■スポンサードリンク
遠い夏、ぼくらは見ていた
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
遠い夏、ぼくらは見ていたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人間の、遠い記憶にまつわる内容。 本当に昔の事って、物事は記憶にあるものの、その詳細はズレていたり、記憶しているはずの結果と、違っていたりする。この物語の様に、15年も経てば尚更。 登場人物5人の、昔の姿・現在の近況など、それぞれの視点で細かく描かれて、話は進んでいきます。テンポとしてはゆっくりな感じもするけど、個人的には結構入り込んでドンドン読み進められたし、最後はどうなるんだろう?と気になりました。 途中から、ある人物がカギなのは、何となく解ってきました。が、終盤は、こうなるんだ!と読後感も良かったです。人間の記憶の不確かさや、同じ場所で同じ時間を過ごしても、当時の感じ方や印象、記憶の差やズレ、面白く読めました。本の厚みにしては、短時間で読め、ドンドン読み進めたくなる内容です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人の記憶は時間の経過とともに劣化する。ほとんどは忘れてしまうし、都合良く改変してしまうこともある。とくに子供時代の記憶はたいてい覚えていない。そんな昔の記憶をたどる犯人捜しのミステリー。原題は「偽憶」。ミステリーといっても謎解きではなく、案外あっさりと犯人はわかってしまう。しかし、その後が意外な展開。許す、あるいは赦すことが、真のテーマかもしれない。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!