吉里吉里人

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評判

吉里吉里人の評価:

3.95/5点 レビュー 78件。 C ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全55件 21〜40 2/3ページ
No.35
(5pt)

ちょっと考えさせられる「とある一日」を描いた笑撃の物語!

数年前、夜眠れなくなってしまった時があり、その時寝る前に少しずつ本を読むことにした。
10分20分の読書が、私の思考を切り替えてくれたのか、本の匂いと相まって心地よい眠りに誘ってくれて助けられた。

この本はそんな時読んだ本なのだが、でも逆に眠気をおしてまで読み続けたくなるほど面白い本であった。
上・中・下巻と長いが、ページが少なくなるにつれ「終わって欲しくない…」という、
何か寂しい気持ちが押し寄せてきたのを覚えている。

登場人物の「吉里吉里国」の人々の気概が、その頃ネガティブだった私に、
どれだけ新たな気持ちを持たせてくれたか。どれだけ笑いをもって包んでくれたか。

科学的なことなどどうでもいい。イッタカキタカ号が出てきたあたりで、もうそんなことは
どうでも良くなった。要はスピリットなのだ。

ニュアンスが伝わるのなら、世界中の人に読んで欲しい位の、私の中の10冊に入る作品である。
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164
No.34
(4pt)

社会問題への提起が見事。だが、下品さにはうんざりである。

物語中で取り扱われる社会問題(医療問題、地方格差)は2016年の現在でも通用する部分があり、深く考えさせられた。
日本には30年以上解決していない問題がまだまだあるということだ。
大変勉強となった。

吉里吉里国の独立が道半ばで倒れてしまったことは残念である。
しかし、地方が独自性を見出し、首都圏を凌駕するような魅力を持つ必要性は今も変わらない。
この本をヒントに、私たちは地方の自立について策略を巡らせてみるのも良いだろう。

随所に現れる下品なネタや主人公の荒唐無稽さは、読者を飽きさせないための工夫なのだろうか。
だとしたら別のアプローチを願いたいものである。

全体的なセンスは良いのに、、、もったいない。
吉里吉里人 (1981年) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (1981年)より
B000J7W4F8
No.33
(4pt)

社会問題への提起が見事。だが、下品さにはうんざりである。

物語中で取り扱われる社会問題(医療問題、地方格差)は2016年の現在でも通用する部分があり、深く考えさせられた。
日本には30年以上解決していない問題がまだまだあるということだ。
大変勉強となった。

吉里吉里国の独立が道半ばで倒れてしまったことは残念である。
しかし、地方が独自性を見出し、首都圏を凌駕するような魅力を持つ必要性は今も変わらない。
この本をヒントに、私たちは地方の自立について策略を巡らせてみるのも良いだろう。

随所に現れる下品なネタや主人公の荒唐無稽さは、読者を飽きさせないための工夫なのだろうか。
だとしたら別のアプローチを願いたいものである。

全体的なセンスは良いのに、、、もったいない。
吉里吉里人 (1981年) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (1981年)より
B000J7W4F8
No.32
(5pt)

朗読すべし

この作品は、一度挫折しております。 しかし、今回(前回は黙読)は、音読で再チャレンジしたところ、まぁ面白いなんの、吉里吉里語(東北弁?)の持つ味が、良く堪能出来ました。 …井上先生の凄さを改めて実感した次第です。 …黙読で挫折した貴方、是非とも音読・朗読してください。 これぞ、文学!を実感出来ます。 大傑作太鼓判!!
吉里吉里人 (1981年) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (1981年)より
B000J7W4F8
No.31
(4pt)

分離独立の騒動を描くも様々な事柄に触れる総合小説

東北の村である吉里吉里村が突如日本国に対して独立を宣言する騒動の僅か2日間を描いた作品。

といえば聞こえは良いですが文庫で3冊分、1冊500ページくらいあります。読み終わるのにかなりの時間を要しました、もっと時間があればもう1度読み返したくなるくらいの充実した内容です。

ネタバレなしの感想としては、とにかく面白い思考実験みたいな小説ですが、その細やかな資料集めと知識の膨大さを考えると相当な下準備をされたのではないか?と思います。ここで終わって良かったのか?まだ続ける事も出来たのではないか?とも思います。

何と言いますか、総合小説というジャンルを作りたくなります(そういえば、村上春樹さんがティム・オブライエン著の「ニュークリア・エイジ」を評して総合小説っていう言葉を使ってましたね・・・)。SFであり、コメディであり、国家論であり、医学哲学人間論でもある小説、ちょっと類似した小説を読んだことが無いと思います。

井上ひさしを読んだことが無い方、ビクトル・ユゴーの小説が好きな方(一見軽めに見えて重い要素を含んでます)にオススメ致します。

アテンション・プリーズ!

