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虹を操る少年
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虹を操る少年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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ミステリーではなく、ファンタジー。 光楽、光のメロディーという概念が何といっても面白い。以前より、音楽が人を感動させることに不思議さを感じており、それと同じことを光でできないかという発想に斬新さを感じた。 カリスマ、教祖としての光瑠のキャラクター設定や、彼がやろうとしたことも魅力的。 夜の闇を失ったことによる人の光への感受性の低下、教祖と呼ばれる人物と光との関連性、ダーウィン進化論と関連付けて権力者との闘争につなげるなど、下地となるアイデアもすばらしい。 素材として、とても良い内容を持っていながら、物語としては消化不良の印象が拭えないのは何とも残念。 光瑠が功一に託した光楽の楽譜によって光瑠の居場所がわかるという設定には、いくらなんでも無理がある。 | ||||
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著者の作品では珍しい事件の謎解きではなく、ファンタジー寄りの作品でした。 正直、謎解きほどのインパクトはなかったですが、すごく読みやすい本です。 全体の印象として、どことなく宮部みゆきを連想しました。 | ||||
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光と音を操る天才高校生光瑠。 光楽と呼ばれ、彼は若者のカリスマとなっていく。 そこに大人達の魔の手が迫っていくが・・・ 設定次第では、もっと面白くなったであろうに残念。 真犯人の動機も、そして終わり方も消化不良。 | ||||
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東野圭吾さんの小説。 1994年8月に単行本が出た。 光楽という新しいもの、光を操る光瑠。 ただ彼の頭がずば抜けて良いという事を示すために 難しい本の内容をそのまま喋らす辺りはむしろ逆効果。 記憶力が良いことの証明にはなっても頭の良さはかえって伝わらない。 頭のいい人はわかりにくい事を分かりやすく伝えることが出来るものだ。 (池上彰さんの指摘です) 本作では世の中の大人達の陰謀というか謎の力が大きすぎ。 その辺りがちょっとどうかなと思うのですが・・・ あと光楽についても新しい世の中が出来ることや ピラミッドがひっくりかえるとかちょっと中二病臭いなと。 相葉浩一の父である相葉忠弘が実は敵側だったという設定も どんでん返し感は無くいきなり出てきて??という感じ。 汚い仕事と一言で片付けられているけど何の仕事やねんと。 玲子は父、息子丼になってしまった・・ それをそうか身体を許したのかとか言いながら再度玲子にせまる相葉忠弘が いやらしすぎる。誰得なのかと。 | ||||
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なるほど。ガンダムでいう所の在来種(オールド)vsニュータイプみたいな。 後半で種の話が出てきたもんですから、話のスケールが広がっていきましたね。 SF色の濃いファンタジックな物語。ミステリじゃないでしょう〜怖くないもん。 モールス信号みたいに、違って「光」で信号を送る。音でだって、周波数で大人には聞こえない音(モスキート音とか)がありますよね。 ガイドブックによると、『光は医療の分野でも人間に大きな影響を与える事がわかりつつある(略)本作に述べられている光による言葉を超えたコミュニケーションも、ありえない世界ではない』とある様に、 ありえない世界ではないんです。 だから、面白いんですね。この物語。 フィクションだけど科学的要素が散りばめられているからSF。 しかし、終わり方がね…(苦笑)。 どうしてここで切っちゃったの? っていう疑問。 いや、昔と今の対決だから、結末は出さない方がよかったのか…? と、 賛否分かれてもおかしくない所。 でも、決着つけてくれた方がよかったな。そこが残念に思えた。 というか、もしやページが足りなかったとかじゃあるまいなって思っちゃったりする(まさかね〜)。 ちょっとスッキリしなかった所を除けば、最後まで面白かったです。 学生さんでも受けがいい。 | ||||
