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鳥人計画
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鳥人計画の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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相変わらずの二重三重のトラックには驚かされましたが、自分としては展開スピードが… | ||||
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ウィンタースポーツ好きの東野圭吾らしく「鳥人計画」は、比較的スポットの当たる事の少ないジャンプ競技に関する詳細な知識を注ぎ込んだ科学的プロジェクトだが、マユツバものの域は出まい。が、最先端の科学技術がスポーツ解析と結び付けば、あるいはと言う可能性を感じたし、この計画の非人道さとスポーツ界の勝利至上主義を巡る言説は、読み応えがあり面白かった。 犯人が明かされている倒叙ミステリだが、東野圭吾らしい仕掛けがあって、ラストまで気が抜けなかった。倒叙ミステリの新趣向として評価したい。 | ||||
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最後まで飽きずに読めます。 プロットが面白いです。 ただ、そんな理由で人は殺人をしない。 裏切りが分かったら、問い詰めて縁を切るだけでしょ。 また真似ると言うことはそのモデルを決して超えないと言うこと。 そんな練習に何億円もかけることはないと思う。 アンドロイドの製造かな、かなり非現実的でした。 さらに、最後の場面で瀕死の人に毒を盛るなんてできないと思う。 助けたい一心になると思う。 | ||||
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全ては〇〇のためにって、真実は我欲の夢を叶えるため。 誰かを守るためという思考が、心の弱さをつき、誤った行動に導く。 他の可能性を考えることさえ放棄して、自らのあ~まい未来予測に固執してしまう。 天才と狂人は紙一重。 他人からは、うまく理解されないが、天才とは選ばれし者であり、才能のない者には太刀打ち出来ない。 一流のプロの真似をすることが上達の早道だか、自分の個性を殺してまでパクることは違う。 正しくは、守・破・離であり、新しい波は必ず来る。 現状維持とは後退を意味するものなり。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は1日で読みおるものばかりなのに、この作品はなかなかすすまなかった。 最近の作品は読みやすくつくられているからなのでしょうか? スキージャンプという設定にもあまり惹かれなかったのかもしれません。 | ||||
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どこまでが事実なのかは分かりませんが、現代の世界を制するスポーツマンは、 多かれ少なかれ似たようなことをやってるんだろうなと思わずにいられませんでした。 翔太のように素朴に「楽しいから頑張る」というのがスポーツ本来の姿なのだと思いますが、 それを許さないのが、彼らをとりまく多くの亡者たちということなのでしょう。 あ、トリックはどうでもいいと書きましたが、作品中ほんのちょびっとしか登場しない 人間が犯人だったというのはちょっと狡いと思ったのは私だけでしょうか。 | ||||
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スキージャンプをテーマにしたミステリーです。 序盤に多くの登場人物が出てくるので頭の中で人物関係を組み立てるのが大変です。 スキージャンプに興味が無いと最初は物語のテンションに乗るまでしんどいかもしれません。 中盤から後半は物語の展開がどんどん変わっていきます。 殺人の動機は最後にようやくはっきりして行きます。 少しだけスキージャンプに興味が出ました。 それにしても、スポーツとは楽しむものなのか、結果のためにはどんな手を使ってもいいのか考えさせられます。 | ||||
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天才スキージャンパーが何者かによって殺害される。フーダニット小説ではなく、犯人側からの心理描写で物語は進む。 物語テーマと、犯人側を描く手法は画期的で面白い。ただ、タイトル「鳥人計画」から連想される通りの展開になっており、捻りが欲しかった。 それと、この小説最大の欠点はキャラが立ってない点。東野圭吾初期作は、度々こういった似たようなキャラが何人も出てきて把握するのに一苦労する。 総じて、惜しいと感じる作品。 | ||||
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冒頭から犯人を確定した展開は東野作品でもめずらしい。スキーの跳躍システムなるものを考える点などはすばらしい。一般文学328作品目の感想。2011/01/31 | ||||
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スキージャンプを題材にした殺人事件。 スキーを題材にした作品は少なく、手に取った理由は「スキーを題材にしているから」という理由からでした。 スキー自体は描写が薄く、「スキーの楽しさが伝わる作品」という面では今二つくらいの作品でした(まあ当然ですが)。 ミステリーとしてはとにかく「何も聞かず最後まで読め」といったところでしょうか。 個人的に感服したのは選手のジャンプの欠点を、簡潔に表現したところ。 欠点を簡潔に表現しながらも謎を残す作りは、東野先生の調査の綿密さを示しているのではないでしょうか。 | ||||
