアテンダントの住所まで教えられるあたりから興ざめしてくる。もっとも、後の場面では「法律違反だが」と言いながら郵便局員が見せてくれた他人の為替支払い伝票と、村役場で40円払えば誰でも他人の戸籍を閲覧できた(当時の法律では「不当な理由でない限り」誰でも閲覧可能だったらしい)ことが犯人特定に結びついているが。

失望してくるのは、拉致した弁護士の東京から名古屋までの移送に、車を使えば簡単かつ秘密に済むところを、犯人側の20人あまりの手下を使って寺信徒の団体と担架に乗せた急病患者を装って、わざわざ東京駅に担架に乗せた弁護士の搬入経路の特別扱いまで要請して人目につく行動を取らせているあたりから。日本ペリの飛行機に登場した殺人犯も、逃避行なのだから普通はできるだけ大人しくしていそうなところを、執拗に乗り継ぐ列車の発車に間に合うかどうか周囲に尋ねて目撃者を作り出している。著者の大好きな鉄道時刻表を登場させたいがためだろうが、不自然さは否めない。犯人側が捜査攪乱のいろいろな小細工芝居を仕掛けてくるところも、「砂の器」ほど洗練されたところは見えず、ワザとらしい。

最高にがっくり来るのは結末部分。テッポウダマの殺人犯の抹殺はよいとしても、たかが3000万円ぐらいの金のことを理由にしたすべての黒幕である「大物」が劇的ではあるが呆気ない最後がお粗末。神出鬼没の謎の女の結末も、意外な人間関係が明らかにされるとは言え、それ以上の見せ所はない。大物右翼とそれに結びつく政治家という「社会派」の雰囲気を出したかったようだが、名刺を出した代議士に詐欺の金が渡ったのかどうかや、「けものみち」でみせた黒い裏の権力の影とその力の描写は何もなく期待外れ。

ところで、手形をパクられた主人公の勤め先の会社は、どうやってその日の給料の支払いをして、なおかつパクられた手形の決済をしたのだろう?

まぁ、つまらなくはない。タイトルの「眼の壁」は、内容とは無関係な著者特有のワケノワカラン言葉。
眼の壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (新潮文庫)より
4101109176
No.35
(5pt)

松本清張全集(2)

大変面白かった。個人読書履歴。
一般文学通算15作品目の読書完。1973/01/10
松本清張全集〈2〉眼の壁,絢爛たる流離 (1971年) Amazon書評・レビュー: 松本清張全集〈2〉眼の壁,絢爛たる流離 (1971年)より
B000J97TVK
No.34
(2pt)

近年の推理小説を読み下した者には評価しづらい作品だと思います

携帯電話の登場ややDNA鑑定などの科学捜査の発展を経てしまった時代に生まれた私にとっては、読み解くのに少々荷の重い作品だった。
社会派作品ということで、手形詐欺が事件の表象であり、それを追っていくと様々な人間関係が芋づる式に見えてくる、という作品形式。

親族構成から登場人物の感情を推測するくだりでは、他の推理も成り立つのでなかろうか、と思えてしまった。
少々ご都合主義が強すぎる感があり、現実感に欠ける気がする。
また、やはり事件の結末に一抹の非現実感を感じずにはいられない。

が、様々な視点を一気に盛り込んだ複雑性には感嘆する。
眼の壁―長編推理小説 (1958年) Amazon書評・レビュー: 眼の壁―長編推理小説 (1958年)より
B000JAVYN8
No.33
(2pt)

近年の推理小説を読み下した者には評価しづらい作品だと思います

携帯電話の登場ややDNA鑑定などの科学捜査の発展を経てしまった時代に生まれた私にとっては、読み解くのに少々荷の重い作品だった。
社会派作品ということで、手形詐欺が事件の表象であり、それを追っていくと様々な人間関係が芋づる式に見えてくる、という作品形式。

親族構成から登場人物の感情を推測するくだりでは、他の推理も成り立つのでなかろうか、と思えてしまった。
少々ご都合主義が強すぎる感があり、現実感に欠ける気がする。
また、やはり事件の結末に一抹の非現実感を感じずにはいられない。

が、様々な視点を一気に盛り込んだ複雑性には感嘆する。
眼の壁―長編推理小説 (1960年) (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 眼の壁―長編推理小説 (1960年) (カッパノベルス)より
B000JAPTMK
No.32
(2pt)

近年の推理小説を読み下した者には評価しづらい作品だと思います

携帯電話の登場ややDNA鑑定などの科学捜査の発展を経てしまった時代に生まれた私にとっては、読み解くのに少々荷の重い作品だった。
社会派作品ということで、手形詐欺が事件の表象であり、それを追っていくと様々な人間関係が芋づる式に見えてくる、という作品形式。

親族構成から登場人物の感情を推測するくだりでは、他の推理も成り立つのでなかろうか、と思えてしまった。
少々ご都合主義が強すぎる感があり、現実感に欠ける気がする。
また、やはり事件の結末に一抹の非現実感を感じずにはいられない。