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特殊な能力という面でこの映画を思い出すね。 人知れず集まってきて、能力のない人と対立してしまう とか、能力をあばこうとするとか。 光学に関することは興味あるが、実際サブリミナル効果 のようなものが実現できるかどうかおもしろそう。 霊感が鋭い人とそうでない人がいるのと同様な感じで あるのかもしれないと思わせるのが上手い。 事件を解決していくようなストーリーではないけど なんとなく実際ありそうでなさそうな話。 展開もそれほど複雑でないのがうれしい。 逆に言うと、ものたりないか。 | ||||
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結局ミツル本人の体がどうだったのかが分からずじまいの歯切れ悪い作品。 光、色に極度に反応する体質の設定は良いにしろ、結論で何がいいたのかさっぱりわからない。 一般文学通算658作品目の感想。通算997冊目の作品。2011/02/05 | ||||
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★3、5 ロックを光の演奏に変えたような話。色彩感覚が豊かになったり、人の心が読めるようになったりとエスカレートしていき、かなりスケールの大きい話になる。まあまあ楽しめる。 | ||||
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「生まれたばかりの息子は、一瞬光ったように見えた・・・。」 父親に光瑠と名づけられた少年は、やがて天才的な力を発揮する。「光楽」と呼ばれる彼独自の 音楽は、聴く者すべての心に感動を与えた。だが、感動を与えることが真の目的ではなかった・・・。 光瑠の心に秘められた計画とは? 人と違う能力を持つことで周りの人たちから特異な目で見られ、特別扱いされる。それがはたして 幸せなことだろうか。光瑠の持つ特殊な力に反応し彼を崇める人たちがいる一方で、彼の力を利用し 私欲を満たそうとする者たちがいる。このふたつの流れは、光瑠が望む望まないに関わらず、彼を 飲み込んでいく。追う者と追われる者の攻防は、読み手をハラハラさせる。光瑠はこれからどうなる のか?期待しながら読んだが、ラストは「これで終わりなの!?」と叫びたくなってしまうものだった・・・。 「この終わり方は是か非か?」そう思うが、考えようによっては、こういう終わり方がベストなのかも しれない。それにしても、光瑠の奏でる音楽を実際に聴いてみたいものだ。聴けないのがとても残念!! | ||||
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光を演奏することで、何らかのメッセージを発信する天才少年光瑠。光瑠の光の演奏に引かれていく若者たちがおおくなるにつれて、光楽及び光瑠の存在を煙たがる大人たちの魔の手が忍び寄る。 本書は東野圭吾氏の小説でおなじみの推理ものではありません。SFものといってもいいでしょうね。エンディングは、余韻を残す終わり方になっている。 なぜ、本書を書いたのでしょうか。特殊な能力を持つ人間を忌み嫌う既存の人間の傲慢さに嫌気が指したということなのだろうか。「人間ほど世代交代を忌み嫌う生物は地球上には存在しない」という文章が気になる。 | ||||
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現在の著者の書き口を期待して読むと物足りないと感じるかもしれません。 | ||||
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いるんですよね。世の中には。 超人と呼ばれる人たちが。 瞬時に何桁もの暗算をやってのけたり、本をパッとみただけで全部暗記したり、身体能力でも抜群の超人もいるし。 自分みたいな凡人には超人の苦悩は計り知れないけど、それはそれで大変なんだろうな。 自分を見世物にして生きていくか、ひっそりとその能力を隠して生きていくか。。どちらかだろう。この最後に出てきたご老人のようにその能力を生かしてお金儲けするのも手だなあ。 まあ、所詮凡人には縁のない世界ですが。。 今まで読んだ東野作品とはちょっと違う感じのする作品でした。 のめりこむほどではなかったにしろ、ページをめくるのが楽しみな作品でもありました。 ラストシーンは想像力を逞しくして、光を浴びて下さい。 金色の輝ける光が見えますよ。 | ||||
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音楽ならぬ、光楽の魅力ってすごく非現実的なのになんだかあこがれてしまいます。はじめは見向きもされないことが、流行だとか新しい個性の表現として注目されることって、よくある話!でも、新しいものを求める気持ちを失ってはおしまいじゃない?なーんて、生意気言ってしまった。ごめんなさいまし | ||||
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