■スポンサードリンク
戦士と誇り高き王女
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
戦士と誇り高き王女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作者の描くヒロインはみな強いんですが、本作のラーレンは抜きん出ていると思う。 武器を使えるとか、武術に長けているとかではなく、自分の寝室から幼い弟とともにさらわれてから2年もの間、奴隷として弟を守りながら生き抜いてきた、その根性には頭が下がります。 一方のヒーロー、メリックは前作でかなり印象悪かったんで(笑)、どうかと思いきや、正義感あふれる堂々たる男でしたね。 しかも、かなり優しい。 なんのかんの言いつつも、ラーレンと弟タビーを愛し、守ろうとする姿には心を打たれました。 女は男の所有物で、何をしても許されるんだ!なんて男尊女卑的発言をを堂々しているくせに、ラーレン以外の女性には目もくれないところも◎。 ヒロインとヒーローの魅力あふれる、素敵な物語でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作「戦士と美しき人質」よりはソフトな感じでしたが、やはりクセのある作品なので、好き嫌いがわかれると思います。 文明化される前の人々は本能のおもむくままに行動し、刺激的ではあるものの、野蛮で男尊女卑的でもありました。 今回のヒーローは前作のヒーローの弟です。 彼は奴隷市場で気になる兄弟をみつけ、二人が引き離されるのを不憫に思い、弟を買い、兄(実はヒロイン)を盗みます。 ヒーローは前作から想像していたより、奴隷の身のヒロインに優しかったと思います。 二人の関係ははじめ欲望中心にみえましたが、だんだんと愛情のある良い夫婦になってよかったです。 後半からはヒロインの隠された出自や故郷の陰謀などに話がうつります。 ヒロインのかたる物語や史実にそった人物像など、話が広がりすぎて、頭がパンクしそうになりました‥‥。 このあたりはエピソードを詰込み過ぎではないでしょうか? 最後のどんでん返しも人間の醜さをみるようで、少しショックでした(あれがなければ、☆☆☆☆に)。 独自のカラーをもったヴァイキングものなので、摂政期やヴィクトリア時代に飽きた方にはいいと思いますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作「戦士と美しき人質」のヒーローの弟が今作のヒーローです。 旅の途中で奴隷市場に立ち寄ったヒーロー。 そこで彼は、痩せ細り、汚い格好をしているのにもかかわらず美しい瞳をしている少年が売られているのを発見します。 保護欲にかられたのか、少年とその弟を助けたヒーローは、鞭で打たれて酷い怪我を負っている少年の治療をしているときに、実は少年が年頃の女性だった事に気付きます。 奴隷なのに気高い心と気品の高さ、そして弟に対する優しさを目にしたヒーローは、彼女にどんどん惹かれていくことに・・・。 この作品は個人的にとてもヒーローがツボでした。 傲慢な態度をとりつつも、とにかくヒロインに対して優しい気遣いを見せます。 傷を治療してくれたり、身体を洗ってくれたり、食べ物を自らの手で食べさせてくれるという特別扱い! 当然ヒロインはすぐに彼に特別な感情を抱くようになります。そして読んでいる私までメロメロに(笑)。 ヒロインも、ヒーローを侮辱するような人間は許さないという強くて献身的な心を持っていて好感が持てます。それだけでなく、自分の傷だらけの身体を彼に見られたくないという乙女心も可愛くていい感じ! 主役二人がかなり好感が持てたということと、ストーリーも前作に比べてアクが強くないので、私は今作の方が好きです。 前作を読んでいない方でもすんなり入れると思いますのでぜひ読んでみてください。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!