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穂足(ほたる)のチカラ



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【この小説が収録されている参考書籍】
穂足(ほたる)のチカラ
穂足のチカラ (新潮文庫)

穂足(ほたる)のチカラの評価: 4.00/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

幸せな世界?

2008年に出た単行本の文庫化。単行本とは、ラストが微妙に変わっているという。
 キリストという存在を下敷きに、人類が調和し、幸福になっていく世界を描いている。どことなく寓話的で、SFというよりはファンタジーに近いかもしれない。
 709ページという分厚さを感じさせず、一気に読み通してしまった。しかし、おもしろいことはおもしろいのだが、こういう世界を是とするかは……。かなり不気味でつまらない日々なのではないかと思う。
穂足のチカラ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:穂足のチカラ (新潮文庫)より
4101490112
No.1:
(3pt)

楽園でのずれ

海野家に起きた奇蹟の前半は、運命がどのように変化してゆくのか興味をそそられるし、
展開も早いので気がそがれることがない。
でもその変化の原因である穂足の出生の秘密が明らかになってからは、
慈悲の精神が蔓延してどうにも引いてしまう。
人類に欲が皆無となる平和な世界を楽園と思えるか否で、この作品への評価が変化するのかもしれない。
海野家に集まった修羅を穂足が飛ばしてしまうものの、再び家が戻って云々のラストが拍子ぬけなのも評価を下げる要因だ。
穂足のチカラ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:穂足のチカラ (新潮文庫)より
4101490112

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