宇宙の戦士

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

宇宙の戦士の評価:

4.22/5点 レビュー 74件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.22pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全150件 81〜100 5/8ページ
No.70
(5pt)

個人という規模は組織の歯車規模

ということを実感させてくれる作品です。
組織的な行動に個人の思想は不要でしかなく、割り当てられた任務をこなすことが全て。
生活でも会社という形で密接に感じる部分ではないでしょうか。

思想の概念を取っ払い、頭を真っ白にしてSFとして読んでも楽しめるあたりは
さすがに名作だと思います。私は何回も読み返しました。
宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA6W7Q
No.69
(5pt)

個人という規模は組織の歯車規模

ということを実感させてくれる作品です。
組織的な行動に個人の思想は不要でしかなく、割り当てられた任務をこなすことが全て。
生活でも会社という形で密接に感じる部分ではないでしょうか。

思想の概念を取っ払い、頭を真っ白にしてSFとして読んでも楽しめるあたりは
さすがに名作だと思います。私は何回も読み返しました。
宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230)) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))より
4150102309
No.68
(4pt)

「SF」は、楽しく!

20数年前に読み、文庫本も処理してしまっていたのですが、先日、TVで「スターシップトゥルーパーズ」を見て、無性に読み返してみたくなり注文しました。学生時代から30代にかけてSFにどっぷり漬かっていた私にとっては、ハインラインやヴォークトやクラークは何度読んでも、読み飽きることのない小説です。「宇宙の戦士」のあとがきには、当時の大論争について書かれていましたが、たかが小説に血道をあげていた同年輩の人々の勢いを感じるとともに、SFを単なるエンターテインメントととらえていた自分を思い出して「結構、大人だったんだ!」と納得している自分を見つけることができました。私のように深く考えない人なら楽しめる作品です。
宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA6W7Q
No.67
(4pt)

「SF」は、楽しく!

20数年前に読み、文庫本も処理してしまっていたのですが、先日、TVで「スターシップトゥルーパーズ」を見て、無性に読み返してみたくなり注文しました。学生時代から30代にかけてSFにどっぷり漬かっていた私にとっては、ハインラインやヴォークトやクラークは何度読んでも、読み飽きることのない小説です。「宇宙の戦士」のあとがきには、当時の大論争について書かれていましたが、たかが小説に血道をあげていた同年輩の人々の勢いを感じるとともに、SFを単なるエンターテインメントととらえていた自分を思い出して「結構、大人だったんだ!」と納得している自分を見つけることができました。私のように深く考えない人なら楽しめる作品です。
宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230)) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))より
4150102309
No.66
(4pt)

ぜひ、「あとがき」まで読んでほしい!!

両親の反対を押し切って地球連邦軍宇宙陸軍に入隊した18歳の主人公が
軍隊のしごきと、異星人との攻防を通して
人間として、また兵士として成長していくさまが
描かれているSF作品。

普通のSF作品と違い
筆者の戦争に対する哲学が織り込まれており、
戦争に対して考えさせられる作品となっている。

また、巻末に「訳者後記」があり、
本作品に対する評価(肯定意見、否定意見)が紹介されている。
これは、ぜひ、読んでほしい。
宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA6W7Q
No.65
(4pt)

ぜひ、「あとがき」まで読んでほしい!!

両親の反対を押し切って地球連邦軍宇宙陸軍に入隊した18歳の主人公が
軍隊のしごきと、異星人との攻防を通して
人間として、また兵士として成長していくさまが
描かれているSF作品。

普通のSF作品と違い
筆者の戦争に対する哲学が織り込まれており、
戦争に対して考えさせられる作品となっている。

また、巻末に「訳者後記」があり、
本作品に対する評価(肯定意見、否定意見)が紹介されている。
これは、ぜひ、読んでほしい。
宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230)) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))より
4150102309
No.64
(4pt)

