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日暮し
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【この小説が収録されている参考書籍】
日暮しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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文庫本になった「日暮らし」の続編。上・中・下に分冊されていたので3冊をそれぞれAmazon古書のほうで購入しましたが、新装版になった文庫本は上・下の2冊のみです。気付かずに購入してしまう人もいると思いますので、新装版を購入する方は、こちらの(中)は買う必要がありませんので注意してください。 宮部さんの作品は楽しませていただきました。 | ||||
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こどものための小説なのか? 誰が主人公かわからないくらい弓之助が大活躍する。 こどものくせに何でもできてあり得ないくらい大人が崇め奉っている。 作者自身が弓之助に溺れてしまっている。 | ||||
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最近の宮部みゆきさんの本は、なんだか気の抜けたような作品が多いのですが、この作品はひどかったです。 前作である「ぼんくら」を読んでないということもあるのですが、作品はひとつひとつ独立したものだと考えて、あえてレビューさせてもらいます。 なんでもお見通しのすごい美少年だとか、どんなことでも可能にできるほどの財力をもった豪商だとか、とても薄っぺらいです。ジュニア小説っぽい。 昔の宮部さんの作品だと、超能力を持った人物を描いても、記号的にならず、深みがあったのですが・・・。 この作品は、ミステリーとしてもダメで・・・ある人物を殺したのは、ほとんど通りすがりの人です。一応、その前には出てるのですが・・・昔の宮部さんなら、「ああ、この部分で、殺人につながってるのね!」っていうものが書けてるんですが、全然そういうものがないのです。 犯人が、被害者とたまたま話をして、突然昔のトラウマを思い出して、殺しちゃうんですが、犯人にそういうトラウマがあるみたいな情報がその前になにひとつなく(本当にその程度の、通りすがりっぽい人物なんです)、「なんでもお見通し美少年」が勝手に推測して見つけちゃうんですね・・・。がっかりです。 殺人までさせてしまう過去のトラウマ(宮部作品にありがちな家族問題)も、代表作の「模倣犯」の犯人の栗原浩美の生い立ちなら、胸に迫ってくるのですが、この作品ではただのヒステリーにしか思えない。 犯人に自白させた方法も、「こんなんで自白すっかよー」と思いました。 内容的には星ひとつです。 ただ、前作がなくてもひとつの独立した作品として読める(さすがプロ)のと、ところどころ非常に素晴らしい(自分が役立たずなのではないかと悩む少年、悪質な女たらしを逮捕するのに囮を買ってでた少女の心理など)ので、星ふたつ。 | ||||
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