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虹を操る少年
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虹を操る少年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 21~40 2/3ページ
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日に焼けており、商品は最悪でした。商品の評価はきちんとやってください。この商品は、せいぜい「可」の評価です。黄ばんでおり読む気がおきません。 | ||||
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東野圭吾さんの小説。 1994年8月に単行本が出た。 光楽という新しいもの、光を操る光瑠。 ただ彼の頭がずば抜けて良いという事を示すために 難しい本の内容をそのまま喋らす辺りはむしろ逆効果。 記憶力が良いことの証明にはなっても頭の良さはかえって伝わらない。 頭のいい人はわかりにくい事を分かりやすく伝えることが出来るものだ。 (池上彰さんの指摘です) 本作では世の中の大人達の陰謀というか謎の力が大きすぎ。 その辺りがちょっとどうかなと思うのですが・・・ あと光楽についても新しい世の中が出来ることや ピラミッドがひっくりかえるとかちょっと中二病臭いなと。 相葉浩一の父である相葉忠弘が実は敵側だったという設定も どんでん返し感は無くいきなり出てきて??という感じ。 汚い仕事と一言で片付けられているけど何の仕事やねんと。 玲子は父、息子丼になってしまった・・ それをそうか身体を許したのかとか言いながら再度玲子にせまる相葉忠弘が いやらしすぎる。誰得なのかと。 | ||||
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なるほど。ガンダムでいう所の在来種(オールド)vsニュータイプみたいな。 後半で種の話が出てきたもんですから、話のスケールが広がっていきましたね。 SF色の濃いファンタジックな物語。ミステリじゃないでしょう〜怖くないもん。 モールス信号みたいに、違って「光」で信号を送る。音でだって、周波数で大人には聞こえない音(モスキート音とか)がありますよね。 ガイドブックによると、『光は医療の分野でも人間に大きな影響を与える事がわかりつつある(略)本作に述べられている光による言葉を超えたコミュニケーションも、ありえない世界ではない』とある様に、 ありえない世界ではないんです。 だから、面白いんですね。この物語。 フィクションだけど科学的要素が散りばめられているからSF。 しかし、終わり方がね…(苦笑)。 どうしてここで切っちゃったの? っていう疑問。 いや、昔と今の対決だから、結末は出さない方がよかったのか…? と、 賛否分かれてもおかしくない所。 でも、決着つけてくれた方がよかったな。そこが残念に思えた。 というか、もしやページが足りなかったとかじゃあるまいなって思っちゃったりする(まさかね〜)。 ちょっとスッキリしなかった所を除けば、最後まで面白かったです。 学生さんでも受けがいい。 | ||||
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SFが本業ではない人なのに、さらりととんでもなくスケールの大きな小説を書く。日本でこんな作家は他にいません。 | ||||
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特殊な能力という面でこの映画を思い出すね。 人知れず集まってきて、能力のない人と対立してしまう とか、能力をあばこうとするとか。 光学に関することは興味あるが、実際サブリミナル効果 のようなものが実現できるかどうかおもしろそう。 霊感が鋭い人とそうでない人がいるのと同様な感じで あるのかもしれないと思わせるのが上手い。 事件を解決していくようなストーリーではないけど なんとなく実際ありそうでなさそうな話。 展開もそれほど複雑でないのがうれしい。 逆に言うと、ものたりないか。 | ||||
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途中まではミツルとその両親を中心に話が進んでいきますが、中盤以降、ミツルを取り巻く人間が中心に展開していきます。 ミツルはある種、神の扱いを受け、ミツル自身も悟りを開いたような言動や行動が見られます。 しかし、ミツルや両親の家族愛を描いて欲しかったし、葛藤や苦しみを読みたかったかな。 | ||||