名作と聞きまして

普段あまり小説は読まないのですがそれが原因かそれとも古い作品だからでしょうか。
私的には難解な描写があり、かなり読むのが辛いのを感じました。しかしそれだけでこの作品を読まないのは勿体無いと思いますし、一般市民から軍人になっていく過程は読んでいて凄く興味深いなと感じました。
宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA6W7Q
No.63
(4pt)

名作と聞きまして

普段あまり小説は読まないのですがそれが原因かそれとも古い作品だからでしょうか。
私的には難解な描写があり、かなり読むのが辛いのを感じました。しかしそれだけでこの作品を読まないのは勿体無いと思いますし、一般市民から軍人になっていく過程は読んでいて凄く興味深いなと感じました。
宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230)) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))より
4150102309
No.62
(4pt)

加藤先生のこだわりの絵が新しくなった!

もう古典なんですねぇ、最初に読んだのは高校の時なんで、もうん十年になります。

ハヤカワのライトノベル化するような大きさの変更と再販、値段の上昇はあまり好きではないんですが、

加藤直之先生のこだわりのカバー絵(ブログで読んだんですけどね(^−^;)は
、かなり欲しくなってしまいます。

とにかく手に取ってみよう。
宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA6W7Q
No.61
(4pt)

加藤先生のこだわりの絵が新しくなった!

もう古典なんですねぇ、最初に読んだのは高校の時なんで、もうん十年になります。

ハヤカワのライトノベル化するような大きさの変更と再販、値段の上昇はあまり好きではないんですが、

加藤直之先生のこだわりのカバー絵(ブログで読んだんですけどね(^−^;)は
、かなり欲しくなってしまいます。

とにかく手に取ってみよう。
宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230)) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))より
4150102309
No.60
(4pt)

やっぱり古さは否めないよ

やっぱり古い。

巻末の暴力礼賛やファシズムじゃあないかという批判と、そいつは頭悪いとぜいう再批判のやり取りなんかを見ると、その思いはますますだ。多分、今日的な目で、この本を読めば、政治的には「懐古的なアメリカ保守主義」であり、軍事思想や暴力に関しての考察は「クラウゼヴィッツそのもの」という評価にしかならないよなあ…………。ただまあ、その結論に至るには、一応、アメリカの政治史や政治思想史を考察した経験と、クラウゼヴィッツの戦争論を含むいくつかの軍事思想書の読書経験が必要だと思うけど。ともあれ、この本を暴力礼賛だの、ファシズムだのと批判したら、ヒトラーやムッソリーニやスターリンが、地獄で腹抱えて大笑いするぜwww

SF的要素として出てくるエクソスケルトン型の強化服も、そりゃ、モビルスーツの起源にはなったのかもしれないが、それ自体に新味は感じない。クモ共だって、「エイリアン」や「旧神」たちの方がよっぽど理解不可能で異星生物っぽい……。

問題人物の出てこないSF版「フルメタルジャケット」だな。そう思うと違和感のない作品。映画「スターシップ・トゥルーパーズ」が換骨奪胎であんな風になっちゃったのは、そういう古さ故なんだよな。それにプラス、戦闘シーンが少なすぎだ、訓練と「歴史と道徳」の授業ばっかじゃねえか……みたいなwwww

ともあれ、非常にレトロな作品。この作品が世に出て論争的であり得たのは、まさに世相のおかげだったのだと思いっきり思える。そして、日本における「ファシズム」呼ばわりも、まさにアメリカ政治への無知、軍事に対する音痴状況、そして何より、1970年代の日本の文化人や若い世代左傾化傾向に求めることができるのだと思うよね。

うん、でもあれね。戦争を兵士として経験した矢野さんの後書きには、やっぱり重みを感じちゃうよ。戦争や軍隊というものの是非とは関係なく、動乱の時代を若くして通り抜けた人の言葉は、やっぱり説得力が違う。

もしかすると、1970年代の日本を理解し、戦前・戦中派の人間の思考を理解するための本かもしれないね。
宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA6W7Q
No.59
(4pt)