ここからネタバレありの感想になります。未読の方はご遠慮くださいませ。

まず、構想として、分離独立運動を描く、というのは劇的なものだと思いますが、そこにエロも、SFも、ギャグも、国際法も、医療も、哲学も、入れてしまうのが独特で凄いですね。構図てして記録係なる「わたし」という人物と作家古橋健二という数奇な運命をたどる三流作家の立ち位置からして入れ子構造になっていて面白くも示唆に富んでいると思います。何故ならこの長い様々なものを扱った小説は二項対立を主軸とした小説だと感じたからです。日本国と吉里吉里、標準語と方言、憲法と国際法、農業と工業、健忘症と記憶増進症、古橋と佐藤、国籍の血統主義と出生地主義、免許医と無免許医、きりがないくらいこの二項対立を軸にして、その越境の部分で面白さを出していると思います。

少々古橋健二に捉われ過ぎてしまっている感はありますし、上巻では割合引っ張り過ぎな感じ(古橋の生い立ち)もしましたが、やがて吉里吉里国の大統領になるわけですし、人柄を描いておく事は重要だったのかも知れませんね。しかもこの人柄の部分がナンセンスギャグに起因にていますし、恐らく、井上ひさしさんの自虐的な分身として描かれているのでしょうから、余計に描くのが楽しかったのかも。

私は少し古橋に同情的でして、イサム安部にまでバカ扱いですし、やること全てが裏目に出てしまうのも同情を誘います。物語が転がっていくにはこういうおっちょこちょいなキャラクターが必要なのだとしても、ちょっと人間としての良い部分をもう少し出してくれないとツライなぁ、と感じました。これだけ資料を読み込まないと作り出せない作品を書いている井上ひさしの(私の勝手な想像ですが)分身なわけですから、小市民的で、遅筆であるのは仕方ないにしても、何か良い部分を出して欲しかったです。あ、文学賞の受賞の中の「わ、わたしは午後に死にたくない」は唯一良かった作品でした!

またこの古橋の付き人編集者佐藤の人物像がなかなか面白いです。編集者とは、こういう人なのかも、と思わせるに十分な説得力があります。ある意味実務に於いては権力にでも寄り添う変わり身の素早さもありますし、説得力も行動力もあります。もちろんだからこそ信用出来ない男でもあるんですが。古橋と佐藤の掛け合いは毎回重要な場面で起こりますし、なかなか見応えありました。

医学立国、タックス・ヘイブン、自給自足、国際卓球ワールドカップ、金本位制度、思いつくだけでも凄い事ですし、国際法の勉強までしないと言えない部分も多々ありますし、その辺が全てを検証出来る知識も無いんですが、自分の専門分野への発言もありまして、この部分は非常によく調べてあって素晴らしいと感じました。おそらく、国際法の部分もかなり正確に調べ尽くしたのではないか?と十分に想像出来ると思います。だからこそ、隣村である家とのやっかいな国籍問題も出したのだと思います。この部分のロミオとジュリエットのような部分の解決を見ても相当詳しく勉強されたんだろうと思います。本当に凄い。

医学関係も今では日本でも脳死判定からの臓器移植が可能になりましたが、当時はそういう知識を得ようとするのはなかなか大変だったと思います。それに実際の心停止と脳死関係も分かりやすく、しかもパワフルタローなる人物とゼンタザエモン沼袋の討論場面の説得力(医療は公的であるべきとか、ファミリードクター制度のような連携のなさとか、予防へのおろそかさとか)はとても強く同意せざる得ないです。ちょっと勉強した、という程度ではなく、ブレーンになった方がいるのだとしても、これほどまでに核心的な部分への言及は本当に凄いと思います。

医学面で唯一飲み込みにくかったのは、ゼンタザエモン沼袋氏の息子のくだりですね。自死権を認めるとしても、ちょっと動機としても飲み込みにくいですし、ここまでいろいろ調べて納得出来るレベルまで制度化している吉里吉里国でありながら、この部分だけはルールでさえ無かったのは当然としても、もう少し飲み込みやすい理屈があっても良かったと思います。

で、他にもいろいろ感想はありますし、あまりに広いトピックを扱っていますし、それは読書会みたいにみんなで話し合えば面白いだろうな~と思います。でちょっとあさはかではありますがまとめのような大きな話しになりますが、主題は「理想」と「現実」だったのではないか?と愚考しました。