が、様々な視点を一気に盛り込んだ複雑性には感嘆する。
眼の壁 (カッパ・ノベルス 11-2) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (カッパ・ノベルス 11-2)より
4334030025
No.31
(2pt)

近年の推理小説を読み下した者には評価しづらい作品だと思います

携帯電話の登場ややDNA鑑定などの科学捜査の発展を経てしまった時代に生まれた私にとっては、読み解くのに少々荷の重い作品だった。
社会派作品ということで、手形詐欺が事件の表象であり、それを追っていくと様々な人間関係が芋づる式に見えてくる、という作品形式。

親族構成から登場人物の感情を推測するくだりでは、他の推理も成り立つのでなかろうか、と思えてしまった。
少々ご都合主義が強すぎる感があり、現実感に欠ける気がする。
また、やはり事件の結末に一抹の非現実感を感じずにはいられない。

が、様々な視点を一気に盛り込んだ複雑性には感嘆する。
眼の壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (新潮文庫)より
4101109176
No.30
(4pt)

銀行を舞台にした手形詐欺を巡る、社会派の傑作

これぞ銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた手形詐欺を巡る社会派推理本の傑作。現代でも、同じような手口で手形詐取犯罪事件が多発していることを考えると、一昔前にこれだけの作品を書けたと有うことは、時代を超えた優れた作品の証だと感じました。少し難をいえば、推理の一部が理に合わない点で、全体で観れば清張氏の代表作の一つだと思いますお勧めの本です。
眼の壁―長編推理小説 (1958年) Amazon書評・レビュー: 眼の壁―長編推理小説 (1958年)より
B000JAVYN8
No.29
(4pt)

銀行を舞台にした手形詐欺を巡る、社会派の傑作

これぞ銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた手形詐欺を巡る社会派推理本の傑作。現代でも、同じような手口で手形詐取犯罪事件が多発していることを考えると、一昔前にこれだけの作品を書けたと有うことは、時代を超えた優れた作品の証だと感じました。少し難をいえば、推理の一部が理に合わない点で、全体で観れば清張氏の代表作の一つだと思いますお勧めの本です。
眼の壁―長編推理小説 (1960年) (カッパノベルス) Amazon書評・レビュー: 眼の壁―長編推理小説 (1960年) (カッパノベルス)より
B000JAPTMK
No.28
(4pt)

銀行を舞台にした手形詐欺を巡る、社会派の傑作

これぞ銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた手形詐欺を巡る社会派推理本の傑作。現代でも、同じような手口で手形詐取犯罪事件が多発していることを考えると、一昔前にこれだけの作品を書けたと有うことは、時代を超えた優れた作品の証だと感じました。少し難をいえば、推理の一部が理に合わない点で、全体で観れば清張氏の代表作の一つだと思いますお勧めの本です。
眼の壁 (カッパ・ノベルス 11-2) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (カッパ・ノベルス 11-2)より
4334030025
No.27
(4pt)

銀行を舞台にした手形詐欺を巡る、社会派の傑作

これぞ銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた手形詐欺を巡る社会派推理本の傑作。現代でも、同じような手口で手形詐取犯罪事件が多発していることを考えると、一昔前にこれだけの作品を書けたと有うことは、時代を超えた優れた作品の証だと感じました。少し難をいえば、推理の一部が理に合わない点で、全体で観れば清張氏の代表作の一つだと思いますお勧めの本です。
眼の壁 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 眼の壁 (新潮文庫)より
4101109176
No.26
(5pt)

大人にならないと判らない面白さってあるものですね

事件の発端となる手形詐欺の場面から、話に惹きこまれました。
資金の工面に奔走する会計課長とそれを心配しながら見守る部下。そして事件が発覚した時の社内のやり取りや当事者たちの絶望感等。
自分の会社勤めの経験と照らして、ある種の強い共感を持って読み進みました。

全編を通じて推理小説というよりは、当時の日本を描写した社会小説としての面白さを強く感じます。
主人公を捜査に駆り立てる’正義感’もどこか前時代的で懐かしく、ヒロインとも言うべき女性に想いを寄せるロマンティシズムにも時代を感じさせられます。
事件には、金融ブローカー、右翼団体、代議士等が登場し、いかにも社会派推理小説といった展開を見せますが、最後はある個人の事件へと収斂し、派手で猟奇的な結末を迎えるあたりは、過渡期の作品との印象も受けます。

しかしながら、日常的なリアリティと一般的な人間の心理を重視し、的確さと分かりやすさを重視して語られる本作は、豊富なトリックが盛り込まれていることもあって、まさに不朽の名作と言うのにふさわしい作品だと思いました。
眼の壁―長編推理小説 (1958年) Amazon書評・レビュー: 眼の壁―長編推理小説 (1958年)より
B000JAVYN8