やっぱり古さは否めないよ

やっぱり古い。

巻末の暴力礼賛やファシズムじゃあないかという批判と、そいつは頭悪いとぜいう再批判のやり取りなんかを見ると、その思いはますますだ。多分、今日的な目で、この本を読めば、政治的には「懐古的なアメリカ保守主義」であり、軍事思想や暴力に関しての考察は「クラウゼヴィッツそのもの」という評価にしかならないよなあ…………。ただまあ、その結論に至るには、一応、アメリカの政治史や政治思想史を考察した経験と、クラウゼヴィッツの戦争論を含むいくつかの軍事思想書の読書経験が必要だと思うけど。ともあれ、この本を暴力礼賛だの、ファシズムだのと批判したら、ヒトラーやムッソリーニやスターリンが、地獄で腹抱えて大笑いするぜwww

SF的要素として出てくるエクソスケルトン型の強化服も、そりゃ、モビルスーツの起源にはなったのかもしれないが、それ自体に新味は感じない。クモ共だって、「エイリアン」や「旧神」たちの方がよっぽど理解不可能で異星生物っぽい……。

問題人物の出てこないSF版「フルメタルジャケット」だな。そう思うと違和感のない作品。映画「スターシップ・トゥルーパーズ」が換骨奪胎であんな風になっちゃったのは、そういう古さ故なんだよな。それにプラス、戦闘シーンが少なすぎだ、訓練と「歴史と道徳」の授業ばっかじゃねえか……みたいなwwww

ともあれ、非常にレトロな作品。この作品が世に出て論争的であり得たのは、まさに世相のおかげだったのだと思いっきり思える。そして、日本における「ファシズム」呼ばわりも、まさにアメリカ政治への無知、軍事に対する音痴状況、そして何より、1970年代の日本の文化人や若い世代左傾化傾向に求めることができるのだと思うよね。

うん、でもあれね。戦争を兵士として経験した矢野さんの後書きには、やっぱり重みを感じちゃうよ。戦争や軍隊というものの是非とは関係なく、動乱の時代を若くして通り抜けた人の言葉は、やっぱり説得力が違う。

もしかすると、1970年代の日本を理解し、戦前・戦中派の人間の思考を理解するための本かもしれないね。
宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230)) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))より
4150102309
No.58
(3pt)

どうやって戦士マインドができあがっていくか

SF小説を読んだことがなかったので、読んでみるか、と軽い気持ちでこの本を手にしました。
SFはSFだけど、実態はアメリカの少年が心も体も一人前の機動歩兵になっていく姿を描いた物語。中身にびっくり。
それよりびっくりしたのが、投書を引用した、あとがきでの論争でした。
戦争が日常とは掛け離れている日本にいるから、平和な状態に何の疑問も感じないけれど、
この地球上では紛争が絶えず、何百万、何千万という子供たちが、生まれたときから兵士として教育されている。今この瞬間に、戦争で沢山の人が死んでいる。
この小説で描かれているような状況が、自分の回りにもいつ起こるかわからない。
そんなことを感じました。
生まれてから徴兵されることもなく、戦争から離れて生きている日本の若い世代にとっては、一読の価値はあると思います。

「しつけをするには手を上げることが必要だし、効果的だ。過去の人間の歴史では、暴力が結局のところ物事を解決してきた。我が身を祖国のために捧げることこそが美徳…。」
わかりやすい筆者のメッセージは、たくさんの議論を生んだようですが、
ふるさとへのノスタルジーを自分の戦艦に感じている描写は、共感できるところがありました。
宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA6W7Q
No.57
(3pt)

