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悲しき人形つかい
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悲しき人形つかいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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2007年に出た単行本の文庫化。 なんというか、物語としてはかなり破綻していると思う。ちょっと残酷すぎるし、倫理的にどうかと思われるアイデアだし、結末の破滅的なところもなんだかなあ。特に、結末にもっとひねりがほしい。 しかし、それが梶尾さんの長編の特徴であるのも事実。 変なユーモアがあちこち散りばめられているのも不思議。 | ||||
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著者の別作品『クロノス・ジョウンターの伝説』で、クロノス・ジョウンターを保管していた変わり者・機敷埜風天の若かりし頃を描いた作品。 ホーキング博士のために、意識で体を動かすBF(ボディフレーム)の開発にいそしむ風天が、引っ越した先は二組のやくざが抗争を繰り返す寂れた地域。ちんぴらになってしまった同級生と、突然死してしまうヤクザの親分。親分をどうしても「生きている」と見せておきたいと考えたヤクザが考えたのはBFを使って生きているように見せかけることだった。 フーテンのキャラクターも良いし、BFを付けた人間が動くことを想像してみると楽しいのですが、読み終えてみるとなんとはなしに物足りなさを感じます。 例えばヒロの初恋相手への思いとか、和久塚の最期とか、小説そのもののエピローグとか……もう少し「オチ」をつけて欲しく思ってしまいます。ストーリーの軽さが目立つわりには、はじけ切れていないのでB級コメディの香りがするけど、それでもやっぱり物足りない。なんだろうなぁ。 | ||||
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