■スポンサードリンク
容疑者Xの献身
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
容疑者Xの献身の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全704件 361~380 19/36ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 東野圭吾さんの本を読んだことがない人に、どれか一冊だけ薦めるとしたら、これです。 「ガリレオ」シリーズを読んだことがない人でも、問題なく楽しめると思います。 天才的な頭脳を持ちながら、高校の数学教師に甘んじてアパート暮らしをしている、どこかパラノイア的なところがある男「石神」と、彼の旧友でもある探偵ガリレオの頭脳戦。 序盤を読んで、トリックが分かったと思った人は、最後に「あっ」と驚かされます。 途中でトリックが読めた人でも、ヒロイン靖子の心の動きにぐっと来るでしょう。 石神の人物像も面白いですが、作者は女性の心理を描くのが本当に上手いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 東野圭吾さんの作品って途中まで読ませますが どれも後味が悪いですよね。 そんな中でもこの作品はまだ後味が悪くない部類に入りますが それでも若干後味が悪い。 わたしが気にいらなかったのは、石神が無関係なホームレスを殺す一点のみ。 例えサスペンスで人が殺されると判っていても、 無関係で哀れな男が殺されるというのは心が痛みます。 作者はどういう気持ちでこの作品を書いたのでしょうか。 「白夜行」でもこれに似たエピソードが出てきますが 非常に嫌なものが残ります。 でもこれが東野ワールドなんでしょうね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 引き込まれ、すぐに読破しました。 非常に面白かったです。 この作品に限らず、東野圭吾さんの作品は表現が直接的で、 揶揄や読者に想像させるところが少なく、小説っぽくないとか 低レベルとあまり良くない感想を述べられる方もいらっしゃいますが、 逆にそこが一番の良さでもあると私は思っています。 仕事等さまざまなことでなかなか纏まった時間を読書に充てられない人にとっては 東野さんの作品は少し間をおいてもすぐにまた本の世界に戻ることができやすく、 大変重宝しています。 また、必ずといっていいほど、意外な展開をいくつか用意してくれますし、 読後にさほど重くない(たまに重い命題のものもありますが)程度、 人生を考えさせるような読後感を与えてくれます。 この作品もそう、最後の最後の文章、 犯人がとった行動にあなたは何を感じるでしょうか。 もう一度読みたくなる作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 著者が134回直木賞を受賞したさいの作品です。帯に「週刊文春傑作ミステリーベストテン」第1位、「このミステリーがすごい」第1位、「本格ミステリ・ベストテン」第1位、の3冠達成とあります。 ミステリーはあまり読みませんが、よくできていました。殺人犯の物語で、犯人は最初から分っているのですが、当該事件の殺人の話だけでなく、そういうこともしくんでいたのかと、最後におどろかされます(オフレコですが)。 問題の犯人は高校の数学の教師で石神といい、すごく優秀な人物でしたが、わけあって今、高校の先生をしています。隣に娘がひとりいる離婚した花岡靖子という女性が住み(お弁当屋さんで働いている、もとバーで勤務していた)、彼女に元の夫・富樫がヨリを戻そうとつきまとい、そこから絞殺事件が起きます。 元夫を殺したのは靖子とその娘、もっとも最初から殺そうとしたのではなく、はずみでそうなったのです。靖子に仄かな気持ちをもっていた石神が靖子とその娘を庇おうとある工作(トリック)をします。捜査にあたった刑事は、石神の術中にはまります。 そこに同じ大学の同期生であった友人湯川助教授(通称ガリレオ)が絡んできます。筆舌に尽くしがたい興味深い展開。 そしてあっと仰天する結末。靖子を庇おうとした石神の詭計は功を奏するのか?? 完璧なアリバイ、沈着冷静な石神の嫉妬の炎、命がけの純愛の帰結としての犯罪、湯川の理性的な友情・・・。無駄がところ、冗長なところがありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| こんなに目からうろこのトリックは、滅多にない。 「知っていさえすればできる」難しい科学的な知識を使うのでもなく、 「密室」とか「電車」とかありがちなテーマでもなく、 ひとつひとつは、ごくあたりまえのことを積み重ね、その組み合わせで驚くような結果を作り出す。 すごい! と思いました。 また、登場人物が魅力的です。主人公の苦しみや、ヒロインの気持ちは、ごく普通の当たり前に共感できることで、本当によかった。 東野圭吾の本は、たくさん読みましたが、この本は本当に秀逸だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 今までの推理小説にはない独創性とセンセーショナルな結末。 ドラマ版「ガリレオ」を観ていない方はもちろん、すでに映画をご覧になった方も楽しめます。 推理小説を読まない人にもお勧め。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| トリックを知った時鳥肌が立った 小説を月に20冊は読む僕は推理小説を読むとトリックが解る事がある これは全く想像もつかない展開 そして 想像もつかないトリック 東野圭吾には感服 推理小説でもこれ以上に凄い作品はもう出ないだろうと思う | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 映画をみまして、いろんな方から「本もいい!」