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どちらかが彼女を殺した
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どちらかが彼女を殺したの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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おもしろくはあったけれど消化不良です 自分で犯人を当てたいわけではないので 最後まで犯人の名前が出ない結末は好みではなかったです 好みの別れる1冊です | ||||
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最後の最期で、真犯人の名が分からず、欲求不満に陥る。読者を楽しませる趣向だろうが、読み終わってもすっきりとしない。推理小説にとって一つの試みと思われるが、読者を優先するならば、真犯人はしっかり明かすべきだと思う。途中どんなにストーリーが面白かろうが、その内容が飛んでしまう。 | ||||
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普通でした。 | ||||
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いや、お兄さん、加賀ともう一回飲みたいとか言ってる場合すか? あなたの行為は証拠隠滅罪、脅迫罪、逮捕監禁罪を構成しています。素人目にも。謎解き以前に気になってしまいました。それがお咎めなしというのは、ひょっとして筆者は、加賀恭一郎といえども身内には甘いという警察批判を意図されているのでしょうか笑笑。加賀しか知らないお兄さんの犯罪は、被疑者の取り調べで必ず露見しますよね。お兄さんは逮捕、起訴され、懲戒免職です。あ、諭旨免職で勘弁してもらえるかな。身内に甘い警察だから。 | ||||
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読みやすくてほぼ1日で読んだのですが。結論は巻末の袋とじを開けるのかな?終盤にかけて少々編集の色が。文庫化の際の編集だとか否かと。少々消化不良気味です。 | ||||
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親友も元恋人もどちらも殺意を持っていて、どちらが殺したかを知ったとしても 兄の気持ちは変わらないよな~と思ってしまった。 もちろん、トリック等は相変わらずの面白さだと思う。 | ||||
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登場人物自体少ないが、容疑者は2人だけ。推理に必要な手掛かりは全て与えられ、読者に真犯人を考えさせる古典的本格ミステリの手法で書かれているが、作品中では真犯人が明かされないと言う前代未聞の挑戦的な作り。2人しか容疑者がいないので、読者も純粋な推理によって真犯人が割り出せる筈と言う計算だろうが、まともに推理したためしのない私のようなミステリファンには敷居が高過ぎた。名探偵が推理を披露するのを読んでなるほどと感心し納得する読者なのである。この作品の世評を見る限り、まともに推理を試みている人が多くて意外に思ったくらいだ。だがほとんどの人は真犯人を自力で当てるのに挫折するか、あるいは確信が持てずにいるようなので、この趣向は失敗しているのではなかろうか。 意欲的な趣向であり、又読み易く名探偵加賀と犠牲者の兄が推理合戦を繰り広げる面白さもあって飽きさせないのはさすがの筆力と思った。だが私には難し過ぎる推理部分は置くとして、全体に無理な作りなのは非常に気になる。警察の捜査に任せれば良いのに、私怨を晴らそうと対立してしまう被害者の兄がまず不自然。犯行動機も納得し難いし、殺害をためらった挙句やたらドタバタと行動している真犯人も読者の推理を混乱させるため動かしているようにしか読めなかった。せっかくの新趣向だったのに残念。 | ||||
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『私が彼を殺した』の方を先に読み、そちらでは「推理の手引き」を読んでも犯人がわからず、ネットでネタバレ検索をしてようやく理解できたので、本作品は最初からかなり注意深く読んだ。それにも拘わらず、本編だけでは、加賀が他殺であると判断した根拠に確信を持てずじまいで、「推理の手引き」まで読んでようやくある程度の確信を持ったが、やはり、ネットでの確認が必要であった。 「推理の手引き」を読むと、文庫版では親本からカットされた箇所が一つあり、難易度が増しているとのこと。 タイトルどおり、容疑者が二人だけに絞られたシンプルなフーダニットの作品。被害者の兄の和泉康正が地元警察の捜査に委ねずに、証拠を一部隠ぺいして自殺と見せかけ、自ら調査して、犯人を追求する話。事件を取り巻く状況は凝っているし、最後に関係者が集まってからの訊問による二転三転も面白い。しかし、容疑者の供述に嘘が多くてわかりにくいし、犯人特定の条件となった○○○は根拠として弱いのが難点。 | ||||
