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噂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全125件 61~80 4/7ページ
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アマゾンのレビューで「ラストが衝撃」とあったのですが、本当に衝撃でした。 伏線にこんなに驚いたのは、もしかしたら初めてかもしれないくらい。 人の噂(口コミ)を利用し、新商品をプロモーションしていたら、その噂通りの殺人事件が起こった。 と、簡単にあらすじを書けばこれです。いや、実際に終盤までその話だと思ってました。本気で。 犯人が暴かれて、ほっと一息、あとはタラタラと終わる話に目を通して終わりだと、肩の力を抜いてペラペラとページを捲っていた分、 最後の爆弾にはすぐには気づきませんでした。 あれ?・・・・あ、あれ?という感じで、ジワジワと違和感が溢れてきて、気づいた時にはぞわあああと鳥肌が立つような興奮で、何度も何度も同じ個所を読み直し。ページも戻して読み直し。そしてまた興奮。 ミステリーではいろいろな伏線が張られ、その違和感を見つけながら読むという楽しみがありますが、 個人的にここまで違和感を感じさせない伏線もないのではないかと思いました。その分、頭にガーン!と金タライが落ちてくるような衝撃があります。 この作品は本当に面白かったです。オススメです。 | ||||
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サイコサスペンスではあるが、なかなか骨太のタッチで犯罪とその背景をたくみに描いていく。渋谷の間で伝わる「レインマン」 の噂。広告会社が香水のプロモーション用に流した嘘ではあるが、やがて本当の犯罪に結びついていく。犯人も意外、 さらに最後の2ページではドンデン返しを思わせる意外な犯人たちが出てくる。ここら辺の理解がやや難しく、西崎との 関係も分かりにくい。面白い作品だけにもう少し分かりやすくして欲しかった。 | ||||
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萩原浩さんの本はどれも面白いです。 全部読みたいので、少しずつ買ってます。 送料がかからないので、助かります(*^o^*) | ||||
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最近どんでん返しのミステリを読むのが好きで手にしました。 内容も面白く、読みやすい文章。 小暮に感情移入をしながら、ほのぼのと感じる家庭の描写、 年下上司との関係性にほっこりしました。 こうあってくれるな!と思っていた事件の結末は納得のいく、私を安心させてくれる結末になりました・・・ 最後の一行を読むまでは。 この後の小暮には何が待っているのだろうかと頭の中で勝手に物語が進んでいきます。 面白かったのですが、なんだか切なくなりました。 でも、読んで損はない作品だと思います! | ||||
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萩原作品、初めて読みました。 ミステリーとして純粋に楽しめました。 噂の真相って内容は別にして、噂がビジネスにつながるってあるなことも勉強になりました。 時代を反映している衝撃のラスト1行。 衝撃かどうかは読み手次第ですね。 自分は予想できてしまったので、やっぱりそうきたか、でした。 これは社会派ミステリーのカテゴリーに入ると思っています。 | ||||
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最後1行には本当に驚かされますが、それに至るまでのことが何も説明されないので消化不良な感じがします。確かに動機はありますが、勝手に犯人と決め付けた人間一人を殺し、足首を切断するという犯罪(しかも結果的に人違いの殺人)をするほどの動機かなぁ…というのと、ちょっと遊び感覚で「人違いで殺っちゃったけど、まぁいいか」みたいな感じになっているので、この最後の部分は必要だったのかぁと思ってしまう(女子高生に対する偏見なのか悪意なのか)。 また犯人の犯行があまりに運によりすぎていて、たまたまばれませんでした的なのに(=トリックがあるわけではない)警察がそこに全くたどり着けないっていうのもちょっと無理があるのかと(逆に現実的には警察ってこんなもん?)。 でもそれを差し引いても面白い作品だったと思います。とくに小暮・名島というコンビはすごく好きなキャラです。徐々にお互いに惹かれていく2人をもっと見ていたいです。ぜひこのコンビでの続編を見てみたいなと思います。また実写化(されている?)もされないのかな?と思いますが犯行の手口的にグロすぎるから無理かな…。もし実写化だったら誰がキャスティングされるだろうと考えながら、とても楽しく読むことができました。 | ||||
