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悲しき人形つかい
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悲しき人形つかいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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作者の作品を読むのは初めてでしたが個人的にはすっきり読めました。 題材的にシリアスなんだけどシニカル的なブラックジョークで笑えました。 まぁ賛否両論な作品でしょう。 | ||||
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寂れた町に敵対するやくざの組ふたつ。そこに現れる主人公。 う・・・ん、どこかで見たことあるって、それって黒澤明の「用心棒」じゃん! そう、黒澤明の「用心棒」にオマージュ(と言うよりもパロディ?)をささげている本作品。”カジシン”と言えば、純愛で、タイムトラベルで、ノスタルジィあふれる作品しか読んでない私にはブラックでシュールな”カジシンワールド”を堪能しました。 なんせ、組長の××が動いているところを想像したら、おかしくておかしく、(喫茶店で呼んでいたのだが)思いっきり噴出していました。どう考えても、登場人物たちには悲劇なんだけど、読者から見たら喜劇で、まるで、落語の「らくだ」を彷彿させてくれます。 | ||||
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超あこがれのホーキング博士に肉体の自由を取り戻してもらおう!と『脳波誘導ボディフレーム』の研究に専念するフーテンと彼と社会を繋ぐ窓口のような祐介。騒音が煩いと引越しを余儀なくされた二人は不動産屋に勧められた格安の物件に飛びつく。が、ちと、おかしい?周りは空家や売り物件ばかり、やっと見つけた居酒屋では「あんたたちどっちの?」と聞かれる???そこに居合わせた高校の同級生ヒロ。聞けばこの町は北村組と藤野会の権力争いで最終闘争寸前状態。そんな時、弾除けにかり出された車の中で北村組組長が突然死!!さあ大変。組の報復を恐れてフーテンが考えたのは、組長に『脳波誘導BF』を装着させ生きているように動かす事。組事務所まで無事ばれずに済んだと安堵した二人に翌朝、組からとんでもない依頼が・・・。やくざ屋さんの怖さと緊迫感の中、死人の組長が何とも可笑しい。笑えます。映像化されたらさぞ面白いだろうなぁと、いう作品です。 | ||||
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悲しき人形つかいという題名や、表紙の装丁から、悲哀に満ちたリリカルな作品かと思いきや、爆笑作品だった。 もちろんカジシンらしい優しさも散りばめられています。 筒井康隆やかんべむさし等々、日本SF界特有の味わいは懐かしい。 エマノンや黄泉がえりとは違うカジシンの魅力爆発! 面白い1冊でした。 | ||||
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