どうやって戦士マインドができあがっていくか

SF小説を読んだことがなかったので、読んでみるか、と軽い気持ちでこの本を手にしました。
SFはSFだけど、実態はアメリカの少年が心も体も一人前の機動歩兵になっていく姿を描いた物語。中身にびっくり。
それよりびっくりしたのが、投書を引用した、あとがきでの論争でした。
戦争が日常とは掛け離れている日本にいるから、平和な状態に何の疑問も感じないけれど、
この地球上では紛争が絶えず、何百万、何千万という子供たちが、生まれたときから兵士として教育されている。今この瞬間に、戦争で沢山の人が死んでいる。
この小説で描かれているような状況が、自分の回りにもいつ起こるかわからない。
そんなことを感じました。
生まれてから徴兵されることもなく、戦争から離れて生きている日本の若い世代にとっては、一読の価値はあると思います。

「しつけをするには手を上げることが必要だし、効果的だ。過去の人間の歴史では、暴力が結局のところ物事を解決してきた。我が身を祖国のために捧げることこそが美徳…。」
わかりやすい筆者のメッセージは、たくさんの議論を生んだようですが、
ふるさとへのノスタルジーを自分の戦艦に感じている描写は、共感できるところがありました。
宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230)) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))より
4150102309
No.56
(4pt)

もはや古典ではあるが、その価値はゆるぎません

巻末の訳者後記を読むと、1959年当時の日本人の反戦ヒステリー度合いが想像以上だったことがよく分かります。敗戦して20年足らず、アメリカからの思想教育を徹底的にたたき込まれ、過剰に順応してしまう日本人の姿に、やや哀れさを感じてしまいます。それだけ太平洋戦争で完膚なきまでに打ちのめされたことがよほどのトラウマだったのでしょう。2010年現在、分別ある大人が読めば、戦争賛美云々は取るに足らないディテールであることは同意していただけるでしょう。

 読み手の年齢により受け取るテーマが異なる作品は老若男女が楽しめる名作と言えますが、本書のすばらしい点は読む時代も選ばないという点ではないでしょうか。私は40歳を過ぎてはじめて本書を読みましたが、さまざまな後年のネタ元になったというだけでなく、得るものがありました。私の場合は恩師デュボア先生との禅問答的な授業と軍隊における組織論でした。

 授業の中でマルクス論に触れるところがあるのですが、「資本論」を何十年か前に頭に詰め込んだ世代の方には暴論、稚拙と冷ややかな反応でしたが、リーマンショック後の今本書を読むと「市場価値」は絵空事だ、と言い切るデュボア先生が今の経済状況を予言して見事に言い当てていることに驚嘆してしまいます。(実際金融工学による市場価値は一夜にして絵空事になってしまいました)また、入隊後は軍隊の組織構造について多くのページが割かれていますが、その中で組織の中での仕官(マネージャー)の必要数についても言及されています。出典は定かではありませんが、必要な任務を満たすための仕官の比率は5%という記述があります。過去における多くの軍隊は総数の10〜20%が士官として配属されていた軍隊は負けるために組織された軍隊みたいなものだという論理は、そのまま現代の赤字に苦しむ日本の大企業に当てはまり、組織とマネージャーと知的労働者の比率に共通するのではと思いました。

 とにもかくにも時代を超えた快作であることは間違いありません。
宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA6W7Q
No.55
(4pt)

もはや古典ではあるが、その価値はゆるぎません

巻末の訳者後記を読むと、1959年当時の日本人の反戦ヒステリー度合いが想像以上だったことがよく分かります。敗戦して20年足らず、アメリカからの思想教育を徹底的にたたき込まれ、過剰に順応してしまう日本人の姿に、やや哀れさを感じてしまいます。それだけ太平洋戦争で完膚なきまでに打ちのめされたことがよほどのトラウマだったのでしょう。2010年現在、分別ある大人が読めば、戦争賛美云々は取るに足らないディテールであることは同意していただけるでしょう。

 読み手の年齢により受け取るテーマが異なる作品は老若男女が楽しめる名作と言えますが、本書のすばらしい点は読む時代も選ばないという点ではないでしょうか。私は40歳を過ぎてはじめて本書を読みましたが、さまざまな後年のネタ元になったというだけでなく、得るものがありました。私の場合は恩師デュボア先生との禅問答的な授業と軍隊における組織論でした。