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人物設定もストーリー仕立てもしっかりしていて,とても読みやすい。宮部みゆきの「火車」と「模倣犯」を思い出した。 このようなエンターテイメントものは,「取り上げられている題材について勉強できる,それについて物知りになれる」という利点があると誠に嬉しいのだが,この要素でも十分に合格。「口コミの力とその動態」「口コミを操作すること」などに,少し詳しくなったようなお得感を得られる。読む価値あり。 最後の1行について,当初,私は読み飛ばしていました。皆さんの書評や本の帯にかなり書かれているのを見て,改めて読み返してみましたが,う〜ん,たぶんこれはここまで書いた後の急な思いつきか,編集者がゴリ押しした変なアイディアか,などと思います。だって,やっぱり変です。作者も今頃後悔しているのでは?? | ||||
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中盤で何となく先行きが読めていたはずなのに 最後の一行ですっかり動転。 思っていた話とは全く違った話として 終わってしまいとっても混乱しています。 凄い展開ですね。 読んだ後のあのなんともいえない寒さは、 なかなか味わえないと思います。 これぞミステリーって感じですね。 | ||||
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神様...から続けて読んだので、作者の幅の広さに驚きました。 昔流行った口裂け女。私って綺麗?って聞かれて、綺麗って答えないと 殺される。口裂け女ってだーれ? そんな基本的な路線で、最後の落ちをつけるのにちょっと無理をしたかなあ。 と言うのが読後感です。 都会は、奇妙奇天烈、考えもつかない魑魅魍魎が住むところ。それでもこんな 人いるのかなあ。ってかんじで、そんなに予想がつかないという訳でもなく、 いつも帯の宣伝文句にだまされている。 しかしながら、作者の一貫した文章で、神様とは全然違ったテイストで、 これだけのしっかりとした構成力。神様...よりも質感は上でした。 期待をこめて、75点かな。 | ||||
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この「噂」のオビの文言は、ネタバレとまでは言わぬものの、この作品に施されたある「仕掛け」に触れている。どんな趣向の作品であれ、それがミステリーであるからには、何らかの仕掛けが施されるのは当然なのだが、それがどのようなものであるかを堂々とオビでうたっているわけである。犯人が誰であるかを明らかにしているわけではないのだから、別にいいではないかという人もいるだろうが、これはなかなか難しい問題だと思う。 たとえば、ある本のオビに「戦慄の一人二役!」「偽証はいかにして覆されたか?」なんて文言が書かれていたとしたら、その時点でほとんどの人がその本を買う気を失くしてしまうと思う。これは極端な例だが、一方で、オビの文言にひかれて本を手にとる人もたくさんいるのは事実。出版社にとっても著者にとってもそれは非常に結構なことには違いないのだろうが、この「噂」の場合、僕は「そこまで書いてしまうのはちょっとどうかな」と思っている。 そんなわけで、オビで要らぬ予備知識を与えられてしまった以上、くだんの「衝撃」はかなり減殺されるのだろうなと予想しつつ読んでみたのだが、やはりそのとおりだった。何がしか、その手の結末が用意されているのだろうと「身構えて」読んでしまうだけに、それは仕方のないことなのだろう。しかし、仮に予備知識なしに読んでいたとしても、果たしてその衝撃がさほどのものであったかどうか。この作品が読者に与えるとされている衝撃は、優れたミステリーを読んだときの衝撃とは質的に違うものだと思う。ミステリーとしての完成度という点で、この作品はいまひとつの感がある。 だがこの作品は、ミステリーというジャンルの枠を超えて、ひとつの物語として読者を惹きつける何かを持っているのは確かだ。例えば温かい親子の情愛が感じられる会話場面などがそうで、読んでいて単純に気持ちがよい。もっともこのあたりに筆者の周到な…いや、これ以上は言うまい。いずれにしても作者の才能は大したものだ。グイグイと読ませる筆力をもっている。くだんの「衝撃」だけがこの作品のすべてではない。それだけに、ネット上の書評などにおいても、その点ばかりが喧伝されるのは困ったものだと思う。 | ||||
