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同級生
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同級生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全85件 21~40 2/5ページ
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「本格学園推理は、デビュー作の『放課後』以来、二作目である。」と、東野圭吾氏による『あとがき』に。 驚いたことが2つ。 1つ目は、学園ものってほかになかったっけ?というもの。 ん?『魔球』は?と思いつつも、確かに学生は学生でも大学生のものがちらほら見受けられるなぁと。 2つ目は、デビュー作以来の文庫版を読み続けてますが、著者自身による『あとがき』は初めて拝読。 本作には大変苦労されたとのこと。それで『あとがき』を書かれたとのこと。 う~~む、『あとがき』書く理由ってそういうものなのかぁ?と、作家でない私には新鮮な感覚。 『あとがき』には、東野氏の、学生時代の教師に想いが書かれています。 なるほど、本作を通じ、ろくな教師が登場しないのはこのせいか、と納得。 そして、肝心の物語はというと... 主人公の「俺」こと西原壮一を中心とした人間関係にまつわる事件群とその謎解き。 高校生がそこまでできるか!?...といった飛躍感はそれなりにはありますが... そういった細かい点はさておき、さすが東野作品。 ミステリーの構造とつながり、そして事件の裏に潜む人間の強い想い。 読後の余韻とともに、いつもながら感服させられます。 様々に張り巡らされた伏線。 物語半ばでは様々に形を変え、拡散と収縮を繰り返す展開。 それらが終盤に向けて一気に収束し、巧みな技が込められた壮大な建造物の全体像を俯瞰するような読後感。 この感覚が、私にとって中毒性をもたらす東野作品の特徴のように思えてきました。 | ||||
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惚れた男を想い、信じ、尽くした結果、裏切られ、ゆえに、困らそうとする女。 その一方、身を呈し庇おうとする女もいる。 責任の所在を他人に押し付け、女を不幸に落とす男たち。 それでも、そんなおバカな男を優しく転がす女。 女性の前では、男はいくつになっても子供。 そんな女性に対する、いとおしさ(可愛さ)半分、怖さ半分。 この謎は永遠に解けそうにない。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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例によってトリックがいかにも作り物、机上の空論的なかんじがしました。 また、ラスト近くで明かされる、キャプテンが本当に好きだった娘、あるいは 主人公が何度も殺されかけた理由などが、なんだか取ってつけたような 気がしたのは私だけでしょうか・・・。 | ||||
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主人公が身勝手なヒロイズムや復讐心でやったことが、周囲を振り回し、何人もの犠牲者を出してしまう。 しかも、主人公は、そういう結果になったのをすべて教師や他の生徒のせいだ思っている。 こういう高校生も実在するのだろうが、エンタメ小説としては読後感が悪いし、学校の隠ぺい体質批判などの 社会派小説としては視点が一方的過ぎる。 | ||||
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面白い作品でした。 他作品と比べると、インパクトは少し控えめな印象。 | ||||
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読みやすいし、分かりやすい。 あちこちに散りばめられた伏線が回収されていく様は心地よい。 学園恋愛ものとしても読める作品。 主人公の胆の据わりようには驚かされる。 | ||||
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東野作品の中で、私はこの作品が一番好きです。 登場人物一人一人のちょっとした発言、動作が伏線になっており、最初から最後まで、よく練られた、洗練された珠玉の一作。 しかしちょっと違和感を感じたのは、主人公やその仲間たちの目のつけどころ、聞き込みの仕方などが、当事者のわりにやや不自然なほど冷静かつ客観的で、とても「普通の高校生」とは思えない所。 この学校は「探偵養成学校」だっけ?この人たちは高校生探偵集団か?と思ってしまいました。 私としては早く事件の真相を知りたいので、彼らがこれくらい賢く冷静で物分りのよいほうが煩わしくなくていいのですが。 | ||||
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とても面白かったです。主人公の妹がもう少し絡んでくるのかと思いましたが。 | ||||
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事故死した同級生は妊娠していた. 事故の背景とその後に起きる教師の死の真相は? 謎のある死と,その謎解きを超えた背景の真相という東野氏らしいミステリー. 繰り返し登場する妹の存在が,こういう形で真相に関わっていたことが 最大の意外性かもしれない. このあたりの舞台設定はいつもながらうまい. ただ,序盤から思わせぶりな発言ややり取りがかなり多く, 真相に至るプロセスがやや冗長な印象. 真相の見せ方のテクニック・構成力に試行錯誤を感じる. | ||||