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最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。@まあ、加賀はなんてイヤーな男なんだ。シリーズ一挙買いしたんで、この加賀としばらくお付き合いしなきゃいけません。これは試練なのでは・・・。 | ||||
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私は単純に、『犯人は絶叫した。犯人でない方も悲鳴をあげた』って描写から犯人が男で、そうでない方が女かと思ったのですが、最後の袋とじ(これにもはっきりとは書いてないのですが)を読むと、容疑者の一人である弓場佳代子は本来は左利き(らしい)のに、殺された女性も左利きであることを知らずに、わざわざ自殺に見せかけて睡眠薬を右利きと同じ破り方で破ったように書かれているので、やっぱり犯人は女性なのでしょうか?? どなたか頭のよい方、私へのコメ欄でよいので犯人とトリックを教えていただけないでしょうか?気になって仕方がないのでお願いいたします。 | ||||
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なんかすごく評判がいいけど・・・ ごめん、面白くなかった ミステリのためのミステリっていうか なんか無理があるというか。 東野さんにもはずれがあるんだなーって感じ。 まあ、たんに私が面白く感じなかったってだけの話なんですけどね(笑) | ||||
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うーん…批評しがたい難しい作品ですな。 とっかかりの部分での違和感は他作品と比べて拭えない部分はあるが、 最後の畳み掛けるところは非常に熱くハラハラドキドキした。 最後に犯人を明示せず、読者に論理的推理力をゆだねたのはモヤモヤしたけど、うれしかった。 次は「私が彼を殺した」に挑戦したい。 | ||||
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被害者の兄・康正と加賀刑事の掛け合いが面白かったです。 警察を欺きつつ真相を追う康正と、それを不審に思い探る加賀刑事。 この二人はどちらも「どちらかが」には含まれませんが、一種の容疑者と探偵のような関係で描かれながら 時に協力し、信頼関係をも築いていく展開は、人間ドラマとしても、なかなか良く出来ていました。 二人が徐々に事件を解明していく流れも、ストレスに感じるような文もなく、すっきりと読み易く纏められています。 ここまでは正直、100点に近い感想をもって読んでいました。 しかし、この作品の売りである、読者が推理する推理小説という部分は、残念ながら上手く機能していません。 嘘の証言や偽装工作を核に展開する物語でありながら、真相に関するヒントだけが、全て真実である事が前提になっているように思えます。 アリバイトリックの穴を見つけるとか、物的証拠を見つけるとか、確信を持てるヒントを期待して探し回りましたが 観念して解説を見たときは、心底がっかりしました。 〇〇だから犯人は△△、しかし、〇〇が嘘や偽装でない根拠はなく、偶然の可能性も排除されていません。 最後の頁、最後の一文字まで、文章自体の感想は最高でしたが、頼りないうえにありきたりな真相を知り、最低に近いところまで叩き落とされました。 そういった意味では、稀有な小説でありました。 推理する推理小説、この点に強く惹かれて購入したものですから 証言の真偽や、証拠品の持つ意味なんかについて、深く考えながら読みましたが その辺りの謎を解くのは、どうやら康正と加賀刑事の仕事だったようで 最終章でポンポンっと解決してくれて、拍子抜けしました。 読者に残された推理する余地といえば、文章のどこかで作者が「コイツが犯人だよ…」と呟く声を探すようなもので、間違い探しゲームのよう。 ストーリーや人物描写には、なんら不満はないのに、売りの筈の推理部分が残念な出来でした。 | ||||
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推理レベルはそんなに高くない。初心者でも気付くレベル。 故に東野さんにしてはちょっと物足りなさを感じます。 これが無名の作家さんだったら満点を上げているだろう。 他にもたくさん素晴らしい作品があるので、どうしてもハードルを上げてしまう。 才能豊かな作家さんだからこそ期待してしまう。 でも加賀シリーズはやっぱりいいですね。 | ||||