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丸二日掛けて読みましたが読み応えのある小説でした。 私は最後まで誰が犯人かわからなかったのですが、真 犯人よりも、何の罪の意識もなくああいうことを平気で しでかしてしまう女子高生たちの方が何倍も怖かった。 確かに十年前ほど渋谷にいた女子高生たちはあんな感じ でしたけど。 また、警察内部の所轄と本庁の確執も興味深かった。 ストーリーは最後までハラハラドキドキで、読者を飽き させない展開は、多少のもたつきも気にならず楽しんで 読めました。まさか、最後にあんなどんでん返しが待って いたとは想像すらでできませんでした。 マイナスイメージの情報はプラスイメージの情報の十倍の スピードで伝わるはその通りだと思います。 「他人の悪口」や「他社の悪口」を意図的に流すことで 相手を再起不能に陥れるやり方は企業でも個人でもあると 思います。 今後、一気に荻原浩ファンになりそうな小説でした。 | ||||
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WOM(Word of Mouth)とは口コミのことです。十数年前、まだ携帯電話が普及していない頃、渋谷駅の掲示板に記載したことが高校生を中心に口コミで広まって流行を生むという話を聞いたことがあります。また、以前から政治家の会話で前後の脈略を無視して、問題発言ぽいところだけを切り取り何度も放送することで政治家を辞職させることはマスコミのよく行う手法ですが、これも一種の口コミでの影響を意識した手法だと思います。それが分かっていながら踊らされているのは人間の弱さなのかもしれません。そんな心理状態を上手く利用したミステリーです。題材も面白いし、それを解決するために走りまわる巡査部長の小暮とエリート女性刑事名島警部補のチームワークも抜群でとても爽やかな感じの本です。 | ||||
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殺人事件が起こり、その犯人を捜す、というミステリなのですが どちらかというと 冴えない中年刑事とバツイチで天然の女性警部補の凸凹コンビの どたばた捜査奮闘記、といったユーモア小説のように感じました。 娘と同じくらいの渋谷のチーマー(?)とのかみ合わない会話に、オジサンの物悲しさがあふれ ポーカーフェイスの容疑者のプライドをつついて本音をこぼさせるベテランの刑事らしさを感じ、 年下の女性上司をさりげにフォローするやさしさについほろりとしたりして。 そんなほんわり小説だと思っていたのにラストはびっくりでした。 年代の違う人がお互いに、お互いを馬鹿にしてしまう怖さ。 「女子高生なんて、個性はないのよ」 「私たちがバカだと思ってるんだよね、おばさん」 その断絶ぶりがこの小説の怖さなんですね。 | ||||
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最後の一行が売りのようだが、正直がっくりきた。 触れ込み通りの衝撃だった。すばらしい仕掛けだと思う。しかし、この終わり方は好みじゃない。 これがやりたかったのか?最後の章は必要なのか? 大団円エンドでいいじゃないか。それで十分だよ。 主人公ペアが好きだ。この作家は働いている人をとても魅力的に描く。 ある種の、理想の大人だ。 それだけに、この終わり方にはがっくりきた。 | ||||
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『衝撃のラスト一行!!』って、ゆうレビューに惹かれて購入しましたが、読んでいくうちに物語が面白すぎて、登場人物たちに感情移入しすぎて、最後にくる衝撃が、怖くなってきました。ほんとにストーリーは一気読みです、結構長いんですが、すぐに読めますし、なにしろ先が気になって読むのを中断できなくなります。そして、話の大筋はグロテスクな殺人で重い割りに、ところどころ笑ってしまうところがあります。ぜんぜん☆5つなくらい面白かったんですが・・・・・あまりにも最後の1行は、衝撃すぎて私には受け入れられません。。。なので☆4つで。。。 | ||||
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「最後の一行に驚愕の結末が」と言う触れ込みを聞き、気になったので読んでみた。 確かに最後の一行には驚かされた。 「やられた!」と思ってしまう結末だったと思う。 しかし、本作で読むべきところは別にあるのではないかと私は思う。 タイトルの「噂」と言う言葉が、いかに協力で恐ろしいかということ。 「人が人を殺す」ということはどういうことなのかということ。 揺るがない強い心を持つことが大事と言うこと。 この小説を「社会派ミステリ」と呼ぶ人はあまりいないとは思う。 だが、私は読んでいるとき、読み終わった後、「この作品は『社会派』なんだ」と思った。 この小説の犯人の俗称「レインマン」は、小説の中の虚構の存在ではない。 これから生まれてくるかもしれないし、もうすでに生まれて社会に溶け込んでいるのかもしれない。 自分はそうならないように、また自分の手で生み出してしまわないようにしなければいけない。 そう、本作を読んで強く感じさせられた。 | ||||