輝かしい理想を掲げないといけない、が、苦い現実を知る事からしか始まらない。と言われているように読後は感じました。分離独立の、それも用意周到な計画性のある展開を描く事で、面白可笑しく現実を知る事が出来ます。農政の、医療制度の、経済政策の、それぞれの不備や志の低さなどを知る事で、現在置かれている見えにくい状況を知る事でもっと理想に近づける努力を、国という単位では難しいかも知れないけれど、もう少し努力しようよ、と言われているような。もちろん面白可笑しく読めて、それで良い部分もあるでしょう。でも、たとえば、本当に困った事が起こったときに、こういう道もあるんだよ、と冗談めいてはいるけれど、理想的な一面を見せる事が出来たら、それは力強く輝いて見えると思います。

東日本大震災という大きな出来事が起こった後だからこそこの本が読まれるんだと思います。私は今すぐ原発を止めろとは思いませんが、なくす方向を探るのがコストパフォーマンス的にも、どう考えても現状日本では無理なんだと思いますけれど、ここが日本的で動かしたモノを止める事が出来ない「空気」に支配されやすい国民性なんだと思います。感情的に吹き上がる事が合っても最後まで達成する事が出来ない事が多いと思うのです。なんだかんだ言っても政治的に、結果原発も動いてしまう気がします。

この本を読むと、吉里吉里人たちがいかに先を見越して、知識を得て、最終目的を達成する為の努力を惜しまなかったか?を学ぶ事が出来るんだと思うんです。だから今読まれる本ですし、読まれるべき本だと感じました。別に分離独立しなくとも、主権者である国民が国家をコントロールする努力を払え、という風にも読めますし。

私は吉里吉里人になりたいと思いますね、日本人よりも論理的で努力を払える、現状よりも理想を掲げる。でも現状を知って落胆しないで変えようとするチカラを継続する。なんだか変な話しですがユゴーの「レ・ミゼラブル」のアンジョーラ(もしくはアンジョルラスと表記される事も。革命を起こそうとする大学生グループabcの友のリーダー)を彷彿とさせる人物が多いのが、フランスにいて日本にはあまりいないタイプの人物だと思いますし、もう少しこういう人物がいたら良いのに、と思います。革命を起こすというと反権力的な人物に見えるかもしれませんが、結局アンジョーラの試みは失敗しますし、無惨な最後が待っているんですが、それも善し、この経験を、行動をする事が新たな同じような人物を生み出す事に繋がる、という信念を持っているのが潔いと思うのです。
吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫)より
4101168180
No.30
(5pt)

Speedy shipping, good quality. Thanks.

Speedy shipping, good quality. Thanks.
吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫)より
4101168180
No.29
(5pt)

Speedy shipping, good quality. Thanks.

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吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164
No.28
(5pt)

面白いです

内容はネタバレに繋がるので回避しますが、故郷が岩手の私には
方言が懐かしく暫く会っていない祖母を思い出しました。
吉里吉里人 (1981年) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (1981年)より
B000J7W4F8
No.27
(5pt)

傑作です

近代文学を専門とする、大学教授から勧められて読んだ本です。

純文学と比較して「つまらない」とおっしゃる方もいるようですが、そもそも
目的が違うのですから、SF、娯楽として読めばこれほどオモシロイものは無い。

扱う題材の特性上、科学や医学、国際情勢や経済の知識が古く感じたりもするでしょうが、
そこはそれ、文豪夏目漱石の作品だって今や古臭いのですから、時代を加味して読めば
いいのです。
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164
No.26
(5pt)

まさか、黙読?

この作品は、一度挫折しております。しかし、今回(前回は黙読)は、音読で再チャレンジしたところ、まぁ面白いなんの、吉里吉里語(東北弁?)の持つ味が、良く堪能出来ました。…井上先生の凄さを改めて実感した次第です。…黙読で挫折した貴方、是非とも音読・朗読してください。これぞ、文学!を実感出来ます。大傑作太鼓判!!
吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫)より
4101168180
No.25
(5pt)

初版もので綺麗な状態!OK !

吉里吉里人の綺麗な初版はなかなか無かったので嬉しいです。
読んだ跡が感じられないほどの美本です!
今後、高齢者などが様々な本を市場に提供するでしょう。
それらが愛書家の手に渡って永く保存されることを願います。
吉里吉里人 (1981年) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (1981年)より
B000J7W4F8
No.24
(5pt)

大変結構でした。

娘のために購入しました。絶版になっていたものなので、助かりました。
吉里吉里人 (1981年) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (1981年)より
B000J7W4F8
No.23
(5pt)

あんた、旅券ば持って居(え)たが?