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東野圭吾さんの本はこれまでにも数多く読んできましたが、加賀恭一郎シリーズを ここ最近になって全て読んでみようと思い立ち、3冊目が今作でした。 犯人が最後まで明かされないという部分と、袋とじで解説が付いている (解説でもハッキリとは犯人を明かしていない)という部分は新しい試みで、 こういったタイプの小説を読んだことのない私にとっては新鮮でした。 しかし、他の方のレビューにもありましたが、加賀刑事がほとんど活躍しません。 ある意味では活躍してるんでしょうけど、こちらの期待しているほどではありませんね。 この作品は作品名にある通り「“どちらが彼女を殺した”のかを、読者に推理させる」ことが メインテーマである為、最終着地点までの「導きのストーリー」であると感じました。 その為か、登場人物はあまり魅力的に描かれてはいません。 謎解きを楽しむという点ではオススメですが、東野圭吾の書く物語を楽しみたいという方にとっては 少し物足りないものを感じるのではないでしょうか。 私もその一人ですが。。。 ただ、謎解き小説として、読み返してみたくなる作品であることは確かだと思います。 | ||||
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謎解きとして傑作というレビューが多いですが、期待すると損した気分になると思います。 解説を読んでもネットで犯人を調べても、根拠とする決め手に全く納得できません。 偶然の可能性も多分に残りますし、犯人であれば見せかける為に細工している可能性も否定できません。 兄貴と加賀刑事のやり取りが好きだったので、その点は面白かったです。 | ||||
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読み始めたから一応最後まで読んだという感じ。それなりに楽しめましたが、のめり込むほどではなかった。どちらが犯人か私は確信を持てなかったので、ネットで調べました。文庫版は単行本より難しくなっていたようですね。まあ、軽く頭の運動をしたい時などには良いと思いますが。 | ||||
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シンプルな推理小説である。容疑者は二人。ある女性が殺され、その親友と元恋人が容疑者となる。男と女。どちらにも動機はある。そして、犯人を見つける手がかりとなる物証も提示される。真犯人はどちらか。 私はこの本を読んで、アガサ・クリスティーの「ひらいたトランプ」を思い出した。おなじみ、名探偵エルキュール・ポアロが活躍する。ある部屋で、一人の男が殺される。容疑者はたった4人。トランプのブリッジをやっていた人々が容疑者となる。ポアロは、そのブリッジの記録を見て、その進行の仕方から人々の心理を読み、見事に真犯人を見つけ出す。状況や推理の仕方は違うが、的確で論理的な推理によって読者が真犯人にたどり着けるという点では共通するものがある。また、「ひらいたトランプ」で容疑者を少なくしたのは、読者に対する挑戦だと思われる。ずばりと真犯人を当ててみろと。 驚いたことに、この小説では最後まで犯人の名は明かされない。推理のためのヒントは巻末にあるが、それがなければ犯人を当てることは難しいだろう。上質のフーダニットと言える。 | ||||
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主要人物はたったの5人。 容疑者はそのうちの2人。 今まで読んだ推理小説と異なるのは 読み終わっても誰が犯人かは明かされないこと。 読者は挑戦をされているのです!そう思うとワクワクしました。袋とじ部分に謎を解く鍵(ヒント以上のもの)があるんだけど、絶対、袋とじの解説読まないで答えてやるぅ!って思ってしまいます。確かに、犯人を推理する手がかりは文中にある。自ずと細部まで忘れまいと真剣になってしまいます。推理するのが好きな人には是非読んでもらいたいっ。 そして、、読み終わってみると、最後のほうにあったある一文の隠された意味に驚愕しました。 | ||||
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決して面白くないわけではなかったのですが、どこかスッキリしなかったです。 スッキリしなくても「良かった」「面白かった」と思える作品は少ないですが、本作品に関して言うとそうではありませんでした。 東野作品が好きでよく読む人は読むべきだと思いますが、そうではなくて「面白い推理小説を探している」という人にはあまりお勧めしないです。 | ||||
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