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愛しの座敷わらし
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愛しの座敷わらしの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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面白くなくはないんだけれども、単調でおっと思わせる展開がなく飽きが来てしまった。 | ||||
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通勤時間帯に読むには最適でした。 list priceだったら、星2つだったかな。 | ||||
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映画化で話題になっていたので原作を読んでみました。 (映画を観た訳ではありません。) まぁまぁ、荻原ワールド全開の作品ですね。 人物設定もストーリーも。 タイトルでも書いていますが、落ちが想像通りなので、読み終わった後の満足感 がイマイチ物足りないように思います。 (落ちにヒネリを…「星に願いを」と語呂が良かったので…) どの部分が盛り上がりどころかもよくわからず、言えば、ちょっと全体的に平坦 に過ぎるのかなと思います。 なかなか皆さんの評価は高いようですが、荻原作品としては平均点といったところ ではないでしょうか。 | ||||
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ドタバタ・コメディからサスペンス、人情物まで幅広い作風を持つ作者の作品を私は愛好しているのだが、本作は中途半端な印象。最近読んだ「月の上の観覧車」の人生観・洞察の深さに比べ求心力を欠いている様に思えた。東北の支社に左遷されたサラリーマン晃一を主人公とした、「家族の再生」をテーマにした一種のファンタジーなのだが、ファンタジーだとしても掘り下げが甘い感がある。物語は晃一の強引な意志で田園内の大きな古屋敷を賃貸する所から始まる。舞台を東北にしたのは「遠野物語」の影響か。 晃一を初めとして、妻の史子、中学生の梓美、小学生の智也、母の澄代の各々の独白が交互に挟まる形で物語が構成される。私は、「神様からひと言」の様なサラリーマンの悲哀に、「家長」としての苦悩をプラスした晃一の奮戦振りを中心に描いた物と勝手に予想していたのだが、それは勘違いで、家族の悩みが等分に扱われている。しかも、"座敷わらし"との関係からか智也の独白部分が多い("座敷わらし"と触れ合うのも智也が最初)。このため、物語が懊悩とは程遠い児童文学的なものになっている。第一、元々家族(全員が好人物)が抱えている悩みが平凡な物で、ワザワザ「再生」する必要性に乏しい。それなら、いっそ純粋な児童向けファンタジーにしてしまえば良かったと思うのだが、作者は飽くまで「家族の再生」に拘っている。それにしては、当初は堅固に思えた晃一の意志が薄弱で、"座敷わらし"の存在のおかげで、やっと「再生」が果たせるとあってはチグハグ感が否めない。「"座敷わらし"を見られるのは子供のようなキレイな心を持った人だけ」という作中の言葉が光っている。晃一(最後に"座敷わらし"を見る事になる)が単なる狂言回し役に見えると言ったら少し大げさか。 作者特有のユーモア溢れた語り口の巧みさで安心して読める作品に仕上がっているし、最後に家族の各々が勇気・信念を持つ事の大切さを身を持って知る辺りは作者の真骨頂とも言えるが、上述のチグハグ感を拭い去るには到らなかった。 | ||||
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正直、前半はちょっとつらいものがありました。 どうにも定期的にやってくる「おもしろく書きました」的な表現が またか・・・と思わせ、その繰り返しにさほどおもしろくも感じないのによく繰り返すねと、ちょっと挫折しかかりましたが、 話が座敷わらしの悲しい真実を描く当たりからはずんずんと心に染み入ってきました。 読み始めの頃と読み終わった後では かなり評価に差が出る不思議な作品でした。 | ||||
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父方の婆、父、母、姉、弟の5人家族が田舎に住みつく話 そこに座敷わらしが加わる 注意、この小説の座敷わらしの、存在はひよひよしたものです 劇団四季のユタの不思議仲間のように活発ではありません | ||||
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47歳課長職での地方支店への異動を命じられた晃一は,会社の中の主流から外れつつある。妻:史子は,頼りない夫に辟易している。長女:梓美は学校の友人から仲間はずれにされている。長男:智也は小児ぜんそくを小さいときに患っていて,いつまでも子供扱いする親たちに抵抗がある。祖母の澄代は夫に先立たれて以来,人生に張りがない。この5人が引っ越すことになったのが,ど田舎の築100年を超す大きな一軒家であった・・・ 夫の思いつきで引っ越してきた田舎の一軒家に引っ越してきたバラバラの家族が,自然とその地方伝来の座敷わらしによって絆を取り戻していく物語。内容的にはほのぼのとしていて,読みやすく話もさくさくと進んでいくのであるが,どうも座敷わらしの存在が中途半端であったような気がしてならない。しかし,話の内容はおもしろく,最後のほうの夫婦の会話などはありきたりではあるが,ぐっとくるものもあった。 | ||||
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荻原さんの作品は、ほとんど全部読んでいます。まあ、読みやすいのは当たり前として今回は、う〜ん・・と思いました。作品に漂う家族のほのぼのとした雰囲気や、一人一人が自分を見直して頑張っていく姿は、読んでいて非常に面白かったです。でも、全体の物語としてはイマイチかな〜と思ってしまいます。この本を読む前に「座敷わらしを通じて家族が絆を取り戻していく物語」という説明を読んだのですが、ほんとにそのまんまでした。それ以上でも以下でもない。この一文で最初から最後まで内容が表せてしまう物語はちょっとどうなのかなぁ・・と思いました。 | ||||
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荻原さんは大好きな作家ですので、あえて辛口コメントを 「文庫で、よかったかも???」 文庫発売まで待ちきれず、発売即、買ってしまった。 「さて、今回の荻原節、何処まで笑わせてくれるのであろうか???」と、 Nnnnn―、「想定内の、ほんわか家族愛!」ってところでしょうか? 最後の1行、やはり期待を裏切らず、思ったとおりで安心END。満足、満足! ■お薦め度:★★★☆☆(普通の著者本より確かに面白いのですが・・・) | ||||
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