と伺い、読んだ次第です。 原作を読んでしみじみ、映画は結構原作に忠実だったんだなあ。と思いました。 まあ、映画は柴咲コウがいたので、じゃっかん設定は違いますけど。 草薙が絶対に必要だったので、北村一輝が出てたのはわかりました。 ・・・まあ、やはり品川とか真矢さんは必ずしも必要ではなかったな…というのもわかりました…。 それにしてもガリレオ先生。 本で読むほうが頭よさそうです。 まあ、いったセリフがくっきりと残っているからかもしれませんが。 そして、石神が花岡靖子の涙に吠えたあのシーン。 期待しすぎていたのか、そこは結構普通でした。 それよりも、石神から花岡靖子にあてた手紙。 あそこで涙がふっとでてきました。 終わり方は少し映画のほうが先までやっていましたが、原作の終わり方もとても情感があってよかったと思います。 よかった、と表現するには、とても切ないような悔しいような悲しいような、妙な気分ではありますが…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 「探偵ガリレオ」、「予知夢」と続くガリレオシリーズの第3弾です。 「ガリレオ」に比べ、「予知夢」は少々登場人物に人間味がでてきたのですが、 本作では人間味でまくりです。 特に、孤高(といっても、ちゃんと仕事をしているけれど)の数学者と、 主人公の掛け合いは秀逸。湯川はページ数でいえば6、7割のところで真相に到達していますが、 犯人への気遣いから、それを親友ではあるが刑事の草薙に語ろうとはしません。 この部分のお互いの心理、思考の読み合いはかなり面白いです。 単なる「2人の天才のトリック対推理」というところに終始しないところも良い点です。 というより、前作までのように、トリックの面白さだけで釣るつもりはないと いっているかのような書き振りから見える、筆者の心意気がかっこいいのです。 湯川の、尊敬する人間の考えを尊重する崇高な考え方、思考、行動に胸を打たれました。 こういう人情が絡み合う展開が好みなので、大満足しました!!!! 出所後の2人はどうなるのか、結ばれて欲しいなとついつい妄想を膨らませてしまいます。ぐへへへ。 300ページ以上一気に読みきらせる力のある小説です。密度の濃い良い読書体験ができました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| タイトルと背景、人物設定、トリック、その全てが見事な計算のもとに絡み合っている。ここまで無駄なく完璧に組み立てられた小説は他に知らない。これだけでも、十分すぎる程すばらしいが、その上に、繰り広げられる人間模様との対比がまた深みを持たせている。計算しつくされた、完璧で無機質な流れの中で戸惑う、不完全で有機的な人間心理。まさに傑作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 自分は映画が先でしたが、このラストには参ったをします。 トリックの中身もさることながら タイトルの意味がそこで初めてわかって、「仰天」とはまさにこのことです。 ともかく一度読んでみてください。 描写の甘さとかそんなのを凌駕して その登場人物たちの思いの深さに心を打たれます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| たしかにこれはすばらしいトリックのミステリー小説だ。 だがどんなにトリックが素晴らしくても、それだけではここまで評価されないでしょう。 それだけではない。それに数学の問題、恋愛要素を絡めてくる。 これが面白い。たんなるミステリー小説とは一線を画す。 そしてすべてがつながる。 何回読んでもトリックが明かされる場面では鳥肌が立ちます。 ミステリー、恋愛、数学。すべての設定の意味がわかったときの興奮は忘れられません。 最後の結末もハッピーエンドではないにしろ、これでよかったと思います。 この終わり方は少し「秘密」に近いかな、とも思いました。 この作品は文庫になっています。 容疑者Xの献身 (文春文庫) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 深海よりも深い愛の形を見た気がします。それが、歪んでいようと石神にとっては、正当な愛の形だったのでしょう。でも、悲しいです。すべてを犠牲にしてまでも守らなければならない人。そんな人と出会えただけで幸せだったのでしょう。最後の掟破りのアクロバットトリックには、見事にやられました。完敗。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ストーリー構成や登場人物の心理描写がうまく,ついつい引き込まれて2日で読破してしまった.東野作品のガリレオシリーズは,初挑戦だったが,前作を読んでいなくても,十分に楽しめる内容となっている. 本書のストーリーを一言でいうと,主人公である純粋数学を愛す石神が,純粋な愛を追い求め,犯罪に手を染めてしまうということであろう.数学者・石神の企てた完全犯罪は,論理的には完璧であったが,湯川に一瞬見せた表情により,その完全犯罪の糸がほどけていく.結末の驚きと感動に出逢うため,ぜひ読んでいただきたい作品である. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 高校の数学教師石神の隣人、靖子への純粋な愛情をストーリーの中心に据え、展開していくミステリー。 