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分身
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分身の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全126件 21~40 2/7ページ
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ずいぶん前に動物でクローンの実験を耳にしたことがあります。 それが実際に優秀な人間を作るために様々な方法で実験されています。 あってはいけない事が実は地球の何処かで試されているのではと思ってします作品です。 読んでいて怖いなと思いました。 | ||||
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色々な人生があるのですね。深く人間模様を見つめる作品でした。 | ||||
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wowwowで見た。どうしても一言いいたいです。 科学技術の進歩による、あたらな問題を提起することは非常にいいです。 しかし、それは現在実現している状況、もしくは将来実現の可能性がほんの少しでもある状況において、問題提起する必要があります。そうでなければ、ありもしない虚偽で他人の不安を煽るただの煽動者かただの基地外です。こういう科学を理解もせず、理解の飛躍をするのですらなく、自分の好きなように曲解して文章を書く作家は、科学の進歩に非常に害悪で、ちんで欲しいです。 私は本作のような時代、状況の設定の下でこのようにクローンを作成することは絶対にありえないと断言できます。だから、そこでの登場人物の心情や行動に意味を見出すことが全くできない。 私が虚偽だと言いたいのは、卵子を採取してクローンを作ろうとしている点です。 科学というのは、100%必ず段階を追って進めていくものです。できるかどうかわからないクローンを作ろうというのなら、最初は、簡単な受精卵を使うはずです。卵子なんて減数分裂で半数体になってるのに一体どーする???。そんなのちゅー学校で習うでしょう??受精卵なら、2倍体で、そしてすでに発生のスイッチが入っているので、その核を体細胞核で置き換えることでクローンにするほうが一万倍は簡単です。しかし、それでも、他のクローン動物の例からすると初期の成功率は、数千分の一がいいとこでしょう。ところが、作中では百発百中(3発3中、うち1は母体の障害のため出産に至らず)となっている。あり得ない。 これは重箱の隅をつつく細かいことですか?いいえ違います。クローン人間に対する人々の意識は、百発百中でそれが可能な時代と、1000万回やって1回しか成功しない時代とでは、全く異なるはずですよね。槍もって野山を走り回っていた時代と現代と人の意識は同じですか?だったら、1000万回やってやっと成功したという設定で、描写する必要がありますよね? これなら、ドラえもんがコピー人形でクローンを作る方がまだ、最もらしいです。それなら遠い将来という設定でなら有り得ますからね(笑)。 このように、科学を自分の都合のいいように曲げて理解し、しかも、それを大衆に吹聴する輩は、本当に気持ち悪いです。 中学校からやり直したほうがいいのではないでしょうか? | ||||
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東野圭吾の作品の対象は多彩で、それぞれに特別の感動や驚きがある。 人間のクローンの技術的・医療的操作の問題は現在も手をつけられないタブーの領域である。小説は細かいことは現在の技術。医療レベルとの違いを感じるが、東野圭吾の複雑なストーリ展開で興味深く読むことができた。 最近ネタ切れ気味の村上春樹が随筆に「自分には小説の材料になる引き出しが沢山あるのだ」と豪語していたが、どうやら彼には引き出しの付いた箪笥は一つしかないらしいことが見えてきたのに対し、東野圭吾は沢山の引き出し付きの箪笥をいくつも持っていると感じさせる。これからも我々を飽きさせることはなさそうだ。 | ||||
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函館市生まれの氏家鞠子は18歳。札幌の大学に通っている。最近、自分にそっくりな女性がテレビ出演していたと聞いた―。小林双葉は東京の女子大生で20歳。アマチュアバンドの歌手だが、なぜか母親からテレビ出演を禁止される。鞠子と双葉、この二人を結ぶものは何か?現代医学の危険な領域を描くサスペンス長篇。 | ||||
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何回でも読み直します。東野圭吾の本は、なかなか図書館で借りれないので。 | ||||
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氏家鞠子と小林双葉。 それぞれ北海道・東京に住まう、あまりにもそっくりすぎる女子大生。 その彼女たちが、自らの出生にまつわる真実を追求していく医学ミステリー・サスペンス。 物語は、鞠子の「私」と双葉の「あたし」との、それぞれの視点からなる「章」が交互に描かれる構成。 遠く離れた2つの点が、徐々に一方の点につながりを求め、次第次第にそのつながりが強くなっていく。 まるで、対極点から始めたジグソーパズルのようです。 一方の対極点に向かって徐々にハマっていき、最後のピースが埋まるまでの姿を身を乗り出して見守る感覚。 読み進めるうちに、否が応でも気持ちが高まっていきます。 章ごとに視点がガラッと変わってしまうので、章の冒頭に、それまでの流れを総括している部分をいくつか用意いただいたのは、作者のご配慮を感じた部分でもあります。 そして、随所にみられる、「命」や「人間の存在」に関する記載。 ここでは具体的に触れることはいたしませんが、(本作執筆当時の?)最先端医学に絡む倫理的な問題や、そもそも人間の存在とは?といった点に触れられている部分。 考えさせられ、大変奥深いと感じました。 私ごとながら、今年読了100冊目の節目の一冊。 その大切な一冊がこの作品でよかった。 そう思わせてくれる、良作です。 | ||||
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東野圭吾にしては終わり方が雑すぎ、あれでは日本の中心的な存在の組織にすぐに捕まってもっと酷い事になってると思う。 | ||||
