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どちらかが彼女を殺した
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どちらかが彼女を殺したの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全129件 21~40 2/7ページ
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加賀恭一郎シリーズ三作目。 究極の「推理」小説という売り文句が設定されていることからも分かるように、前作『眠りの森』とは打って変わった徹底的な推理中心の小説である。 被害者の兄である康正が自らの手で殺人事件の真相を暴くべく、加賀の慧眼をかいくぐりながら二人の容疑者を追い詰めていく。揺らぐことのない復讐心と警察官として得た経験を武器に見事な推理を打ち立てていく康正は、シリーズの中でも類を見ない「強キャラ感」のあるキャラクターといえるだろう。ただ、物語は彼の推理を展開する形で進んでいくため、彼の心に共感できるかどうかで作品の評価が大きく変わってくるとも思う。 見どころはやはりラストシーンだろう。 自殺か、他殺か? 犯人は、男か、女か? 単独犯か、共犯か? 加賀と康正がおのれの推理をぶつけ合って真相に近づいていく姿は、往年のジャンプ作品のようなアツさがある。最後のやり取りもクールで印象的だ。もちろん、巻末に手引きを載せてくれていることから伺えるように、最終的にどちらが妹を殺したのか、その究明は読者の推理にゆだねられるわけなのだが。 あえて手引きを読まずに知り合い同士で議論するのもよし、康正のように一人で考えるのもよし、ササっと解答を見るのもよし。いろいろな味わい方を楽しめる、奥深い作品だ。 | ||||
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個人的には東野圭吾作品の中で最大の名作ではないかと思います。 妹を殺害された康正はそれを自殺に見せかけ自分で犯人を追う。一方でこれは自殺でないと睨む加賀刑事。 康正と加賀刑事が異なるアプローチで犯人を追う。また、康正と加賀刑事の対決は倒叙ミステリの要素も含んで読み応えあり。 しかし、犯人を本編で最後に明かさず、なおかつその種明かしもヒントが著しく少ないために『出来の悪い犯人当てもの』のレッテルを貼られてしまった感があります。 犯人当てで無く、そこへ至るまでのプロセスをじっくり味わって頂きたい名作です。 | ||||
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親友も元恋人もどちらも殺意を持っていて、どちらが殺したかを知ったとしても 兄の気持ちは変わらないよな~と思ってしまった。 もちろん、トリック等は相変わらずの面白さだと思う。 | ||||
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解説を読んでも犯人が自信がない。。。 どちらかが彼女を殺した も同様に何度も読み返しても…笑 | ||||
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楽しめました、東野圭吾さんの作品のファンです。 | ||||
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おなじみの加賀恭一郎シリーズだが、犯行の動機を筋道だてて追う『悪意』 と打って変わって、こちらは読み終わっても犯人が分からず、読者の推理 力を問うという挑戦をされる。加賀シリーズの中では、登場人物が少ない ため、推理を進めていくのはそう難しくない。物語はシンプルでありなが ら、いつもの東野作品通り登場人物の心的な描写もしっかりとしているた め、楽しみながら読み進めることができる。 犯人を特定できないかも?という方には、巻末に袋とじがあり、おおむね 特定できるようなガイドが用意されているので、安心できるだろう。 読者への愉しみの提供か、読者への挑戦か、作者の遊び心か。いずれにし ても良質な推理小説であることは疑いない。 | ||||
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たぶん男の方ですよね?利き手がどうとかややこしいので私は思考停止しましたが 物語は面白かったです。加賀さん良い人で好き。 | ||||
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普段小説など全くと言っていいほど読まない私が、何かのきっかけで手に取ったこの一冊。大正解でした。推理小説としての評価、レベル、完成度はわかりませんが、単純に読んでいて引き込まれる作品でした。とくに、主人公と刑事の居酒屋でのシーン、何度も読み返しては、そのシーンを想像してのめりこんでいます。自分は、人生で小説を読んだ冊数10冊以下の文芸音痴ですが、単純に、率直に、面白い小説だと感じました。 | ||||
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作者の小説は読みやすく、引き込まれやすい。 あまり読書の経験が少ない私にも、一気に感情移入してしまいました。 内容も題名の通り「どちらかが・・・」であるのに、二転三転、四転五転で鬼気迫る ものがありました。 20世紀に書かれた小説であるにもかかわらず、しっかり引き込まれてしまいました。 ぐったりです・・・。 | ||||