最後まで我々素人には見破ることのできないトリックはお見事。 何気ない描写までトリックに関係のあるのでは?と読み手に意味を感じさせ、流し読みができない。 書き手ではなくストーリーにはまり込める文章や構成が見事で、作家としての技量の高さはさすが。 素人やにわか作家が書ける作品ではない。プロの作品。 東野圭吾ファンが多いのも頷ける。 登場人物としては、石神と湯川に惚れました。 石神の純愛を読者に納得させるくらいの靖子の魅力がもっと書き込まれていれば 共感度ももっと上がると思う。 けれども作品としては一流です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 石神が靖子に抱いていたのは単純な恋愛感情ではない。 自殺しようとしていた石神は、悲惨な状態から新しい生活に胸を躍らせる母娘の生気に満ちた眼に衝撃を受け、一種神格化するような状態になっていたように思える。現に小説の中でも工藤に対して嫉妬心は抱いていたが、『彼女たちとどうにかなろうという欲望は全くなかった』としているし『崇高』という表現もしている。恋愛感情じゃなく、もっと広い意味での愛。靖子だけじゃなく娘にも向けられているし。まぁ無関係の人間を殺しているので愛と言っていいのかは微妙ですが。 読んだ感想としては、登場人物が嫌な奴ばかりだったなぁということ。 一番は靖子、最低としか言いようが無い。根本的に男を見る目が無いバツ2なのも納得。あの状況下で男に盛るし、娘が不憫でならない。 二番は富樫、まあ言うまでもないベタなクズ野郎。 三番は工藤、妻子がありながらホステスをホテルに誘う。全て相手からどう見られるかを考えての行動。 表現も素直ですらすら読めトリックも面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 推理小説だけどトリックや事件よリも犯人の人を愛する心にびっくりした!!こんなにも人を愛せるのかと思った!!そして愛する人のためにここまで出来るのか…自分自身考えてしまった☆内容の深い作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 面白かった。 休日、躓きもなく6時間ほどで一気に読めた。 まず「献身の犯罪」というテーマが、すでにそれだけで魅力的だ。 内容も、その名に違わぬ展開を持っている。救いがないのも良心的には正しかろう。 核となるトリックは、その周縁を小出しにしつつ読者にある種の確信を抱かせながらも、 叙述トリック風に「確信の盲点」をついており、最後に「そうきたか」と思わせてくれる。 思考を半歩早くエスコートする記述が、水や空気のようにそっけなく、読者を罠にはめていく。 作中で石神がそうしたように、作者もまた読者を手のひらに乗せたのだ。気持ちのいいトリックだ。 読み易く、トリックも上出来で、すでに好ましいビジュアルイメージも出来ている。 『大ヒット映画の原作』『直木賞受賞作』というけっして低くはないハードルを前に置いても、 十分に読者を楽しませてくれる水準の作品であろう。 ただ、これはトリックの快楽に特化したミステリーというジャンル小説の業なのか、 文章が痩せており、表現の面白みや情感の喚起力には物足りなさを感じた。 彼の献身のどうしようもなさだけでなく、その潔さ、美しさ、切なさを、もっと強く描いてほしかった。 本音を言ってしまえば、ボクは本作を、ミステリー小説ではなく、悲劇的な耽美小説として読みたかった。 作者にしたって、それは売りにしたかったことの一つであるはずだ。 だが、それに適うだけの強度や美質は、残念ながら足りていない。 その潜在性を十分に孕んでいたと思えるだけに、惜しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| もちろん、おもしろい! 湯川学のガリレオ・シリーズの短編2冊は、この本のために書かれたような気さえしてしまう。短編にて湯川学(ガリレオ)の優秀さを見せつけ、その湯川学が認める天才・石神、これだけで、ただものではないことが認識される。 色々と意見のある終わり方だが、東野圭吾は「私はこの話の終り方をこのようにしました。次はあなた(読者の皆様)が私の終り方を検証し、それを立証してください。」と問いかけられているような気がしてならない...残念ながら、未だ、私なりの終り方を示すことはできていない...やはり、石神にはかないません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 東野圭吾氏による悲願の直木賞受賞作。 シリーズの主人公「ガリレオ」と、旧友である天才数学者による本格ミステリー。 シリーズものではあるが、本作単体でも楽しめる。 数学者である石神が張り巡らす罠、その罠にまんまとはまる警察。そして常に彼らの一歩先を行く湯川。 湯川は自らの推理に確信を得る度に、旧友を追いつめることを知り葛藤する。 天才物理学者は苦悩に苛まれながらも、核心に迫ろうとする。 「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」的な展開も楽しめ、且つラストではきっちりと驚かされた。 大変読み応えのあるミステリー。 ちなみに私は、本作のタイトルにもある容疑者xの「x」とは、数学の方程式でよく用いられる「変数」であり、求めるべき解のことを意味しているのだろうと、自分なりに勝手に解釈している。 よくこのような気の効いたタイトルを思いつくものだ。ただ敬服の一言に尽きる。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!