東北のある町が日本国に対して決別し独立宣言をするという SF ドラマ。井上ひさしの面目躍如。

冒頭に置かれている歴史的および物語の架空設定に関する論及は圧巻ものである。
(A + B + C) - (X + Y) = ?
という数式が経済的(ロジスティックな)裏付けに使われている。ん? なんのこっちゃ? 「おらだは吉里吉里人(ちりちりずん)なのす」 ニュース速報で、今朝六時すぎ、東北本線赤壁付近で... これはどういう叛乱の勃発なのか。Red Cliff で何が起こったのか? 炎上したのか?

俺達(おらだ)の国語は可愛(めんご)かれ。それを合言葉にして、「あずさ2号」ならぬ「十和田3号」を吉里吉里人たち(総人口: 4087人)は不法侵入とみなす。自給自足(ずきゅうずそく)で、国語は吉里吉里語なのだ。

吉里吉里人は眼(まんなご)はァ静(すんず)がで。吉里吉里語に関する問題や解答が飛び出してきて度肝を抜かれる。このあたりの論考は詳細を極め、さらに吉里吉里国家の演奏が少年鼓笛隊によって奏でられ、国立ヌード劇場まで開帳をおこなう。爆笑、また爆笑。

これ以上ストーリーの流れを追ってレビューをおこなう必要もないであろう。安野光雅氏の装幀画は、ご親切にも、国会議事堂、迎賓閣、国立劇場、吉里吉里郵便局、銭湯、よろずや、吉里吉里小学校などを描いている。双頭の犬(なんだろう)も町を徘徊しており、何やらリアルな不思議なコミュニティーである。

この国がどういう結末を向かえるのか。水滸伝とまた違った卓抜な国家論であり、文化論であり、内容的にはトンデモナイことを言っております。

深読みすると、いくらでも楽しめるコンテンツ満載の奇想文学。これは何度読み返してもスゴイ。井上ひさしの最高傑作としても異論はない。
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164
No.22
(5pt)

おもしろい!!

「もっきんぽっと」に次ぐおもしろさです。大変読みごたえがありました。
吉里吉里人 (1981年) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (1981年)より
B000J7W4F8
No.21
(5pt)

天才です

井上ひさしは天才です。おもしろおかしく書きながら、世界の仕組みや人の情を教えてくれる。
吉里吉里人 (1981年) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (1981年)より
B000J7W4F8
No.20
(5pt)

とても気に入りました

探していた本だったので嬉しいです。有難うございました。また利用したいです。
吉里吉里人 (中巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (中巻) (新潮文庫)より
4101168172
No.19
(5pt)

とても気に入りました

探していた本だったので嬉しいです。有難うございました。また利用したいです。
吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (下巻) (新潮文庫)より
4101168180
No.18
(5pt)

とても気に入りました

探していた本だったので嬉しいです。有難うございました。また利用したいです。
吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (上巻) (新潮文庫)より
4101168164
No.17
(4pt)

東北に吉里吉里国あり

井上ひさし「吉里吉里人」を読了。年末からゆっくり読み進め、約1ヶ月で読了。ボリュームタップリの書でした。特出すべきは東北弁を駆使し、文化の違いまでに高めた使用法であろう。日本語にルビをふってまで東北弁(吉里吉里語)を前面に押し出した井上の覚悟に頭が下がる。またギャグは下品なものから、ハイブロウなものまで各種盛り込まれており、下ネタありのドタバタな面も多々あります。ですからなんとなく古臭く感じてしまう読者も多いのかもしれません。
ですが、東北のある地域が日本国から独立するなんて、同じ東北人として夢を感じてしまう。そうなのです、東北のアイデンティティはあるのです。ですから他地域と比較なんてすべきではありません。東北の気候や風土、そして言葉を愛すればいいのです。そこにきっと幸せがあるのです。
そんなことを、震災と絡めて、本書を読み感じたことです。
東北人は必読かもしれませんね。
吉里吉里人 (1981年) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (1981年)より
B000J7W4F8
No.16
(5pt)

今、お読みになることをお勧めします

この作品が出版されたころ自分はまだ小学生でした。
「日本からの独立」という言葉に刺激され、年嵩の兄弟が購入したものを読もうとしたのですが、当時はさっぱり理解できなかったことを覚えています。
今回、ふとしたきっかけで検索に古本がひっかかり、「ああ、そういえば」と思い再読です。
一部、ギャグや不真面目と評価なさる方もいると思います。
ですが、人間にとってなにが本質なのか、再考する機会になると思います。
ちょうど大阪W選挙が維新の会の大勝で終わったときです。独立、再構築も主題としている本作品は関係があるかと思います。
子供が高校生になったら読むことを薦めようと考えています。
吉里吉里人 (1981年) Amazon書評・レビュー: 吉里吉里人 (1981年)より
B000J7W4F8