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音楽のように光を操る少年。 次世代の人間の意思疎通の手段。 音楽ではなく光楽という。 映像作品になることを期待する。 もし,光楽器を作る必要があれば,ぜひ相談してほしい。 三次元空間の音場のような, 光場を設計したい。 | ||||
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若者達がある光に導かれ、集結する。不思議モノ。 スピリチュアルと科学を融合する発想と技術力が凄い。かと言って、マジアックな方向に傾倒していくのではなく、俗っぽさも残すところが上手い。 オーラや気功は、自分は多少の知識があるつもりだったが、97年時点でこれほど科学的に解明されているとは知らなかった。 著者の、相変わらず多種多様な物語を作れる才能に脱帽した。 | ||||
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結局ミツル本人の体がどうだったのかが分からずじまいの歯切れ悪い作品。 光、色に極度に反応する体質の設定は良いにしろ、結論で何がいいたのかさっぱりわからない。 一般文学通算658作品目の感想。通算997冊目の作品。2011/02/05 | ||||
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★3、5 ロックを光の演奏に変えたような話。色彩感覚が豊かになったり、人の心が読めるようになったりとエスカレートしていき、かなりスケールの大きい話になる。まあまあ楽しめる。 | ||||
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光に対して異常に鋭敏な感覚を持った少年が「光学」を通じて,同じような能力を持った若者を覚醒させやがて光から情報を読み取る能力を獲得させるというストーリー.序盤はSFまたはファンタジー的な要素が強いが,社会現象になっていくうちに黒幕が現れてミステリー要素がミックスされてくる.なんといっても,主人公,光瑠のキャラクターがよく描けている.つねに先を見通して,涼しい顔で目標を達成していく姿がかっこいい.光学を単なる自己表現のツールとしてだけでなく人類の進化にまでつなげていく想像力,計画性は天才にふさわしい.自分より頭のよい人の思考パターンを想像するのはなかなか難しいのだがこのあたりの表現力はさすが東野氏という感じがする. | ||||
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みつるが最後に言ったセリフ・・・ それってキリンには当てはまっても人間社会にはあてはまらないよね〜と SFにつまらないつっこみいれてもしょうがないんだけど。 実際にこんな高校生が現れたら世の中どうなるんだろう。 次頁が気になる作品ではあったけど、感じの悪い後味が残る作品でした。 ブルータワーはSFだけど楽しく読めたのに・・・。 もう読みたくないと思ったのは私が今疲れてるだけなのか、私の頭が固いのか。 それとも『ピラミッドの上』にいるから?だとしたらこんな貧乏生活してないか。 現実っぽいこと言ってすいません。ただ作品のテーマが合わなかったかな。 | ||||
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「生まれたばかりの息子は、一瞬光ったように見えた・・・。」 父親に光瑠と名づけられた少年は、やがて天才的な力を発揮する。「光楽」と呼ばれる彼独自の 音楽は、聴く者すべての心に感動を与えた。だが、感動を与えることが真の目的ではなかった・・・。 光瑠の心に秘められた計画とは? 人と違う能力を持つことで周りの人たちから特異な目で見られ、特別扱いされる。それがはたして 幸せなことだろうか。光瑠の持つ特殊な力に反応し彼を崇める人たちがいる一方で、彼の力を利用し 私欲を満たそうとする者たちがいる。このふたつの流れは、光瑠が望む望まないに関わらず、彼を 飲み込んでいく。追う者と追われる者の攻防は、読み手をハラハラさせる。光瑠はこれからどうなる のか?期待しながら読んだが、ラストは「これで終わりなの!?」と叫びたくなってしまうものだった・・・。 「この終わり方は是か非か?」そう思うが、考えようによっては、こういう終わり方がベストなのかも しれない。それにしても、光瑠の奏でる音楽を実際に聴いてみたいものだ。聴けないのがとても残念!! | ||||