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倫理より、学術的好奇心に自分を抑えきれずに突き進む、心の瑕疵。 人類の発展の為という大義名分(錦の御旗)の下、不可侵の領域に足を踏み入れ、タブーを犯す。 悪魔の囁きに心折れ、越えてはならない一線を越えたことすらも、正当化しようとする、人間の浅ましい感情。 矜持はいずこ? 悪事も露見しなければOk、ばれたら、“すべては私の不徳の致すところです”って言えば済むって思っている匂いが。 正当なる努力をしている者も、色眼鏡で見られる、不条理さ。 | ||||
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プラチナデータでは、DNAで 個人を特定するという仮説を 組み立てて、 2重人格というパターンで 物語を構成した。 確かに,ヒトゲノムの遺伝子解析は2003年に完了した。 ポストゲノムという時代には こういう装いの作品が生まれるだろう。 分身は 1993年に発表され、1996年に文庫で出ている。 『体外受精そしてクーロン』というテーマで、 小林双葉と氏家鞠子という そっくりな一つ違いの主人公が それぞれのきっかけがあり、その出生を探り出す。 二人が パラレルな物語をつむぎ、東京と北海道で繰り広げられる。 小林双葉は、母親は看護師。そして父親は知らない。 テレビの歌の番組にでることで、何かが 動き始める。 母親は ひき逃げによって 死んでしまう。 それは 故意の殺人 であるが,警察はうやむやにする。 母親が死ぬ前日に訪問した 北斗医科大学の教授 藤村をたずねるが。 氏家鞠子は、母親に似ていないということを気にしていた。 何かが,空々しい家庭環境で、ガス爆発で 母親を亡くした。 戸籍の上では ちゃんとした娘になっているのだが、 小林双葉と同じ頃から 少しづつ変化していく何かを見ていた。 父親が学生の頃にいた東京に手がかりがあると思って 友人のつてで 下条と言う女性と一緒に父親の過去を たぐり寄せていく。 シスター細野は言った 『お父さんが誰か,お母さんが誰かということは人にとって それほど重要なことではありません。どの人も皆、神の子どもなのです。 神の意思に背いて生まれてきた人など、この世には存在しないのです。』 二人が出会うことで 何が始めるのか。 そして、高城晶子は どうするのだろうか。 | ||||
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二人の話が交互に展開されるのが良かったし、早く次の章が読みたくてどんどん進んだ。 後半からのストーリーは素晴らしい。 | ||||
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東野圭吾さんの良さが、十二分に発揮された良作と思います。 本書は、鞠子と双葉という、二人の主人公が登場します。 そして、鞠子の章、双葉の章、というふうに、 交互に二人の主人公を描きながら、物語は進みます。 東野圭吾さんらしく、多くの伏線が、読者に示され、 終盤にゆくにつれて、その伏線が、一気に重なってゆく様は、 素晴らしいものがあります。 そして、ラストシーンもまた、東野圭吾さんらしいです。 読者は、後ろ髪をひかれる思いです。 ああ、もうこれで終わりなの?そう思わせる、 余韻を残す、絶妙の終わり方。 | ||||
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東野圭吾さんの良さが、十二分に発揮された良作と思います。 本書は、鞠子と双葉という、二人の主人公が登場します。 そして、鞠子の章、双葉の章、というふうに、 交互に二人の主人公を描きながら、物語は進みます。 東野圭吾さんらしく、多くの伏線が、読者に示され、 終盤にゆくにつれて、その伏線が、一気に重なってゆく様は、 素晴らしいものがあります。 そして、ラストシーンもまた、東野圭吾さんらしいです。 読者は、後ろ髪をひかれる思いです。 ああ、もうこれで終わりなの?そう思わせる、 余韻を残す、絶妙の終わり方。 | ||||
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分身というタイトルからいろいろ想像できるので、 そんなに大きな驚きはないのですが、 2人の視点で進められる物語が、 どこかでリンクしていて、だけどすれ違って、 というもどかしい状態が続いていく。 そこに読む意欲みたいなものが触発されて どんどん面白くなっていく。 いかにして相手と会ったのか、 そこにワクワクすることができれば、 すごく楽しめる作品だと思います。 医療モノとしての新しさはすでに薄れているかも。 | ||||
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一般人には想像もつかない研究がこの世では行われているんだろうけど、人間のクローンが実際に可能だったら怖い話だ。 二人の若い娘たちの今後はどうなっていくのか気になる。 とにかく、少しでも幸せになっていってもらいたいものだ。 | ||||
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そうかぁ…と思いました。 科学的な要素が強いはずのお話なのに、気持ちの揺れが切ないです。 登場人物が魅力的でした。 | ||||
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鞠子の章、双葉の章と別れていてとっても読みやすく、、、内容にも引き込まれていっきに読み終えてしまいました。 | ||||
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初めて読む東野圭吾さんの作品です。ある程度予想つけますが、やはり面白かったです、本の状態も文句なし、また利用しようと思います。 | ||||
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いくら遺伝子が同一でも、20年近くも別々に育っていれば、外見にも多少の違いはあるだろう。 現実の世界だったら、こんな大事件になることはなく、「他人の空似」で終わっていたと思う。 それを、医学界や政界を揺るがす大事件にしてしまうのだから、展開は強引だと思う。 だけど、その展開が面白くて、一気に読み終えてしまった。 | ||||
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暇な日曜日に、あっという間に読みきってしまった。 東野作品の特徴が存分に感じられる、良い作品と思います。 | ||||
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