吉里吉里人

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

吉里吉里人の評価:

3.95/5点 レビュー 78件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全55件 41〜55 3/3ページ
No.15
(5pt)

比類ない小説

上・中・下、1500ページを読み上げた時に、頭に浮かんだ言葉は<比類ない小説!>の一言だった。本当に、日本(いや、世界でもか?)のフィクション(作り話)として比類ない作品だった。今は、「読んで良かった」という達成感と満足感に浸ることができている。すごく多彩で楽しい遊園地で思う存分に遊ばせてもらったような、山にたとえれば剱岳に登ったあとの「よく登れたものだなあ、でも楽しかった!」という感じの気分だ。巻末の由良君美(って誰?)の「これだけ、ふんだんに言葉遊びを野放図に展開しながら、これだけ生真面目な法律論、国家論、単一民族日本という迷信批判―ひいては標準語とか正しい日本語とかいう愚かな文学圧殺的思考批判を一方において主張しえた作品は、戦後日本に、この作品以外に見当たらないのも事実である。」という解説は適切な評価だと思う。何か文学的冒険、サーカスを二流・三流作家が人寄せのためにするのでなく、そんな必要のない、大御所作家が必要もないのに何故か読者のために最高難度のぎりぎりの試みと業(わざ)、サーカスを披露してくれているのを感じて有難さを覚えた。閑話休題、下巻の話。当初、話の内容も気のせいか、いまいち盛り上がらない。上巻や中巻ほどのテンションの高さはなかった。「ちょっとネタ切れなのかな?」と思っていたら、とんでもない!、終盤から「寝た子を起こす」ように日本国家権力側からの攻勢が強まり、風雲急を告げ、ただでさえ奇想天外な物語なのに、その上にとんでもない荒唐無稽な展開を重ねて、話が一気にグローバルな<志(こころざし)>をもって展開し始める。目を話せない状態で読者を引付けるだけ引付けておいて、最後はこの吉里吉里国という<ユートピア>の独立が如何に薄氷を踏むような状況の中で推し進められていたのかを、日本国家権力及び少数民族の独立問題を抱える列強大国のザラリとした触感とともに急転直下、読者に思い知らせる形で終わる。長鼻(ボンネット)型の国会議事堂車バスがのんびりと国内(村内)を走るファンタジーは、実は命懸けと表裏一体だったのだ。  ※ちなみに1500ページ読み終わって、経過した時間は2日間のみである。でも、不自然さは感じなかった。というより、感じるヒマが無かった。
吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫)より
4101168180
No.14
(5pt)

楽しいミュージカルか、コメディを堪能している気分になる

豊かな言葉の海に漂いながら、いろんな文学的仕掛けや試み・実験に満ち満ちた楽しいミュージカルか、コメディを堪能している気分になった。変化に富む話の展開の中で、げたげたとちょっと下品に、下世話に、繰り返して何度も腹を抱えて笑わせられた。吉里吉里国では、ストリッパーが重要無形文化財となり、売春行為も女性の自立した意志を前提に合法化される。本作品の狂言回し役であり、偶然吉里吉里国に迷い込んだ憎めない俗物三文文士の古橋健二50歳は、裁判にかけられ、有罪となる一方で、出稼ぎに出た夫に逃げられた色っぽい美人妻ケイコ木下(きおろし)27歳の婿養子として結婚することになり、完全に舞い上がてしまい、吉里吉里国への移民第一号となる。それがテレビ中継を通して日本中に知れ渡り、日本国政府に衝撃を与え、一日に5回も閣議が開かれるほどに慌てさせる。一方、世界最高の医療体制を整えた吉里吉里国立病院の全貌が明かされ、医療立国を切り札とする吉里吉里国の独立戦略も明らかになる。内容豊富、アイデア・下ネタ満載、メッセージ性(やや政治的?)、人情味、言葉遊び、有り余るサービス精神。全体を通して決して重くならずに軽やかさが維持されている。とにかく、読書を通してこんなに笑わされた経験は、久しぶりだ。<哄笑文学>とでも呼びたくなる。但し、この小説の間口の広さや奥行き・深さを、翻訳によって表現することはほとんど不可能だろう。日本の最高の作品が、その表現の多彩さと質の高さゆえに外国の人々に知ってもらえない。村上春樹は、世界に知ってもらえるが、井上ひさしのすごさは、なかなか知ってもらえない。ちょっと残念だが、仕方の無いことだろう。ちなみに、上巻・中巻、合わせて1000ページだが、作品中では、まだ一日半しか時間は経っていないのである。
吉里吉里人 (中巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (中巻) (新潮文庫)より
4101168172
No.13
(4pt)

