果てしなき流れの果てに
評判
果てしなき流れの果てにの評価:
4.22/5点 レビュー 120件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全263件 41〜60 3/14ページ
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果てしなき流れの果てにの評価:
4.22/5点 レビュー 120件。 B ランク
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ん~これは噂に違わない名作ですね。これは凄いのではないでしょうか?
何が凄いって、小松左京という人は、「自身の作品の意味や価値」などを「意識しないで」書いてしまう、という「無意識」的傾向があることから、この作品だって決して「名作をものしよう」などという目的で書かれたものではないにもかかわらず、おそらく本人すら完全には理解していないだろうと思われる域にまで到達してしまっている作品だからです。
「無限遠点」という概念があります。
文字通り、「今自分が存在する時間と空間の現地点から、最も遠い地点」に関する考察です。
これについて、私はかつて考察(思考実験)したことがありますが、「無限遠点」はどこか、その答えは、「自分の背中」、つまり「自分自身」即ち「今、ここ」というものでした。結局それは、漫画でよくあるように、自分が撃った弾が地球を一周して、自分の背中に命中するというあのイメージです。
円環。循環。無限の宇宙の時空間においても、「直線」を無限に果てしなく進んだ果ては、知らず曲線を描いて「今、ここの自分」に戻る、と。敷衍すれば、「人は最初から「目的地」にいた」あるいは「最初から「欲しいもの(探し物)」は手にしていた」という、あのパラドックスです。
私の本作品に対する解釈に「読み違え」がないならば、この作品は、私の「無限遠点に関する思考実験から導き出された答え」と一致することに、唸った、というわけです。
それとは別に、この作品って、「2001年宇宙の旅」より以前に書かれたものですよね?
「日本のSFのレベルの高さ」を云々する以前に、もはや謙虚に押し黙るしかありません。。。