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スポーツ科学とミステリー。 スポーツ界における嫉妬と欲望と苦悩が書かれていて、面白い。 少し物足りなさを感じる人もいると思うけど、さっと読めて、いい。 | ||||
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導入からワクワクする。設定も「誰が告発者か」というなかなかのもの。 徐々に謎が明らかになり、そこで発覚したやるせない事実。 途中でなんか謎がわかってしまうけど、楽しく読める。冬の夜中に読むと格別。オリンピックを見ながらどうぞ。 | ||||
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普通ミステリーというと誰が犯人なのかを推理していくものですが、この作品は違います。犯人は前半で明かされ、その犯人がなぜ犯行に至ったのかを推理していきます。スポーツの世界の勝利至上主義に警鐘を鳴らす作品です。 | ||||
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平凡といった印象。 まずスキージャンプと言う競技に馴染みが無いため、それを理解しようと考える。 一方で警察が犯人を、犯人が密告者を推理する。という物語が展開し、 更に選手、コーチなどの登場人物の多さ....など全体的に散漫な印象を受けた。 後半は作品の本来持つテーマ性が発揮されて巻き返した。という印象。 | ||||
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他の東野作品とくらべると、一人ひとりの感情描写がもう少し、といったところですが、ミステリーとしてはそこそこ楽しめる作品です。特に、犯人側からの心情をつづっているところなんかは、他の作家にはない面白みではないでしょうか。 | ||||
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直ぐに殺されてしまう鳥人「楡井(にれい)」というキャラクターの個性が 最後の最後まで印象強く描かれています。出番は少ないのですが、東野先生 の作品の中でも非常に良い味を出しているキャラクターだと思いました。 私はスキー(スノボー含む)はあまりしないのですが、そんなこと関係なし に楽しめました。映画化等はちょっと難しそう(結構地味な感じなので)で すが一小説としての完成度はなかなかのものです。 途中から大きくストーリーが傾いていきますが、それがなんとも奇妙であり 、面白くもあります。この時点で東野圭吾先生の作品だなと強く感じました 。 結構、地味な感じの作品ではあると思いますがスキー競技を題材としている 珍しいものでもあります。是非♪ ps.スキーに対する知識は特に必要ありません。好きだと尚更楽しめるかも しれませんね。(笑) | ||||
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~プロスキーヤー殺人事件を巡るミステリー。犯人が中盤で逮捕されてしまい、興味は動機と、犯人に密告/強迫文を送った人物を犯人が探す、という探偵役のフーダニット、というミステリマニアがニヤリとする趣向はあるものの、あまり本格ミステリという感じはしない。もちろんツイストはいろいろと用意されてはいるのだが、“鳥人計画”が少々~~現実離れしていることや、ジャンプ/スキーの現状が細かく描かれていることもあって、ポリティカル・フィクションを読んでいるような感覚だった。ミステリ的な興奮よりも、ジャンプ競技をテーマにしたサスペンス、というのが妥当な分類か。~ | ||||
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和製ニッカネンと評された若き天才ジャンパー・楡井が恋人の目の前で毒殺される。直後、コーチの峰岸のもとに「自首しなさい」と手紙が送りつけられ、警察にも「(峰岸を)即刻逮捕されたし」と認められた告発状が届く。こうして、読者の関心は誰が殺したのか(フーダニット)からなぜ殺したのか、いかに殺したのかへ、そして誰が密告したのかへと微妙にずらされていく。その過程で暴かれるサイバード・システムの秘密。それはサイボーグとバードを組み合わせた語で、科学力を駆使した天才ジャンパー養成システム、つまり鳥人計画のこと。このグロテスクなまでに非人間的な企みを軸として、野心と打算、愛憎が織りなす危うい均衡の上に物語は進む。緊密な伏線と絶妙なトリックをしかける達者な筆。しかし、最後に明かされる「真実」がやや技巧的で説得力に欠ける。人間感情の陰翳をめぐる書き込みが足りない。 | ||||
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事件が起こり、最初の段階で早々と犯人が捕まってしまう。しかし、動機が分からない。そして密告者は誰なのか?犯人を推理するのではなく、動機や、密告者が誰であるのかを推理する、異色のミステリーだった。完全犯罪をたくらむ犯人を見事に欺いたのは?北海道が舞台の作品だったので、とても身近な感じがした。より遠くへ飛ぶために、実際のジャンパーも並々ならぬ努力を重ねているという。「人を鳥のように・・・。」もし、この作品の中に書かれている事が実際に行われていることだとしたら、とても恐ろしいことだと思う。あくまでも物語なので、ほっとして本を閉じた。ジャンプにはいつまでもロマンを感じていたいと思っている。 | ||||
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