井上ひさしの理想郷

東北地方の一寒村が日本国から独立。「吉里吉里国」を宣言。
国民である吉里吉里人は、吉里吉里語(日本語の東北訛りによく似た言語)を公用語とする4,200人弱。

稲作、畑作の重視を国是とし、全国民の自給自足を実現。
牧場では1,500頭の牛が放し飼いにされており、肉のほかにバター、チーズも自給。

これは、食料自給率40%足らずの日本国(当時)からの独立の、いち要因でもあった。

また、吉里吉里国内には地熱発電所があり、エネルギーの供給にも支障はない。
国民に対しては、手厚い保護を約束しており、自国の産業による収入で国政をまかなうので、税金の徴収はしない。

国内には木炭バスが巡回していて、石油を使う自動車もない。
石油の使用をなるべく減らすという方針から得られた結論です。

そしてこの木炭バスこそ、国会議事堂車とも呼ばれ、国政の殆どを担っている重要機関なのですが…
その仕組み、見事でありますが、詳しくは本文に譲ります。

日本国からの独立承認を得る為の、吉里吉里国の持つ切り札は数多く、実に多才です。
一枚も二枚も先を読んだ政策には驚くばかり…

日本国がまともに相手にしないのであれば、政治的に相手にする他国との関係を強める手法を選びます。

吉里吉里国通過<イエン>は、金本位制の兌換銀行券。
いつでも「金」との交換が可能。

さらには、タックスヘイブン、無税国家を標榜し、他国からのマネーの流入を促します。
また世界中から優秀な医者を集め、医療立国を目指す。

高度な医療技術と金本位制。
この2本を軸に進められた独立国家騒動。

そこには、国際社会や国内問題の軋轢に疲弊している日本国政府への批判を、
ユーモアをもって指摘する著者の姿勢が垣間見られました。
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164
No.12
(4pt)

次々と明らかにされる戦後日本の問題点

この中巻ではドタバタ劇が続く。抱腹絶倒もののシーンが多いが、もしかしたら好き嫌いが分かれるところかもしれない。また、物語の本筋に関係ない蛇足も多く、ここもまた評価が分かれるところであろう。

本巻では、吉里吉里人達から、どうして吉里吉里国が日本政府から分離独立するに至ったかについて詳細に語られる。最大の理由は戦後日本の農業政策の問題にあるのだが、話はこれだけにとどまらない。福祉政策と医療政策の混同、地方蔑視の東京中心主義、そして憲法第9条と自衛隊の問題についてまで語られる。本書は約30年前に書かれた作品だが、本書で描かれた日本の問題点はほぼ全て現在でも当てはまる。ギャグ小説としても本書は相当に楽しめるが、やはり最大の魅力は、戦後日本の問題点を徹底的に暴露した点にあるのではないだろうか。
吉里吉里人 (中巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (中巻) (新潮文庫)より
4101168172
No.11
(5pt)

溢れ出る創作力、想像力

井上ひさしは仙台で育った作家ということもあり、仙台出身の私にとってずっと気になる存在ではあったのだが、これまで氏の作品を読む機会は不思議と無かった。だが、昨年、氏が他界したことを受けて、読んでみようと本書を手にとった。私の氏に対するイメージは、氏の政治的な言論から来ているもので、反戦リベラルの知識人というものだった。ただ、本書を読むと、確かに氏が強固な反戦リベラルのイデオロギーの持ち主であることが分かったが、氏のパーソナリティーはそれだけで説明できないほど奥が深いということ、氏が好きな言葉を使うと「面妖」とでも表現するしかないものであることがよく分かった。主人公である古橋健二には明らかに筆者が投影されている。吉里吉里人の奇想天外な発想も面白いが、古橋の言動もまた奇抜である。本書を読んで、筆者の溢れ出るような創作力、想像力に圧倒された感がある。

本書の最大の特徴は、かなりの部分が吉里吉里語、要は東北地方のズーズー弁によって書かれていることであろう。東京生活が長くなり、ズーズー弁をほとんど話さなくなった私だが、本書を読んで、そうそう、こういう言い方をする、と思わされた箇所がいくつもあった。井上氏はズーズー弁に関わる仕事もしていたと記憶するが、さすがによく研究しているなと思った。ただし、筆者は本書を通して何も東北地方の農村を描写したかったわけではあるまい。筆者は吉里吉里国を通して東北に限らない日本の農村の実態を明らかにし、経済大国と化した戦後日本の様々な問題をえぐり出すことに主眼を置いていたのだろう。本書は一見ドタバタ劇に見えるが、その実、シリアスな作品なのである。
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164
No.10
(5pt)

高校生時に読んだ初大作!