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最近、どんでん返しミステリーにハマっていて 帯の「ラストの1行…」という箇所に引かれた。 書評を見ると、評価もまぁまあの割に賛否両論。 さて、自分はどっちか…。 結果的に、個人的には「否」でした。 何とも言えない、後味の悪さが残ってしまいます。 けれども、公平に物語として見れば 十分に面白く、読んでる最中に噴出しそうになる可笑しみは この作者独特のものなのでしょう。 父娘の会話が凄く楽しく、微笑ましく。 男やもめの刑事の家庭が見えて、サイコミステリーを読んでいる というのを忘れさせてくれるような感じ。 コンビを組んだ名島刑事との、最初の戸惑いが 次第に”チーム”意識が高まって、お互いに認め合うようになる 下りも、わかり易くて読んでいて楽しかった。 ストーリー的には、サイコ野郎が誰なのかなど 全く予想がつかない展開では無かったけれど、やはりこの本は 最後に1行に瞠目すべきことがキーなのだとしたら そういう意味では成功だと思います。 読んでいても、主人公である小暮刑事の姿が目に浮かぶようで、 応援しながら読んでました。 登場人物に、感情移入して読むことが出来るのは やはり魅力があるからだと思います。 こんな風に書ける作者の他の本も、是非読んでみたい。 | ||||
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この最後の一言によって読後感が変わる典型的な作品。 お約束と言えるのは、最後まで読んで、しかも叙述ミステリー に慣れている人の科白。 それでも、このラストは、「やるせなさ」が漂ってて秀逸。 女子高生の描き方がストレートすぎて、現実感が ないのは仕方ないとしても、真相やそれに至る 過程なども十分及第点だろう。 放置された伏線もなく、イイ感じが最後でひっくり返される のがお好みな方にはご満足いただけるはず。 グロ表現も、「ハサミ」「殺戮」よりはマイルドだし。 どんでん返しを気軽に楽しめる入門書ですよ。 | ||||
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新ブランドの香水のプロモーションとして意図的に流された口コミによる不吉な噂。 プロモーション会社によって作られたその噂をまさになぞるかのような猟奇殺人が 東京都内で発生した。妻に先立たれた巡査部長の小暮は、警視庁から出向して き女性警部補の名島とのデコボココンビで捜査に乗り出すのだったが・・・。 本作は、実在するマーケティング手法のworld of mouth、口コミを題材にしたミステ リーだ。いったい誰から、そしてどこから流れ始めたかわからないのが噂というもの の不気味さだが、この小説はそれをうまく作品として表出している。 帯にもあり、また多くの評者が書いているとおり、本作は最後の一行まで気が抜け ない。いや、最後の一行によって今まで読んできた状況が、信じてきた景色が、いっ きに不気味な様相を呈するそれに代わるという仕組みになっている。 そのように、本作は映画でいうとM・ナイトシャマランの作品群に通ずるところがある。 がしかし、その最後の大どんでん返しが「活きる」のも、それまでに構築してきた物語 が豊穣であったからこそ。解説にて茶木則雄も書いているが、仕事に追われながらも 一人娘のことを思ってやまない小暮や、おっさん読者の心をズキュンと射抜くことうけ あいの名島といった魅力的な人物描写によって、500ページ近くあろうと読者のペー ジをめくるスピードを増進させることは間違いない。けして、単なるシャマラン的「終わり よければ」の作品ではないのだ。 そのラストにびくついてもらうために、思わずすすめたくなる一冊だ。 | ||||
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新製品ミリエルを売り出すためには、企画会社がある噂を流す。その噂は、「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね。ミリエルをつけてると狙われないんだって」というものだ。やがて、その噂が現実に起こる。その事件を小暮と名島のコンビが解決する。 ホラーミステリーみたいなものかなと思います。事件自体の犯人はそんなに難しくないかなと思う。事件自体は解決してほっとするかと思ったら、最後の一行は衝撃的でしたね。すぐにどういうことか理解できずに、もう一度周辺を読み直してこういうことかと合点した。小暮と名島のコンビの苦労が報われないのではないかという感じだ。 | ||||
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