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光を演奏することで、何らかのメッセージを発信する天才少年光瑠。光瑠の光の演奏に引かれていく若者たちがおおくなるにつれて、光楽及び光瑠の存在を煙たがる大人たちの魔の手が忍び寄る。 本書は東野圭吾氏の小説でおなじみの推理ものではありません。SFものといってもいいでしょうね。エンディングは、余韻を残す終わり方になっている。 なぜ、本書を書いたのでしょうか。特殊な能力を持つ人間を忌み嫌う既存の人間の傲慢さに嫌気が指したということなのだろうか。「人間ほど世代交代を忌み嫌う生物は地球上には存在しない」という文章が気になる。 | ||||
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現在の著者の書き口を期待して読むと物足りないと感じるかもしれません。 | ||||
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今回は何かSFっぽくて、でもファンタジーっぽくもあり、面白かったです。 東野作品の中で、これが一番好きかもしれません。 | ||||
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光を演奏してメッセージを送ることを「光楽」と呼んでいる。 ある天才少年が、自分にその能力があることを知り、若者を中心に公に向けて、光を発するのである。一度光楽の演奏に酔ったものは、禁断症状を起こす程「光」を求めて彷徨う。そして光楽からメッセージを受け取る能力の持ったものは、次に光を音楽に変えて演奏していくのだ。強いメッセージ性をもった光楽は、それを潰そうとする権力に捉えられてしまう。しかし輝ける光は、その場を光楽によって助け出されるのだ。 「光を演奏する」という行為にエネルギーを感じる新しい時代へのオマージュとも捉えられる小説。 『光のシャワーを浴びるようになってから、薄紙をはぐように雑念が頭から取り除かれていった。光を見ている間は陶酔感に浸れ、魂が自分の肉体から離れてさらに高い次元に達するような感覚がある。』 | ||||
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いるんですよね。世の中には。 超人と呼ばれる人たちが。 瞬時に何桁もの暗算をやってのけたり、本をパッとみただけで全部暗記したり、身体能力でも抜群の超人もいるし。 自分みたいな凡人には超人の苦悩は計り知れないけど、それはそれで大変なんだろうな。 自分を見世物にして生きていくか、ひっそりとその能力を隠して生きていくか。。どちらかだろう。この最後に出てきたご老人のようにその能力を生かしてお金儲けするのも手だなあ。 まあ、所詮凡人には縁のない世界ですが。。 今まで読んだ東野作品とはちょっと違う感じのする作品でした。 のめりこむほどではなかったにしろ、ページをめくるのが楽しみな作品でもありました。 ラストシーンは想像力を逞しくして、光を浴びて下さい。 金色の輝ける光が見えますよ。 | ||||
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東野作品の中では、SF系です。 推理的な要素は、ほとんどない。 でも、こういうのけっこう好きです。 ずっとあやしいと思ってた人が、違ったとか、普通の人が巻き込まれていくとことか、そういうところは、やっぱり上手。 後半は一気でした。 終り方も、好みです。 しっかりした感動的なエンディングではなく、回復の兆しを提示して、あとは読者にゆだねる。 ずるいというか、そうだよな、と思う。 小説の中で、少年が操る虹、光楽。 光に人の思想を託して見せるというもの何となく、ありそう。 小説だから、文字での表現で、イメージしかできないけど、それが余計に良い感じ。 最後は、あなたたちの番だよ、ってことですね。 でも、このあなたたちって、小説だと、「20歳より若い人」なんだよなぁ。 | ||||
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自分の感情を光で発する事ができ、そのメッセージを音楽のように操り演奏する事ができるという特殊能力を持った少年、光瑠。 又、光瑠は常に先が見えているように、次の行動、状況が読める、分かる。 だんだん、光瑠に魅了される若者が増え始め、大人も絡んだ組織の中に入ることになる。 逆に、光瑠自身や、その音楽(光楽)を潰そうとする団体も出てきて、事件まで起きる。 光瑠は言う。「人間は生まれた時から、敵も生まれる。」 東野圭吾は、この世から破壊は無くならないと思っているのだろうか、それとも、なくしたいと思っているのだろうか。 | ||||
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