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鳥人計画
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鳥人計画の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 1~20 1/2ページ
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途中で犯人が分かり、犯人の視点で話が進むので面白いです。 | ||||
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梱包も丁寧で破損もなく、当日に届いたのでびっくりしました。 | ||||
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それなりに面白く読んだ。 | ||||
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★★★★☆ | ||||
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中古とは思えない綺麗さ! | ||||
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人間は「ありのまま」がいいな! 読み終えた時、最初に感じた思いです。 彼女(夕子)と待ち合わせた宮の森シャンツェで、彼氏である若き天才ジャンパー(楡井明)が彼女の目の前で変死するところから物語が始まります。 本作は「スキージャンプ」を舞台に、選手・コーチ・監督それにサポートするスタッフそれぞれが頂点を目指し、時に挫折また時に選手同士・スタッフ陣営の嫉妬心を織り交ぜ、それぞれの立場の様々な感情を非常に巧く描かれており、大変読み応えがある作品でした。スキージャンプ界の専門用語やルールが要所で出てくるのですが、こちらも解りやすく説明が成されておりストレスなく物語に入り込めました。 少し前に(走り高跳び)の日本記録保持者だったかな?自分の跳躍を録画し、パソコンの専用ソフトを使って、自分自身の跳躍の研究をしているという事をテレビの特集でみました。 本編も最先端テクノロジーを駆使したトレーニングマシンによる「サイボーグ化」計画!当事としては先駆けくらいなのかな?ちょっと怖い気もしますが、これも時代の流れなんですね。 アスリートは別として、一般人は「ありのまま」がいいなと思いました。 東野圭吾さんの作品、次また読むのが楽しみです。大変良い作品でした。 | ||||
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東野圭吾さんの第11作ですが題名から第1印象はSFかな?と思いましたが結果は大きな的外れでもなかったウインタースポーツ、スキーについてのミステリーですね。推理小説の醍醐味の誰が?は早々に答が出ますが、なぜ?どのように?密告者は誰か?の興味で読ませ最後に複雑なもう一捻りが加えられていますね。私には死者である天真爛漫な楡井の心中を察するに本当に可哀そうで堪りませんね。「サイバード」巧く考えたものですね。スポーツは正々堂々と人間らしく勝負するのが望ましいですね。とは言え科学も必要だけど但し行き過ぎは駄目ですね。 私のネームの009は勿論あの今は亡き石ノ森章太郎先生の名作マンガを愛するが故なのですが、元々9人の戦士達は死の商人・ブラックゴースト団によって世界各地から誘拐されて無理矢理に改造手術を受けさせられた暗い悲劇のストーリーなのですね。それはともかく、日本のプロ野球界では昔あの世界の王選手の一本足打法を真似してある程度の成功を収めた選手がいましたが、まあ(100%のコピー人間ではなく)それくらいならばまだ罪がなく非人間的でもなく世間的に許されそうな気がしますね。だけど人間って弱いからね。それもまた真実ですよね。 | ||||
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パターンに嵌らない作者の傑作の一つと言って良いだろう。中盤から倒叙が入ってきて本格のスリルは若干軽減されるが。スポーツをめぐる人間ドラマで、真犯人が挙がるまで幾重にも伏線が張り巡らされている。ありえないような心理描写も、「犯罪はこうして起こるのものなのか」と、つくづく考えさせられる。 | ||||
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非現実的な部分は多少あるが、小説なので面白く一気に読み終えた。 | ||||
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ジャンプのことをほとんど知らなかったので、そうか、そうかと思いながら読んだ。犯罪の点については、交錯する人間の思いが深く、飽きずに読んだ。Hatefulな人や可哀想な人、強い人、弱い人。 多作な著者。今後も楽しみ。 | ||||
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東野圭吾作品を出版順に読み込んでいこうとばかりに、『放課後』から読み進めて、11作目の本作。 本作に触れても、同氏の作品の変化・進化・深化・高度化ぶりがひしひしと伝わってくる作品です。 意外に早い段階で判明し、逮捕されてしまう犯人。 解明すべき謎が二転三転する展開。 謎解きや物語の主体となるべき殺人事件をも脇役に回してしまいそうなほどの鳥人計画。 スキージャンプ界という閉ざされた世界の中でも、多種多様なキャラクターたち。 図やグラフの活用によって効果的で臨場感を高めてくれる、スキージャンプの各種分析資料。 この場ではあまり細かなことは申し上げられませんが、あの手この手で楽しませてくれるこの物語は、とある有名遊園地の超人気アトラクションのようにホスピタリティがあふれているように感じました。 冬季五輪等の際にテレビでは幾度となく拝見したけれど、あんまり理解できていなかったスキージャンプの仕組み・ルールやその世界観についても、とっても勉強になりました。 文庫版の解説ではないですが、また、冬季五輪の頃に読み返したくなる良作です♪ | ||||