もう何十年も前の私が高校生だった頃、
初めて大作小説を読んだのがこの本でした。
今でも大切に所蔵しています。

東北のある地方で
日本国からの独立運動が湧き上がり、そして実行したが、
儚くも阻止されてしまった物語である。

吉里吉里という地名は、東北に実在し
ロマンを駆り立てる。
吉里吉里の人々は、とっても <めんこい>^^

「国家とは何か、どうあるべきか。」
真剣に、そして楽しく、夏休みを利用して一気に読んだのが最近のように
鮮明に覚えています。
レビューを書いているうちに、再び読みたくなって来ました♪
吉里吉里人 (中巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (中巻) (新潮文庫)より
4101168172
No.9
(5pt)

高校生時に読んだ初大作

もう何十年も前の私が高校生だった頃、
初めて大作小説を読んだのがこの本でした。
今でも大切に所蔵しています。

東北のある地方で
日本国からの独立運動が湧き上がり、そして実行したが、
儚くも阻止されてしまった物語である。

吉里吉里という地名は、東北に実在し
ロマンを駆り立てる。
吉里吉里の人々は、とっても <めんこい>^^

「国家とは何か、どうあるべきか。」
真剣に、そして楽しく、夏休みを利用して一気に読んだのが最近のように
鮮明に覚えています。
レビューを書いているうちに、再び読みたくなって来ました♪
吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫)より
4101168180
No.8
(5pt)

高校生時に読んだ初大作です。

もう何十年も前の私が高校生だった頃、
初めて大作小説を読んだのがこの本でした。
今でも大切に所蔵しています。

東北のある地方で
日本国からの独立運動が湧き上がり、そして実行したが、
儚くも阻止されてしまった物語である。

吉里吉里という地名は、東北に実在し
ロマンを駆り立てる。
吉里吉里の人々は、とっても <めんこい>^^

「国家とは何か、どうあるべきか。」
真剣に、そして楽しく、夏休みを利用して一気に読んだのが最近のように
鮮明に覚えています。
レビューを書いているうちに、再び読みたくなって来ました♪
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164
No.7
(4pt)

作者の知識がほとばしる

一農村が吉里吉里国として日本から独立を宣言。日本政府の妨害を如何に対処し目的を達成するか。吉里吉里人達が繰り出す奇想天外な対抗策とその行く末がこの小説の骨子であって、私が読み進む上での大きな誘因だったのですが、それだけを追うと大きな肩すかしを食らうでしょう。

読後に私の心に残るのは、そこかしこに散りばめられたエピソードに秘められた著者の持つ縦横無尽の博学さと、農業や医学や政治など諸制度に対する主張の根源性でありました。著者が抱く理想郷の片鱗を寄せ集めた結果が吉里吉里国なのだと思います。

やっつけ仕事の様に感じるどたばた喜劇の進行と猥褻表現と鋭い言語感覚と炸裂する知性と、ごった煮のアンバランスさにすっかり飲まれてしまいました。
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164
No.6
(5pt)

高校生時に読んだ初大作♪

もう何十年も前の私が高校生だった頃、
初めて大作小説を読んだのがこの本でした。
今でも大切に所蔵しています。

東北のある地方で
日本国からの独立運動が湧き上がり、そして実行したが、
儚くも阻止されてしまった物語である。

吉里吉里という地名は、東北に実在し
ロマンを駆り立てる。
吉里吉里の人々は、とっても <めんこい>^^

「国家とは何か、どうあるべきか。」
真剣に、そして楽しく、夏休みを利用して一気に読んだのが最近のように
鮮明に覚えています。
レビューを書いているうちに、再び読みたくなって来ました♪
吉里吉里人 (1981年) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (1981年)より
B000J7W4F8
No.5
(5pt)

