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保安官にとびきりの朝食を



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【この小説が収録されている参考書籍】
保安官にとびきりの朝食を (コージーブックス)

保安官にとびきりの朝食をの評価: 3.25/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

マンネリ化は否めません

ほかの方のレビューにもあるとおり、ややマンネリ化は否めません。
このシリーズは、カフェの経営とか女同士の友情、町のひとたちとの人間模様などが面白くて読んでいるので、今回は事件まわりの描写ページが多すぎてあまり楽しめませんでした。「コロシ」の方法も凝りすぎでは?
次巻もよみますけど・・
保安官にとびきりの朝食を (コージーブックス)Amazon書評・レビュー:保安官にとびきりの朝食を (コージーブックス)より
4562060379
No.3:
(1pt)

正直、失速してきた感じ

小さなお店の女経営者が織りなす、地元を舞台にしたミステリー。こういうシリーズが好きで何冊か読んでいますが、今作は特におもしろくなかった。料理の描写や町の雰囲気は同じなのに、なぜだろうと思っていましたが、どうも以下の二点がダメだったようです。

①主人公があまりに優遇されすぎ、キラキラ女子すぎ
なぜか警察官でもないのに事件に首をつっこむのはまあシリーズ伝統だからいいとしても、犠牲者の家に忍び込んで生命保険など個人的な書類までひっかき回すのは明らかにやりすぎでしょう。罪悪感を覚える描写はあるけど、十代でもない主人公がやらかすと「勇敢!」というよりただの痛々しいおばさんです。こんな女性がハンサム医師にちやほやされ、理性的で料理もできるペトラの旦那さんがアルツハイマーって不平等すぎません?しかも、自分で馬の世話もせず見たいときだけ会いに行って「愛してる」とか言われてもねえ……(自宅で飼ってる犬ならともかく)

②容疑者が今回馬鹿すぎ
いくら田舎町で警戒心が薄いからといって、自宅の玄関に鍵もかけず、はっきりしない相手からの電話に裏もとらずに墓地までのこのこ出向く容疑者。(もちろん成人しており、精神疾患なわけでもありません) 人がよいと描写されていますが、はっきり言って「馬鹿……?」と思ってしまいます。しかもその後も、自宅にまんまと凶器を持ち込まれ、「勝手なことをするな」と言われていたにもかかわらず失踪するありさま。これでは犯人扱いされても仕方ないと思います。ブチ切れた保安官の対応が当たり前。保釈金払ってこんなことされたら絶交もんですよ。
保安官にとびきりの朝食を (コージーブックス)Amazon書評・レビュー:保安官にとびきりの朝食を (コージーブックス)より
4562060379
No.2:
(5pt)

殺人犯退治はお任せのスザンヌと必笑天然ボケのトニと料理名人ペトラも健在の最新作!

今回は訳題に少しご苦労されたみたいですが、でも心配しなくても大丈夫!好調をキープして中身はバッチリの出来栄えで安心して楽しめる大人気コージー・ミステリー・シリーズ〈卵料理のカフェ〉第5作です。本作はのっけから墓地での幕開けという事もあってか何やら不気味な雰囲気が全編に漂うシリーズでは珍しく怪奇色の濃い内容ですが、でも生来はご陽気な著者が上手にバランスを考えて暗いムードを払拭するお笑いの場面をたくさん取り入れてくれていますので最後までハッピーな気分を失わずに読み終えられるでしょう。
メモリアル墓地の開設百五十年の記念式典を明日に控えた雨降りの朝、スザンヌとトニは花を届ける役目を果たすべく車で現地へと向かうが、これまでも死体発見の名人と言われて来たスザンヌはまたもや墓穴の底に倒れている元刑務所長ドラモンドの死体を見つけてしまうのだった。
今回の事件もまるで雲をつかむ様な最後まで五里霧中状態の難事件でしたが、著者は本当に思いも寄らぬ意外な犯人を次々と考え出す技に長けた天才だなと感心しますよね。ミステリーを読んでいて何時も思う、「よくこれだけの罪を重ねて大丈夫でいられると考えられるよな」と呆れてしまいましたが、この犯人はそれだけ精神がヤバイ程にイカレている証拠なのでしょうね。他にも怪しげな人物を登場させて読者を迷わせるテクニックにも素晴らしい物がありますし、やはりミステリーの基本がしっかりしているのでこのシリーズは毎回大満足させてもらえますね。さて、お馴染みの女性三人の活躍に筆を進めまして一番出番が少ないペトラからで書く事があまりないのは誠に残念ですが、でも常に新作料理に挑戦して〈カックルベリー・クラブ〉の厨房を堅実に守ってくれていまして彼女がいなければ今の繁盛もあり得ない大切な存在なのですね。それから最近はますます出番が増えて人気急上昇中のトニは「うわあ」とか「ひゃー」をやたら連発してとにかく賑やかでご陽気な天然ボケ振りを発揮しまくり「出れば必笑」を約束してくれていますね。「ルーヴァー美術館」の頓珍漢で些細な間違いも愉快でしたし、今回は駄目夫のジュニアが参加したカーレースのデモリンション・ダービーの下りがやや物騒でしたが大笑いさせてもらえましたよね。そして最後に我らがスザンヌは友人である容疑者ミッシーの無実をとことん信じて粘り強くがんばり続け、クライマックスでは危ない犯人との一騎打ちで愛馬モカと一緒に死闘を演じ男顔負けの根性と闘志で勝利を勝ち取る誠に天晴れ!その物の気持ち良い大活躍でしたよね。今回は最初の被害者ドラモンドと殺されかけたドゥーギー保安官に加えて恋人のサム医師にまで迫る魔手を防いで、本来は男性に守られる立場の女性が逆に力強く殺人犯退治をしてみせたスザンヌは何時もながら偉く本当にたいしたものだなと思いますよね。恋人のサム医師との結婚はそろそろ近いのでしょうか、でも一方でスザンヌには家庭に縛られずにこのままの身軽な立場で〈カックルベリー・クラブ〉の催し物の充実と町にまだまだうようよいそうな悪党どもの成敗に力を入れて奮闘して欲しいという気もしますね。
保安官にとびきりの朝食を (コージーブックス)Amazon書評・レビュー:保安官にとびきりの朝食を (コージーブックス)より
4562060379
No.1:
(4pt)

あのシリーズに似てきましたね

面白いか面白くないか、と言われれば面白い。
次の本も読むのか読まないのか、と聞かれれば、とりあえず次のは読む。

ただ、まるで「お茶と探偵シリーズ」を読んでいるような錯覚に陥るというのが正直な印象です。あちらがマンネリ化して面白さがペースダウンしている分、こちらにそのエッセンスが移ってきたのかな。作者自身、書いててこっちの方が楽しいのかも。

「成熟した中年の素敵な女性の経営するカフェ」という設定だったと思うのですが、あちらのセオドシアとこちらのスザンヌのキャラが混じり合いだして、結果、どちらの主人公も年齢不詳&そっくりさんになってきたように見えます。
周辺の友人やボーイフレンドの設定で違いをだしていても、危険な調査をけしかける友人、自分の庇護のもとを離れようとする恋人に不快感を示すボーイフレンド、こんな人いるの?と言いたくなるようなワガママで高飛車なビジネスウーマン、愛想の悪い馴染みの捜査員・・・。人間関係までどうにもこうにも似てる。ネタ切れ?
保安官にとびきりの朝食を (コージーブックス)Amazon書評・レビュー:保安官にとびきりの朝食を (コージーブックス)より
4562060379

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