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面白いと思います。 天才スポーツ選手を巻き込んだ殺人事件。 様々な人間の思惑が交錯します。 | ||||
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東野圭吾さんの作品を読むたび、彼の幅の広さに驚かされます。 いつも思うのはさすが理系!ということ。 登場人物では楡井君がとても印象に残っています。天才を上手く表してるなあと思いました。彼の最後、切なかったです。 私もスポーツをしていたので峰岸さんのやるせない気持ち分かりました。スポーツをやっていた人にとっては深く考えさせられる作品だったと思います。試技中の描写にはぞくぞくさせられました。 東野さんらしくスラスラ読める作品でした。何となく次が読めるのですが、それでも感心する展開でした。 個人的にはすごく面白かったです。少なくとも読んでみて外れだってことはないと思います。 | ||||
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東野圭吾さんの作品。 1989年に出版された。 だから初期東野作品にある図面とか出てくる。 科学的な要素が最近の作品以上に強いのも特徴的。 本書を読むと今との違いがはっきり分かるので良い。 今のはどちらかというと映像化されても問題ないように意識しているように 感じる・・。いいのか悪いのかは別にして。 本作では犯人である峰岸コーチが早い段階で逮捕される。 警察陣と峰岸自身がそれぞれに密告者は誰なのかを推理していく 過程は面白い。犯人探しのみになりがちなミステリーとは違う。 密室物でもない設定にしていることからも新しいミステリを模索していた 苦労が伺える。 ウィンタースポーツの世界、五輪やドーピング。 効率的な練習方法の模索。 ドーピングにせよ非人間的な練習にせよ才能が無いと どうしようもないのではないかと思えてしまった。 無論才能ある人を活かすためにも能率を求める必要はあるのだが・・ 杉江父のように勝つことを求めて過程を忘れてしまう事の無いようにしたい。 楡井明を殺害した真犯人を共に追って欲しい。 | ||||
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ストーリーの二転三転でハラハラドキドキして読みながらも、合宿やらトレーニングやら情熱な青春の代弁のようなものが羨ましかった。この本を読み終えたら、自分の日常的な悩みなどちっぽけなものと思ってしまうぐらい、大いに感動した。読んだら前向きになれて励まされた一冊です。 | ||||
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まずまず面白かったですが、うーん!って感じでした。犯人があの人だったとは!と思いましたが 火サスみたいな無理やりな終わり方に感じたのはオイラだけでしょうか。 | ||||
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科学的トレーニングをテーマにしたスポーツミステリーであるが, 力のベクトルやグラフが登場するミステリーはなかなかあるまい. スキージャンプをテーマに選んだところが,元エンジニアの東野氏の見識の高さである. 何らかの企業ぐるみの特殊なトレーニングがあり, それが動機の一部になっていることが徐々に明らかになっていくが, その内容の具体性・リアリティにも感心させられる. 犯行の動機として,このようなトレーニングへの葛藤や 人間性が扱われているところも面白い. ミステリーとしてもドーピングを扱ったスポーツ小説としても楽しめる一作. | ||||
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ジャンプ競技の世界を描いて 選手とコ−チの 強くなりたい、勝ちたい気持ちが 事件をまき起こす 夫々の気持ちの葛藤が 面白かった・・・ 親子・家族・選手・監督・コ−チ・スタッフ 色々な人が競技には関わっている。 夫々が動機を持っているようないないような・・・ 運動選手の才能の有無は 人生に大きな影響を与えます。 本当は どうなの??と思って 最期まで 読みきってしまいます・・・ | ||||
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小説はドラマや映画と違い 登場人物はきっとこんな顔だろうなとか 想像するのもまた楽しいです。 なかでもこの「鳥人計画」の楡井君は、いろいろと想像してしまいます。 孤独のような、能天気のような・・・。 嵐でいえば、相葉君あたりが ドラマで主演したら、いいかな? お話も、素晴らしいと思います。 もう少し、楡井君の恋人に対する愛情表現とか ジャンプに対する熱意とかのエピソードが入っていると 彼にもっと同情できるのかなとは思います。 文庫本の表紙が、珍しくイメージぴったり。 雪に鳥のようなくぼみがついていて。 なんか文庫本の表紙、いつも地味すぎて、 もっと表紙考えたら、手に取る人も多いだろうに なんて余計な心配することが多いです。 「鳥人計画」いい作品です。 | ||||
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90年代前半にもともと新潮ミステリー倶楽部のシリーズの一冊として出た作品で、このシリーズとしてはスキーのジャンプ競技を扱ったミステリーかつ後半はSFチックな要素が入るなど、かなりの異色の作品。内容としては殺人事件を扱ったフーダニットものだが、比較的早く犯人が割れてしまうものの、犯人が誰が自分を犯人と見破ったのかの謎に興味が移り、最終的には謎の実験の真相と、かなり凝ったプロットになっている。やや、その奇抜さに推理小説としての本来の魅力が相殺されてしまっている感もあるが、その後の著作でもモチーフとなるスキー競技を初めてフィーチャーした作品としても興味深い作品である。 | ||||
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