ありふれた祈り

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評判

ありふれた祈りの評価:

4.34/5点 レビュー 35件。 B ランク

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平均点4.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 41〜46 3/3ページ
No.6
(4pt)

そして 少年は 大人になる

冒頭から「当たり」の予感。
私にとっては、もうひとつの『スタンド・バイ・ミー』。

しかし、罪悪感ほど主観的なものはありませんね。
善人にしかない感性?

もうひとつ食い足りないところもありますが、誠実で魅力的な作品でした。
ありふれた祈り Amazon書評・レビュー: ありふれた祈りより
4150018901
No.5
(5pt)

久々の名作

素晴らしい作品。40年前のミネソタの片田舎で起きたひと夏の出来事を叙情豊かに謳いあげている。14年度の翻訳ミステリが不作だったのであまり期待していなかったが、良い方に裏切られた。週刊文春と日経夕刊での評価が高かったので悪くはないと思っていたがこれほどとは。物語は私の好きなトマス・クック調で展開され、終盤のどんでん返しも秀逸で、エピローグが深い余韻を残している。訳も良い、読み出したら止まらない。多くの人にお勧めしたい一冊です。今年のベスト級だと思います。
ありふれた祈り Amazon書評・レビュー: ありふれた祈りより
4150018901
No.4
(5pt)

原点に戻れる作品

美しくおおらかなミネソタの自然を背景に 、家族の絆と少年の 成長の苦しみを描いている。
そこには古き良き時代の濃密な人間関係があり、たくさんの大人が見守る中で、少年たちは成長する。
現代社会が失ってしまった大切なものを思いださせてくれた。ミステリーというより、ヒューマンドラマとして心に残る作品となった。
ありふれた祈り Amazon書評・レビュー: ありふれた祈りより
4150018901
No.3
(5pt)

ずっしりとくる面白本です。ミステリー好きに僭越ながら、強くお勧めします。

主人公はミネソタの小さな町の牧師さんの13歳のガキとその弟。
話はキングの[スタンド・バイ・ミー]風に始まり、プロローグの2~3ページを読んだだけで、もう
ページをめくる手がとまらなくなり、ジョン・ハート[川は静かに流れ]を彷彿とさせる展開に、後は身を任せるだけ。
ありがちながらも、重たい最後のどんでん返し三連発にヘトヘト。ガキと侮っていた二人に敬意すら表したくなったのは
作者の手腕!
ここまで盛り上げるかっ?クルーガーて、こんなうまい作家だったかっ?エピローグが、本当に利いてる。
読後の余韻のまま後書きを読んでいると、そういえばクルーガーの定番<オコナー>より単品の[月下の狙撃者]の
方が印象深かった~とか余計な感想まで....
<週刊文集>の評価が高かったので、読んでみたのだが、祝日一日で読み切りの外れなしだった。
好き嫌いはあるのだろうが、私的には<読み逃さない方が好いですよ>と言いたい一作。
ありふれた祈り Amazon書評・レビュー: ありふれた祈りより
4150018901
No.2
(4pt)

主人公の「語り」が味わい深い

約50年前のミネソタ州の田舎町で起こったいくつかの悲劇について、主人公の少年時代の思い出の「語り」として物語が進んでいきます。
主人公は、その田舎町の教会を司る牧師の息子であり、主人公の家族も悲劇に見舞われます。
 
主人公の「語り」は淡々としつつも、少年ならではの多感さ、そして苦悩が良く現れており、非常に味わいがあります。
ストーリーに派手さはありませんが、家族、友人、近親、そして小さい同じコミュニティで生活する人々の微妙な心の揺れ動き、その積み重なりが、作中の悲劇の背景や、主人公の家族の絆、人間関係の源として巧みに描かれています。

そして、人間の心理の揺れ動きにあわせるかのような、なかなか読みきれないストーリーの展開に、「主人公の家族や、町の人々にどのような運命が待ち受けているのか」と、どんどんと引き込まれていきました。

それぞれの登場人物の描かれ方も、丁寧で、特徴が豊かで良かったと思います。主人公に対して発する言葉、そして、主人公による、登場人物それぞれに対する心情の洞察から、登場人物の言動や機微が非常に良く伝わってきました。
 
また、終盤に描かれる主人公や登場人物たちの近況も、悲劇を乗り越えた後の後日談として、ほんのわずかな「救い」が味わいを添えていて良かったと思います。
 
ありふれた祈り Amazon書評・レビュー: ありふれた祈りより
4151823514
No.1
(4pt)

主人公の「語り」が味わい深い

約50年前のミネソタ州の田舎町で起こったいくつかの悲劇について、主人公の少年時代の思い出の「語り」として物語が進んでいきます。
主人公は、その田舎町の教会を司る牧師の息子であり、主人公の家族も悲劇に見舞われます。
 
主人公の「語り」は淡々としつつも、少年ならではの多感さ、そして苦悩が良く現れており、非常に味わいがあります。
ストーリーに派手さはありませんが、家族、友人、近親、そして小さい同じコミュニティで生活する人々の微妙な心の揺れ動き、その積み重なりが、作中の悲劇の背景や、主人公の家族の絆、人間関係の源として巧みに描かれています。

そして、人間の心理の揺れ動きにあわせるかのような、なかなか読みきれないストーリーの展開に、「主人公の家族や、町の人々にどのような運命が待ち受けているのか」と、どんどんと引き込まれていきました。

それぞれの登場人物の描かれ方も、丁寧で、特徴が豊かで良かったと思います。主人公に対して発する言葉、そして、主人公による、登場人物それぞれに対する心情の洞察から、登場人物の言動や機微が非常に良く伝わってきました。
 
また、終盤に描かれる主人公や登場人物たちの近況も、悲劇を乗り越えた後の後日談として、ほんのわずかな「救い」が味わいを添えていて良かったと思います。
ありふれた祈り Amazon書評・レビュー: ありふれた祈りより
4150018901