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読み始めて思うのが、主人公が読者に対して自分の秘密が多いこと。 この辺りが物語を面白くしていくところなんでしょうが、わりとこの作者にはありがちなような気がします。 それにしても少しはいい先生も登場してもよさそうな気がしますが、登場する先生の多くはいいようには描写されていません。 後半は面白くなってきて一気に読めます。読後感もまあ良いほうだと思います。 | ||||
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同じ男として主人公の行動に共感するところがあり、面白かった。 学園物も好きだし、キモであるミステリーも存分に楽しめました。(^^♪ | ||||
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コメントを入れないと評価できないのは、とても残念です。 特にコメントは無くても、とても満足していても、コメントが面倒で、 評価できないことがよくあります。 | ||||
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高校時代迄を過ごした実家に帰っていた際に読んだせいか、若かりし頃の思い、悩み、家族や友人との関係、また、青春の日々を送った学び舎を思い起こしながら、一気に読むことができました。まだ映像化されていないと思いますが、されたらとても面白いものになるのかなと期待しています。 | ||||
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生徒は難しい年頃なの。 主人公が探偵もどきなのはやっぱりミステリー小説だから しょうがないのか、、、 やたら推理したりひらめいたりするのがこわい。 それでも、最初から熱中して読めました。 すこしずつ隠された事実が出てくるので 結局なんでもありかとおもわれるところもありますが 生活指導の先生はちょっとかわいそうかな。 | ||||
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東野氏の青春もの推理ってどれもこれも青春という爽やかなイメージがこれほど似合わない、屈折したダークな内容のものばかりな気がします。本作は氏がしばらく青春ものから離れていた時期に発表された作品。とにかく作者自身が教師が嫌いと明言しているだけあって、教師に対する敵意が凄い作品です。作者も確信犯なのでしょうが、青春ものなのに主人公を含め誰も共感できる人物が出てこないのも徹底しています。 本格推理としては事件の真相があまり面白くないのですが、教師、学校を徹底的に敵視する主人公の屈折した姿に主眼を置いた物語だとして読むと異色の学園推理ものとして楽しめるでしょう。 | ||||
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この学園ミステリーによって、東野氏は人気を不動のものとしたといって過言ではありません。登場人物の心理描写に、東野氏は長けています。デビュー作の放課後と違い肩の力が抜けて,伸びー伸びとした作品に仕上がっています。良い本なのて、ぜひ読んでください。 | ||||
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少女が死亡した原因は自分にあるのを棚に上げ、全て教師のせいにして逆恨みする主人公の身勝手さや教師の死でさえも一片の同情もせず、あのようなひどいことを言ってる主人公の性格の悪さに嫌悪感がわいた。 また、出てくる教師は、外見も人格も全否定で可哀そうです。 主人公はというと、被害者家族にも教師にも学校にも野球部員にも家族にも迷惑をかけるだけかけ、反省や自覚もない自己中心的でしょうもない奴。 しかし、振り返ってみると、こういう人、クラスにいたかもって思います。 | ||||
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序章のモノローグ、最初に読み手に少し先入観を印象付けておいて、 実はそれは謎解きに関係せず、 振り返れば主人公のプライベートな心情や行動の補足だったという。 謎解き自体はあっさりめ、 同級生の死で右往左往する高校生達の姿を読むのが味わいかも。 10代ならではの衝動的なところ、学校や大人に対しての不信感とか、 覚えがあるなあと。 でも、主人公に感情移入は出来ず、むしろ緋絽子ちゃんに好感。 あの中で大人だったのは、きっと彼女だけ。 大人にもそれぞれ事情があるんだよー、 とすっかり年喰った今となっては思えます。 | ||||
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おもしろかったです。 傑作青春ミステリーの名に恥じない作品でした。 主人公の葛藤が非常にありがちで分かりやすかったです。 終わってみれば、全ての事件がボタンの掛け違いによるものでしたが、起こってしまったのですね。 少し悲しい顛末でした。 | ||||
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