 授業の中でマルクス論に触れるところがあるのですが、「資本論」を何十年か前に頭に詰め込んだ世代の方には暴論、稚拙と冷ややかな反応でしたが、リーマンショック後の今本書を読むと「市場価値」は絵空事だ、と言い切るデュボア先生が今の経済状況を予言して見事に言い当てていることに驚嘆してしまいます。(実際金融工学による市場価値は一夜にして絵空事になってしまいました)また、入隊後は軍隊の組織構造について多くのページが割かれていますが、その中で組織の中での仕官(マネージャー)の必要数についても言及されています。出典は定かではありませんが、必要な任務を満たすための仕官の比率は5%という記述があります。過去における多くの軍隊は総数の10〜20%が士官として配属されていた軍隊は負けるために組織された軍隊みたいなものだという論理は、そのまま現代の赤字に苦しむ日本の大企業に当てはまり、組織とマネージャーと知的労働者の比率に共通するのではと思いました。

 とにもかくにも時代を超えた快作であることは間違いありません。
宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230)) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))より
4150102309
No.54
(5pt)

突き抜けたSFウォーノベル

パワードスーツがミリタリーロボットアニメの先駆となった古典的名作。
同時にファシズム的な問題作と言われますが、さほどではないです。
作中のマッチョな軍国主義社会は、ネタとして楽しく読めますが、同時に、ハインラインらしい一面の説得力も持っています。
そして、ネタを本気でとらえてみると、確かに深いのです。
間違いなく必読のSF作品です。
宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA6W7Q
No.53
(5pt)

突き抜けたSFウォーノベル

パワードスーツがミリタリーロボットアニメの先駆となった古典的名作。
同時にファシズム的な問題作と言われますが、さほどではないです。
作中のマッチョな軍国主義社会は、ネタとして楽しく読めますが、同時に、ハインラインらしい一面の説得力も持っています。
そして、ネタを本気でとらえてみると、確かに深いのです。
間違いなく必読のSF作品です。
宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230)) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))より
4150102309
No.52
(4pt)

記憶に残る作品

文庫巻末の本作品についての多方面からの評価は興味深かった。ハインラインの主義主張がファシズムを想起させるとの論調から、SFとしての是非を問うているあたりは、当時(1969年当時)の社会情勢を偲ばせる。

40年たった現代では、ハインラインの帝国主義、教条主義云々より、暴力が平和維持には不可欠であるという設定=世界観の中でのビルディングスストーリとして、肩の力をぬいて読むことができるのだと思う。映画化された『スターシップ・トゥルーパズ』は、その点が、パロディとして、より強調されている印象を受けた。

映画のような派手さや痛快さはないけれど、「権利」と「義務」等、現代にも通じる思想の断片が記憶に残る作品ではあると思う。異星人との戦いをとおしての成長物語としては、オースン・スコット・カード『エンダーのゲーム』の方が、個人的には好みではあるのだが。
宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (1967年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JA6W7Q
No.51
(4pt)

記憶に残る作品

文庫巻末の本作品についての多方面からの評価は興味深かった。ハインラインの主義主張がファシズムを想起させるとの論調から、SFとしての是非を問うているあたりは、当時(1969年当時)の社会情勢を偲ばせる。

40年たった現代では、ハインラインの帝国主義、教条主義云々より、暴力が平和維持には不可欠であるという設定=世界観の中でのビルディングスストーリとして、肩の力をぬいて読むことができるのだと思う。映画化された『スターシップ・トゥルーパズ』は、その点が、パロディとして、より強調されている印象を受けた。

映画のような派手さや痛快さはないけれど、「権利」と「義務」等、現代にも通じる思想の断片が記憶に残る作品ではあると思う。異星人との戦いをとおしての成長物語としては、オースン・スコット・カード『エンダーのゲーム』の方が、個人的には好みではあるのだが。
宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230)) Amazon書評・レビュー: 宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))より
4150102309