■スポンサードリンク
なかよし小鳩組
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
なかよし小鳩組の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
零細企業のユニバーサル広告社が請け負ったのは、暴力団・小鳩組のイメージアップの仕事。暴力団ということで、大っぴらにメディアを使ってのイメージアップは難しいが、主人公の杉山を始めとするユニバーサル広告社はそこをどう乗り切るか。とにかく、登場人物に魅力がある。暴力団の面々も恐いだけではなく、ドジな一面を見せたり、健康の事で悩んだりと、ごく普通の人間らしさを表に出す。そして読みやすい文章と、切れ味鋭いユーモア。何度も笑ってしまった。また、暴力団との仕事だけではなく、そこに別れた妻や娘なども加わり、元・父親としての杉山の難しい立場も描かれる。単に楽しいだけではなく、爽やかで優しい気持ちにもなれる、良作だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ユニバーサル広告社は社長の石井、社員の杉山、村崎、猪熊など個性豊かな人ばかり。暴力団からの仕事の依頼を無事こなせるのか?難問は山積みだ。杉山も、自分個人の悩みを抱えながら奮闘する。「小鳩組」を売り込む最善の方法は?小鳩組の組員に脅されながらの日々。だがラストに杉山は思う。「俺と同じだ。不安と臆病を抱えて生きている者同士だ。」怖そうに見える組員も、実は自分と同じ人間なのだと。人はそれぞれ生きている環境が違う。だがそれぞれの環境の中で、一生懸命に生きていこうとする姿は同じなのだ。ユーモアあふれる作品の中にすてきな人間ドラマをちりばめた、とても楽しい作品だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おもしろいから,ずっと笑わしてくれて泣かしてくれるから,途中で手を離すことができなくなります。荻原浩はストーリーをひねるタイプではなく,ひたすら人物造形を作り込むことで読者を引き込みます。そのさじ加減の高度さといったら,嘆息ものです。結局,朝5時でした。寝たの。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ユーモア小説、なのだそうです。確かに、やくざの「小鳩組」のCIのために奔走する超弱小広告代理店という無茶苦茶な設定。そのこじゃれたセリフ回しには思わず頬が緩みますし、「そんなバカな!」と言わずにはいられない意外な話の展開が続きます。 けれど別れた妻と小学生の娘との交流に、私には泣けました。ラスト、地域のマラソン大会で「お仕事」としては既に所期の目的を果たした後も走り続ける父親と、沿道から無邪気に声援を送る娘。。。 涙腺のゆるい同類の方、油断してかかるとひどい目に会うかも知れませんよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小鳩組はヤクザの組。題名だけでは幼稚園の話と勘違いしてしまう。しかし、初めから終わりまで、ブラックを含むユーモア満載!絶対、損はしない本。ハッキリ言って面白い! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!