とにかく笑い転げました

最後まで笑いながら読みました。こんなおかしな小説は珍しい。たとえば、「吉里吉里語講座」では通常の語学学校の常識が転倒しています。普通は外国語を学ぶ際、劣等感を持たないよう、口をきちんと動かすようを指導していますがここでは劣等感をもちましょうとなっているのがおかしい。主人公のどじなキャラに愛着しました。自衛隊との衝突のシーンもずっこけていておかしいし、会話は漫才のようだし。東北弁も生き生きしているし。ナレーションはユーモラスだし。

政治的風刺も効いていて、ことばのあそびもおもしろくて。ラストシーンには、国家機密を解明する言葉の遊びが隠されているので、お楽しみに。どたばたであるとの意見もありますが、こういう上手などたばたなら楽しめます。
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164
No.4
(4pt)

リアルタイム小説

東北の一小村、吉里吉里村が突如、独立を宣言した! 初めは悪い冗談だとして真剣に受け止めなかった日本の政府・マスコミも、矢継ぎ早に打ち出される吉里吉里国の方策の前に徐々に色を失っていった。日本政府は総力を挙げて、吉里吉里国を潰そうとするが・・・・・・

 ひょんなことから吉里吉里国初の入国者となった三文文士、古橋健治を軸に緻密かつ荒唐無稽に語られる、抱腹絶倒の騒動劇。スリル、サスペンス、アクション、ミステリ、ドタバタ、ギャグ、下ネタ、お色気と娯楽小説の要素を全て盛り込み、なおかつ骨太の論理で日本国の愚昧と国民国家の幻想を鋭く穿つ、超弩級の迫力を備えた大作。時にコミカルに、時にシリアスに、作者の胸につかえていたものを全て吐き出した感のあるこの小説には、井上ひさしの真骨頂が表れているといえよう。

 1981年、第2回日本SF大賞を受賞。また1982年、第33回読売文学賞(小説賞)を受賞。

 作者によると、小説の中で起こる時間と、読者が読んでいる時間が一致するよう計算したため、大長編になったらしい。物語の中では36時間進行するのだが、36時間かけると丁度読み終わる計算だとか(笑)
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164
No.3
(4pt)

好みではないがお勧め

ある日突然、東北の一山村が日本から独立する、という筋のユーモア小説である。作者はこの小説を通じて「国家」というものを支える諸制度や権力関係について、日頃このような問題を考える機会に乏しい読者に触れて欲しいと思ったのだろう。そして、作品を読む限りその狙いは見事に成功しているし、ヘタな評論を読むよりもよほど勉強になる。
 しかし、こればかりは好みの問題で仕方がないのだが、文学評論的に言うと、「一般人より能力の劣る人間」を主人公にする、というユーモア小説のパターンを見事に踏襲しているような小説は、個人的には余り好きではないのだ。特に、本小説では必要以上に主人公の喜劇性が強調され過ぎている気がしないでもない。このあたりは好みであろうから、あまり気にされない方にとっては面白く読めると思われる。
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164
No.2
(5pt)

両言語による対比をお楽しみください

発行は56年。2段組834ページを費やし物語の時間はただの二日しか経っていない。こちらは読むために土日と慰霊の日をあわせ4日もかかってしまった。東北のある村が独立、吉里吉里国と名乗る。語り手と思われる記録係(わたし)とわたしに目を付けられた売れない作家古橋健二。この古橋、読むにつれ遅筆であることや締め切りを落とした経験など井上ひさしのパロディと思われる。最初のページからルビの振られた吉里吉里語(東北弁)が頻出。慣れると語感やリズムをつかめてくる。それを計算してか物語の中で吉里吉里語講座が始まる。発音、文法、例題、替え歌、名作文学の吉里吉里語訳と何でもあり。一つの村が独立するとどのような影響が出るのかが面白おかしく語られる。国防、経済、国籍、農業政策、医療と吉里吉里国を語っていながら、実はこれが裏返しの日本国批判、批評になっているという離れ業。ペダントリイ、下ネタ、ドタバタなどあらゆる言語的技術を駆使して書かれたSFだとスルドク断言していいでしょう。余談ですが、猿まねでもいい二番煎じでもいいから沖縄文学もこういうのやってちょーだい。
吉里吉里人 Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人より
4103023120
No.1
(5pt)

1日で読める?

著者の博覧強記ぶりが爆裂しているといってよい一冊。わずか一日の出来事を書いているのでちゃんと読むと24時間で読める、と聞いたことがありますが、ホントでしょうか。確かにやめられないおもしろさはありましたが、さすがに一日で読む時間的余裕がなかったので。
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164