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地元出ます 二択で簡単です 推理小説のセオリーがきちんと守られてるので好きです | ||||
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構築された物語を楽しめるミステリー 読み返すとあちこちに伏線が張られている事に気づく 技巧的ではあるけれど、おおっと驚かされる完成度の高い小説でした | ||||
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登場人物自体少ないが、容疑者は2人だけ。推理に必要な手掛かりは全て与えられ、読者に真犯人を考えさせる古典的本格ミステリの手法で書かれているが、作品中では真犯人が明かされないと言う前代未聞の挑戦的な作り。2人しか容疑者がいないので、読者も純粋な推理によって真犯人が割り出せる筈と言う計算だろうが、まともに推理したためしのない私のようなミステリファンには敷居が高過ぎた。名探偵が推理を披露するのを読んでなるほどと感心し納得する読者なのである。この作品の世評を見る限り、まともに推理を試みている人が多くて意外に思ったくらいだ。だがほとんどの人は真犯人を自力で当てるのに挫折するか、あるいは確信が持てずにいるようなので、この趣向は失敗しているのではなかろうか。 意欲的な趣向であり、又読み易く名探偵加賀と犠牲者の兄が推理合戦を繰り広げる面白さもあって飽きさせないのはさすがの筆力と思った。だが私には難し過ぎる推理部分は置くとして、全体に無理な作りなのは非常に気になる。警察の捜査に任せれば良いのに、私怨を晴らそうと対立してしまう被害者の兄がまず不自然。犯行動機も納得し難いし、殺害をためらった挙句やたらドタバタと行動している真犯人も読者の推理を混乱させるため動かしているようにしか読めなかった。せっかくの新趣向だったのに残念。 | ||||
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新鮮で初々しい気持ちで読み進めることができました。切なさ、やるせなさなどの感情を実感しました。 | ||||
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『私が彼を殺した』の方を先に読み、そちらでは「推理の手引き」を読んでも犯人がわからず、ネットでネタバレ検索をしてようやく理解できたので、本作品は最初からかなり注意深く読んだ。それにも拘わらず、本編だけでは、加賀が他殺であると判断した根拠に確信を持てずじまいで、「推理の手引き」まで読んでようやくある程度の確信を持ったが、やはり、ネットでの確認が必要であった。 「推理の手引き」を読むと、文庫版では親本からカットされた箇所が一つあり、難易度が増しているとのこと。 タイトルどおり、容疑者が二人だけに絞られたシンプルなフーダニットの作品。被害者の兄の和泉康正が地元警察の捜査に委ねずに、証拠を一部隠ぺいして自殺と見せかけ、自ら調査して、犯人を追求する話。事件を取り巻く状況は凝っているし、最後に関係者が集まってからの訊問による二転三転も面白い。しかし、容疑者の供述に嘘が多くてわかりにくいし、犯人特定の条件となった○○○は根拠として弱いのが難点。 | ||||
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最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。@まあ、加賀はなんてイヤーな男なんだ。シリーズ一挙買いしたんで、この加賀としばらくお付き合いしなきゃいけません。これは試練なのでは・・・。 | ||||
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私は単純に、『犯人は絶叫した。犯人でない方も悲鳴をあげた』って描写から犯人が男で、そうでない方が女かと思ったのですが、最後の袋とじ(これにもはっきりとは書いてないのですが)を読むと、容疑者の一人である弓場佳代子は本来は左利き(らしい)のに、殺された女性も左利きであることを知らずに、わざわざ自殺に見せかけて睡眠薬を右利きと同じ破り方で破ったように書かれているので、やっぱり犯人は女性なのでしょうか?? どなたか頭のよい方、私へのコメ欄でよいので犯人とトリックを教えていただけないでしょうか?気になって仕方がないのでお願いいたします。 | ||||
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真実を受け入れたい、でも、信じたくない、だから、自らの手で終幕を引くために工作を謀る。 復讐に画策するうち、真相が明るみになるにつれ、単なる自己満足に躍起になっていたことを知る。 人は変わるもの。 いや、変わらなければ、生きれなかった。 う思いたい。 悪魔に魂を売ったあの日、運命を書き換えた堕天使と、自我を取り戻した女。 | ||||
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スッキリしませんでした、この手は苦手です。東野シリーズではこんな推理系がもう一冊あるようですね。 | ||||
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東野圭吾ファンなので。 ドキドキワクワクの1冊でした。 オススメ! | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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